【どうする家康】9話のネタバレと視聴率!本多正信(松山ケンイチ)の過去、裏切りの理由が切ない!

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どうする家康9話

【どうする家康】9話のネタバレと視聴率!本多正信()の過去、裏切りの理由が切ない!
三河一向一揆完結編!本多正信(松山ケンイチ)が一向宗側の軍師に!
正しいのは裏切り者の正信!?千代(古川琴音)の意外な正体とは!?
【どうする家康】9話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・感想・レビューについて!

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【どうする家康】9話の視聴率

【どうする家康】9話の視聴率は11.8%でした。いったいどこまで下がってしまうのでしょうか…。

【どうする家康】9話のあらすじ

【どうする家康】9話のあらすじです。

家臣を信じるか、殺すのか。2択の答えは?

本多正信(松山ケンイチ)は幼い頃、幼なじみのお玉を目の前で物取りに連れ去られたことを思い出していた。

その正信に裏切られたことは岡崎城でも噂に。左衛門尉()と石川数正(松重豊)は、吉良義昭(矢島健一)からの誘い状を即座に破ろうかと思ったが、家康の状態を見ているとそうもいかない。

もともと気乗りしない戦、いつまで続くかわからないのでは士気が上がらないと小平太(杉野遥亮)、方針を示してもらわなければ戦えないと平八郎()。

もう誰も信用できないと落ち込み、怖くてしかたないと震えるだけ家康に、鳥居忠義(イッセー尾形)が進言しにやってくる。
「道は2つに1つ」。家康の父も祖父も家臣の裏切りで命を落とした。でもそれはどうやっても避けることができなかった。結局は家臣を信じるしかない。主君が家臣を信じなければ家臣は主君を信じない。
信じて裏切られたら…?
謀反の疑いがある者をことごとく殺すしかない。
殺すことに決めたなら、まず自分からにしてくれと言う忠義翁。病で死ぬより楽そうだ。

忠義翁の思いに胸を打たれた家康は、金荼美具足を身につけか診断の前に現れると、わしはお前たちを信じる。供したい者だけ付いてまいれと叫ぶ。家臣団たちは喜んで立ち上がる。数正と左衛門尉はうれしそうに誘い状を破り捨てる。これを機に戦況は好転する。一向宗側は追い詰められていく。
門徒たちが亡くなっていくのを悲しそうに見つめる空誓。

心配しなくても負けないと言う正信に空誓は、なぜここにいるのかと問う。ただ、ここにいたいだけではだめかと正信。家康が来たと知ると、銃を持った本多正信が一向宗門徒たちを扇動する。

しかし正信が家康を撃とうとしたとき、大久保英世()が銃を撃って阻止する。8年前、寺内町での戦で正信と英世は組んでいた。盗賊たちにあえて盗みを働かせて一網打尽にする計画だ。実は弓の名手である正信も次々と盗賊を倒していた。

ケガをした遊び女を楽にしてやろうとした正信は、彼女の顔のほくろで、それが幼なじみのお玉(井頭愛海)であることに気づく。医者を呼んで助けようとするが、お玉は「南無阿弥陀仏」と唱えながら早くあの世に行きたいという。

寺側と和睦!? 正信が一向宗側についた理由

岡崎城に出向いた水野信元(寺島進)が、寺と和睦しろという。しかし和睦は方便で門徒兵を解体したら寺を潰せと言う。卑劣なだまし討ちはしたくない家康だが、そうせざるを得ない。

渡邊半蔵盛綱(木村昴)は正信に、殿が和睦を申し出てきたとうれしそうに報告するが、仲介人が水野だと聞いた正信は罠だ、謀反人には必ず厳罰が下ると言う。

空誓は、もうこの子らに戦え、死んでこいとは言えないと嘆く。門徒の暮らしを守りたかっただけの空誓も、侍の戦に利用され、多くの犠牲者を出したことを後悔していたのだ。

正信は、戦の犠牲になってしまったお玉のことを思い出す。そのときお玉が極楽浄土に行けるように、その手を手で包むと「南無阿弥陀仏」と何度も唱えたのだった。

【どうする家康】9話のネタバレ

【どうする家康】9話のネタバレです。

三河一向一揆終結と家康の罪

— 1564年(永禄7)春 —
家康と空誓が和睦。空誓は、こんな紙切れ(誓約書)は信じない。家康の心を信じる。目を見て、寺を元通りにすると約束してくれと頼む。家康は、寺は元に戻すと誓い、三河一向一揆は終結した。

戦後処理で家康は、夏目広次(甲本雅裕)の謀反については不問にする。今回最大の謀反人、正信は「申し上げることはない」と半蔵に伝えたが、家康は正信を呼びつける。

正信ならわかっているだろうが、寺を元に戻す気はないと伝える。正信は家康がしたたかに成長したと評価する。なぜ弁明しないのかと問われた正信は、過ちだの悔いているだのとは嘘でも言いたくない。過ちを犯したのは殿だから。

殿は阿弥陀ごときにすがる人の心がわかっていない。毎日たらふく飯を食い、妻子を救うために戦を起こすような人には、日々の米一粒のために殺し合い、奪い合う人たちの心はわからない。

民が仏にすがるのは現世が辛いから。自分の責務を果たすこともできないくせに民から救いの場を奪ったことを「大たわけめが!」と責める。

家康はすでに大切な家臣や民を守れなかったことを悔いていたと涙を流す。しかしこの国を立て直さなければならない。そのためにわしは前を向いて進む!

その言葉を聞いて、切腹でも打ち首でも好きなようにと顔を上げた正信は少しうれしそうだった。家康は正信の手縄を切り、三河からの追放を申し渡した。

正信はこれまでの恩に礼を言うと、去り際に、寺を元に戻すと約定を交わしたのを取り消すにはどんな言い訳を考えているのかと問う。頭を抱えているという家康に正信は、寺があった場所はもとは野っ原なり。もとの野っ原にもどーす、でいかがかなといい笑った。

家康の家臣団は、謀反者がいなくなってむしろ結束が固くなったと喜び、厭離穢土欣求浄土の旗を掲げて宴を催す。

一緒には喜べない家康。わしが守るべきものは民と家臣たちだったのに…と涙する。そんな家康に瀬名は、これから厭離穢土欣求浄土を実現すればいいと寄り添う。

そんな大それたこと、できるのかの、このわしに。

できるような気がします、何となく、と瀬名は答えた。

千代は武田の間者だった!?

千代たち本證寺の踊り子たちは、山道を通り武田信玄(阿部寛)のもとへ。信玄は、家康の評価を千代に尋ねる。

千代は、家康は信長ほど才はない。これまでに見た武将の中で最も気が小さい。そのことを自分がいちばんよく知っているおもしろきお方と微笑んだ。信玄も面白いと興味を惹かれていた。

【どうする家康】9話の感想とレビュー

家康三大危機の1つ、三河一向一揆は苦戦しながらも終結。イカサマ師だの裏切り者だのと言われた本多正信だけど、民が仏にすがるのは現世が辛いから。民を幸せにするという自分の責務を果たさずに、民から救いの場を奪ったことはたわけだと家康を責める正信の言い分はもっともです。

そもそも不入権という約束を勝手に反故にして米を奪ったのも家康でした。

でもそんな家康も、戦を始めたことを後悔していました。いちばん守るべき家臣や民をたくさん犠牲にしてしまった。

これから厭離穢土欣求浄土を実現していけばよい、殿なら何となくできそうという瀬名ですが、まだまだたよりないプリンス。これから武田との戦いも待っています。頑張れ!家康。

家康もピンチだけど、今回も松山ケンイチにすっかり持っていかれてしまった松潤のほうが大ピンチ!?

情けない、かよわいプリンスが天下人になっていく成長物語だとしても、情けない演技がちょっとやりすぎの感。どうしても周りから浮いて見えてしまいます。そんなにコメディよりにしないほうが、本来松潤が持っている魅力も引き立つのではないでしょうか。

第10話は3月12日(日)放送です。

どうする家康9話

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