【どうする家康】21話のネタバレ|岡崎体育が魅せた迫真の演技に涙が止まらない!

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どうする家康21話

【どうする家康】21話のネタバレ|岡崎体育が魅せた迫真の演技に涙が止まらない!
6月4日放送の21話は、長篠の戦いの前日譚。長篠城の奥平勢のピンチを救うために奔走した鳥居強右衛門(岡崎体育)と、家康VS信長が亀姫の輿入れをめぐり敵対する!?
今回は、【どうする家康】21話のあらすじ・ネタバレ・感想・レビューをお届けします。

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目次

【どうする家康】21話の視聴率

【どうする家康】21話の視聴率は、10.8%(関東地区、リアルタイム、世帯)でした。

【どうする家康】21話のあらすじ

【どうする家康】21話のあらすじです。

瀬名と千代が手を組めば

瀬名(有村架純)は、千代(古川琴音)を築山殿に招き、茶を立てる。

もはや徳川は風前のともし火。武田はいつでも受け入れる、瀬名と信康を、と千代。

瀬名は、千代に旦那はいるのかと尋ねる。戦でとうに亡くした、子もいないと千代。
忍び働きも性に合っている、武田にもよくしてもらっていると言う。

でも、もし戦がなかったら、別の人生があったのではないか。あなたから幸せを奪ったのは本当はどなた様なのかしら。私とあなたが手を結べば何かできるのではないか。武田のためでも徳川のためでもなく、もっと大きなことが…。

瀬名の雰囲気に飲まれそうになる千代。あやうく毒を飲まされるところだった…。その毒とは、瀬名のきれいな眼に引き込まれていらぬことを言いそうになったということ。怖いお方ですね…。

千代を送り出すと、亀姫(當真あみ)が外に倒れているものがいると駆け込んでくる。石をぶつけてみたら人だった。熊のようなけむくじゃらの男は、奥三河の長篠城城主・奥平信昌(白洲迅)の家臣・鳥居強右衛門すねえもん(岡崎体育)。かなり腹が減っていたようで、食事を与えると一心不乱に貪り食う。

絶体絶命の長篠を救うべきか

長篠城は武田に囲まれ落城寸前。いくら待てども徳川の援軍が来ないため、食料もなく限界にきていた。強右衛門は、徳川の援軍は来ない、長篠は見捨てられたとぼやく。徳川の姫がこんな山奥に来るわけがない。

しかしもう武田には戻れない、徳川に頼るしかないという信昌は、徳川にピンチを伝えに行くという強右衛門を信じて岡崎へ行かせる。武士たちからは1人だけ逃げて武田に寝返るんだろうなどと言われていたが、強右衛門は得意の潜水で川を泳ぎ、何とか岡崎にたどり着いたのだった。しかしその動きは武田側に把握されていた。

強右衛門が持参した信昌からの書状を読んだ家康と家臣団は、奥平を助けなければならないと考える。長篠を奪われれば奥三河一帯を奪われる。武田から徳川に寝返ってくれた奥平を見捨てれば徳川の名がすたる、長篠は徳川をおびき出す餌だと万千代(板垣李光人)。しかし武田勢は徳川の3倍。やはり織田の助けが必要だ。

彦右衛門(音尾琢真)の予想通り、とりあえず信長の遣いでやってきた水野信元(寺島進)と佐久間信盛(立川談春)がなんだかんだと言い訳を始める。すると家康は、今すぐ援軍をよこさなければ織田と縁を切る武田勝頼(眞栄田郷敦)と組んで織田と戦うと宣言。

家康は、水野たちが将軍でもない信長を“上様”呼びすることも気に入らなかった。

意外にも織田信長(岡田准一)は2万を超える軍勢を率いて岡崎に現れる。賭けに勝ったと喜ぶ一同。それを聞いた強右衛門は、やさしく世話をしてくれた亀姫に、我が殿はろくでなしの自分を信じて送り出してくれたやさしいお方、「我が殿をよろしく」とよくわからないことを言う。

家康に対して跪いたり、援軍の遅れを謝ったり。珍しく殊勝な態度をとる信長に戸惑う家康たち。信長は、初対面の信康(細田佳央太)、瀬名、亀姫に挨拶し、五徳(久保史緒里)がわがままを言ったら折檻してよいと言う。そして奥平が持ちこたえているのは亀姫のおかげだと言う。

秀吉(ムロツヨシ)が家康の耳元で囁く。実は信長はすごく怒っているから気をつけろ…。

実は家康は信長から亀姫を奥平に輿入れさせるという参戦条件をつけられていた。家族から問い詰められた家康は、奥平の若君は武田を裏切って徳川についてくれたし、織田が勝手に進めただけだと言い訳をするが、信康は、亀姫はもっといい家に嫁がせたいと猛反対。五徳から、長篠は山奥で強右衛門みたいな毛むくじゃらな人ばかりとディスられて、亀姫もそんなところに嫁ぎたくないと思う。家康は、家族から今日のうちにハッキリ断れと迫られる。

【どうする家康】21話のネタバレ

【どうする家康】21話のネタバレです。

信長が「どうする家康?」と迫る

亀姫の輿入れを反故にするなら、清洲同盟からの関係を断つ。つまり徳川と手を切るということ。そもそも家康が望んだことだと秀吉。天下にいる人は1人残らず信長の臣下になる。つまり家康が信長の家臣となるということだ。信長は守ってくれるかもしれないが、信長には絶対服従になる。

数正(松重豊)は、“仮に”家臣にならなければどうなるのか、と聞くと今宵にでも五徳を連れて引き上げると秀吉。それはあまりにひどいと家康が非難すると、決めるのはお前だ、と信長。

いっそのこと、今ここで俺の首を狙ってみたらどうだ、今なら取れるかもしれんぞ。今じゃ、今決めろ。

これは脅しだ!と家康が言うと、先に脅してきたのは家康だと信長。

さあ、どうする家康?

今まで織田が徳川に何をしてくれた。桶狭間以来、わしは多くの犠牲を払ってわが国を守ってきた。なんで今さらお前の家臣にならなければいかんのじゃ!

ならばそれでよい。家康の決断を聞いた信長は五徳を連れていこうとする。五徳は怯えている。

帰ろうとする信長を、強右衛門が引き止める。長篠を奥平を助けてと懇願する。

そのとき信長の前にひざまづいたのは亀姫だった。お怒りをお静めくださいませ!と土下座する。奥平のもとに喜んで嫁ぐから、と必死に訴える。

瀬名は、家康は決して織田の家臣になることを拒んでいるのではない、ただ考える猶予が欲しい。輿入れの話はひとまず置いて、長篠の件を先に進めてほしいと割って入る。

信長は亀姫に、怒ってない、ほんの余興だと告げ、無論長篠は助けると明言した。

亀姫は強右衛門に伝える。奥平様に輿入れを楽しみにしている、毛むくじゃらでも構いません!

我が殿は毛むくじゃらではごぜぇません。そう言うと、一刻も早く我が殿に朗報を伝えたい強右衛門は奥三河へ急ぐ。走りながら歌い、みんなに胴上げされたり、亀姫が長篠にやってくる夢を見ていた。
ろくでなしと言われていた自分が大役を成し遂げ、自分を信じてくれた殿に恩返しできること、また亀姫が長篠に来てくれるという喜びに酔いしれていた。

しかし夢心地で亀姫だと思って抱きついたのは、なんと武田の兵。捕らえられた強右衛門に勝頼は、「徳川は長篠を見捨てた、城を明け渡すべきだ」と伝えれば、武田に召し抱えると言い、金をちらつかせる。

鳥居強右衛門の勇気

長篠城では、やはり強右衛門は逃げたんだろうとみな落胆していた。すると強右衛門が現れ、徳川は助けに来ない、見捨てられたと、勝頼の命令通りに伝える。絶望する奥平勢。金の入った袋を渡された強右衛門は金をこぼしてしまう。拾い集めながら、チャリンと鳴ったその音に、亀姫の鈴の音を思い出す。

亀姫は、こんなに汚い自分の手もしっかりと握ってくれるような心の優しい姫。やはり亀姫を裏切ることはできない。思わず駆け出した強右衛門は、信昌たちに徳川が織田の大軍を引き連れてやってくる。もう少しの辛抱だ、持ちこたえろ!と叫ぶ。

もちろん勝頼がそんな裏切りを赦すわけがない。強右衛門は信昌たちの目の前で、ふんどし一丁の姿で磔に。たくさんの槍を構えて勝頼の号令を待つ武田兵。強右衛門は最後にありったけの思いを込めてこう叫んだ。

殿 — !徳川の姫様は麗しい姫君。大事にしなされ。そりゃあまあ本当に素晴らしい姫君様じゃ!

命がけでその思いを伝えた強右衛門に、信昌もその名を叫ぶが、強右衛門は処刑された。奥平の武士たちは、強右衛門の思いを忘れないため、磔にされた強右衛門の姿を描いた旗を高く掲げる。

その頃、何も知らない亀姫は、岡崎で強右衛門のことを思い出していた。

岡崎では、信長が武田攻略の策を示している。それは歴史に語り継がれてきた、あの驚くべき奇策なのか。築山殿にひとり佇む瀬名は何を考えているのか — —?

【どうする家康】21話の感想とレビュー

鳥居強右衛門のエピソード、岡崎体育の熱演に涙が止まりませんでした。

【どうする家康】の強右衛門は、我が殿よりもひと足先に出会った亀姫の純真さ、やさしさに触れて恋をしていたんですね。

そりゃー、毛むくじゃらで熊みたい、人としてもろくでなしな自分に、徳川のお姫様なのに純真無垢な亀姫から分け隔てなく優しくされたら惚れちゃいますよね。でもその姫君は、尊敬する我が殿・奥平信昌の正室にお迎えするお方。

叶わない恋だけど、一瞬でも夢を見て、我が殿と姫君を繋いだ強右衛門。命がけで徳川・織田の援軍要請にも成功して、素晴らしい功績を残しました。

次回・22話はいよいよ、織田・徳川連合軍と武田軍の決戦、長篠・設楽原の戦いです。新説もあるなか、今回はどのように描かれるのでしょうか。

アイキャッチ画像出典: (C)NHK

どうする家康21話

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