【鎌倉殿の13人】47話|政子の「自分の言葉」演説に視聴者衝撃!
【鎌倉殿の13人】47話
大河ドラマ【鎌倉殿の13人】第47話が2022年12月11日に放送されました。
47話は、鎌倉幕府が尼将軍・北条政子の名演説で、京に攻め上がる決断を下します。
しかし政子の「自分の言葉」演説という脚本に視聴者衝撃で…。
今回は【鎌倉殿の13人】47話のあらすじネタバレと感想について。
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【鎌倉殿の13人】47話のあらすじネタバレ
【鎌倉殿の13人】47話のあらすじネタバレです。
後鳥羽上皇の目的
承久元年(1219)7月、鎌倉殿が三寅に決まったことから、源頼茂(井上ミョンジュ)が謀反を起こす。朝廷の象徴である内裏は焼け落ち宝物は燃えてしまう。
後鳥羽上皇(尾上松也)は再建費用を日本中の武士から取り立てることを決める。義時がおそらく従わないから、御家人との間に亀裂が入る。それが後鳥羽上皇の目的だった。
北条義時(小栗旬)は政子(小池栄子)と大江広元(栗原英雄)の支持を得て、後鳥羽上皇の要求を先送りにすることを決断。泰時(坂口健太郎)をはじめ御家人たちが後鳥羽上皇との関係悪化を心配する。
後鳥羽上皇はさらに手を打つ。承久3年5月15日、京都守護の伊賀光季(=義時の妻の兄)を襲撃して、自害させた。これが北条追討ののろしだった。
北条義時の覚悟
数日後、後鳥羽上皇の使者が三浦館に来た。三浦義村(山本耕史)は、義時追討の院宣(いんぜん)をもらう。だが、御家人の一人・長沼宗政(清水伸)も同じ院宣をもらっていた。
使者を取り調べると、後鳥羽上皇は8人に院宣が出していた。それを見て、義時は時房(瀬戸康史)と泰時(坂口健太郎)を呼び…
義時「これは、鎌倉を攻めこむ院宣ではない。私を追討する院宣だ。私のために、鎌倉を戦場にはできない。今後は、お前たちに鎌倉を任せる。」
義時は朝廷と戦をしないために、京へ向かうという。自分の命と引き換えに鎌倉を守るつもりだ。
義時は政子のところに行き、京へ向かうことを告げる。「面白い人生だった」とかっこつける義時。
政子の演説
そして、義時は御家人たちを招集した。
御家人たちが勢ぞろいし、義時は話そうとするが…。
政子が現れた。義時の話を止めて、書状を読み始める…。
政子「頼朝公のおかげで、みなの地位もあがり、土地も増えました。そのご恩は、山よりも高く、海よりも深い…」
しかし政子は読むのをやめた。そして本当のことを言う。
政子「後鳥羽上皇が狙っているのは、鎌倉ではなく義時の首です。鎌倉を守れるなら命は捨てるとこの人はいいました。あなた達のために、犠牲になろうとした。
義時が厳しい態度をとってきたのは鎌倉を守ろうとしてのこと。政子は御家人たちに理解を求める。
政子「ここで、上皇様にしたがって西の言いなりに未来永劫なるのか。坂東武者の世の中を作るのか。今こそ、戦って頼朝さまの恩にこたえる時です。」
政子は上皇の味方につきたいものはそうしてよい、と譲歩した。だが、泰時が「そんな者はここにはいない」と御家人たちに呼びかける。御家人たちは大きな雄たけびをあげた。
こうして鎌倉幕府と朝廷の戦いの火ぶたが切って落とされる。(つづく)
【鎌倉殿の13人】47話の感想
政子の「自分の言葉」演説に視聴者衝撃!
これが北条政子の演説
— ️️️おもち (@omochiomochi916) December 11, 2022
あらかじめ用意していた原稿を捨て、自分の言葉で伝えようとする政子
「ばかにするな」
「そんな卑怯者はこの坂東に一人もいない!」
痺れた!痺れた!同時に泣けた!!
御家人たちと一緒になって私も
「うおおおーーー!!」#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/QXOKcNup3r
#鎌倉殿の13人
— たられば (@tarareba722) December 11, 2022
ああああーーーこれはすごい! そうか、北条政子の論理は「身近な家族を守ること」で一貫している、というシナリオなのか! だからこの大河ではずっと「北条家の仲がいい姿」を描いてきたのか。この演説の動機づけと効果を最大化するために。
教科書とかでは政子が最初に読んでた文章が有名だけど、こうやって『もしも自分の言葉でみんなに呼びかけていたのなら』を見られる大河ドラマは良いな
— 鮪@低浮上 (@5GVgNFsNA9sOizF) December 11, 2022
#鎌倉殿の13人
多くの人が歴史の授業で学んだあの「山よりも高く海よりも深い」の定型を読むと見せかけて、自分の言葉で政子が話し始める意外性、素晴らしかったです!こういうずらしのうまさはコメディが得意な三谷さんならではなのかも。
— テッツー (@love_iegri) December 11, 2022
#鎌倉殿の13人
政子………あの有名な「山よりも高く海よりも…」 の演説を………まさか…途中でやめて自分の言葉で御家人たちを動かして、義時も救うなんて……………なんて脚本だ、なんて脚本だ、なんて脚本なんだ!!!!!!涙が止まらない!!!!!!! #鎌倉殿の13人
— 榛名山(季節性の死にたみ) (@mifamiredo) December 11, 2022
災難に巻き込まれ、担ぎ上げられて、ずっと前に出ようとしなかった北条政子が、家族を守るために尼将軍になって妹を救い、弟を助けるために自分の言葉で御家人達を奮い立たせるの、もうかっこよすぎて。泣いちゃう。美しい。 #鎌倉殿の13人
— まほぴ⛵12/25朗読イベント (@mhpokmt) December 11, 2022
北条政子の名演説を待っていたら、まさか、のちに伝えられている言葉を途中でやめて、自分の言葉で話すとは。意外な展開でした。ネットでも話題でしたね。
政子は朝廷側に「バカにすんな!」と憤ったり、義時が上皇に命を差し出すことを明かしつつ、これまで義時が恨みを買った行動に対しては「この人は生真面目なんです」とフォローし、「このままでいいんですか?」と御家人たちに呼びかけます。
我々のボス、執権がバカにされて、黙っていられるわけはありませんよね。
そして、鎌倉が一致団結になりました。
政子は前回、妹の命を救って、今回は弟の命をも救いました。兄妹、姉弟の愛に泣かされます。
さあ。次回は最終回。義時らの雄姿を見届けましょう♪
当記事画像出典:NHK
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