【カムカムエヴリバディ】86話│五十嵐(本郷奏多)・ひなたの恋が成就

【カムカムエヴリバディ】86話

朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第18週 第86話が2022年3月3日に放送されました。

第86話では、五十嵐(本郷奏多)・ひなたの恋が成就!?

今回は【カムカムエヴリバディ】86話のあらすじネタバレと感想について。

目次

【カムカムエヴリバディ】86話のあらすじネタバレ

【カムカムエヴリバディ】86話のあらすじネタバレです。

1985年

1985年8月21日。

錠一郎(オダギリジョー)と桃太郎(野崎春)が甲子園大会のテレビ中継を見ている。

桃太郎は「PL、サヨナラや!」と大興奮。

去年、決勝で敗れたPL学園が2年ぶりの全国制覇を達成した。

そこへ小夜子(新川優愛)が「大月家」に顔をみせて、おめでとうといった。

ひなた(川栄李奈)は、五十嵐(本郷奏多)と一緒に映画を見に行った。

ひなた:「文ちゃん、はよう、はよう。ここ、ここ。あいてる」

五十嵐:「うるさいな。大声だすな。」

ひなたは「お客さん、ぎょうさんいてはる。」と喜ぶ。

2代目モモケンの「妖怪七変化!隠れ里の決闘」が始まる…。

敵役(青木崇高)のオーデイションは不合格だったが、五十嵐も出演していた。

エンドロールには、伊織役・五十嵐文四郎と名前があった。

「大月家」にて。五十嵐もひなたと家族と一緒に食事をする。

ひなた:「かっこ良かったなあ。黍之丞」

五十嵐:「えっ?」

ひなた:「うそうそ。伊織は、もっとかっこよかった。」

イチャイチャする2人。

2人のそんな様子をるい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)は、見守る。

桃太郎は小夜子を映画に誘ってOKをもらったらしく、「妖怪七変化!」を見にいくという。

その後、夏祭りにて。ひなたは、五十嵐から風鈴を買ってもらった。

五十嵐:「拙者、家禄(かろく)もわずか。主君の覚えもめでたからず。されど、そなたを幸せにしたい。ついて来てくれるか?」(※ひなたが出場したミスコンの芝居での、五十嵐のセリフ。)

ひなたが「文ちゃん」と笑顔で近づくと、待てのポーズで「今度は斬るなよ」と五十嵐。

ひなたは「もう文ちゃ~ん」と五十嵐に抱きついた。

1992年

月日が流れて1992年(平成4)になった。

桃太郎(青木柚)は高校生に。

森岡(おいでやす小田)の撮影で、家の前で家族写真を撮った。

時代は、昭和から平成になり、映画村の入場者数は減っていた。

榊原(平埜生成)はひなたに「映画村の収益で、たくさんの映画がつくられてきた。このままでは、共倒れや。撮影所も映画村も。どないしたら、映画村の来場者増やせるか。アイデアをだしてほしい。」と頼んだ。

2代目モモケンの「妖怪七変化!隠れ里の決闘」は、条映がヒットさせた最後の時代劇になった。

時代劇は費用がかかるため、スポンサーも離れていった。

五十嵐は、大部屋のまま。あの映画以来、役もセリフも貰っていない。

休憩室にて。ひなたが「お疲れ様。この後、第二スタジオいってみたら?」と伝える。

現代劇で、大部屋の役者をもう少し探しているという。

五十嵐は「ひなた、言っただろ。俺は時代劇以外はやらない。それは変えたくないんや。」と答える。

ひなたは久しぶりに家にきて食事しないか、両親も会いたがっていると誘ったが、五十嵐は「今日はやめとく」と断る。

ひなたは27歳。五十嵐は29歳になっていた…。

(TO BE CONTINUED)

【カムカムエヴリバディ】86話の感想

五十嵐(本郷奏多)・ひなたの恋が成就

86話は、五十嵐(本郷奏多)・ひなたの恋が成就しました。

「寂しいだろ、ばか」から約1年後。

ひなたの五十嵐への呼び方も「文ちゃん」呼び。

ポップコーンを2人で分け合ったり、「もうすぐよ」と隣りの五十嵐をトントンとしてボディタッチも自然。

この1年で仲が深まっての親密さがうかがえました。

そこにきて、あのコンテストのセリフでの告白。

予告動画では、てっきりプロポーズかと思いましたが、おそらくハッキリ付き合う感じになったんですかね?

見ていて、微笑ましいラブラブな2人です。

しかし「斬るなよ」と茶化したことについて、演出・石川慎一郎さんはこう語っています。↓

石川さんは、ひなたと五十嵐の関係は「クスッと終わるような、おかしな会話のやり取りが特徴的」と考えたといい、「『今度は斬るなよ』と冗談でオチがつくような空気は、本郷さんのお芝居を見て、面白いなと思いました。ひなたのキャラクターを考えると、甘くなりすぎないことを意識しようと考えてはいましたが、そのあとのひなたが本当に可愛らしくて。100年の物語ということもあって、ひなたがもっと大人になり、過去を振り返った時、鮮やかな思い出になると確信できたので、現場では目の前で起こったことを大切にしました」

mantan-web

たしかに、まだ甘酸っぱい感じが伝わってきますね。

ひなた役の川栄李奈さんの無邪気な可愛さも最高でした。

安子編・るい編と繋がる夏祭り・風鈴に反響

「夏祭り」「風鈴」が安子編・るい編と繋がってると視聴者から大反響でした↓↓

今回、五十嵐は夏祭りで風鈴を買いました。

安子編の風鈴はあまり印象になかったんですが、安子も稔から風鈴買ってもらってたんですね。

音声を使わないから「ラッキー標準語タイム」で話題だった夏祭りシーン↓

でも、風鈴が印象的なのは断然「るい」編です。

錠一郎がるいにプレゼントした風鈴は、その音がるいの部屋で鳴るたびに、視聴者は、そしてきっとるいも、錠一郎のことが思い浮かんで仕方ない…とキーになった小道具。

いやあ、このリンクは熱いですね!

しかし演出・石川慎一郎さんは「それぞれの恋」なので、意図的に繋げたというより「今」を見つめて撮影したと語ります↓

「安子と稔。るいとジョー。それぞれの人生、それぞれの恋なので、ああだったからこうみたいなことよりも、ひなたと五十嵐の“今”を見つめたいと思いました。あんなに言い合っていたひなたと五十嵐が映画を見て、日が変わって夏祭りデートで成就する。『寂しいだろ、ばか』から1年の時間経過があるので、ひなたがお祭りで涙ぐむくらいうれしい気持ちが真っすぐ伝わってきて、ひなたと五十嵐の幸せの絶頂を味わえるシーンになったと思います」

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視聴者がどう捉えるかは自由でしょうが、製作者側に「夏祭り」×「風鈴」で3世代をリンクさせるという演出にそれほどこだわった感じじゃないのが、なんだかいいですね。

ひなた本人も、五十嵐も知らずに、3世代を見続けてきた視聴者だけが喜んでいる、目に見えない繋がりという感じがします。

伏線回収すごいでしょうと押し付けられる感じじゃなくて、さりげない感じの小道具の使い方に、私(筆者)はとても好感持てました。

85話< >87話

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画像出典:NHK

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