【カムカムエヴリバディ】45話│ジョー(オダギリジョー)は岡山出身?!
【カムカムエヴリバディ】45話
朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第10週 第45話が2022年1月5日に放送されました。
第45話では、るいがお買い物中、ジョー(オダギリジョー)と偶然再会。
ジョーは岡山出身かと思われる場面があって…!?
今回は【カムカムエヴリバディ】45話のあらすじネタバレと感想について。
【カムカムエヴリバディ】45話のあらすじネタバレ
【カムカムエヴリバディ】45話の内容は…
給料日
るいは、 平助(村田雄浩)・和子(濱田マリ)からは給料をもらう。
平助:「ちょっとだけ色つけといたで。なんや洒落た店。ジャズの。あそこの契約の件とってきてもろうて、だいぶ助かってるさかい。」
るい:「そねえなこと。あれは、おじさんとおばさんの腕がええから。」
和子:「ごちゃごちゃいうてんと、素直に受け取り!
るい:「はい、ありがとうございます。」
和子:「どないなことに使うんや?かわいらしい服買うんか。なんか美味しいもん食べに行くんか。温泉でも行くんか?」
るい:「貯金します。特に、欲しいものもないし大事にとっておきます。」
和子:「アカン。貯金するのはええ。せやけど全部はアカン。あんたみたいな若い、かわいらしい子が、着たい服も食べたい物も行きたいこともないやなんて、ほんなしょうもないこと言うんやないの。ちょっとでもええ。ちゃんと使いなさい。ええな!」
和子はそう言って台所へ。平助は「すまんなあ。あないな言い方しかできんやつで。るいちゃんがあんまり真面目やから、心配しとんねん」とフォローした。
ごめんな。あないな言い方しかできなくて。るいちゃんが、あんまり真面目やから、心配しとるねん。
ジョー(オダギリジョー)と再会
るいは何を買おうか迷いながら商店街を歩いていた。すると、男にぶつかった。
お互いに謝るが、その男はジョー(オダギリジョー)だった。
ジョー:「サッチモちゃん。サッチモちゃんもこれ買いに来たんや!向こうで発売されたのだいぶ前やからな。待ちくたびれたよな?あと1枚残ってたで。」
勘違いしたジョーはレコード屋に、るいを連れて行く。
ジョー:「ほら、ここここ。これやろ。え?…違うの?」
るい:「違います。」
ジョー:「え。じゃあ、なんのレコード買いにきたん?」
るい:「レコード買いにきたわけじゃありません。」
ジョー:「え。じゃあ、何しに来たん?」
るい:「通りかかっただけです。」
ジョー:「え。じゃあ、どこ行くん?」
るい:「どこって・・・」
るいの心の声:(またじゃ。この人とおったら自分が何ゅうしたいんか見失うてしまう)
るい:「昨日、お給料日じゃったんです。全部貯金しますって言うたら、若けえ子が着てえ服も食べてえ物も行きてえものもねえって、おばさんに怒られてしもうて。自分は何が欲しいんじゃろうか考えたけど、やっぱりなんも思いつかんと、それでウロウロしよったんです。」
ジョー:「レコードじゃあかんの。ほら、サッチモもあるよ。」
るい:「せっかくじゃけど、レコードプレーヤーもねえし、やっぱり貯金します。おばさんの言うことを無視するみてえで悪いけど、無理やり買っても無駄遣いになるし。」
ジョー:「じゃあ、コーヒー代にしたら?」
ルイと塁
ジャズ喫茶「ナイト&デイ」にて。
まだ開店前だが、ベリー(市川実日子)がレスカを注文していた。飲ませないなら短大の友人にチケット売らないと言い出す。
ジョーがやってきた。「ジョー!」と喜ぶベリーだが、後ろからるいも来て、あからさまに不機嫌になるベリー。
ジョー:「座って。アイスコーヒーでいい?」
ベリー:「まだ、開店前やで。」
マスター:「どの口が言うとるんや」
ジョー:「ああ、そうそう。あれから僕もやってみたけど、やっぱりサッチモちゃんみたいに美味しくでけへんわ。ほら、こないだ僕の部屋でコーヒーいれてくれたやん。」
マスター:「部屋でコーヒーって。」
ベリー:「どういうことやの!?」
るい:「違います。洗濯物、届けに行った時に」
ベリー:「なに配達のついでに部屋に上がり込んでるの?」
るい:「上がり込むなんてそんな!あなた(=ジョー)もちゃんと説明してください。」
ジョーは「何を?」と全く気にしないようだ。
マスター:「部屋のコーヒーってインスタントやろ。」
ジョー:「サッチモちゃんいれたら、美味しいなるんや。」
そこに、トミー(早乙女太一)が店にやってきた。
出番がない日だが、しつこいファンから逃げてきたという。
トミー:「なんや、サッチモちゃんって。君もトランペット吹くんか?」
るい:「いえ、とんでもねえ。」
トミー:「どうも。トミー北沢です。」
るい:「雉真るいです。」
トミー:「るい。それで、サッチモちゃん。どうりでジョーのお気に入りのわけや。いや、ジョーやなくても…。ルイアームストロングがトランペットの神様だったら、君はさしずめ女神様やな」
マスターがアイスコーヒーをジョー、るいに持ってきた。
ベリー:「ちょっとサッチモ!」
マスター:「え。呼び捨て?」
ベリー:「あんたの親、クリーニング屋やのくせに、なんで娘にそんなハイカラな名前つけてるの?」
るいは娘じゃないと否定。
ベリー:「はあ?じゃあ、あんたどっからきたん?」
ジョー:「岡山。岡山の言葉やな。それ。」
ベリー:「なんや、田舎もんやな。で、その岡山の親は何してんの?場末の音楽教室の先生かなんか?」
マスター「家族の誰かがサッチモ好きなんか?」
(回想)安子がるいに名づけの理由を語る。
るい:「関係ありません。叔父が野球しよったから、多分それやと思います。」
ベースの塁ということでごまかした。トミーは、るいをミステリアスと気づいていた。
結局、コーヒー代金はマスターが「いつも暑い中を配達してくれるから」とおごってくれた。
ジョーの本名
「結局、お金使わなかったなあ」と、るいが店を出て歩いていると、ジョーが追いかけてきた。
ジョー:「サッチモちゃん。クリーニング屋のおばさんのことやけど、戦争中やったんじゃないかな。サッチモちゃんぐらいの年の頃。着たい服もきれん。食べたい物も食べれん。そやから…。」
るい:「そうか。そうじゃね。私、そねえなこと全然。はあ…」
落ち込むるいに、ジョーは「これ、聞きに来おへん?」とポスターを指さす。
サマーフェスティバルのポスターで、「僕もでるよ。」と示した氏名は…
るい:「大月錠一郎(おおつき・じょういちろう)」
ナレーション(城田優):何度も顔を合わせていたはずなのに、るいはこの時初めて錠一郎に出会った気がしました。
結末
クリーニング屋にて。平助と和子と夕食を食べながら、テレビを見ていた。
出演者が「私の秘密」を打ち明ける番組だった。いつものように笑いながら見る竹村夫婦。
夕食後。
るい:「あの~。おじさん。おばさん。」
和子:「なんや。なんかあったんか?」
(TO BE CONTINUED)
【カムカムエヴリバディ】45話の感想
ジョー(オダギリジョー)は岡山出身?!
ジョー(オダギリジョー)は岡山出身かと思われる場面がありました。
るい(深津絵里)の方言を、るいが何も言っていないのに、「岡山の言葉やな、それ」って当てたのです。
ということは、ジョーは岡山出身か、岡山県に住んでいたことがある?(知人が岡山出身というのもあり得ますけど)
確信はないですが、可能性が高いです。
となると、噂されていたジャズが好きな【汚ない少年】説が再燃します。
柳沢定一(世良公則)のジャズ喫茶「Dippermouth Blues」の外から、レコードを立ち聞きしていたい少年。
少年はアメリカ人たちのクリスマスパーティー会場に忍び込んで、定一の熱唱に酔いしれていましたね。
あからさまに印象を残していた少年なので、再登場はあるでしょうし、あるならジャズ関連。間違いないと思うのですが…。
るいは塁?!
45話では、るいは給料で何か買おうとして、結局買いませんでした(笑)
その代わり、サマーフェスティバルの入場料で使うとなったのですね。
なかなか意外な、良い流れの構成です。上手い。
しかし、るいがルイ・アームストロングでなく野球の塁から名づけられた、と説明するのは、切なかったです。
幼ないるいに安子が、稔さんが願いをこめて名づけたんだよと話す回想シーンが挿入されました。
自由に楽しみ、どこでも行き来できるように、日向の道を歩けるように。
これは、るいが「るいの意味」覚えているってことですよね。
「On The Sunny Side Of The Street」は、どこで聴いたか覚えてないようでしたが…。
段階的に思い出してきた、ということでしょうか?
ともかく、るいにとって切り離すことの出来ない母との関係。
今は、いつの日か訪れるだろう、安子との再会を期待して我慢して視聴するしかないですね。
あの「アイ・ヘイト・ユー」(あなたを憎む)が衝撃すぎたので、和解の日をずっと待ってます♪
画像出典:NHK
コメント
コメント一覧 (2件)
安子とるいが通っていた喫茶店に出没していた男の子がジョーだと思います。
ジャズフェスティバルのポスターに
古谷みつるとザフレッシュメンの名があり、当時学生だった頃の事が思い出されました、NHKの時代考察は凄いです。