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【閻魔堂沙羅の推理奇譚】全話あらすじネタバレ感想!ドラマと原作の結末は?

よるドラ閻魔堂沙羅の推理奇譚   【閻魔堂沙羅の推理奇譚】全話あらすじネタバレ感想!ドラマと原作の結末は? | 【dorama9】
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【閻魔堂沙羅の推理奇譚】全話あらすじネタバレ感想!ドラマと原作の結末は?

中条あやみ主演のドラマ『閻魔堂(えんまどう)沙羅の推理奇譚(きたん)』(NHKよるドラ、土曜23時30分)が2020年10月31日から放送。

この記事では、原作とドラマの【閻魔堂沙羅の推理奇譚】あらすじネタバレと感想をまとめていきます。ドラマのネタバレは放送後にアップします。

※【閻魔堂沙羅の推理奇譚】の動画は、U-NEXTのNHKオンデマンドで配信中。(2020年12月現在)


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【閻魔堂沙羅の推理奇譚】1話のあらすじネタバレ

放送日:2020年10月31日(土)

死者:浜本尚太(小関裕太)
死因:凍死

1話のあらすじ

閻魔堂沙羅()は、死者を天国に送るか地獄に送るかを決めるあの世の裁判官。そんな彼女の元に1人の若者・浜本尚太(小関裕太)がやってくる。食品会社の社員で、冷凍室で棚が荷崩れして頭を打って気絶。誰にも発見されず凍死した。沙羅は浜本に「事故ではない殺人」と口を滑らしたところ、浜本は天国行きを拒んで生き返りを懇願する。すると沙羅は浜本に提案する。「ゲームする?自分を殺した犯人を当てるが条件です」

1話の原作ネタバレ

浜本尚太(はまもとしょうた)は鶏肉専門会社「鶏心(とりしん)」(ドラマでは「鶏賑」)に入社して6年の27歳。市川営業所に所属する会社員だ。ある日、高級料亭「一条」に産地を間違えて送ってしまった。

仕込みの際中に板長が気づいたが、客に出ていたら産地偽装でニュースになるところだった。後輩で3つ年下の岩田優斗(ゆうと)がミス発覚後、注文の産地の鶏を手配したことも浜本は助けられた。

上司で所長の鹿子木富次雄(かのこぎふじお)に怒鳴られる浜本。

浜本は同期で美人の天野京香(あまのきょうか)に片想いしていた。「辞めたい」と天野に弱音を吐いたが、「浜本君に中途採用なんてないよ。悔やむより取り戻すことを考えたら?」と冷静に励まされた浜本は、もう一度奮起。

浜本と同期の千原和馬(ちはらかずま)は将来の社長候補。市川営業所を含む東京東部から千葉県を統括するエリアマネージャーを務めている。市川営業所の会議に参席した千原は、今朝の浜本のミスを知り、「辞めろよ」と珍しく激高した。

その後、浜本は自身の発注ミスのため冷凍庫へ鶏肉の在庫を取りに行くと、棚から落ちてきた段ボールの下敷きに!

目覚めると、浜本はイスに座って入て、「閻魔堂へようこそ」と沙羅(に言われた。真っ赤なマントが目立つ美少女は年齢不詳。彼女は閻魔大王の娘と名乗った。視察中の兄と父の代理として、天国か地獄の審判をするらしい。浜本は死んだのだ。

マイナスポイントもなく小さな加点を積み重ねてきた浜本は天国行きだ。しかし沙羅は「恋人もできないまま殺されたのは可哀そう」と口を滑らせる。浜本は殺されたショックで天国行きを拒否。

困り果てた沙羅は「死者復活・謎解き推理ゲーム」を提案。制限時間は10分。裁判じゃないから沙羅を納得させられば可。沙羅はひとつだけヒントを出した。犯人はひとり。

浜本(小関裕太)の推理

●犯人の方法(HOW)
・棚の細工は…きっと犯人は棚の右側のビスをゆるめておき、浜本が右端に段ボールを寄せたときに倒れる仕組みにした。
●犯人は誰か(WHO)
・浜本は左利きでいつも右端に段ボールを寄せる癖がある。→それを知っている人物となると、市川営業所の現社員、半年前までいた千原に絞られる。
●いつ細工したのか(WHEN)
・午前中に急な注文を受けた浜本が在庫を確認して発送したときは倒れなかった。それ以降だ。
●犯人の動機(WHY)
・犯人は鹿子木、天野、岩田、千原に絞られる。みんな悪人ではないし優秀。殺すメリットもない。ならば、殺すつもりはなく、派手な失敗をさせたかった?鹿子木と千原は浜本を辞任に追い込みたい。磐田はイタズラの線もあり、天野は聖母な性格だがミスばかりの浜本にうんざりしてた?…分からない。

残り4分。一日の流れをおさらいした浜本は、いつも冷静な千原の態度がおかしかったと気付く。会議前、給湯室で千原と天野が話していた。痴情のもつれ か?

会議後、千原が若手の親睦会「若鶏会」の参加申込書を、幹事の浜本の席に置いて行った。参加・不参加両方に丸されていた。これも不思議だ。

残り2分。犯人は冷凍室に細工に入って体が冷やされたはず…。

タイムアップ。

解決編

浜本は、犯人は千原だと告げた。ポイントはフリクションボールペン!このボールペンは摩擦で書いた文字を消せる。しかし冷やすと文字が浮かび上がる。参加・不参加どちらか、例えば参加に丸をしてから消して不参加に丸をした。冷凍室で冷やされたため浮かび上がったが、気づかないで机に置いて帰った。

犯人は正解。沙羅は、動機と補足説明をする。給湯室で千原は天野をデートに誘ったが断られた。天野は好きな人がいた。好きな相手が浜本だと聞かされた千原は、浜本を敵視。会議で感情的になったのもその話しの直後だったから。殺意はなかったが、浜本を痛い目に合わせたかった。いわゆる嫉妬が動機だった。

現実世界では2日後だが、沙羅は時間を巻き戻して浜本を地上に返すことにした。沙羅は自信を持つように助言した。浜本は嘘をつかないから信頼されていると告げた。

結末

目を覚ますと、病室だった。閻魔堂での記憶は消えていた。千原が自首したが、浜本は被害届を出さなかった。社長に直談判して穏便な処分を求め、受け入れられ、殺人未遂事件は秘密とされ、事故扱いとなった。千原は謹慎処分に。

浜本は千原の犯行動機を自分を解雇したかったと解釈。そして閻魔堂で食べたサンドイッチのわずかな記憶で、鶏肉入りのサンドイッチを作り、直営店で販売すると完売。自信もついてミスもなくなった。しかし冷凍室に岩田が駆けつけた理由が、サラという女の爆破予告の電話だったというのが不思議だ。

浜本は、岩田から行けなくなったからと嵐のライブチケットをもらった。券を持ってるところを天野に見つかったので、誘ってみるとOKされた。浜本はドキドキした。(おわり)

1話のネタバレ

ドラマ第1話のネタバレ・感想はこちら▼

【閻魔堂沙羅の推理奇譚】2話のあらすじネタバレ

放送日:2020年11月7日(土)

死者:向井由芽(賀喜遥香かきはるか
死因:撲殺

2話のあらすじ

閻魔大王の娘・沙羅(中条あやみ)の元に高校生の向井由芽(賀喜遥香)がやってきた。由芽は父親の画家・鉄矢(橋本じゅん)と二人暮らしで、バイトで家計を支える苦労人。最近、由芽の周りで不可解な出来事が続く中、夜の公園に呼び出された由芽は突然、何者かに襲われ、「調子に乗るな」と脅かされる。そして解放された直後、後頭部を強打され死亡。人生を謳歌せぬまま死にたくない由芽は、生き返りをかけた犯人推理ゲームに挑む

2話の原作ネタバレ

向井由芽(むかい・ゆめ)は原作では中学2年生で13歳。仲良しの堀之内亜美(ほりのうち・あみ)栗竹七菜香(くりたけ・ななか)とは小学校からの友人で、中2でまた同じクラスとなった。

七菜香は担任教師の駒野秀明(こまの・ひであき)と女性がホテルのエントランスにいる写真とキス写真をみせる。相手女性は同級生・江藤聖也(えとう・せいや)の母、未羽(みはね)だ。つまり不倫!

未羽は元モデルの美人ママ。聖也の父・恒男(つねお)は東大卒の弁護士。しかし聖也は優秀な遺伝子を受け継いだわけでなく、暗くて人気がなく、ある事件をきっかけにひきこもり中。

七菜香は、塾をさぼって偶然に撮影できたという。週刊誌に売るか思案中だ。亜美はメールで画像をもらった。

由芽が自宅に帰ると、父の鉄矢(てつや)が寝ていた。43歳、売れない画家だが月1万いかない収入なので、ラーメン屋でバイトして月10万稼いでいる。母の知歌里(ちかり)は貧乏に耐え切れず、3ヵ月前に出て行った。

ある日。亜美は数学で100点を取った。しかし採点がいくつか間違っていた。言いにいくか迷っていると、由芽は黙ってればいいと助言して、そのままになった。推薦を狙うには内申書も大事なのだ。

クラスの出し物・演劇の配役決めが行われる。由芽は小道具係に立候補しすんなり決まった。しかしヒロイン役の立候補が重なる。丸美麗奈(まるみ・れな)と七菜香だ。七菜香は片想いしている徳永晃平(とくなが・こうへい)が恋人役だったから手をあげた。しかし麗奈は絶世の美女で、女優志望の演劇部員。女子の票は分からないが男子の票はきつい性格の七菜香には入りにくいはず…。

しかし投票の結果、ヒロインは七菜香が勝ち取った。

家に帰った由芽は、父の絵が30万で売れたと知る。キレイなご婦人が買ったという。

翌日。由芽は職員室の入り口で未羽と会った。挨拶したが、未羽ににらまれた。聖也の引きこもりの原因を作ったのは由芽だった。1年前、麗奈の体操服が紛失。みんなが理科室へ移動したあと、聖也が理科室を出て行き、授業開始ギリギリに戻ったことを由芽が指摘。

疑われた聖也は、かっこつけたい男たちに身体検査され、(女子がいる中で)裸にされた。写真を撮る男子もいた。翌日、真相が分かった。麗奈が間違って友人の体操着入れに入れてしまったらしい。聖也はこの件以来、不登校になった。

帰り。由芽の下駄箱に封筒があった。ラブレターではなく5枚の写真が入っていた。父の万引きを連写したものだった。

帰宅した由芽は父を問い詰めると、万引きを認めた。二度としないと約束させた。しかし30万は本当に売れたという。

4日後。演劇の通し稽古が行われる。衣装は自腹か手作りなのだが、七菜香は約10万円のドレスを着ていた。亜美によると最近羽振りがイイらしい。七菜香は演技がヘタだが本人に自覚はないらしい。

帰り、由芽の下駄箱にまた封筒があった。徳永晃平からの呼び出しだった。七菜香に見つかって「行くの?」と嫉妬され、突き飛ばされた由芽。亜美が止めに入って収まった。由芽は亜美を呼んで、一緒に帰る。

帰宅した由芽は行くか迷っていた。父に手紙を読まれ反対されたが、まわし蹴りで気絶させ、夜8時に待ち合わせの神社へ向かった。

夜7時54分。ドキドキして待っていた由芽は、うしろから首に腕を巻きつけられ、しめられた。手首にかみついて、相手がひるんだすきに逃げようとしたら、ナイフを目の前に突き付けられた。

背後の人物は、ボイスチェンジャーで話した。「調子に乗るなよ。俺たちの組織ならいつでも始末できる。警告だ。次はない」と脅した。由芽は木の根元に突き飛ばされたが、意識は正常だった。

家に帰ろうと階段を下りたところで、「おい!」とうしろから声が!振り向くと、飛んできた石に当たり、由芽は階段を転がり落ちる。階段の途中で止まったが、人物の影が来て、石を振り上げた。頭に衝撃を受けて…。

由芽は目覚めると閻魔堂のイスに座っていた。真っ赤なマントが目立つ美女もいた。閻魔大王の娘で沙羅と名乗った。閻魔大王は見たい野球中継があるため無断欠勤しているという。つまり代理だ。

由芽は天国行きを断って、生き返りを望む。犯人も知りたいが、父が心配だった。自分の父もダメ親父だから気持ちが分かった沙羅は、誰になぜ殺されたのかを推理して解けたら叶えるという。制限時間は10分。

由芽(賀喜遥香)の推理

ナイフ持った人物を脅迫者Aと仮定。撲殺した犯人はX。

WHO:由芽が神社に来ると分かっていた人物は、七菜香・亜美・父親、差出人の晃平。しかし手紙は罠だろうから晃平は外れる。
WHY:動機があるとしたら七菜香。嫉妬、逆上が考えられる。1年前の窃盗疑惑の件で、聖也とその両親にも恨まれているだろう。脅迫者Aの脅しも気になる。聖也の父が暴力団に依頼した?

残り8分。最近の不思議な出来事を時系列で列挙してみる。

  1. 駒野の不倫写真
  2. 亜美の100点
  3. 七菜香が投票でヒロイン抜擢
  4. 父の絵が売れたこと
  5. 父の万引き写真
  6. 七菜香の高価なドレス
  7. 晃平からの手紙
  8. 脅迫者Aの脅し
  9. 犯人Aに殺害される

残り6分。…すべては不倫写真から始まった。由芽は週刊誌に売ったら5万かなと発言。七菜香は「そんなものか」と言っていた。

七菜香は駒野と未羽をを脅迫したのでは?要求は「ヒロイン抜擢」そして「亜美の100点」も加えた。七菜香は森に木を隠すように、要求で得する人をばらつかせて脅迫者が誰かを隠した。さらに、「由芽の父の絵を30万で買う」のも要求。高貴なご婦人は未羽だろう。1から4まで繋がった!

駒野・未羽の立場になれば、脅迫者を特定しようとする。アリバイを調べたら、塾に通っている人物は容疑から外れる。すると、由芽は貧乏で塾に通っていないためアリバイがない。脅迫者を由芽と勘違いしたのでは?5まで繋がった!

七菜香は欲を出して現金を要求したのだろう。受け渡し方法は不明だが、6のドレスまで繋がった!

おそらく我慢の限界を超えた駒野が7・8を起こす。首絞めの力は男だった。

残り4分。残りは9番、犯人Xだ。由芽は脅迫者Aおそらく駒野の手首を噛んだ。DNA鑑定で証拠になる。駒野はアリバイもなく、手紙の筆跡鑑定も証拠になるだろう。つまりXの狙いは駒野に罪を着せること。

残り2分。由芽は凶器がなぜ石だったのか、いわゆるハウダニット(How done it?) 「どう殺したのか?」を考える。 返り血の問題か、殺すつもりはなく凶器を用意してなかった?ふと、「おい!」となぜ呼んだのかが気になる。由芽は背後に注意していなかったので、後頭部を叩けば良かったのに…。

解決編

タイムアップ。由芽は「犯人は聖也です」と告げた。聖也は自宅で駒野・未羽の相談を盗み聞きしたのだろう。聖也は由芽を恨んでいた。同時に不倫相手の駒野のことも恨んでいた。

聖也が由芽を振り向かせた理由は、身長差があったから。由芽は1年で身長が伸びて、170センチあり、聖也を追い越した。声をかけたのは1段分下で由芽を止まらせるため。2段目まで降りると手のリーチが届かないから。

自分より身長が高い相手に石は使わない。つまり、由芽の身長に気づいていない、1年引きこもって会ってなかった聖也しか犯人Xはありえない。

ちなみに向井由芽を演じる賀喜遥香さん(乃木坂46)は、身長166cmです。ドラマではさらに小さな俳優さんが聖也を演じると原作どおりになるのですが、はたして?

由芽の推理は正解!沙羅は補足説明をする。七菜香が2回目の脅迫で現金を受け取った方法は、早朝に学校の女子トイレの用具室に30万を置けという指示で。監視カメラの有無も確認しながら、七菜香は回収。そしてドレスを購入。

ラブレターを書いたのは未羽。脅迫者Aは推理通り駒野。一方、聖也は、風呂の際中など隙をつけば母のメールを見放題で、計画はお見通し。聖也の動機も推理どおり。石を使ったのは自然に見えるからだ。身長差も気づかなかった聖也はとっさに階段差を利用して襲った。

結末

後日談。気絶がなおった由芽の父が神社へ向かい、遺体を発見。DNAや筆跡などで駒野・未羽が逮捕されたが、殺害は否定。しかし通るわけがなかった。…と沙羅は語ったあと、由芽を死ぬ直前に戻すことにする。

最後に、由芽はなぜチャンスをくれたのか尋ねた。同情だけでなく、瞳の奥が光っていたという沙羅。苦労の多い状況でも自分で考えられる。そして「あなたの人生は大変だけど、成長できる機会があって、カラフルです。あなたにはやり遂げる力がある」と激励した。

地上にて。由芽はこめかみに石が当たり、転落。二度目の石が迫ったとき、父の声が響き渡る。ゆめええええ!びしょ濡れの父が聖也にタックルし助けてくれた。

3日後。検査入院中の由芽に亜美とともに七菜香がやってきて謝罪した。

なぜあの時、父がびしょ濡れなのか不思議だった。父は気絶していたが女の子に水をかけられて起きたという。誰?と聞くと、サラと言った。由芽は心当たりがなかった。

父が「SALA」という絵を描いた。また逢いたい思いがあるが思い出せない。サラがやってきて「それ私?困るのよね」と言って、ペンダントと引き換えに絵を受け取った。おしゃれするように言われた由芽は「また会えますか」と聞いた。サラは「地獄でまた会えるよ」と言った。

父は最高傑作が描けたから絵をやめるという。そしてニュースをみた母が由芽のもとに帰ってきた。父は泣いた。(おわり)

2話のネタバレ

ドラマ第2話のネタバレはこちら▼

【閻魔堂沙羅の推理奇譚】3話のネタバレ

放送日:2020年11月14日(土)前後編の前編

死者:澤木夏帆(黒島結菜)
死因:交通事故死

3話のあらすじ

沙羅(中条あやみ)のいる閻魔堂へやって来たのは、ケガで引退した元バドミントンの国内トップ選手・澤木夏帆(黒島結菜)。夏帆は現在コーチをしている。ある日、闘病中の父が「続けろ」とメモを残して亡くなった。夏帆は姉の南緒(山下リオ)をはじめ関係者に反対されるも密かに復帰しようと動き出す。だが、予期せぬトラブルで事故死した夏帆は沙羅に本音を見透かされて逆上。地獄へ落とされてしまい…。

3話の原作ネタバレ

澤木夏帆(黒島結菜)はバドミントンの元・国内トップ選手だが、小学校6年生の内山静香らにバドミントンを教えている。静香は小3から4年連続で小学生チャンピオン。12歳ながら15歳以下の大会でも優勝するなど、将来を期待される天才小学生。

1年半前。夏帆は左足前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)を断裂し、現役を引退した。手術を受けて普通に動かせるまでにはなり、小学生のクラブを教えるようになったのが半年前。小野寺範広(のりひろ)監督からコーチ代5万円を提示され引き受けた。

父の危篤

そんな中、夏帆のもとに母・綾乃(あやの)から父・明嵩(あきたか)が危篤という連絡がくる。姉の南緒(なお)(山下リオ)にも連絡したという。夏帆は東京から群馬の病院へ駆けつけた。父はすい臓ガンで、余命半年と分かってから、父の実家へ母と父は共に引っ越した。

夏帆は父のこと、自身のことを思い出す…

父は元バドミントン選手で全日本選手権で5連覇、オリンピックには正式種目になる前に1回出場したが惨敗。引退後はバドミントン協会のスタッフを歴任し、現在は協会長になっている。小野寺が監督を務める小学生向けクラブも父が創設したもの。

夏帆は小3で小学生チャンピオンになり、以降はほぼ負けなかった。高校1年でインターハイ優勝、高校2年で全日本選手権優勝、高校3年で世界ランキング5位になり、2012年のロンドンオリンピックに出場したが初めての挫折を経験。準々決勝で中国選手にストレート負け。メダルを期待されたのにベスト8止まりだった。夏帆に勝った相手でも銅メダルで、レベルの高さを痛感した。

夏帆は天性だけで勝負し、努力は苦手で、頑張って練習したことはない。好きなパチンコに行ったり、お菓子やコーラも食べた。バドミントンはそんなに好きじゃないが、勝つとチヤホヤされてお金ももらえたから続けてきた。しかしオリンピック以降、気持ちが萎えて夏帆の成績は下がる。

かわりに、南緒が頭角をあらわした。夏帆より小柄だったが、逆に小ささを生かした小回りのきいたプレーが得意。努力もするタイプ。夏帆はそんな姉を「練習狂」と軽蔑していたが…。

そして、2016年のリオデジャネイロオリンピック・代表選考をかけた大会を迎える直前。夏帆は21歳。南緒は25歳。焦る夏帆は練習量を増やした。慣れないことをしたからか、夏帆はケガをした。オリンピックには南緒が出場したがベスト16止まりだった。

(黒島結菜)こきおろされる

明嵩の葬儀は東京の自宅にて行われた。お別れ会には小野寺や静香のほか、関係者が多く集まった。

稲葉弘保(いなばひろやす)…日本代表監督。明嵩と同い年で現役時代はライバル。
美輪陽介(みやようすけ)…日本代表コーチ。34歳。オリンピック出場2回。
志田舞(しだまい)…代表選手。19歳。世界ランキング3位。明嵩がアメリカで見つけてきた選手。父がアメリカ人で、母が日本人。日本代表も可能な選手なので明嵩が引っ張ってきた。

稲葉は夏帆のことを「お前は才能だけの選手だった。お前ほど努力しなかった選手は見たことない。」と評し、「お前が現役に戻っても勝ち目はない」とまで言い放つ。

(原作の時代設定では)2020年の東京オリンピックまであと3年。それでも夏帆は復帰する気はない。

自宅の庭にて。夏帆は愛犬のハナにエサをあげた。食べ終わったのに皿をなめ続けるハナと取り合いになって「バカな犬だね」と声をかけてきたのが志田舞。志田は明嵩には感謝しているが、夏帆のことは「たるんだ顔してる。ボーっと生きている」と罵倒。さらに「現役に戻って明嵩さんの名を汚さないでください。どっちにしても無駄ですけど、もう夏帆さんの居場所はないです」と告げて立ち去った。

「庭には二匹、犬がいる」夏帆はつぶやく。「庭には二ニワトリがいる」のもじりだ。静香はハナ1匹しかいないというが、夏帆は負け犬の自分がいるという意味で言った。
美輪も庭にやってきて、彼は逆に現役復帰を勧める。「無理っすよ」夏帆は拒否した。あとで静香は「今のは誰ですか」と夏帆に聞いた。静香は「ミワ」という名で代表コーチとと知らされた。

夜。弔問客が帰ったあと、南緒から夏帆が使っていた高級ラケットを大学の後輩たちにあげたいと言い出す。さらに「あんたは思い入れないんでしょう。ジャージやユニフォーム、賞状やトロフィーも捨てちゃえば?」と告げた。続けて、「復帰するつもりあるの?無駄だよ」とまでいう。

「あームカつく!」
夏帆はバカにされ続けたことでイライラが募(つの)る。そんな中、母から父の手紙を受け取る。たった4文字書かれていた。「つづけろ」と。

、現役復帰へ挑む

父の死から1週間。夏帆は足が大丈夫だと感じた2つの出来事があった。

(1)夏帆は自転車をとりに家の裏へ行く。すると、ぬかるみの上の木製すのこが割れていて、夏帆は思わずバックステップで後方へはねた。
(2)柵の扉の留め金がゆるんでいてハナが道路に飛び出した。夏帆は走ってハナを追いかけて追いつく。足に違和感はなかった。

夏帆は早起きして、小学校の体育館に忍び込み、バドミントンの練習に励む。静香もやってきて一緒に練習した。夏帆は3年計画でオリンピックを目指す決意だ。

朝練を始めて2週間が経つ。そんなある日の朝練。静香が珍しく遅刻。心配になり静香の家へ行くことにした。自転車置き場にはバドミントンのシャトルが三つ重ねられて落ちていた。不思議に思った夏帆だが、そのまま自転車に乗って進む。坂の途中でブレーキをかけようとした。が、きかない!?

結末

夏帆は下りおわったところで車にはねられた。目を開けると、目の前に少女(中条あやみ)がいた。ここは閻魔堂で、少女は沙羅。閻魔堂大王の娘だという。夏帆は轢死(れきし)だ。

夏帆から静香のことを質問攻めされた沙羅は静香のことを教えられないし、なぜ夏帆が「殺された」のかも言えない…と口をすべらせた。

夏帆は死者復活推理ゲームに挑む…。(つづく)

※原作は前後編ではありません。ドラマで前編がどこまで描かれるか不明ですが、亡くなるまでの問題パートを前編としました。
※(追記)ドラマでは夏帆が地獄に落とされるところでつづく、になりました。

3話のネタバレ

3話のドラマネタバレ・感想はこちら▼

【閻魔堂沙羅の推理奇譚】4話のあらすじネタバレ

放送日:2020年11月21日(土)前後編の後編

死者:澤木夏帆(黒島結菜)
死因:交通事故死

4話のあらすじ

沙羅(中条あやみ)の怒りを買った夏帆(黒島結菜)は、地獄に落とされたかに思われた。しかし夏帆はとっさに手を伸ばし、地獄の穴から這(は)い上がる。その執念に感心した沙羅は夏帆に生き返り推理ゲームを提案。自分を殺した犯人を当てられなければ地獄行き。夏帆は生前、避けてきた“負けるかもしれない恐怖”に向き合い、推理を始める。生意気だった夏帆に反感を持つ関係者は多い。容疑者ばかりの状況にがく然とする夏帆だが

4話の原作ネタバレ

澤木夏帆(黒島結菜)は死者復活推理ゲームに挑む。

夏帆の自転車のブレーキを壊したのは誰(WHO)で何のためか(WHY)?

犯人の目的は、夏帆に自転車を使わせないこと…とも言えるが、「夏帆をケガさせること」の方が有力な目的か。

容疑者は、夏帆へ加害の意思があり、朝練のことを知っていた人物。

夏帆はひらめく。犯人の目的は夏帆の現役復帰の阻止。

夏帆の3年計画は、1年で体力を戻し、2年目でランキングを上げて、3年まで代表選考を勝ち抜くもの。しかしギリギリな計画なので、3ヶ月ずれたら間に合わない。つまり、犯人の目的は夏帆にケガをさせることだったのだろう。

夏帆は3つのシャトルを思い出した。静香が落としたとしたら、これが示すものは…。

タイムアップ。

解決編

夏帆は「犯人は美輪さんです」と告げた。

美輪は自転車に細工しているところを静香に見られた。だから静香は美輪に誘拐された。三つのシャトルは静香からのヒントだった。静香は、美輪の名前をミワ=三羽と勘違いしたのだろう。二羽ニワトリがいる、という直前の話しに引っ張られた連想かもしれない。

正解だった。沙羅は補足説明をする。明嵩の遺言を最初に見せられたのは、稲葉監督。稲葉はバドミントン関係者を集めて、夏帆に現役復帰をさせる作戦を練る。夏帆のひねくれた性格を分かっているみんなは、あえて夏帆をこき下ろすことにして、反骨精神を引き出した

しかし美輪だ逆の行動を取った。美輪は南緒と交際しているから。夏帆が現役復帰すれば南緒はオリンピック出場を得られないと冷静に判断。南緒の努力を知っている美輪は夏帆の現役復帰阻止に動いた。割れたすのこ、ハナが飛び出した扉も美輪のしわざ。

今は夏帆の死後2日。静香は今も美輪に監禁されている。

沙羅はみんなの思いを伝えた。

・姉の南緒は、夏帆の現役復帰が父・明嵩のためだと思って協力したこと。夏帆のことはライバルだが憧れてもいる。そもそも夏帆が復帰しても負けないつもりだ。
・代表監督の稲葉は小野寺に頼んで夏帆をクラブのコーチにさせた。稲葉のポケットマネーから5万が出ている。
・志田舞は、本当に明嵩に感謝しているし、純粋に強い夏帆と戦いたくて憎まれ役になった。

結末

夏帆は死ぬ直前へ、生き返った。閻魔堂の記憶はない。3つのシャトルを拾った夏帆は自転車に乗ろうとする。すると、「その自転車壊れてますよ」と少女に声をかけられる。そして「今、あなたの頭の中にある情報だけで謎は解けます」と言って少女は去った。

夏帆は考えた。誰がこんなことを。シャトルの意味は? やがて美輪が静香を監禁していると推理し、南緒とともに美輪が監禁できそうな場所=葉山の別荘へ行く。

その後。美輪は逮捕され、静香は無事に解放された。
美輪は罪を認めて自供している。日本代表コーチは解任、バドミントン界からも永久追放になる。

夏帆は今日も小学校で練習している。代表合宿帰りの南緒がやってきて、夏帆に試合を挑んできた。初めて南緒に脅威を感じる夏帆。けれど、勝ち負けじゃない。ぶざまでもいい。全力で戦い抜くと夏帆は決心。

東京オリンピックまで3年。夏帆に迷いはない。(おわり)

4話のネタバレ

ドラマ第4話のネタバレと感想はこちら▼

【閻魔堂沙羅の推理奇譚】5話のあらすじネタバレ

放送日:2020年11月28日(土)

死者:ゆすり屋・池谷修(クリーピーナッツのR-指定)
死因:不明

5話のあらすじ

閻魔大王の娘・沙羅(中条あやみ)のもとに“ゆすり屋”として暗躍した池谷修(R−指定)がくる。池谷は目標金額1億円が貯まったら相棒の阿賀里(一ノ瀬ワタル)を殺し、独り占めするつもりだった。しかしある晩、目を覚ましたら閻魔堂に。沙羅から死因は病死でもあり他殺でもあると告げられ、地獄行きを宣告されるが、池谷は生き返りたいと沙羅にこびへつらい泣きつく。沙羅は「ゲームする?」と提案。池谷の大勝負が始まる。

5話の原作ネタバレ

“ゆすり屋”として暗躍した池谷修(R-指定)は、目標6千万円が目前だった。(ドラマでは目標1億円に改変)

池谷は相棒の阿賀里(一ノ瀬ワタル)と同居している。

いいやつだが、阿賀里は分け前の3千万でハワイにお店を出すという。

中学卒でお人よしな阿賀里が経営なんてできるわけない。失敗は目にみえている。

3千万が無駄になるならと、池谷は阿賀里を殺し、6千万を独り占めするつもりだ。

そもそも、ゆすり屋の計画はいつも池谷がしていたのだ。独占しても当然だと池谷は思う。

しかし殺す前に、金庫からお金を取らないといけない。

その金庫は暗証番号を池谷と阿賀里、それぞれ2人しか分からない番号を合わせ、開けられる。

体力差では阿賀里に負けるので、無理矢理に暗証番号を聞き出すのはリスクがある。

阿賀里が大切に飼っている13匹の猫を人質にとって身代金として6千万奪うか。

果たして、ケチな阿賀里は猫のためにお金を出すだろうか。悩む池谷。

そんな中、阿賀里に恋人・中岡芽以(なかおかめい)がいることが発覚。

中岡は大学3年生。心理学専攻で、アナウンス部に所属。老人ホームで朗読会などもしている。

彼女は美人で清純な女性だ。家賃10万は超えるマンションに住んでるので裕福な家柄なのだろう。

池谷は恋人を誘拐し、身代金としてお金を奪って…

そのあと、阿賀里、猫、恋人を葬ろうと計画する池谷。池谷は猫アレルギーで猫嫌いだ。

食欲がなく、精神的に睡眠障害もある池谷は睡眠導入剤を二回分飲んで眠った。

しかし、池谷が起きると、閻魔大王の娘・沙羅(中条あやみ)のもとにいた。

沙羅から池谷の死因は分からないという。

地獄行きを宣告されるが、池谷は生き返りたいと沙羅にこびへつらい泣きつく。

沙羅は「ゲームする?」と提案。池谷は死因当ての大勝負に挑んだ。

推理編

池谷は推理する。医学的な知識がなくても今ある情報で推理できると沙羅はいうが…

推理のポイントは、痛みもなく、苦しみもなく、意識も戻らずに、眠ったまま死んだこと。

どういう死因ならばそうなる?

もう一つ、ヒントがあった。沙羅は池谷の死因をタブレット端末で確認した。そのとき沙羅はプッとふきだしたのだ。つまり笑える死因?

池谷は、へりくだって、沙羅からヒントをもらうおうとする。

すると、沙羅は「死因は病死でも、事故死でも、他殺でもあります」という。

池谷はひとつずる考える。

・病死について。池谷は不眠症だった。酒の飲み過ぎで肝臓も悪い。そういえば、阿賀里が「おさむくん、顔が黄色い」と言っていた。黄疸(おうだん)だとすると、肝臓がんだったのか…。

・事故死について。あの日、阿賀里が防音の壁材を貼ってくれた。眠れるように、との配慮だが…。

・他殺について。ゆすった相手は池谷が身辺調査して選び、お金も格安にしてきたからないだろう。となると、思い浮かぶ犯人は阿賀里だけだが…。

解答編

池谷は、死因は病死・事故死・他殺の3つの要素がからんで生じたもの、と回答。

・病死的要因は、肝臓の病気が進行していたこと。

・事故と他殺の要因には、阿賀里が関わっている。

阿賀里は池谷を殺すつもりだった。同期は6千万を奪うため。

しかし、池谷から金庫の暗証番号を聞き出す必要がある。

拷問で聞きだすために、池谷が悲鳴をあげても外に聞こえないよう、池谷の部屋を防音の壁材を貼った。→安眠のためでなく、拷問部屋にするつもりだった。

場所の確保のあとは、拘束する方法。池谷はつねに護身用ナイフを持っていた。

ナイフで抵抗されたら、腕力のある阿賀里でさえ危ないし、番号を聞き出すまで池谷を殺せない。

そのため、睡眠薬で池谷を昏睡状態にした。

阿賀は最近眠れないと言い出して、池谷から睡眠薬を四回もらっていた。それを使用せずに貯めておいたのだろう。

夕食後、ウイスキーに四回分の睡眠薬を入れたはず。池谷はまんまと飲んでしまった。しかも自分で2回分の睡眠薬を飲んだので、計6回分の睡眠導入剤を飲んだことになる。

【結論】
・肝臓の病気があって肝機能が下がっているところに、睡眠薬の過剰摂取でショック死…という意味では病死!
・阿賀里が睡眠薬を盛ったから引き起こされた、という意味では他殺。
・2回分を自分で飲んだという意味では事故死。(自殺ではなく事故)

池谷は、中卒で単純バカ阿賀里が計画したとは思えず、中岡が黒幕だとにらんでいた。

正解だった。沙羅は補足説明する。阿賀里と中岡芽以の出会いは、中岡のナンパ。

中岡は悪人で、老人ホームのボランティアは詐欺のためにしていた。

中岡は、阿賀里を「使える」と見抜きました。従順で、腕力もある男手は必要不可欠だった。

女の武器を駆使して、肉体関係もち、阿賀里をとりこにして、洗脳・調教していった。

あとの推理はほぼ当たり。ちなみに肝臓がんではなく、肝機能障害だという。

池谷は、地上に戻る前、沙羅には阿賀里を許し、中岡を通報すると嘘をついた。内心では2人を殺すつもりの池谷。

沙羅は「閻魔はすべてを見通すから嘘をつかれることはありません」と意味深なことを言って、池谷を地上へ戻す。

結末

地上に戻った池谷は、ウイスキーを飲もうとした。すると、猫がとびかかってきて、酒がこぼれた。

池谷は、そのウイスキーに不純物が混ざっているのに気付く。

阿賀里の表情が固まっていた。無機質な顔。暗黒の瞳。悪魔に魂を売ったかのような目だ。

池谷は気付いた。阿賀里と中岡が自分を殺害しようとしている、と。

池谷は猫を人質にとった。しかし逆効果!阿賀里のサイコパスのスイッチが入っている。

猫が逃げる。池谷はナイフを出す。阿賀里のパンチの方が早く決まって…。

池谷は阿賀里に頬(ほほ)を叩かれ、目を覚ますと、防音の部屋に縛られていた。

「おはよう、おさむくん」という阿賀里とともに、やはり中岡芽以がいた!

拷問は3時間に渡っておこなわれた。

池谷は折れてパスワード「KANEONNA」(かね おんな=池谷の好物)を白状。

お金を取ってきた阿賀里は、自分のパスワード「OSAMUKUN」(おさむくん)を池谷に教えたあと、池谷のくびをへし折って殺害。

池谷は閻魔堂にいた。しかし沙羅はいない!?代わりに、巨大な男がいた。閻魔大王だった。

池谷は問答無用で地獄行き。刑は、1万回同じ死に方をする刑。拷問死の3時間を1万回繰り返すことになる…

次の瞬間。阿賀里は頬を叩かれて目覚めた。

すると、阿賀里が「おはよう、おさむくん」と言って…。(おわり)

5話のネタバレ

5話のネタバレと感想はこちら▼

【閻魔堂沙羅の推理奇譚】6話のあらすじネタバレ

放送日:2020年12月5日(土)

死者:刑事・武部健二(村上淳)
死因:刺殺

6話のあらすじ

閻魔大王の娘・沙羅(中条あやみ)のもとに、刑事の武部建二(村上淳)がやってきた。犯人逮捕のためなら暴力もいとわない武部は、気弱な後輩・森野(上川周作)とタッグを組み、殺人事件を捜査中。武部の機転で事件は解決したかに思われたが、武部は帰り道で何者かに腹部を刺されて殺されてしまう。閻魔堂で沙羅から「最後の事件の犯人はえん罪」と聞かされ、武部は事件解決のため、生き返りを熱望。推理ゲームに挑戦することに。

6話の原作ネタバレ

武部は43歳の刑事。DVを理由に妻に離婚され、息子とも離れて独り身。今、森野の指導に当たっている。

井ノ原は傷害事件の容疑者だが、中学時代の後輩で居酒屋店主・吉井に嘘のアリバイ証言をさせた。武部は、井ノ原と吉井の関係に気づき、証言をさせるため奔走。旭東会の岩舘に井ノ原のタレコミでガサ入れする、と岩舘に言うぞ…と脅迫まがいの手法を取った武部。強引だったが、アリバイ証言が崩れ、見事に傷害事件の解決へ導く。

ある日、人が血を流して倒れていると通報があり、森野と現場へ。頭がつぶれていて、森野は吐いてしまった。

問題編

被害者は榎並颯天はやて。27歳。英会話教室の講師。
容疑者は3人。
(1)玉橋由季菜、34歳、看護師。元カノ。2年前に別れた。榎並に貢いだため多額の借金がある。
(2)清水麻帆、26歳、OL。元カノ。1年前に付き合い、2週間前に別れた。榎並の浮気が原因。相手の女性は芳根美加。麻帆は芳根を殴ったが事件にはなっていない。榎並との子を妊娠したが、榎並に中絶するように頼まれおろした。
(3)芳根美加、20歳、女子大生。新潟出身。都内で姉と2人暮らし。女子アナ志望のため英会話教室に通っていた。交際は半年前から。2週間前に二股を知ったが、榎並が清水と別れたため許した。

三者とも殺害動機がありアリバイなし。

武部と森野は遺留品のネックレスを調べるのが担当。3週間後、ネックレスのブランド名と50種の商品のどれか、そして購入者リストが判明。そのリストに容疑者3人の名はない。

そんな中、凶器が発見される。コインロッカーから血まみれの灰皿が見つかった。灰皿を包んでいた薄紙からクリーニング店につながり、そこが玉橋が務める病院と契約しているとつながった。

しかし玉橋にアリバイが見つかった。玉橋は夜に海までドライブをしていたが、テレビのロケのクルーの撮影に写っていた。死亡推定時刻(21-23時)に榎並宅には間に合わない計算だ。

未解決のまま1か月が経過。そんな中、清水麻帆が交通事故で病院へ搬送された。ひき逃げだった。脳挫傷で意識不明の重体となった。武部は清水麻帆の自宅を調べ、チェーンが切れたネックレスが発見される。鑑識の調べで、榎並の血痕がでた。

清水麻帆で容疑が固まったが、武部は納得いかない。直情型の清水が、玉橋に濡れ衣を着せようと計画して工作するだろうか。

武部は森野を飲みに誘うが、小池えり子という彼女と先約があるという。武部はひとりで食事し、自宅へ帰る。しかしアパートの入り口で、背中に衝撃が!ナイフで刺された!?

解答編

武部の意識が戻ると、少女がいた。閻魔大王の娘・沙羅だという。

沙羅は功績も多いが罪も多いと判断を迷う。刑事の功績も「帳消しにする失態をやらかしてる」と口をすべらせた。

武部は冤罪を生んだのかと心配になり、「死者復活・謎解き推理ゲーム」に挑む。

武部は試行錯誤しながら、答えにたどり着く。

榎並殺しの犯人は、芳根美加。同機は痴情のもつれ。 おそらく森野は芳根の姉と交際していたのだろう。事件当夜、姉は妹と自宅にいたと証言しているが虚偽。

事件現場で、森野は恋人の妹のネックレスが落ちていたことに気づく。あのとき吐いたのは、武部の気をそらしてネックレスを回収するため。しかし一片の鎖の輪までは回収できなかった。

玉橋へ罪を着せた工作は森野がおこなった。しかし玉橋のアリバイが判明したため、武部が違和感をもつきっかけになった。

清水へのひき逃げを実行したのは芳根美加の姉だろう。本当は殺す気だったが、死ななかった。結果的に清水麻帆が犯人の線で固まった。

しかし武部が諦めていない。邪魔な人物だ。そして、あの夜、森野との最後の会話で、恋人のことを尋ねたことで、「カマをかけられた、自分は疑われている」と森野は思ったのだろう。しかも明日、課長に話して追加捜査の許可を得ると武部は森野に話した。

だから森野が武部を刺殺した…。

沙羅は「ご名答です。すばらしい推理でした」と告げる。正解だった。

補足説明として…芳根美加の姉は芳根華怜かれん。OLで29歳。華怜は美加に榎並と別れるよう勧めていました。そして、事件当夜、別れる話しをして、美加の裸の写真の削除を頼みます。榎並はふざけて友人に画像を送った、とからかいます。実際は送ってないものの、美加は衝動的に灰皿で榎並を殴打。

ネックレス調査担当になった森野は、宝石店の防犯カメラ映像を削除。武部が、50種ある商品のどれかはわからなかったものの、あとでレジの記録と突き合わせて購入者を特定できるよう防犯カメラをおさえていたから。

沙羅は「これを機会に心を入れ替えてください。」と告げて、武部を地上に戻す。

武部は刺された。すると、「人が刺されてる!」と女の声がした。殺人鬼は立ち去った。女は救急車に電話してこの世に声が録音されると困るという。しかし通報するなら、条件としてDVをした息子と元嫁に謝ること、を提示。武部は約束し、通報してもらった。

武部は助かった。森野は異動になった。しかし、武部は推理して森野が犯人と突き止めた。病室にきた森野に推理を突きつけると、自首するという森野。

翌日。森野と芳根姉妹は警察へ自首した。武部は、あの女との約束を守り、元妻へ電話をかけたーー。(おわり)

【閻魔堂沙羅の推理奇譚】7話のあらすじネタバレ

放送日:2020年12月12日(土)前後編の前編

死者:デザイナー・新山律子(41歳:牧瀬里穂、6歳:澤山明璃)
死因:刺殺

7話の原作ネタバレ

新山にいやま律子りつこ(牧瀬里穂)は中学2年の娘の美久(長澤樹)と2人暮らし。41歳。夫とは彼の浮気が原因で別れた。律子と美久とは彼女が小6以来、会話がない。中学入学して以来、非行に走っている。律子は「こんなはずじゃなかったのに」と思う日々。

律子は野上叶恵かなえ(飯島順子)と「K&Rプロデュース」という会社を経営している。業務内容は、店舗経営の総合プロデュース。社長兼営業は叶恵で、律子は一級建築士の資格を持つ店舗デザイナー。2人で始めたが社員も増えた。すべて女性だけで、新聞にも取り上げられた。

律子が叶恵と知り合ったのは8年前。律子は大学卒業後、設計事務所に入った。男社会で助手ばかりさせられる中、会社には内緒でコンペに出して賞を取ることもあった。その受賞を偶然知った叶恵が初対面の律子を起業に誘ったのが2人の出会い。

叶恵は広告代理店に勤務していたが、そこも男社会だったので、企業の機会を狙っていたという。会社は成功した。律子は叶恵の社長としての力量は認めている。社交的な性格で人脈があり、交渉力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力は抜群に高い。それは律子にはなく、お互いに補完する関係だ。

しかし律子は、財務状況を知らされていない。叶恵の接待費も使い放題。横領されていてもわからない、と律子は不安を募らせている。

ある日、律子は元夫の福森幸次(井之上チャル)から電話があった。幸次は律子の2歳下。交際1年で結婚。その2年後に美久が誕生した。美久が物心つくまでは幸せだった、娘も大きくなり、夫婦のすれ違いが大きなる。保育所が見つからなかったこともあり、幸次にも家事・育児の負担が増えた。ストレスもあったのか、幸次が浮気し、離婚。美久が8歳のときだった。

律子は元夫から電話で彼が再婚すると知った。幸次は「美久を放置するのは虐待と同じ」と指摘し、美久を引き取ると言い出す。そして、完璧主義で子育てはできない、と律子を責めた。

律子のマンションに叔父(=母の兄)の新山寿ひさしがやってきた。

律子の母の飯塚いいづか町子まちこ(現代:湖条千秋、26歳時:津川マミ)はシングルマザーだった。父が誰かは不明。町子は働いたり、働かずに生活保護を受給したり、酒を飲んですさむ生活を送った。律子が中学1年のころ、町子は殺人事件をおこし、懲役18年の判決を受けた。

町子は工場の社長と不倫していたが、社長夫人にばれてクビになった。退職金を求めて社長宅に押しかけ、社長夫人と口論の末に殺害。死体をめった刺ししたため「切り裂き町子」としてニュースになった。

律子は子供のいない寿・俊子としこ夫婦に引き取られた。飯塚姓から妻の新山姓に変えたのは、世間の目があったからだ。(俊子はもう他界している)

律子は寿のもとにクレナイ金融の川澄かわすみ吾郎ごろう)がやってきたという。律子の母・町子が1千万も借りて、偽造の印鑑や身分証で連帯保証人を寿にしていた。もちろん無効だが、律子のもとへ来るかもしれないからと寿が連絡をくれたというわけだった。

律子のマンションは東京都北区赤羽、町子が夜逃げする前の住所は埼玉県越谷市、寿の住所は埼玉県川口市。地理的には近距離だ。

翌日の午後。川澄が律子の会社を訪ねてきた。ちょうど叶恵は金沢へ出張中のため、律子はほっとする。母が殺人犯だと叶恵には話していない。娘との今の生活を守るためにも決意して川澄に会う律子。

川澄は関西人で、短足のずんぐりむっくり体型。60歳前後。ひげも雑なそり残し、スーツもしわで、姿勢もだらしない。律子は、母の借金の肩代わりを拒否。もちろん支払い義務はないが、川澄はやわらかい口調で脅迫する。叶恵や元夫の幸次に肩代わりしてもらうか、中学生の美久に稼ぎ方を教えてもいいと言い放つ川澄。殺人犯の母のことを叶恵、幸次、美久に黙っている律子の弱みを突いてきた。…この日はおとなしく川澄は帰った。

律子は、母は死ねばいいと思っている。しかし母の殺人を周囲に知られるのはまずい。

その理由は…▼

・叶恵が知ったら、会社を守るため、律子を切るかもしれない。
・幸次に知られると親権が取られる。
・娘にはイノセントのままでいてほしい。知ってほしくない。

どうしたらいのか悩みながら、律子が自宅マンション入り口へ着くと、老婆が「りつ、こ」と声をかけてきた。町子だった。30年ぶりの再会だが…

触るな!私に母はいない!もう死んだ」律子は近づく町子に告げた。町子はあれは冤罪だったという。ファミレスに移動して、話を嫌々ながら聞く律子。町子は男女の仲になった南原という男に騙されて借金したという。自己破産はさせてもらえない、借用書を捨てたので弁護士に頼んで法的金利の範囲にしてもらうことも不可能。

律子は八方ふさがりだ。町子を川澄に引き渡しても支払い能力はない。町子を逃がしても彼女に頼るところがない。川澄は必ず律子を狙ってくるだろう。結局、律子は8万円を渡して、町子を逃がし、言った。「また私の前に現れたら、殺してやる」

律子がマンション入り口に戻ると、美久が同級生らしき男の子と一緒にいた。会話を盗み聞きしたところ恋人関係らしい。美久とわかれた彼に声をかけた。蔵本樹季くらもといつきくん(向 鈴鳥)だという。美久とは1か月のトライアルで付き合ってるらしい。律子は美久の送り迎えを頼んだ。

律子は美久に「どうしたい?」と尋ねた。父が引き取りたいと言ってること、美久の幸せを律子も一番願っていることを伝えたが…「どっちでもいい」と投げやりな美久。

1週間後。毎朝、樹季との会話も日課になり楽しみになった。送り迎えのお礼に高級な靴をプレゼントした。出社すると、叶恵から話があると呼ばれる。昨日、律子が退社後に川澄が来たという。60歳くらいの女(=町子?)の写真を見せられたという。律子は俊子の親戚だろうとごまかす。

やがて幸次にも川澄が接触していることが分かる。川澄がプレッシャーをかけてきていると律子は悟った。

律子は考えた。選択肢は3つ。

(1):借金を律子が返す。ただし今後もゆすられる危険はある。
(2):町子を捕まえて川澄に渡す。しかし彼女に支払い能力がない。
(3):川澄を無視する。しかし切れた川澄の行動が読めない。

いっそ母の罪を叶恵や幸次・美久に話す?ダメだ。終わる。

律子は川澄に電話して、本社に迷惑行為だと伝えると脅した。しかし川澄は引き下がらない。

律子は早退し、マンションへ。自宅の部屋の前で鍵をまわしてドアを開けた。

と、ふいに、うしろから体当たりされた。町子だ!

部屋に入ってきた町子。口論の末、川澄に電話しようとする律子。

町子がスマホを叩き落とし、今度は土下座+泣き落とし!金を貸してほしいと言い出す。

それが失敗すると「なに偉そうに!ちょっと成功したからって」と開き直る町子。

町子は工場の社長に体を売っていた、娼婦だったという。裁判で社長の乱暴な性行為を暴露してやればよかったと後悔しているという。

さらに町子は律子の父を教えた。渋谷で財布を盗まれ帰れないでいたら優しそうな男に拾われた。

車でひとけのない場所へ行き、男ともだちも来て、朝までむちゃな行為が続いた。

2人の内どっちが律子の父かはわからない。しかし町子は、律子の(母を嫌悪する今の)顔を見て最初の優しそうな男にそっくりだと言う。

律子は母を嫌悪し、神様を呪い、スマホで町子の頭をなぐる。町子は倒れた。律子は母を殺した

律子は娘を殺人犯の子にしたくない思いから、町子をバラバラにして死体遺棄を考える。

町子はICレコーダーで録音していた。再生すると、町子が律子の部屋に入ってからの会話、鈍い音がして町子が倒れるまで録音されてたいた。どういうこと?

律子はホームセンターへ解体用の刃物を買いに行く。美久が帰宅していた。律子は自分の寝室に入り、がく然とする。

町子の死体が消えていた!町子の靴もない!?

美久が部屋に来て、“知らないおばさん”に突き飛ばされ「覚えてろ、また来るからな」と言われ出て行ったと言う。

生きてたのか、と律子は安心し、部屋から計40万の金品が盗まれていたと気づく。

翌日の金曜日。あさ7時過ぎ、珍しく美久が自分で起きている。昨日までの試験疲れか美久がやつれてみえる。

いつもと変わらず樹季と談笑してから出勤。すると、叶恵に呼ばれ、調べて「切り裂き町子」を知ったといわれる。律子はすべて話した。叶恵は“けがれた手”で描いたデザインは価値がないと言い切る。そして、教えてくれればペンネームや覆面デザイナーなど対処があったのに…と嘆いた。叶恵は、律子の表情をみて“うぬぼれ”を見抜く。残念ながら律子の代わりはいるのだ。

しかし叶恵はすぐに律子のクビを切らない。金か、いっそ体でも、なんとか解決を試みるという。

「いざというときは覚悟しといて」とだけ、叶恵は律子に言った。

昼休み。美久の担任の榎木先生から律子に電話がくる。美久が学校に来ていないという。樹季の兄が不良だとも聞かされる。樹季の兄は今は高校生だが、去年の中学時代、合コンと称して女子生徒を勧誘した。その合コンは不良グループの主催で、援交・売春の場だった。その兄の手伝いを樹季もしていたという。

そしてレイプ事件が去年起きた。樹季が誘った女子生徒が被害届を出したのだ。律子は信じられなかった。

18時。律子が会社を出ると、幸次がいた。叶恵から「切り裂き町子」のことを聞いたという。幸次は美久を律子と離れさせる決心を固めていた。

律子は自分から母(=美久の祖母)の罪を娘に話すから、今からは来ないで、と告げた。

律子がマンションへ戻ると、美久はいなかった。叔父の寿から電話がくる。

昨晩遅くに律子から電話があって、祖母(=町子)の生死を聞かれたという。交通事故で死亡したと言い張ったと律子に告げる。

30分後、美久が帰宅。なぜか、びしょ濡れだ。何があったのか問いただすがいつもどおり答えない美久。

しかし、美久は穢(けが)れなき純真な笑みで「何もないよ」と言って、倒れた。

救急車で運ばれた。39度の熱、栄養状態も悪い。母親失格と自覚した律子は眠る娘に「ごめんね」と謝った。そして、すべてを娘に打ち明けた。

翌日。律子は幸次に連絡し、娘と来週会わせる約束をする。そして、幸次の婚約者が晴山はるやまかりん、という名と聞いた。幸次は安心して名古屋へ帰っていった。

律子がいったん自宅マンションへ戻ると、樹季がいた。律子は樹季を責めて追い返す。

ひと眠りしてしまった律子。もう17時。用意して病院に行き、眠る娘に付き添った。川澄から電話がきて、“美久の秘密”を見てもらいたいと言ってきた。荒川沿いの小屋で待ち合わせて行って、中に入ってみた。

と、背後からナイフで刺された律子。ぼんやりと背後の人物を見ようとしたが意識が薄れていく…。(つづく)

※ここでは、律子が死亡するまでを便宜上、前編として原作ネタバレとしました。
なお、原作「閻魔堂沙羅の推理奇譚 金曜日の神隠し」は文庫本1冊分の長編になっています。
副題の「金曜日の神隠し」は死体が消えたということでしょう。町子が生きていたというのは本当なのでしょうか、解決編が気になりますね。

7話のネタバレ

ドラマ【閻魔堂沙羅の推理奇譚】第7話も原作ネタバレとほぼ同じ展開。

しかし、原作と異なる点もありました。

以下、ドラマオリジナルのエピソードをネタバレ▼

律子が刺されて閻魔堂に来たとき、「沙羅さん。覚えています、あなたのことを」と言います。

沙羅は、律子のことを「私が初めて現世に生き返らせた人間」と明かします。

律子は1度死んでいました。

35年前、6歳の律子は椅子から転げ落ちて床に頭を打ち、死亡。

…6歳の律子は、母から暴力を受け、食事も満足に与えられなかった。その日は、母は男のもとへ行き、5日も放置されていた。空腹で死にそうな律子は棚の上の方のコーンフレークを取ろうとして、転げ落ちた。

6歳の律子を生き返らせたが、助けたことにはならず、最悪の形で二度目の死を迎えた。

沙羅は「あなたの強さに賭けたのに、つまらないゲームの結果になった」と告げる。

すると、6歳の律子が現れて…というところで続く。

「律子が一度死んでいた」「沙羅の初めて生き返らせた人物」というオリジナル要素があることで、この生き返りの意味について深く切り込み、沙羅の思いについても、最終回に向けてドラマオリジナルとしてまとめていきそうです。

【閻魔堂沙羅の推理奇譚】最終回のあらすじネタバレ

放送日:2020年12月19日(土)前後編の後編

死者:デザイナー・新山律子(牧瀬里穂)
死因:刺殺

最終回の原作ネタバレ

律子(牧瀬里穂)は閻魔堂にいて、沙羅(中条あやみ)と出会う。

律子はマイナス要素があり地獄行きだ。

が、娘を心配する思いが沙羅に悟られ、死者・復活推理ゲームのチャンスをもらう。

沙羅は告げた。「あなたに足りないのは母親の資質でなく、推理力です」

今わかることで推理すれば犯人にたどり着くという。

律子の推理がスタート。時間は沙羅がおやつを食べ終わるまで、10分間。

…町子と川澄がグルの可能性がある。

律子のことを新聞で知ったと町子が言っていたが、漫画くらいしか読まないはず。

律子の現住所を大学に問い合わせ、郵便局員を名乗って調べたというのあやしい。

あの録音もおかしい。しかし町子はどこへ逃げた?美久が学校を休んだのはナゼ?川澄が小屋におびき出したのは?川澄が律子を殺害しても得はないはず!美久の秘密とは?

混乱する中、そもそも町子が死んでいた、ならば?と推理。

美久は遺体に気づいて自室に運んだ。盗難は偽装工作。翌朝(金曜日)の珍しい早起きも、起こしに来られて遺体を探されないため。

律子が人生通算でマイナスなのも納得だ。殺人犯なのだから。

土日は律子が家にいる可能性が高い。なので、美久は金曜のうちに死体遺棄を計画したのだろう。

おそらく河川敷のあの小屋だ。

川澄は、律子のマンションを見張っていて、律子が遺体を運ぶのを目撃。

それが「美久の秘密」か。美久が町子を殺害した、と川澄は勘違いして、律子に電話したのだろう。

川澄は現物=遺体を律子に見せて、ゆする計画だったはず。

犯人は小屋の中に隠れていたはず。入ってくる音がしなかったから。

川澄の目的は金だから犯人ではない。美久も入院中なので除外。

ポイントは死体遺棄の協力者が誰か?

美久が協力を頼めるのは、寿・幸次・叶恵・樹季。律子の知ってる情報で解けるならこの4人だ。

残り2分。沙羅のもとに女性がいた。会話から沙羅の母らしい。ジュースが服にこぼれたため、替えのブラウスを持ってきたようだ。

言いあう2人は仲がよさそうだ。ふと、汚れた服、着替え…で思い出す律子。

金曜の夜。美久はずぶ濡れで帰宅した。雨は午後から降った。死体遺棄は午前に始めたのだ。朝、樹季は傘を持っていたが…。

タイムアップ。

律子は推理を披露し、犯人を解答する。「私を殺した犯人は樹季くん!

小屋に隠れていた樹季は、突然入ってきた律子を認識できたか不明だが、(私が殺害したと言っていた)美久を守るため、侵入者を殺害したのだろう…。

沙羅は「不充分ですね」と告げた。なぜ樹季が協力者になったかの推理が弱いという。

律子は根拠を2つ話す。

(1)傘について:律子の家に見知らぬビニール傘があった。樹季が置いたものだろう。午前に運んだから傘を持って行かなかったのだ。
(2)靴について:土曜の昼すぎに律子がいったん家に戻った時、樹季は古い靴を履いていた。律子がプレゼントした靴は金曜日に履いていて、午後に泥まみれになったのだろう。

「いいでしょう。正解です」沙羅は答えた。

沙羅は補足説明。町子と川澄はグルで、計画した首謀者は川澄。ICレコーダーは分析して今後の対応を決めるため。町子が最初に律子と接触したときから録音していた。

樹季はスーパーマーケットのカートを借りてきて遺体を運んだ。その日、小屋の近くに穴を掘り進めた2人。しかし十分な穴はできず、その日はいったん帰宅。しかし体力の消耗もあり美久は倒れた。

美久のことを知らない樹季はマンションで待ち続けます。(美久は携帯電話を持っていません)樹季は美久の入院を知り、ひとりで遺体を何とかしようとします。樹季は河川敷周辺の地盤が固いためバラバラにして運ぼうと考え、自宅に戻りサバイバルナイフを取ってきてから、小屋へ。

誰か(=律子)が入ってきたときパニックになった樹季は、美久を守りたい一心で、その影を刺した・・・という。

後日談。地上では2日経過。樹季はまだ逮捕されていない。樹季は刺したのが律子と知りさらにパニック。律子の持つ病院の領収書から、美久の入院先を知り、病院へ。話をきいた美久は、樹季とともに西へ西へと逃亡。月曜になり、律子の無断欠勤から、叶恵が通報。警察はスマホの位置情報から小屋へ。死体2つが発見された。逃走中の美久は樹季との心中も考えているほど、追い詰められている。

律子は刺される直前に戻る。町子を殺す前は無理だという。閻魔堂にきた町子の審判は、閻魔大王が担当したが、おそらく地獄行きだ。

律子はひとつ疑問だった。なぜ美久が私を助けたのか。沙羅は、律子が娘を愛していうように美久も母を愛しているからだという。

実は、美久は小学5年のときイジメに遭った。中学からの非行の原因だ。それに母が気づかないことをうざく思った時期もあった。しかし律子が、本当に美久を愛しているから、どうしたいのかと聞いてくれたとき、うれしく思った。だから律子を助けたのだ。

沙羅は、人生に正解はない。だから先入観を持たず、自分の頭で考えていくことが大事、と説いた。

律子は、樹季のことも沙羅に聞いてみた。樹季はよくわからないまま合コンのチラシを配布しただけ。合コン当日は行っていないし、利益ももらっていない。樹季は不良グループからすでに手を引いている。近く出る逮捕状に樹季の兄は含まれていない。そこまで中心人物ではない。

律子は土曜の昼過ぎ、樹季を「ケダモノ!」と罵(ののし)ったことを反省した。

そして地上へ。律子は閻魔堂の記憶はない。小屋に入ってスマホの灯りをともしたとき、稲妻が走った。雷鳴がとどろき、光った。律子は背後の影にびっくり。樹季だった。律子は室内にあるかたまりのシートをはがし、町子の遺体を発見。

律子は、今まで謎だったものが解けた。そして樹季に、「この女を殺したのは私」と説明。

律子:「いい?あなたと美久は何もやってない。これからそう答えて。私がカートでここに運んだ。いいわね?」

律子は、樹季を娘がいる病院へ向かわせ、後の処理をすることにした。律子は遺体と一夜を過ごした。もう夜明けだ。律子は「ゴミ!」と町子を蹴った。しかし自分も母親失格だ。娘に守られるなんて、でも気持ちはうれしかった。

律子は警察署へ着いた。すると美少女(=沙羅?)がいた。美少女に「ちょっと待ってもらえますか。タクシーがつかまらないみたいで」と意味不明なことで声をかけられる。世間話しをする中で、雷に関西出身のヤクザが死んだというネットニュースを見せてもらった。川澄のことだ。

タクシーが到着し、樹季と美久が降りた。律子は泣いて「あなたたちから勇気をもらった。もう逃げない」と告げる。美久は「私は大丈夫。強いから」と泣かなかった。

「行ってきます」「行ってらっしゃい」と普通の親子のように言葉をかわし、律子は警察署の階段を上がっていく。(おわり)

最終回ネタバレ

最終回(第8話)のネタバレと感想はこちら▼

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