【カムカムエヴリバディ】52話│試着室キスに視聴者キュンキュン!
【カムカムエヴリバディ】52話
朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第11週 第52話が2022年1月14日に放送されました。
第52話では、るいと錠一郎の「試着室キス」に視聴者キュンキュン!?
今回は【カムカムエヴリバディ】52話のあらすじネタバレと感想について。
【カムカムエヴリバディ】52話のあらすじネタバレ
【カムカムエヴリバディ】52話のあらすじネタバレです。
るい(深津絵里)は錠一郎(オダギリジョー)から告白される。
るい(深津絵里)のためらい
錠一郎:「もし僕が優勝したら、ぼくと一緒に東京行ってくれる?優勝したら東京に住むことになると思う。僕は、この先もずっとサッチモちゃんと一緒にいたい。一緒に生きていたい。僕は、サッチモちゃんが好きなんや。」
るい:「あの。私、私…」
和子(濱田マリ)の「るいちゃん?帰ったんか?」という声が店の奥から聞こえてくる。
錠一郎:「そしたら、また。おじさんとおばさんによろしく。」
るいは店に入って、そのまま部屋へ。るいも同じ気持ちだった。けれどるいを額の傷がためらわせていた。
返事ができない日々
るいが錠一郎に返事をできないまま、コンテストの日が近づいていた。
「ナイト&デイ」にて。木暮(近藤芳正)が錠一郎に話しかける。
木暮:「ジョー、衣装買うたか?コンテスト用の衣装や。新調した方がええぞ。」
錠一郎:「明日行く。」
そこにベリー(市川実日子)が久しぶりに店にやってきた。大学生らしい服装だが、卒業できるよう勉強に励んでるようだ。
ベリー:「ジョー、調子悪そうやなあ。何かあったん?」
木暮:「さあ」
次に、るいが配達でやってくる。
木暮:「ご苦労さん。あ、サッチモちゃん、ジョーの衣装を選んであげてや。ジョー、明日、ダグラスで買うんやろ。」
るいは「私はそんなセンスないですから」と集荷を忘れて慌てて帰って行く。
ベリー:「ジョー、サッチモと何があったん。それぐらい聞く権利あると思うけど。」
ベリー(市川実日子)の手助け
夕方。竹村クリーニング店にて。るいが竹村夫婦とテレビを見ていると、大阪から東京まで3時間で走る「夢の超特急」のニュースが流れた。
そこへ、ベリーがるいを訪ねてやってきた。通りへ出てベンチに座る2人。
ベリー:「あんた何様?ちんくしゃの洗濯屋が私の邪魔して、ジョーのかき乱しといて、いざプロポーズされたら返事もしいひんってどういうこと?なんで私が諦めた思うてんの?ジョーに幸せになってほしいからに決まってるやんか。」
るいは、ベリーの横顔をまっすぐ見つめる。
ベリー:「あんた、ジョーのこと好きなん?…嫌いなん?」
るいはうつむいて、前髪を触るだけで答えられない。
ベリー:「なんとか言うたらどうやの。」
るいは鼻をすすり、下を向いて縮(ちぢ)こまり、ベリーの顔を見れない。
ベリー「なんや。やっぱり好きなんやんか。ごめん」
ベリーは立ち上がり、「ちゃんと返事したげて。このままやったらジョー、コンテストで負けてしまう。」と言って去る。
るいは涙を目に浮かべ、ベリーの後ろ姿を見送る。
結末
翌日、雨が降る中、るいは洋服店「ダグラス」の前で傘をさし、錠一郎を待っていた。
やがて錠一郎がやってきた。
店内にて。るいは服を選びながら、しゃべりまくる。
るい:「何を吹くんですか?」
錠一郎:「サニーサイド」
るい:「じゃあどうします?サニーサイドに合わせて衣装、選びますか?でもそれより、大月さんに似合う方がいいですもんね。これなんてどうですか」
錠一郎は何度も「サッチモちゃん」と呼びかけるが、るいはかまわず語りまくる。
るい:「私、初めのころ、この人なんなんやろと思てました。ほら、お店に袋いっぱいに洗濯物持って来て。やけにシックなのやら、派手なのやら、いろんな服が入ってて。どういう生活してる人なんやろって。まさかトランぺッターやなんて想像もつきませんでした。けどいろいろ思い起こしてみたら、なるほどって。」
錠一郎は「サッチモちゃん」と話しかけるが…
るい:「あっこれもええな。こんな派手な衣装着てステージで演奏するなんて、そんな職業があるんやなあって。これ着てみてください。」
錠一郎は試着室へ。るいは試着室に背を向けて、語りかける。
るい:「楽しかったです。大月さんと出会って。ジャズに出会って。きっと優勝できます。大月さんやったら、きっと銀座のステージでも成功します。レコードだって売れます。大月さんの演奏は海を越えて、そうや、ルイアームストロングだって、大月さんのトランペット聞いてびっくりするわ。そしたら私自慢します。私、大月錠一郎の演奏、生で聴いてたことあんねんでって。大月さんの衣装、洗濯してたんやでって。」
錠一郎がカーテンを開け、赤色な衣装を試着して出てきた。
るい:「ちょっと派手すぎですね。もっとシックな方がイイですね。探してきます」
錠一郎:「サッチモちゃん。なんでアカンのん?」
るい:「だから派手すぎますって」
錠一郎:「なんで、僕じゃアカンのん? 」
るい:「私、東京なんか行きたくないんです」
錠一郎:「なんで?」
るい:「遠いから。」
錠一郎:「もうすぐ、夢の超特急できるやんか。」
るい:「おじさんとおばさんとも離れたくない。」
錠一郎:「僕とは離れてもええの?」
るい:「クリーニング屋の仕事も辞めたくない。」
錠一郎:「僕のシャツ洗って欲しい。」
るい:「嫌やわ。毎日毎日ケチャップついたシャツ」
錠一郎:「もう、ホットドック食べるのやめるよ。」
るい:「ウソばっかり。」
錠一郎:「ウソばっかりは、サッチモちゃんやん。僕のこと…」
るいは試着室に逃げこみ、カーテンを閉めた。目の前には姿見がある。るいは自分の姿を見つめる。
「サッチモちゃん?開けるよ」
錠一郎がカーテンを開けると、るいは額の傷を鏡を通して錠一郎に見せた。
錠一郎はるいのすぐ後ろに立ち、るいを振り向かせて、前髪を触っておろさせた。
そして、るいを抱きしめる。
錠一郎からキスしようとしたが、店員(弓川信男/ボルトボルズ)がこちらを気にしているのが鏡ごしに見える。
錠一郎はカーテンを閉めた。
(TO BE CONTINUED)
【カムカムエヴリバディ】52話の感想
試着室キスに視聴者キュンキュン!
お客様!試着室はお一人でお願いします!by大吉さん
— 🐶shi.ho💕🐰💐 (@shihorin0321) January 13, 2022
あのスーツは買い取りやろね?抱きしめたからby華丸さん
1日キュンキュンですねby鈴木アナ#あさイチ #朝ドラ受け#カムカムエヴリバディ#カムカム pic.twitter.com/cObNTlc8YD
試着室のカーテンはあの日安子を拒絶してしまった雉眞家の戸口…
— Barira (@Baribari1104) January 14, 2022
安子は開けられなかったが、ジョーはそっと開けて、何も語らずともあの日からの心と額のキズを全て受け止めてくれてる😭
朝から映画🎬観てる気分だわ~💞#カムカム pic.twitter.com/bHS8t2gJgE
キスシーン入りかけてカーテン閉めて終わるとかキュンキュンしてまうやろ#カムカム
— 白猫 (@starting_blue) January 14, 2022
朝からオダギリジョーにキュンキュンしてしまった🥰💕💕
— なっちん@藍色銀河系🍓💕下関🐡⚡️桐生🧛 (@LuvGalaxies4052) January 13, 2022
額に傷がある?それが何?サッチモちゃんの全てが愛おしいんだよ、みたいな😭😭😭#カムカム
#カムカムエヴリバディ #カムカム
— アカネ🪶がんサバイバー🪶笑って生きよう (@akane_umecyan) January 13, 2022
朝ドラ史上、最高のキスシーン!😭
(見えないけど)😂
試着室キスに朝ドラ受けの鈴木アナも、視聴者もキュンキュンでした。
試着室内での、カーテンを閉めての、視聴者も店員さんも見ることができない「秘密のキスシーン」でしたが…。
またそれが想像をかきたてて朝ドラらしい爽やかな演出でした。
るい(深津絵里)の不安の演出が上手い
るいは、ずっと不安だったことでしょう。
錠一郎が額の傷を見たら気持ちが離れていってしまうのでは?
自分の額の傷を見ても好きでいてくれるだろうか…と。
だから、まくしたてるように一人語りをする構成、演出にしたのでしょう。
洋服店が舞台のように使ってクルクルまわり、2人芝居を、会話劇を楽しまてくれました。
鏡を使って「店員さん」がのぞいてるのを見せる演出も上手い!
ここ試着室でしょ。洋服屋さんでしょ。って視聴しながら、ひやひやしてツッコミを入れてたら・・・
店員さんが視聴者の代わりをしてくれました。
こういうツッコミポイントを本編で回収してくれるの好みです。
今日は、演出が最高でした。
ベリー(市川実日子)は心が読める?
るいはベリーと話したときも、その額の傷を見せようとしたのでしょうか。
しかしベリーはるいの心が読めるのか?って思ってしまいました。
なんで「好きなんやん」ってわかったのか?
額の傷をベリーに見せたのかと思ったので、何度も戻して繰り返し見たのですが、ハッキリはしませんね。
るいが鼻をすする音、涙目、うつむく感じから…好きだけど決心がつかないんだなって、ベリーは悟ったんですね。
さすが文学を読むベリー。行間がわかるんですね(笑)
すみません。ベリーがるいの心を読んだなんて些細なことですね。細かいことが気になるのは筆者の悪い癖です。
鏡のアイデアは深津絵里とオダギリジョーのアイデア!
鏡のアイデアは深津絵里さんとオダギリジョーさんのアイデアだったそうです。
52話の演出を担当した泉並敬眞氏が「鏡を使うことは考えていなかったが、深津さんとオダギリさんから、鏡を通してお互いの視線を合わせたらどうだろう?という話があって、そのアイデアをお借りした 」コメントで明かしています。
泉並敬眞氏のコメント
「第38回のあの場面との対比を考えた。今回は、台本では雨のシーンはなかったが、第38回が雨のシーンだったので、雨のシーンを入れようと考えた。るいは、雨に良い思い出がない。同じような状況に置かれた時、どうなるのか?どう転換していくのか?」
「鏡が良いアイテムになっている。あの場面で鏡を使うことは考えていなかったが、深津さんとオダギリさんから、鏡を通してお互いの視線を合わせたらどうだろう?という話があって、そのアイデアをお借りした。るいのかっとうを表現することに貢献したと思う」
最後に試着室のカーテンが閉じられ、今回の幕が閉じられた。泉並氏は「あれは台本に書かれていた。自分自身では、見せないことを面白がったと思っている。なんとなく皆さんの想像にお任せしながら、るいとジョーが抱く希望を感じていただきたい」と話す。
「第38回までは心がざらつく世界だった。るい編は青春物語、映画「アメリカン・グラフィティ」のような世界で、ゆっくり癒やしている。皆さんには『るいちゃん、頑張って!』と思っていただきたい」
スポニチより
38話と52話の対比
38話と52話は対比されていたのですね。
その後、るいが「I hate you.」と安子との扉を閉めたときも、雨が降っていました。
雨が降って、暗かった日の38話。比較して52話は雨の日でも洋服店での回。カラフルな服がたくさんあり、錠一郎に着せたのも派手な赤色。思えば、るいが大阪に来て初日も洋服店で買い物をしてミュージカル調でした。
あれだけ辛かった安子編の終盤から、こんなに幸せな展開へ。ただ、このまま上手くいくのか、安子やロバート・算太が今どうしてるのかなど、安子編との繋がりもまだまだ気になることばかり。
ともかく今回は、るいと錠一郎が両想いになったことを祝福して、幸せをかみしめたいですね。
画像出典:NHK
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