【大追跡】3話ネタバレ感想と視聴率!「反射した真実」というタイトルの意味は?

大追跡3話

テレ朝水9【大追跡~警視庁SSBC強行犯係~】3話「反射した真実」が7月23日(水曜)に放送されました。

3話では松下奈緒さん演じる遥がSSBC強行犯係と一緒に捜査する場面があってムネアツだったわ。トリプル主演の醍醐味を実感できた感じ!

今回はSSBC強行犯係のメンバーが外に出て捜査したのも新鮮だったね。それぞれの活躍が見られてワクワクしたよ。コミカルな場面とシリアスな場面のメリハリがあって良かったよね。

それでは、【大追跡3話の視聴率とネタバレありの感想を紹介します。

【大追跡】3話の視聴率

大追跡~警視庁SSBC強行犯係~】3話の視聴率は、世帯視聴率8.3%、個人視聴率4.5%でした。
TVerで配信された1話は水曜9時枠の初回配信数で歴代1位を記録し、2話までの合計配信数は300万を突破するなど、大好評ですね。

世帯視聴率 個人視聴率
1話 9.7% 5.3%
2話 8.6% 4.7%
3話 8.3% 4.5%

【大追跡】3話のネタバレ感想

3話の“ネタバレありの感想”をお届けします。

遥が伊垣たちと共に捜査する!

東京、世田谷で何者かが女性をスタンガンで襲い左足の靴だけ持ち去る通り魔事件が起こります。
同様の事件が2年前に名古屋で2件起こっていることがわかり、SSBC強行犯係の伊垣修二大森南朋)や名波凛太郎相葉雅紀)たちは連続通り魔事件ではないかと考えました。
捜査一課の青柳遥松下奈緒)は今回の被害者・持田祥子畑奈緒子)が自分と同じシングルマザーだと知り、一人娘の柚希瑠璃)のことを思い胸を痛めます。
しかし突然、捜査一課長の八重樫雅夫遠藤憲一)が捜査は中止だと告げました。
名波は捜査一課が動けないなら僕たちでやりましょうと皆に訴え、葛原茂係長(光石研)も同意して、SSBC強行犯係で独自に捜査することに。
自分は動けないのに伊垣たちが捜査していることを知って「職務命令違反」だと憤慨する遥でしたが、伊垣に、所轄から捜査一課に希望を出して異動したのは被害者のために犯人を捕まえたいからなんじゃないのかと言われ、立ち尽くします。
その後、被害者の祥子が亡くなったことを知り、泣き続ける柚希の姿を見て、遥はSSBC強行犯係と一緒に捜査したいと願い出ました。
伊垣と遥は元夫婦で、離婚後は一人娘の美里今濱夕輝乃)を遥が育てています。
刑事としての遥はいつも肩ひじ張っていますが、家に帰るとしっかり者の美里に頭が上がらない感じ。

洗濯物まだ畳んでないの?って娘に叱られる姿は可愛かったわね。

いつも喧嘩ばかりしている伊垣と遥が協力して捜査する姿にグッときたよ。

活躍するメンバーたち

今回は、起動分析の伊垣、名波、小山田勝也(髙木雄也)、城慎之介(野村康太)ばかりでなく、情報分析の木沢理伊藤淳史)や技術支援の光本さやか足立梨花)、情報支援の仁科瑠美(丸山礼)も外に出て大活躍でした。
専門分野でのそれぞれの分析も見事でしたが、捜査一課が動けない中で葛原係長の号令のもと、SSBC強行犯係のメンバーと遥が力を尽くして解決に向かうところに胸が熱くなりました。
それぞれの活躍のおかげで、仙波達也(杢代和人)という容疑者が割り出されます。

甥っ子には甘い内閣官房長官

内閣官房長官・久世俊介佐藤浩市)とその甥であり将来は警察官僚になる名波が静かにお酒を飲んでいるのが、地味な大衆居酒屋「しず」で、女将は白川和子さん演じる前田しず
なんとも趣きのある、映画のようなシーンでした。
ここで名波は、仙波達也の父親である自明党幹事長・仙波啓一郎山口カンジ)が警察に捜査中止の圧力をかけたことを伯父に確かめ、さらに仙波に関する情報を聞き出します。
絶大な力を持つ官房長官も甥っ子には甘くなってしまうのか、「なぁ凛太郎、俺をさ、便利使いするのはお前ほどほどにしろよ」と言いながらも情報を教えてくれました。
久世の言いぶりだと、2話で八重樫に人質の命を優先するように電話したのも、もしかしたら名波に頼まれたことなのでしょうか。

今週の名波と八重樫のお約束シーンは変化球!

八重樫一課長は、遥が勝手にSSBC強行犯係と合流して捜査していることを知り激怒しますが、遥も葛原係長も伊垣も黙っていません。
きっちりと反論します。
早く仙波達也を確保しなければまた被害者が増える可能性があるからです。
さあそこでお待ちかねの場面がやってきました。

名波「八重樫さん、ちょっと…」
名波「もう言いたくはないんですが、僕の伯父は…」
八重樫「はい、ああわかっています。元警察庁長官で現内閣官房長官の久世俊介先生でございます」
名波「そして僕は…」
八重樫「国家公務員総合職採用試験に合格されて警察庁に入庁されたキャリア官僚でいらっしゃいます」
名波「3年後には…」
八重樫「昇進して警察庁の局長、つまりわたしのあの上司になられるお方でございます」

「はう?はうっていうかあの…」とともに、「きたきたきたーー!」と思わず嬉しくなってしまう名場面。
今回はちょっと変化球の掛け合いで楽しかったですね。
コール&レスポンスみたいという感想もありました。
次はどう来るか楽しみです。

「じゃあ頑張ってください、すいません」と名波にペコペコ頭を下げて「じゃあ青柳またな!」とひょこひょこ去っていくエンケンさん最高だわ!

エンケンさんの名演は流石だよな。最後は完全に毒気が抜かれていて。マウントとる相葉さんも品があって嫌味にならない爽やかさなんだよね。そして後ろで呆れている大森南朋さんの表情も最高。

3話の銘菓は

今回の銘菓は、木沢の故郷の秋田名物「だまこ餅」。
とても美味しそうでしたね!
最後にみんなで仲良くスイーツを食べているシーンにほっこりします。

3組の母と子の物語

3話は、3組の母と子の物語でした。
遥と美里。
祥子と柚希。
達也と達也を捨てて出て行った母。
美里は刑事の遥を支えるしっかり者ですが、家に一人でいることが多くやはり寂しそうです。
遥はそれをよくわかっていながらも仕事に邁進するんですよね。
刑事の誇りのため、犯人を捕まえるため、被害者のために。
遥は、母を失った柚希に心を痛めながらも「強く生きてね、柚希ちゃん」とそっとエールを送ります。
達也は幼い頃に母が家を出て行ったことに傷つき、そのトラウマからか「もうママが出て行かないように」女性の靴を集めることに執心します。
やがて彼の犯罪は窃盗から強盗になり、ついに強盗致死という罪を犯すことに。
母を失った心を埋めるための自分の行為が、見知らぬ少女の母を奪うことになってしまいました。
どんなに彼が悔やんでもどれだけ罪を償っても、もう帰らない命。

タイトルの「反射した真実」はダブルミーニング?

3話のタイトルは「反射した真実」。
これは、達也のサングラスにスマホのパスコードを打ち込む手元が映っていたことを意味するのでしょうね。
そしてもしかしたら、もう一つ隠された意味があったのかもしれません。
母親への執着という達也の身勝手な犯罪が少女から大切な母親の命を奪うことになった、それを知った時、深い痛みは達也自身にはね返っていったのだと思います。
「反射した真実」、深いタイトルでした。

【大追跡】3話のまとめ

3話では、遥が伊垣や名波たちとともに活躍してまさにトリプル主演の面目躍如でしたね。
SSBC強行犯係ではちょっと浮いている感じだった名波がすっかり溶け込んでいましたし、メンバーそれぞれの活躍も素晴らしくて、チーム力がアップしてきました。
八重樫一課長と名波のお約束の会話や、八重樫一課長と報道部記者の清水琴音水島凛)とのやり取りは、相変わらず楽しくて絶好調ですね。
4話の放送は7月30日(水曜)21:00からです。
どうぞお見逃しなく!