【はぐれ刑事三世】のネタバレと感想!原田泰造×内田理央で続編も!?
スペシャルドラマ【はぐれ刑事三世】のネタバレと感想!
伝説の“はぐれ刑事”の三世は原田泰造さん!
方向音痴だけど実は敏腕な浦安(原田泰造)が仁城華子(内田理央)とタッグを組み殺人事件に挑みます。
被害者はベンチャー企業の副社長!
容疑者たちのアリバイが次々と証明され事件は暗礁に乗り上げて……。
犯人は誰?新キャラ・浦安に大注目!
2020年10月15日放送・テレビ朝日【はぐれ刑事三世】のネタバレと感想を紹介します。
【はぐれ刑事三世】のネタバレ
【はぐれ刑事三世】のネタバレを紹介します。
回想
少年が学校から帰ると父と母が死んでいた。
「起きて、お母さん、お父さん」
少年は叫ぶ……。
方向音痴のはぐれ刑事三世(原田泰造)
刺殺事件が発生。
被害者はITベンチャー『ロマンティック製作所』副社長の浦賀有美(松岡依都美)。
警視庁捜査一課河辺班の仁城華子(内田理央)らが現場検証に。
班長の河辺(立川談春)が到着するが、浦安吉之(原田泰造)がいない。
浦安は方向音痴と名前がはぐれ刑事と似ていることから“はぐれ刑事三世”と呼ばれている。
死亡推定時刻は10時前後。
鋭利な刃物で胸を刺されている。
所持品は手つかずのまま。
そこの浦安が到着。
方向音痴の浦安は寄り道をしていたらしい。
早速、聞き込み。
浦安(原田泰造)の相棒は華子(内田理央)
浦安(原田泰造)は華子(内田理央)と二人で捜査を進めていく。
なにげに、華子も方向音痴。
聞き込み1・三田陽菜(藤井美菜)
第一発見者
レストラン『新宿三田亭』の店長三田陽菜(藤井美菜)
夜10時に店を出た。
その時、被害者が黒いスーツの男と歩いていたのを見た。
男は半年前、再開発の話が出たとき下見に来ていた男に似ていた。
植井商事の男で、アクセサリーをジャラジャラつけていた。
浦安は店長と話すが話の中に違和感を覚える。
浦安は事前に店内を詮索。その報告を河辺にする。
店長の父は半年前に死んでいた。
行きつけのスナックのママとふたり、階段から二人同時に転落死。
遺影の傍に雑誌の切り抜きがあった。
ロマンティック制作所の社長の記事。
聞き込み2・大角芽衣(紺野まひる)
浦安と仁城は、ロマンティック製作所の社長・大角芽衣(紺野まひる)に話を聞くことに。
芽衣は“美しすぎるIT技術者”として知られ、新技術開発の助成金をめぐって政治家との不適切な関係を疑われたばかりだった。
「ロマンティック製作所」に出向いた浦安と華子。
記者会見をみて「かわいそう」だという浦安に対して、華子はクール。
華子は父親が政治家で人の裏側をみてきたからだと言う。
そんな父の権威を振りかざし、二人はめいに話を聞くことができた。
有美は、誰からも愛される女性。
芽衣は自分のことについて
「週刊誌などの報道はでたらめ。私は政治家たちに説明をしていただけだ」
と言う。
芽衣が悪者だというネットの書き込みを全部信じていたという浦安は
「あなたの釈明会見をみたら、純粋に頑張っているとわかりました」
と話す。
芽衣は、自分のことをネットで叩いている人についてを調べてほしい、と有美に頼んでいたという。
それは有美のスマホでの芽衣とのやり取りで判明している。
有美は、植井商事に違いない、と考えていた。
植井商事は「ロマンティック製作所」を敵視し、潰そうとしているらしい。
有美をヘッドハンティングをしてきたほどだ。
有美は、夜6時に退社。
新宿のレストランのルートを調べていた。
新宿のレストラン「アリエン」に古沢社長の名前で予約があったが、誰もこなかった。
芽衣のアリバイ
NYの取引先とオンラインで会議をしていた。
ここで浦安はさらにスマホを見せ
「有美は芽衣の悪口をいい、転職まで考えていた」と。
芽衣は
「その書き込みは誰かが偽装した」と有美を信じている。
聞き込み3・植井商事の社長・古沢(佐戸井けん太)
陽菜の証言で容疑者の似顔絵ができた。
それは植井圭介(忍成修吾)。
「植井商事」の創業者の孫で植井商事の社長・古沢とは犬猿の仲。
その頃、浦安と華子は植井商事の社長・古沢(佐戸井けん太)と会っていた。
古沢は被害者のことは知らないという。
「有美さんとは頻繁にやりとりしてましたよね」
と有美のスマホを見せる浦安。
圭介が有美といたことや犯人かもしれない、と浦安は古沢の前でペラペラと話す。
「それは言っちゃいけない」という華子。
聞き込み4・今北茉理(逢沢りな)
秘書の今北茉理(逢沢りな)に話を聞く。
大角芽衣の中傷投稿の発信源を調べたら、茉理が投稿したものが見つかった。
茉理は、古沢社長から命令されて、中傷をしていた。
古沢社長は夜6時に会社を出た。
茉理は、銀座のホテルで飲んでそのまま泊った。
相手は、植井圭介。
芽衣は圭介と一晩中一緒にいた。
これで茉理と圭介は事件のアリバイが成立。
それぞれのアリバイ
古沢は夜10時に会食をしていたことが判明。
三田陽菜に再確認すると、実はそこまで見えていないと証言を覆してきた。
芽衣は隠しカメラからアリバイが成立する。
植井と秘書の茉理は一緒にいたことも証明がとれた。
こうして容疑者のアリバイがが成立していく。
聞き込み5・植井圭介(忍成修吾)
植井圭介に浦安と華子は話を聞く。
植井は秘書の茉理とずっと一緒にいた。
陥れたのは社長の古沢。
新宿の再開発計画は古沢の声で立ち消えた。
その近くで事件が起きた。その犯人が植井になれば、古沢にとってはチャンスのはず。
古沢社長と有美はもめていた。
古沢社長だけではなく、植井もまた「ロマンティック製作所」の研究に着目していた。
浦安(原田泰造)の家族
浦安は帰宅。
妻の都子(真飛聖)と娘の民都(傳谷英里香)が出迎える。
水玉好きな妻と娘。
占いにはまり、水玉からパワーをもらっているとニコニコしている。
浦安(原田泰造)と華子(内田理央)は再び聞き込み
三田陽菜に再び話を聞く。
半年前。
父の死により再開発の話は立ち消えたが、父が植井商事の古沢と手を組んでお金を貰っていたと噂が流れた。
植井圭介は、お店に来て「植井商事より3倍のお金をだすから土地をよこせ」と言っていた。
「父はお金に目がくらむような人じゃない。事故に見せかけて殺されたと思っている」
「申し訳なかった」と浦安は警察のいたらなさを謝る。
陽菜は、目撃した男を植井圭介だと言ったのは、転落事故のことがわかるかと思ったから。
父とママの二人が倒れていたのを見つけたとき、ジャラジャラという音が聞こえた。
有美を見た時も、ジャラジャラと音がした。だから、同一人物だと思いこみ、植井圭介だろうと証言した。
浦安は陽菜に芽衣、古沢、植井圭介の写真を見せる。
陽菜は古沢を店の外で常連客と話していたのを見たと証言。
芽衣(紺野まひる)の過去
常連客は「青野メカニック」経営者の青野春哉。
学生時代の芽衣と付き合っていた男。
その足で浦安と華子は芽衣に会いに行く。
大角芽衣は麻生家の墓参りをしていた。
芽衣の母は愛人。
高校生までは麻生姓だったという芽衣。
高校卒業後、芽衣は研究者の父の養子になり、実母とは疎遠になった。
母は半年前に死んだ。死因は、階段から転落。
陽菜の父と一緒に死んだのが芽衣の母だった。
芽衣は捜査の目を古沢に向けさせようとしていた。
母は古沢のレストランによく通っていた。
そんな二人の前に植井商事の圭介らがよく来ていた。
再開発を反対する三田の巻き添えになったと思っていたら、植井圭介にはアリバイがあった。
植井社長の古沢がやったのじゃないか、という噂話を聞い芽衣は、古沢に会いに行った。
古沢は「なにも知らない」と言い「有美ちゃんがあんたの頑固には愛想がつきたと言ってたよ」とも言われた。
そのせいもあり、芽衣と有美との関係がギクシャクしてきた。
有美の書き込みは、有美本人だった。
開発中のプログラムを持って植井商事に転職しようとしていた。
古沢社長は芽衣の会社を乗っ取ろうとしてたのだ。
しかし、古沢のアリバイは成立している。
芽衣は「古沢は立場の弱い人間にやらせているに違いない」と言い出す。
**
芽衣とともに青野のところに行く。
芽衣は、高校時代付き合っていたが、それ以来会っていないという。
青野と別れることが大角家に入るための条件だったからだ。
事件前日、青野を見たが、すぐに立ち去ってしまった、とも。
青野の工場はぎりぎりのところでやっている。
古沢の支援がなくなったら、つぶれる。
「(青野は)殺人なんかする人じゃない」
と芽衣。
「芽衣には本当の意味で家族はいない。辛いときは母の墓場に行っている」
と青野が話していたことを浦安は告げる。
「刑事の仕事は犯人を捕まえるだけじゃない。刑事には人情がある。事件関係者が再び前に立ち向かえるよう、弱い人が辛い思いをしないよう。私たちは最後までたたかい続けます。罪は償わなければ前に進めません」
浦安の言葉に芽衣は再び研究開発に力を注ぐと誓う。
殺人犯人逮捕
浦安と華子は青野に会いに行く。
逃げ出す青野を捕まえ、署へ同行する。
それを見ていた芽衣は
「青野君ごめんなさい」
とつぶやく。
**
青野の取り調べをする河辺。
青野は有美を他人からの依頼で殺人を犯した。
青野は植井商事のバックアップがなければやっていけない。
古沢社長の代理人という男(マスクとサングラスで顔はわからない)がきて、有美を殺せば工場を支えると言われた。
「他にも条件があったのでは」と河辺。
「あの女を殺さなければ大角芽衣の安全を保障できない」
と言われた青野は、芽衣を守るために、未練を断ち切るために、有美を殺した。
結末ネタバレ・その1
芽衣は緊急記者会見を開き、古沢の悪事を涙ながらに話す。
社長室。
古沢の遺書がある。
半年前。
植井圭介が事業を立ち上げた。成功すれば莫大な財産を得ることに。
そうなると社長の座が危なくなる。
立ち退きに反対していることを知り、レストラン店主の三田と麻生ミレイを事故に見せかけ殺害。
バレたとしても植井に罪をきせるつもりだった。
新宿開発再開発は中止となった。
しかし、犯行を知った有美が脅しをかけてきた。
だから、植井本人の仕業にするため、有美と植井の2人を殺すことにした。
そのために青野に殺人を依頼。
しかし、捜査の手が迫って来た。よって、自らの手で死を選ぶ。
植井が古沢を殺しかけたところに玉瀬(荒井敦史)らが入り逮捕する。
植井は、偽造の遺書をつくり、すべてを古沢に罪の全部をなすりつけることにしようとしていた。
植井にとって古沢は邪魔な存在。
古沢を刺激して古沢失脚させる話をしていたら、レストランの店長に訊かれ抗議された。
三田と麻生を階段から突き落としたときは、女を眠らせアリバイを作り、階段から二人を突き落とした。
それから半年後、有見が犯行を知り脅してきた。
そこで、青野に話を持ち込み、青野に有美を殺させた。
社長の秘書がネットで誹謗中傷を書きこんでいたのは、植井を芽衣にとられたくなかったから。
植井が本気で付き合っていたのは芽衣だけ。
芽衣に「二人で輝ける未来をつくろう」と言われた騙されていた。
しかし、それは嘘。
「この後に及んで、彼女に罪をきせようなんて、あなたはどこまで弱いんだ」
と浦安。
結末ネタバレ・その2
浦安と華子は芽衣のところへ。
芽衣は自分に容疑がかからないようにしていた。
有美のスマホを偽装し、古沢と有美がやりとりをしているようにした。
青野には、やり直したいように言って、古沢を殺すように仕向けた。
「あなたはいろんな人に騙され、そして、騙してきた。
あなたが最後まで信じていた植井圭介こそが、あなたを一番騙した人間です」
芽衣の母を殺したのは植井圭介。
古沢社長だと騙し、仕組んだ罠。
真実を知った芽衣は涙を流す。
浦安(原田泰造)の過去
河辺は植井に語る。
「騙されて喜ぶ人なんて誰もいない。
でも、自ら騙されることで他人を救おうとする変わり者がいる。
彼の両親は詐欺師に騙され、命を断った。
少年は人を騙す事を憎んだ。騙された人を救うために警察官になった。
それが彼にとっての復讐」
河辺がいうこの少年が浦安。
**
芽衣は警察へ出頭しすべてを自供。
浦安は家に帰る。
「無事にお帰りなさい」
妻と娘が出迎える。
<終わり>
【はぐれ刑事三世】の感想
【はぐれ刑事三世】の感想を紹介します。
連ドラ化する!?
はぐれ刑事三世、昔のはぐれ刑事よりも、どっちかというと捜査一課長のノリなのか。
原田泰造さんはめっちゃいい人なキャラクターだな。もうこれ連ドラ化したら彼は大御所の俳優だねー!!
テレ朝『はぐれ刑事三世』、冒頭で『はぐれ刑事 純情派』とは別物ですよということを主人公に言わせてたとおり別物だった。これはこれでまあまあ楽しめたけど。
原田泰造の「はぐれ刑事三世」ドラマの空気感は純情派そのもの。今にも安浦刑事が現れそうな雰囲気の中、なんの違和感なく溶け込み浦安刑事を演じた泰造さんお見事
浦安(原田泰造)と華子(内田理央)が回り道
原田泰造さん演じる浦安のキャラは良い人で、楽しめるキャラだと思います。
浦安の過去の出来事がかなりダークですが、続編があるのなら、この辺りももっと深掘りしてほしい。家族との場面はほっと楽しめる。ここも次にあるならもっと見たい場面です。
華子(内田理央)とのバディで続編もありきのスペシャルではないかと思います。
連ドラ化もあり!?
解決までの回り道がグルリとあり“はぐれ”にふさわしい展開でした。
記事内画像:【はぐれ刑事三世】公式サイト
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