【どうする家康】32話|池田(徳重聡)と森(城田優)があっさり退場!

【どうする家康】32話|池田勝入(徳重聡)と森長可(城田優)の退場があっさりしすぎ!?
32話「小牧長久手の決闘」が8月20日に放送されました。秀吉(ムロツヨシ)との大決戦、小牧・長久手の戦いはどう描かれるのか。ついに徳川四天王誕生!
今回は、【どうする家康】32話のまとめと感想・レビューをお届けします。

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目次

【どうする家康】32話の視聴率

【どうする家康】32話の視聴率は10.2%でした。
(視聴率は関東地区・世帯・リアルタイム)

【どうする家康】32話|小牧長久手の激闘

【どうする家康】32話は、小牧長久手の戦いが描かれました。

小牧山城要塞化計画

— —天正12年(1584)3月 —

家康は榊原康政(杉野遥亮)に命じて小牧山城を堅牢な要塞に改装させていた。その正面約1里半の楽田城には秀吉の軍が待ち構えている。睨み合いを続けること数日、決戦の時が迫っていた。

 — 小牧山城 織田徳川本陣—

織田信雄(浜野謙太)は多勢の秀吉にどうやって勝つのか、と疑問を投げかける。敵はあれだけの兵に食わせるだけでもひと苦労、長引けば秀吉にも焦りが出よう。さすれば我らに有利な和議を申し立てるやもしれぬ、と石川数正(松重豊)。

和議? 弱気なことを、と本多平八郎忠勝(山田裕貴)。数が違いすぎると数正。

大軍にあるものは一体にあらず、所詮寄せ集め。一戦交えて大いに叩きのめせば崩れるだろうと直政(板垣李光人)。

秀吉に愛想をつかし、こちらに付く者が出てくれば、勝ち目は十分にある、と康政。

和議など二度と口に出すな、勝利あるのみと忠勝。

本多正信(松山ケンイチ)は、ならば秀吉を焚きつけてみようと提案する。罵詈雑言の流布。つまり秀吉の悪口を書き連ねてそこらじゅうに立て札を立てて、言いふらすのだ。

池田勝入(徳重聡)が、巷に流布されている秀吉の悪口が書かれた文を集めてくる。「おぬしへの嘲りじゃ」。森長可(城田優)は榊原康政が書いた悪口を口にする。

読んでみりゃあ。

三河中入りの裏をかく

家康は、秀吉の作戦を本多正信(松山ケンイチ)に読ませる。「某ならここを攻める」と石を床に落とす正信。康政は、堀の図面を変える。

家康を引っ張り出せと池田勝入(徳重聡)と森長可(城田優)。出てきたところを挟み討ちにする“三河中入り”作戦だ。すでに兵は用意させている。

中入りは本軍の数を減らすからいい手ではないと秀吉。勝入は、自分がいるから織田の家臣が秀吉に付いていることを忘れるなと釘を刺す。秀吉はそういう言い方はしない方がいいと忠告する。

康政の指示で、小牧山城の要塞化は着々と進んでいた。井伊直政(板垣李光人)は正信に、かつて殿の命を狙ったのは本当か、なぜ追放で済んだのかと問う。自身も殿の命を狙ったことがあるからこその疑問だ。

戦のない世の中を作るのは家康のようなお方。御恩に報いてみせる。直政は要塞造りの兵に発破をかける。

多勢の秀吉に勝つには、気づかれずに中入り勢を叩けば良い。ただこちらの動きは丸見えだからそんな手はない。家康はある策を思いつき、南側の堀を作り直せと康政に命じた。

康政が持つ図面を見て「こんな図面を描けるようになっていたとは」と、実は褒めている忠勝。康政の望みは、忠勝に追いつき追い越すことだったが、戦場では敵わないからオツムを鍛えるしかない。地味な仕事のほうが向いている。戦場でかすり傷1つ負ったことがない、といつもの自慢をする忠勝。康政は、かすり傷1つないはずはないが、それを皆が信じて忠勝を恐れ慄いていることがスゴイと褒める。

まだしばらく死ぬわけにはいかぬ。殿を天下人にするまでは、死ぬわけにはいかぬ。
忠勝はその熱い想いを口にした。

徳川四天王誕生

—楽田城 —
三河中入り作戦は、おとりではない。池田勝入、堀秀政(小橋川嘉人)、森長可の勢が出陣し、総大将は甥の羽柴秀次に任せると秀吉。3万の兵を持って岡崎を落とす!と檄を飛ばす。

虎之助/加藤清正(淵上泰史)が家康が出てこないと報告する。

さぁ、岡崎を灰にしてまうか? どうする?家康。

— 岡崎城 —
中入りの軍が迫る岡崎では、於愛(広瀬アリス)や鍋(木村多江)、登与(猫背椿)ら女たちが城を守っている。「徳川の勝利を信じて」と於愛。

— 小牧山城 —
家康が家臣たちに感謝を伝える。

この弱く臆病だったわしがなぜここまでやってこられたか。今川義元、織田信長、武田信玄から学び、何よりよき家臣たちに恵まれたからにほかならない。

この戦が我らの最後の大戦になるやも知れぬ。我らの手で天下をつかむときぞ、出陣じゃ!

一方、秀吉は、徳川軍がなかなか出てこないことを不思議に思っていた。池田勝入と森長可には危機感がない。

一番槍を務め見事な功績を上げたのは四天王の1人、榊原康政。井伊直政は赤備えを身に纏いながら、母(中島亜梨沙)との約束を思い出していた。「徳川様を天下一のお殿様になさい。井伊家の再興はそなたにかかっている」。井伊の赤鬼、井伊直政が出陣すると、その赤備えを見た敵は、武田の兵だと恐れるが、大将はただの残党だから恐れるなと言う。井伊直政は、「(武田ではなく)井伊直政勢だ」と宣言する。

味方がどんどんやられていく中で秀吉は、ようやく小牧山城の堀が、守りのためのものではなく、気付かれずに出陣するための抜け道だったことに気づく。しかし時すでに遅し。

秀次勢を迎え討つのは本多平八郎忠勝。こっから先は一歩も通さん!蜻蛉切りの槍が鋭い。

池田、森の討ち死を報告された秀吉は、勝ち目がないと軍を引く。

石川数正が問題発言

小牧山城では、家康が勝利の歓喜に浸っていた。

皆のもの、ようやってくれた。われらの勝利である。

家康の音頭で皆、エイ!エイ!オー!と勝利の雄叫びを上げる。

その頃秀吉は、中入りは秀吉の策ではないと言いふらせと秀長たちに命じていた。負けたのはわしの策ではない。池田たちが言うことを聞かなかったからこうなった。

徳川は強い。どうやって倒すのかと尋ねられた秀吉は意味深なことを呟く。

徳川の総大将は家康ではない…。

家康側では、酒井忠次(大森南朋)の音頭で、「ドッコイ、ドッコイ、天下獲るため守るため」と皆が天下すくいを踊る中、数正だけが浮かない顔をしている。

もちろん勝利できたことは喜んでいるが、秀吉には勝てない。

数正の意外な発言に家康は…?

【どうする家康】32話の感想とレビュー

小牧・長久手の戦いは、家康側の見事な作戦勝ちでした。それにしても、あんな堀を5日?で掘ってしまうなんて、昔の人は本当にすごいですね。

そしてついに徳川四天王が名乗りを上げました。酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、井伊直政の4人です。

存在感ありありだった池田勝入(徳重聡)と森長可(城田優)。
いざ出陣!からの「ナレ死」ならぬ「報告死」とは…。ちょっとさびしかったですね。

秀吉との最大の決戦のはずなのに、小牧・長久手の戦い自体もあっさり終わりましたね。

そして数正の「秀吉には勝てない」発言の真意とは!? それは次週に持ち越しです。

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アイキャッチ画像出典: (C)NHK

どうする家康32話

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