【ちむどんどん】71話|田良島が視聴者の気持ち代弁、「最高」「もっと言って」の声!

【ちむどんどん】71話(71回)

朝ドラ【ちむどんどん】第71話(第71回)が2022年7月18日に放送されました。

放送後、田良島の視聴者の気持ち代弁して、「最高」「もっと言って」の声が殺到して…。

今回は【ちむどんどん】71話のあらすじネタバレと感想について。

*本ページの情報は2022年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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【ちむどんどん】71話のあらすじネタバレ

【ちむどんどん】71話のあらすじネタバレです。

四きょうだいの近況

1978年8月18日。沖縄のお盆、ご先祖様をあの世へお見送りする最も重要な日「ウークイ」に、比嘉家の四きょうだい、賢秀(竜星涼)、良子(川口春奈)、暢子(黒島結菜)、歌子(上白石萌歌)が久しぶりにやんばるで顔をそろえた。復帰の前の年以来だから7年か8年ぶりとなる。

賢秀は飛行機に酔ってフラフラだ。良子は賢秀に地道に働くよう勧めるが、賢秀は今はエアポケットで、これから上昇するという。

暢子は良子・歌子と三姉妹だけで海へ行く。そして、良子や歌子の近況を聞く…。

良子は博夫と結婚したのに石川家に入ったこともあり、面倒なことになっている。このまま別々に暮らすがお互いに幸せだと、良子は諦めていた。

一方、歌子は民謡の勉強会に行く予定だという。ただ、知らない人の前では歌えるか心配だ。

暢子も、智(前田公輝)のプロポーズを断ったこと、その次の日に和彦(宮沢氷魚)からプロポーズがあったことを打ち明ける。暢子は、今は仕事に専念するつもりだ。

和彦に沖縄の仕事が舞い込む

東洋新聞社にて。和彦(宮沢氷魚)は愛(飯豊まりえ)のいない席を見て、落ち込んでいた。愛は送別会を辞退して異動後、すぐパリへ発つという。

田良島が仕事の話をすると、和彦が待ってほしいと止める。

田良島「無理もない。しばらく、ゆっくり休め。…とでも言ってもらえると思ったか?お前の煮え切らない態度と余計な優しさのせいで、大野も暢子ちゃんも傷ついた。 婚約者と幼馴染の狭間で、さんざん迷走したあげく、土壇場で婚約者に別れを切り出そうとしたら逆にフラれて傷つき、それではこっちと幼馴染に告白したらそっちにも拒絶された!ハッハッハッ!…つまり、今のお前は穴があったら入りたいくらい、みっともない上に、大野への罪悪感と暢子ちゃんへの未練でパンク寸前!お前の犯した罪と受けた罰を解剖すると、おおよそそういことか?」

和彦は当たっていると認める。田良島が慰めてあげる…と色仕掛け(?)でねっとり迫ると、和彦はやる気が出ましたと拒絶。

そんな和彦に沖縄での大きな仕事のチャンスが舞い込んでくる。戦争の遺骨収集をしている嘉手刈(かでかる)さんの奥さんと連絡が取れて、インタビューは分からないが収集作業の現場に同行するのはOKしてもらった。

まだ取材費は出ないが、田良島はカンパ(*)を渡す。実は、フォンターナのオーナー・房子(原田美枝子)が嘉手刈さんの奥さんと連絡してくれたのだ。カンパも房子からのものだ。房子は沖縄に行ったことないはずだが、ちょっとした知り合いだという。「嘉手刈さんに渡してほしい」と何かを和彦に託した。

※カンパとは寄付のこと。 政治的・社会的活動のため、大衆に呼びかけて行う募金活動のこと。

71話の結末

母・優子(仲間由紀恵)に起こった再婚話を話す比嘉家の四きょうだい。賢秀は母親の苗字が変わることに大反対。良子も反対で「結婚は当人同士だけの問題じゃない。」と実感を込めて言う。末っ子の歌子は母の気持ちを尊重したい考え。暢子は父の気持ちが気になる。

四きょうだいで、共同売店へ善一の意思を確認しに行くと、善一は不愉快な思いさせたことを謝った。肝心の善一の気持ちは、優子のことを人として尊敬しているが…どうしたらいいのか分からなくなっているようだ。(優子さんが断ったら居づらくなるんじゃないかなど色々考えて…。)

優子は今日は共同売店にいなかった。今日は休みらしい。どこに行っているのか?…歯切れの悪い善一。

そのころ、和彦は沖縄本島南部の洞窟へ、奥さんの案内で嘉手刈老人に会いに行った。遺骨収集作業をしている嘉手刈は作業をやめず、「マスコミは好かん」と和彦の話を聞かない。そのとき、優子の声が聞こえた。優子は収集作業を手伝っていたようで…。

(つづく)

【ちむどんどん】71話の感想

田良島が視聴者の気持ち代弁、「最高」「もっと言って」の声!

71話は、田良島さんの和彦への発言に視聴者から「最高」「ありがとう」「よく言ってくれた」「もっと言って」と感謝の声が殺到。

まるで視聴者の声を代弁しているかのように・・・

和彦の大野愛を待たせすぎた(キープした)「煮え切らない態度」と自分から振ることができない(相手に決断をゆだねる)「余計な優しさ」をバッサリと指摘してくれました。

しかし愛との顛末はわかりますが・・・幼馴染に告白して振られた(正式にはタイム中)ということをよくぞ田良島さん知ってますね。本人が明かしたのか?あるいは記者としての取材力か?…あまゆ店主は知ってることベラベラ話しそうですしね(笑)

本作のテーマが浮いている?!

これは私(筆者)の意見ですが、ここまで的確に和彦の罪と罰を分析できている脚本家さんであることに驚きました。視聴者の反応がこうなるだろうと知っていて田良島さんのセリフでバランスを取ってるんですよね。きっと。

つまり意図的に、和彦の罪と罰を描いている…ということ。

私個人的に思うのですが…朝ドラヒロインや相手役は視聴者から応援される方がいいと思うのですが…なんだか略奪愛に近い感じの展開になっていて、これでいいのかな?って心配になってしまいます。愛さんに感情移入しちゃう人、多いですよね?

人生は色々と失敗したり、上手くいかなかったり、紆余曲折があるもの。ピュアなまま、純粋なままでは生きられなくて…傷つけたり傷ついたりして生きるもの。若者たちが失敗しながら、それでも生きていく姿を描きたいのかなとは思います。

前作「カムカムエヴリバディ」では、ヒロインたちが挫折しても幸せを諦めなかった…メッセージ性がありましたし、前々作「おかえりモネ」では震災という大きな出来事がありながら親世代や若者たちが前を向く姿勢を感じましたが…。

賢三さんや優子さんがいう、暢子は暢子のままでいい、幸せになることを諦めないで…っていう序盤のせっかくのメッセージが浮いているというか…。なんか、「そのまま生きろ」という教育の結果、賢秀も暢子も身勝手というかダメな大人になってるような(笑)

なんか田良島さんに影響されて厳しく見ちゃいましたが、最後まで温かい目で見守りたいとは思います♪

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画像出典:NHK、MANTAN

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