『ブギウギ』羽鳥善一(草彅剛)のモデルは服部良一!ジャニー喜多川との関係とは?

当サイトのリンクには広告が含まれます
服部良一

趣里主演の朝ドラ【ブギウギ】の登場人物のひとり、作曲家・羽鳥善一(草彅剛)のモデルは服部良一さんです。服部良一さんの息子の告発により、性加害が問題視されているジャニー喜多川さんとの関係も改めてクローズアップされています。一体どういう関係?

今回は『ブギウギ』羽鳥善一(草彅剛)のモデル・服部良一について。

あわせて読みたい
朝ドラ【ブギウギ】キャストと相関図|趣里ヒロイン、水上恒司:相手役、草彅剛、菊地凛子ら豪華出演! 朝ドラ【ブギウギ】キャストと相関図 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)第109作『ブギウギ』ののキャスト(出演者)・登場人物・相関図を紹介します。 主人公のモデルは戦後の...
あわせて読みたい
【ブギウギ】最終回ネタバレ・全話あらすじ!スズ子(趣里)の歌手引退まで描く! 【ブギウギ】最終回ネタバレ・全話あらすじ!スズ子(趣里)の歌手引退まで描く! 2023年度後期の朝ドラは『ブギウギ』。 ヒロインは趣里。相手役は水上恒司!ブギの...
目次

【ブギウギ】羽鳥善一(草彅剛)のモデルは服部良一!

草彅剛

【ブギウギ】羽鳥善一(草彅剛)のモデルは服部良一さんです。服部良一さんのプロフィール、略歴、笠置シヅ子との出会い、家族などを紹介していきます。

服部良一のプロフィール

氏名服部 良一(はっとり・りょういち)
生年月日-没年月日1907年10月1日-1993年1月30日(85歳没)
出身地大阪府大阪市中央区
別名義村雨まさを
夏端齢
職業作曲家、編曲家
活動期間1936年 – 1993年

服部良一の略歴

  • 【0歳】1907年(明治40年)10月1日:大阪で生まれる。
  • 【16歳】1923年(大正12年):9月1日大阪出雲屋少年音楽隊入隊。
  • 【19歳】1926年(大正15年)3月:大阪フィルハーモニックオーケストラに入団。オーボエ担当。
  • 【20歳】1927年(昭和2年):エマヌエル・メッテル氏に師事、リムスキー・コルサコフの和声を習得。
  • 【23歳】1930年(昭和5年):西宮ダンスホールのバンドリーダーとなる。
  • 【24歳】1931年(昭和6年):タイヘイ・レコード専属作曲家となる。
  • 【26歳】1933年(昭和8年)8月26日 上京。人形町ユニオン・ダンス・ホールにてテナー・サックス担当。
  • 【28歳】1935年(昭和10年)12月8日:富澤万里子と結婚。
  • 【29歳】1936年(昭和11年)2月:コロムビア・レコードの専属作曲家となる。
  • 【30歳】1937年(昭和12年):ジャズ・コーラス「山寺の和尚さん」を作曲。
  • 【31歳】1938年(昭和13年):中支前線慰問団に参加。松竹歌劇団の副指揮者となる。松竹歌劇団の団員の笠置シヅ子と出会う。「別れのブルース」「雨のブルース」(淡谷のり子 唄)が大ヒット。
  • 【33歳】1940年(昭和15年):東宝映画「支那の夜」の音楽を監督。「蘇州夜曲」を主題歌として作曲。
  • 【36歳】1943年(昭和18年):満州映画「私の鶯」のため渡満、新京音楽団とハルピン交響楽団で作品発表会。
  • 【37歳】1944年(昭和19年):中支派遣軍報道部嘱託奏任官佐官待遇として漢口、南京、上海方面に渡る。上海交響楽団を指揮して「夜来香幻想曲」他を発表。
  • 【38歳】1945年(昭和20年):終戦を上海で迎える。同年、12月に帰国。
  • 【39歳】1946年(昭和21年):日劇にてエノケン劇団の「踊る竜宮城」公演。有楽座にて、エノケン、あきれたぼういず、笠置シズ子の初春公演の音楽担当。
  • 【40歳】1947年(昭和22年):日劇にて本邦初演「ジャズ・カルメン」上演。国際劇場にて「東京カルメン」上演。
  • 【41歳】1948年(昭和23年):笠置シヅ子が歌う「東京ブギウギ」を発売し、大ヒット。東宝映画「青い山脈」の音楽監督を担当。
  • 【42歳】1949年(昭和24年):「セコハン娘」「コペカチータ」「銀座カンカン娘」「買物ブギ」「三味線ブギ」を発表
  • 【43歳】1950年(昭和25年)6月:アメリカツアー“ブギ海を渡る”で笠置シズ子等と渡米し、ハワイ、カリフォルニア、ニューヨークで公演。同年11月に帰国。※ツアーを現地で裏方として支えたのがロサンゼルス生まれのジャニー喜多川と言われている。
  • 【44歳】1951年(昭和26年):帰国報告記念ショー「ホノルル、ハリウッド、ニューヨーク」を日劇で発表。
  • 【59歳】1966年(昭和41年):香港ショーブラザーズ映画「諜網嬌姪」「香江花月夜」「香江良宵」「青春鼓玉」の音楽担当。
  • 【60歳】1967年(昭和42年):還暦記念コンサートを渋谷公会堂にて開催。創作オペラ「聖者の恋」発表。
  • 【62歳】1969年(昭和44年):ギリシャ・アテネ国際音楽祭の審査員に選ばれる。紫綬褒章を授与される。
  • 【63歳】1970年(昭和45年):服部富子と「あに・いもとの会」を銀座ヤマハホールにて行う。
  • 【71歳】1978年(昭和53年)7月25日:古賀政男逝去、葬儀副委員長となる。日本音楽作曲家協会会長に就任。勲三等を叙勲される。
  • 【84歳】1992年(平成4年)10月20日大阪城ホールにて「服部良一音楽祭 ’92」開催。12月東京・アートスフィアにて、服部家三代を描いたミュージカル「服部家の人々」が公演される。
  • 【85歳】1993年(平成5年)1月30日:永眠。国民栄誉賞を受賞。

服部良一と笠置シヅ子との出会い

服部良一は、笠置シヅ子との出会いについて自伝でこう書いています↓

大阪で一番人気のあるステージ歌手と聞いて「どんな素晴らしいプリマドンナかと期待に胸をふくらませた」のだが来たのは、髪を無造作に束ね薬瓶を手に目をしょぼつかせ、コテコテの大阪弁をしゃべる貧相な女の子であった。だがいったん舞台に立つと「…全くの別人だった」。三センチもある長いまつ毛の目はバッチリ輝き、ボクが棒を振るオーケストラにぴったり乗って「オドウレ。踊ウれ」の掛け声を入れながら、激しく歌い踊る。その動きの派手さとスイング感は、他の少女歌劇出身の女の子たちとは別格の感で、なるほど、これが世間で騒いでいた歌手かと納得した。
出典:服部良一『ぼくの音楽人生』

服部良一の家族

父は土人形師の久吉。母はスエ。

兄は写真家、編集者の富沢邦英。

妹は歌手で宝塚歌劇団出身の服部富子(芸名:水間扶美子)。

妻・服部万里子(旧姓・富澤)との間に子供は5人(二男三女)↓

  • 長男:克久(昭11年生まれ)…作曲家。
    • 孫(克久の子):服部隆之…作曲家。
      • 曾孫(隆之の子):服部百音…ヴァイオリニスト。
    • 孫(克久の子):服部奈緒…音楽畑出版代表取締役。
  • 長女:初音(昭13年生まれ)
  • 次女:梢(昭15年生まれ)
  • 三女:早苗(昭17年生まれ)
  • 次男:良次(昭19年生まれ)※芸名:服部吉次…「劇団黒テント」創設メンバーで舞台俳優。
    • 孫(良次の子)服部有吉…バレエダンサー・振付師の

孫・服部隆之さんが【ブギウギ】の音楽担当

【ブギウギ】の音楽担当は服部良一の孫、孫・服部隆之さんです。【ブギウギ】主題歌「ハッピー☆ブギ」の作詞・作曲も手掛けています。

服部隆之(はっとり・たかゆき)…作曲家 1965年11月21日生まれ 1983年に渡仏、パリ国立高等音楽院に入学し、1988年に同院修了、帰国。ポップス〈福山雅治・椎名林檎・山崎まさよし 等〉からクラシック〈鮫島有美子・武満徹 等〉まで幅広いアーティストのアルバム、コンサート等の編曲を手がける。  
作曲家として映画に於いては96年「蔵」98年「誘拐」・「ラヂオの時間」の3作品が日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。 テレビドラマでは「NHK連続テレビ小説・すずらん」「HERO」「王様のレストラン」NHK大河ドラマ「新選組!」「のだめカンタービレ」「華麗なる一族」「半沢直樹」「下町ロケット」NHK大河ドラマ「真田丸」等。  
ミュージカル「オケピ!」、bunkamura 委嘱作品で上海シティダンスカンパニーとの日中共同制作「舞劇 楊貴妃」、2008年4月TBS「THE世界遺産」のメインテーマ、2010年上海万博「日本館」の音楽監督、2011年4月よりNHK教育テレビ「フックブックロー」の音楽担当、2015年「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」、2018 年より「映画ドラえもんシリーズ」の音楽担当。この他にも「コマーシャル」「ゲーム音楽」等と多岐にわたる音楽ジャンルで作曲家として活躍中である。  

服部良一の主な作品

  • おしゃれ娘(詞:久保田宵二、歌:淡谷のり子)
  • 別れのブルース(詞:藤浦洸、歌:淡谷のり子)
  • 雨のブルース(詞:野川香文、歌:淡谷のり子)
  • 街のピエロ(詞:久保田宵二、歌:霧島昇)
  • 浮世ぐるま(詞:林柳波、歌:霧島昇)
  • 歌え若人(詞:島田芳文、歌:霧島昇)
  • 蘇州夜曲(詞:西條八十、歌:渡辺はま子・霧島昇)
  • 旅の喫茶店で(詞:高橋掬太郎、歌:霧島昇)
  • 明日の運命(詞:西條八十、歌:渡辺はま子・霧島昇)
  • 蒙古の月(詞:サトウハチロー、歌:霧島昇・松原操)
  • 春之助の唄(詞:西條八十、歌:霧島昇・二葉あき子)
  • 南の星(詞:西條八十、歌:霧島昇)
  • 孝女白菊(詞:西條八十、歌:霧島昇)
  • みたから音頭(全国民募集歌、歌:霧島昇・菊池章子)
  • 日本晴だよ(詞:佐藤惣之助、歌:霧島昇)
  • 守備隊月夜(詞:西條八十、歌:霧島昇)
  • たそがれの牧場(詞:西條八十、歌:霧島昇)
  • アリラン月夜(詞:高橋掬太郎、歌:赤坂百太郎)
  • いとしあの星(詞:サトウハチロー、歌:渡辺はま子)
  • ハートのクィーン(詞:藤浦洸、歌:霧島昇・松原操)
  • ある月の夜に(詞:サトウハチロー、歌:霧島昇・松原操)
  • 夢去りぬ(詞:加茂六郎、歌:霧島昇)
  • 一杯のコーヒーから(詞:藤浦洸、歌:霧島昇、ミス・コロムビア)
  • 胸の振り子(詞:サトウハチロー、歌:霧島昇)
  • 湖畔の宿(詞:佐藤惣之助、歌:高峰三枝子)
  • 私の鶯(詞:サトウハチロー、歌:李香蘭)
  • 東京ブギウギ(詞:鈴木勝、歌:笠置シヅ子
  • ジャングル・ブギー(詞:黒澤明、歌:笠置シヅ子。映画『醉いどれ天使』の挿入歌)
  • 買物ブギー(詞:村雨まさを、歌:笠置シヅ子
  • 銀座セレナーデ(詞:村雨まさを、歌:藤山一郎)
  • 三味線ブギウギ(詞:佐伯孝夫、歌:市丸)
  • ホームラン・ブギ(詞:サトウハチロー、歌:笠置シヅ子
  • アイレ可愛や(詞:藤浦洸、歌:笠置シヅ子
  • 青い山脈(詞:西條八十、歌:藤山一郎・奈良光枝)
  • 東京の屋根の下(詞:佐伯孝夫、歌:灰田勝彦)
  • 銀座カンカン娘(詞:佐伯孝夫、歌:高峰秀子)
  • 花の素顔(詞:西條八十、歌:藤山一郎)
  • 丘は花ざかり(詞:西條八十、歌:藤山一郎)
  • 山寺の和尚さん(詞:久保田宵二、歌:中野忠晴、コロムビア・リズム・ボーイズ)
  • バンジョーで唄えば(詞:藤浦洸、歌:中野忠晴)
  • チャイナ・タンゴ(詞:藤浦洸、歌:中野忠晴)
  • 銀ブラ娘(詞:藤浦洸、歌:美空ひばり)
  • サム・サンデー・モーニング(詞:山口国俊、歌:霧島昇・小川静江)
  • 復興ソング(詞:不明、歌:霧島昇、松原操)
  • 夜霧のギター(詞:野村俊夫、歌:霧島昇)
  • あじさい旅情(詞:石本美由起、歌:島倉千代子)
  • 意想曲1936年(越天楽やチャイコフスキーのスラヴ行進曲、三善和気の戦友などが引用されている)
  • 若人の歌(管弦楽とジャズ)
  • 室内管弦楽組曲「東亜共栄圏」
  • 夜来香幻想曲(シンフォニック・ジャズ)
  • 管弦楽曲「中支の印象」
  • カンタータ「文明開化録」(詞:佐藤惣之助)
  • ラジオ・オペラ「桃太郎」(台本:サトウハチロー)
  • 東京のアメリカ人(アメリカ人の東京見物)
  • オペラ「聖者の恋」(台本:寺崎浩)
  • ラジオ・オペラ「新浦島物語」(台本:藤田敏雄)
  • ピアノ小協奏曲(宅孝二によるピアノ独奏で初演)
  • 交響組曲「香港」
  • 交響詩曲「ぐんま」(詞:鈴木比呂志)
  • おおさかカンタータ(詞:喜志邦三・坂田寛夫、朝比奈隆指揮大阪フィルハーモニー交響楽団・合唱団により演奏)
  • 初代徳島県民歌(詞:金沢治)
  • 3代目群馬県の歌(詞:高草木昭允、補作:群馬県の歌選考委員会)
  • 夜のプラットホーム(詞:奥野椰子夫、歌:二葉あき子)
  • 東京ブルース(詞:西條八十、歌:淡谷のり子)
  • 広東ブルース(詞:藤浦洸、歌:渡辺はま子)
  • 懐かしのボレロ(詞:藤浦洸、歌:藤山一郎)
  • 山のかなたに(詞:西條八十、歌:藤山一郎)
  • 箏、合唱と管弦楽のための「漂泊」
  • 交響詩「富士」
  • 2つのクラリネットのための協奏曲
  • グランド・ワルツ「グリーン利根」(詞:鈴木比呂志、群馬交響楽団 他)
  • 交声曲「あかぎ賛歌」(詞:鈴木比呂志、群馬交響楽団 他) 

映画音楽

  • ロッパ歌の都へ行く(小国英雄監督)
  • 東京の女性
  • 支那の夜
  • 翼の凱歌(山本薩夫監督)
  • 阿片戦争(マキノ正博監督) – 『風は海から』(詞:西條八十、歌:渡辺はま子)を含む
  • 私の鶯 (島津保次郎監督) – 満洲映画社、李香蘭他
  • のんきな父さん(マキノ正博監督)
  • 今ひとたびの(五所平之助監督)
  • 春爛漫狸祭(木村恵吾監督)
  • 花くらべ狸御殿(木村恵吾監督)
  • 醉いどれ天使(黒澤明監督)※笠置シヅ子さん出演。
  • 青い山脈(今井正監督)
  • 銀座カンカン娘(島耕二監督)※笠置シヅ子さん出演。
  • 山のかなたに(千葉泰樹監督)
  • やぐら太鼓(マキノ雅弘・滝沢英輔監督)
  • チャッカリ夫人とウッカリ夫人(渡辺邦男監督)
  • やがて青空(小田基義監督)
  • 青い果実(青柳信雄監督)
  • 西遊記(藪下泰司監督、アニメーション)
  • ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗(佐伯幸三監督)

テレビ音楽

  • OTVシグナルミュージック(大阪テレビ放送の開始終了音楽)
  • 光速エスパーの主題歌「光速エスパーの歌」

学校校歌

  • 大島町立第一中学校校歌(詞:西条八十)
  • 高槻市立清水学校校歌(詞:郷田悳)
  • 久喜市立本町小学校校歌(詞:濱梨花枝)
  • 前橋市立大利根小学校校歌(詞:有川美亀男)
  • 富岡市立西中学校校歌(詞:鈴木比呂志)
  • 香港日本人学校校歌(詞:鳩貝実次郎)
  • 香港日本人学校の歌(詞:藤田一郎)
  • 浜松市立細江中学校校歌(詞:細江中学校国語部)
  • 宮崎県立宮崎西高等学校校歌(詞:南邦和)
  • 茨城県立上郷高等学校校歌(詞:西条八十)
  • 富山県立富山中部高等学校校歌(詞:西条八十)
  • 宮崎県立宮崎南高等学校校歌(詞:黒木 淳吉)

服部良一とジャニー喜多川との関係とは?

服部良一とジャニー喜多川(本名:喜多川擴(きたがわ・ひろむ))との関係について紹介します。

服部良一とジャニー喜多川の関係が改めてクローズアップされたのは、2023年7月15日(土) のこと。

その日、服部良一の息子で俳優の服部吉次さん(2023年10月時点で78歳)は、小学生時代に、服部家と親交があったジャニー喜多川氏から繰り返し性被害を受けたことを会見で告発しています。

吉次さんは小学2年の頃、自宅に宿泊した喜多川氏から被害を受け、その後約2年半の間、数十回続いたと証言した。姉に一度話した以外、家族へは明かせなかったという。

ヤフーニュースより

服部良一とジャニー喜多川の関係ができたのは、服部良一と笠置シズ子ががアメリカに渡り、日劇ショー「ブギ海を渡る」の巡業ツアーを開催した時です。

そのツアーで良一氏とジャニー喜多川の父・喜多川諦道(たいどう)氏との関係ができました。諦道氏の息子・娘たちが笠置シヅ子のアメリカツアーを支えたそうです。諦道氏の息子・娘とはジャニー喜多川とその姉・メリー喜多川(2021年93歳で死去)で、2人はコンサート会場を接待役として回り、裏方として活躍したといわれています。

1950年6月に朝鮮戦争が始まると、ジャニー喜多川は米軍関係者として従軍。日本では進駐軍宿舎「ワシントンハイツ」に住んでいました。しかし、新宿区若松町の服部家にも頻繁に出入りするようになり、出兵から一時帰還すると、10人家族の服部家の父や母と食事をしてマージャンをしたり、トランプに興じたりしていたといいます。

そんなある日、服部家に夜遅くまでいたジャニー喜多川氏。良一氏から吉次氏の部屋に泊まればいいと勧められたジャニー喜多川氏は、その夜、性加害をしました。その後、「100回程度は被害にあった」と吉次氏は語ります。

服部良一がジャニー喜多川の性加害を知っていたかは不明です。吉次氏は姉に相談したら「やめなさい」「気持ち悪い話をしないで」と言われてしまったそうで、両親には話せなかっただろうし、両親が知らなかった可能性が高いとは思います。

草彅剛のキャスティングに賛否?

以上のように「服部家とジャニー喜多川の性加害」という背景があるにも関わらず、【ブギウギ】では、元ジャニーズの草彅剛さんが羽鳥善一(モデルは服部良一)にキャスティングされてしまいました。

この草彅剛さんのキャスティングには賛否両論あり、話題になっています。

吉次氏の告発と同時?会見より前?

草彅剛さんの出演が発表されたのは2023年7月4日。

服部吉次さんの会見は2023年7月15日でした。

草彅剛さんのキャスティングはすでに決まっていて、吉次さんの会見より前に出演発表もしています。

しかし、服部吉次さんの告発を掲載した『日刊ゲンダイ』が2023年7月4日に出ていました。

出演発表と告発記事が同日だったのですね。

草彅剛さん本人のことなら事務所に「こういう記事が出ます」と事前に連絡がいくと思います。それなら出演発表する前に出演辞退もあり得ただろうと思います。

しかし【ブギウギ】スタッフもこの告発と同日になるとは知らなかった可能性が高いです。

賛否両論?!

私個人の意見としては、そもそも草彅剛さんは元ジャニーズ。前の所属事務所のことでとやかく言われるのは筋違いな気がします。本人もNHKスタッフにとっても…。

まあ、色眼鏡で視聴されるのは作品にとって不幸なので、NHKスタッフが事前に告発を知っていたらキャスティングしなかったでしょうけど。ジャニーズタレントの新規のキャスティングはしない方針なので。まあ、元ジャニーズですけどね。

もう出演発表した以上は、このままいくと思います。けれど、SNSでは「闇が深い」「元所属タレントの活動を妨げないで」「NHK大丈夫?」と賛否両論で…↓↓

何かしら因縁めいたものを感じてしまうのは仕方ないと思いますが・・・できるだけ色眼鏡なしでドラマに集中したいところです。皆さんはどう感じていますか。

アイキャッチ画像:出典Amazon

服部良一

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

SNSシェアはここから
  • URLをコピーしました!
目次