【カムカムエヴリバディ】93話│算太(濱田岳)がるいと再会!
【カムカムエヴリバディ】93話
朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第20週 第93話が2022年3月14日に放送されました。
第93話では、ついに算太(濱田岳)がるいと再会して…。
今回は【カムカムエヴリバディ】93話のあらすじネタバレと感想について。
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【カムカムエヴリバディ】93話のあらすじネタバレ
【カムカムエヴリバディ】93話のあらすじネタバレです。
錠一郎(オダギリジョー)がトランペットを吹く
「大月家」にて。ひなた(川栄李奈)と桃太郎(青木柚)が大喧嘩していた時、錠一郎(オダギリジョー)がトランペットを吹く。
しかし、かすれた音しか出ない。るい(深津絵里)はうなだれる。
桃太郎:「父ちゃん。」
ひなた:「何やってるの?」
錠一郎:「お父ちゃんな。昔トランぺッターやった。ジャズバンドでプレーしてレコードデビュー寸前までいった。けど謎の病気になって挫折した。それからや。ひなたと桃太郎が知ってるとおりのお父ちゃんになったんは…」
ひなた:「アハハ…なんなん急に。なんの冗談?私と桃がケンカしてるの止めようとしてビックリさせるようなこと言うたろ思うたん?いやいや、そこまで突拍子がないこと言われたら、ビックリするより、笑ってしまうわ。」
桃太郎:「ホンマやで。作り話でも、もうちょっと信ぴょう性があるこというてや。」
2人は笑うが、錠一郎は「ホンマのことや」と告げる。
錠一郎(オダギリジョー)の過去
るい(深津絵里)はポスターの裏に書かれた錠一郎のサインを見せて、子供たちに説明する。
るい:「ホンマや。関西一のトランぺッターを選ぶコンテストで優勝したときのサイン。お父ちゃんは東京でデビューすることが決まってたんや。けど…」
錠一郎:「急にトランペットが吹かれへんなったんや。日常生活は何も問題がなく送れるのに、まともな音が出されへん。わけわからんやろ?お父ちゃんもわけわからんかった。名医って言われる人やらアメリカ帰りのお医者さんやら、さんざん訪ね歩いたけど、みんな分かれへん、治されへん言わはった。そのころ、お父ちゃんとお母ちゃん結婚の約束をしてたけど…それも諦めた。トランペットとったら何も残らへん。そんな自分の人生に、大事な人付き合わすわけにいかへん思うた」
るい:「いっぺんは別れたんや」
錠一郎:「トランペット失って、大事な人失って、夢失って…。もう死のうかなあと思った。そやけど、お母ちゃんが、るいが救ってくれた。2人で京都に来て、回転焼き屋さん始めて…。それからもお医者さんとか治療法とか探し続けてた。けど、桃太郎が生まれた頃からかな、それも段々しいひんようになった。諦めたっていうか、なんか吹っ切れたのかな。もう一生トランペットは吹かれへん。この回転焼き屋で、仕事の役には立たへんけど、ひなたと桃太郎のイイお父ちゃんとして生きられたら、それでええ。それで僕は幸せや。…で、何が言いたいかっていうとやな。それでも、人生は続いていく。そういうことや。」
桃太郎(青木柚)が結婚を祝福
隣りの空き地にて。ひなたと桃太郎は、話す。
桃太郎:「すごいな、お父ちゃん。そんな過去があったんやなんて。全く分からへんかった。」
ひなた:「お母ちゃんかて、ただの回転焼き屋のおばちゃんやなかったんや。…けど良かった。お父ちゃんが死なへんかって。」
2人は母が父を止めなかったら、自分たちがいなかったと思い、ゾッとする。
その後。桃太郎は、ひなたと一緒に「あかにし」へ謝りに行く。
しかし吉右衛門(堀部圭亮)が許さない。吉右衛門の母(松原智恵子)は、おめでたい時だから許しなさいと口を出す。
そこへ吉之丞(徳永ゆうき)が帰って来た。
桃太郎:「吉之丞さん、結婚おめでとうございます。」
桃太郎は吉之丞と小夜子(新川優愛)の結婚を祝福した。そんな弟を優しくみつめるひなた…。
トランペットがさよならを…
大月家では、るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)が話していた。
るい:「ありがとう。けど、ウソやんね?諦めたやなんて。私は信じてる。またジョーさんがトランペット吹ける日が来るって。」
錠一郎は時々吹けるか試していたという。治ってるかもしれないからと。今日も吹いてみたが…
錠一郎:「けど、アカンかった。この30年、何べんも試したけどアカンかった。初めはしょっちゅう。そのうち月に1回、3ヶ月に1回、半年に1回。ここ10年は何年かに1回くらいや。トランペットを持つ。口にマウスピースを当てる。息を吹き込む。夢みたいな音が出る。薄れていくんや。あの感覚が。トランペットが僕にさよならを言うてる。そんな気がするんや。」
るいは涙をこらえる…。
クリスマスにサンタがやってきた
クリスマスイブになった。
錠一郎は、サンタクロースの格好をして商店街の福引を担当。
少年(高田幸季)が5等を当てて、かごの中からおもちゃのラッパを引き、吹きながら帰っていく。
るいが買い物を終わり、家に帰ると店頭に白髪の男性客がいた。
るいが「すみませんね。すぐ焼きますから。何個しましょう」と声をかけるが返事がない。
客の橘算太(濱田岳)が「るい。るいじゃのう?」と声をかける。
(TO BE CONTINUED)
【カムカムエヴリバディ】93話の感想
算太(濱田岳)がるいと再会!
93話は、算太(濱田岳)がるいと再会!ついに、ですね。
映画村でひなたと会ってから7年以上経過してますよね。
オープニングでのクレジットも橘算太と表記されていたので、ひなた目線での謎の振付師・サンタから変化。
安子編の登場人物・算太をきっかけに、ついに3世代ヒロインの繋がりが描かれていくことでしょう。
安子が再登場するかどうかは秘密になっていますが、再登場する方に期待しかありません。
ジョーがトランペットを吹ける日
錠一郎は、ひなたと桃太郎のいいお父ちゃんとして生きられたら幸せだといっていました。たしかにそうなのでしょう。
トランペットがさよなら言っていると感じるのも本当なのでしょう。
けれど・・・私(筆者)は甘いかもしれませんが、錠一郎がまたトランペットを吹ける日がくると信じてます。
そして、一度別れたるい・ジョーが復縁したように、ひなた・五十嵐も復縁あるかなと期待してます。都合いいですけどね(笑)
夢破れた者たちの幸せを描くというパターンもほろ苦くていいですが…辛いことが多かった『カムカムエヴリバディ』です。
ラストはハッピーな奇跡がたくさんあってもいいんじゃないかな、と思うのですが、どうでしょう…。
画像出典:NHK
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