【Dr.アシュラ】の第6話が放送されました。
今回は、佐野晶哉さん演じる研修医・薬師寺保の成長回でした。
原作者・こしのりょうさんの呼びかけで、“ガンバレ保”のハッシュタグが共有され、放送中に投稿されたXは、保への応援メッセージであふれることとなりました。
加えて、物語の本筋に直接的には関係ないものの、鈴木浩介さん演じる外科医・金剛が話題になっています。
物語が進むにつれて、朱羅の敵対勢力がどんどん姿を消す、あるいは味方に転向する中、唯一といっていいクセ強めの憎まれキャラを好…いや怪演。
第6話では、その登場に効果音までついており、シリアスなシーンが多いこのドラマの中で、その独走ぶりに拍車がかかっています。
そんな【Dr.アシュラ】第6話、さっそくみなさんの感想を見ていきましょう!
【Dr.アシュラ】第6話 ネタバレ感想
ガンバレ保!医療ミスで自信を失っているところに訪れたピンチ
休憩室での仮眠中に、朱羅からボウズではなく薬師寺先生と名前を呼ばれ褒められる、という夢を見た研修医の薬師寺保(佐野晶哉)は、その夢に励まされるように治療に当たりますが、やる気が空回りしてうまくいきません。
落ち込む保でしたが、久しぶりの幼馴染との再会で気持ちを切り替えることができ、その翌日、ICUの患者対応に呼ばれた大黒に代わって、激しい腹痛で搬送されてきた男性患者の対応にあたります。
問診をしようとしますが、痛みのあまりまともに答えてくれない患者を前に、その痛みを緩和することを優先して問診がきちんと終わらないまま薬剤を投与。しかし、この患者にはアレルギーがあり、保が投与した薬のせいでアスピリン喘息の発作を起こしてしまい、危うく命を失う事態となってしまうところでした。
朱羅のおかげで大事には至らなかったものの、保は完全に自信を喪失してしまいます。
自分のせいで患者の家族に責められている大黒たちの様子を目にして、さらに落ち込む保。
そんな中、交通事故にあった女性が救急搬送されてきますが、なんとそれは、保の幼馴染の婚約者でした。
何もできない保は、ナオミに処置室から出ていくように言われてしまいますが、出ていった先で待っていたのは患者の付き添いできた幼馴染のケイタでした。
婚約者を救ってくれと泣いてすがるケイタに何も言えない、そして何もできない保。
すると、突然ケイタが倒れ、心停止状態に。
パニックを起こし、ただただ朱羅に助けを求める保でしたが、手術中で手が離せない朱羅が保に放った力強い言葉に冷静さを取り戻し、ケイタの症状を診断。心拍再開したところで外科の金剛に引き継ぎ、ケイタは一命をとりとめます。
ここに至るまでの追い詰められぶりが半端じゃなく、Xでのリアタイ実況では悲鳴に近いような応援メッセージが投稿されました。
ガンバレ保😭
覚醒して乗り切れーーー!!#ドクターアシュラ— 涼@恋をするなら (@ryoxxx921) May 21, 2025
保くん!
泣くのも謝るのも今は終わりだよ!
やれる!頑張って!
#ドクターアシュラ— Aqours (@Ap0urs) May 21, 2025
夢が正夢に…!? ボウズから薬師寺先生への昇格!!
これまで以上のポンコツぶりを発揮することになってしまった保でしたが、朱羅に一喝されたのちの覚醒ぶりは見事なものでした。
トラウマを乗り越え、パニックを克服した保に、朱羅が初めてボウズではなく薬師寺先生、と名前を呼んで労います。
第6話の冒頭で保がみた夢が正夢となった瞬間でした。
それまで手に汗を握る思いで保を応援していた視聴者の方が、保、よかった!と思わず保の気持ちに寄り添い喜んだシーンでもあったようです。
ここで薬師寺先生呼び🥹
保良かったね
#ドクターアシュラ#ガンバレ保— ぱたぱた (@patapatapyo___n) May 21, 2025
薬師寺先生って!いま!夢じゃなくて現実で呼んでもらえた!!!よかったね保!!#ドクターアシュラ #ガンバレ保
— やきとりん (@Riiiiin_Ae) May 21, 2025
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とーっても頑張ったね保くん😢💘
素敵な夢を見てみなぎるやる気✊🏻でもそれが空回り🌀🌀大変な事になってしまって手の震えも止まらず💦そんな晶哉くんの演技が大好きで...
親友助けた保くんかっこよかったし朱羅先生からの"薬師寺先生"感動しちゃった🥺🥺— えりって呼んで!!! (@Rydxh2u) May 21, 2025
ぶっきらぼうな言い方ではありましたが、朱羅が保を信頼し、そしてちゃんとその成長を評価しているということが感じられた放送回でした。
人たらしの多聞と転がされてる金剛
第6話は冒頭のシーンから、渡部篤郎さん演じる多聞院長の人たらしぶりが存分に発揮された回でもあります。
不動院長が去り、梵天が救命科メンバーに加わり、ナオミもまた朱羅の同僚としてよき関係を気付き始めた今、唯一残っている敵対(?)勢力の外科科長・金剛(鈴木浩介)。
その金剛が多聞から、「あなたにしかできない」と持ち上げられ、診療部長に就任します。
持ち上げられていい気持ちになっている金剛ですが、実は、金剛をその役割で縛ることで、本人の出世欲は満足させながらも救急科に協力せざるを得ないところに追い込んでいるのです。
知ってか知らずか、というかおそらくは多聞の目論見には全く気付かず、診療部長就任を小躍りしながら喜ぶ金剛。
多聞の人たらしぶりに舌を巻くと同時に、金剛先生、クセモノのようでいて、実は非常に扱いやすいキャラクターなのかもしれませんね。笑
金剛先生も愛おしいし多聞先生は金剛先生の扱いうますぎ〜‼️‼️
手のひらの上で転がりまくってるの気づいてる⁉️金剛先生‼️#ドクターアシュラ#ガンバレ保#佐野晶哉— sana⚑︎⚐︎ (@sana_AS_MT) May 21, 2025
金剛先生チョロすぎる😂#ドクターアシュラ#ガンバレ保#佐野晶哉
— さぇ (@sae_senrfever) May 21, 2025
さりげなく保を励ます多聞の言葉に思わず涙
多聞の人たらしぶりは、保に対しても発揮されます。
患者の命を危険にさらしてしまい、落ち込んでいる保をさりげなく励まし、朱羅にも新人の時代があったこと、そして医者の仕事には才能よりも大切なことがあると語ります。
そして、自分は救命医には向いてないと言い続ける保に、本当は救命医になりたいのか?そのように聞こえる、と保自身もまだ気づいていなかった保の本心に触れるのでした。
多聞の人間力、そして人を引き付ける人柄がにじみ出たシーンでした。
保ずっと苦しいなか、多聞医院長の言葉が沁みる
— もっぴーෆ⸒⸒ 🪴 (お抹茶) (@masayachan_313a) May 21, 2025
— saki (@SAKI23530073) May 21, 2025
多聞先生、院長の器だなあ( ゚Д゚)前任者とほんと真逆で驚く。最初は敵だと思ってたのに。 #ドクターアシュラ #fujitv
— 猫田 (@nekotaDX) May 21, 2025
陰の主役!? クセが強めの金剛又吉
第1話からクセの強さをいかんなく発揮していたキャラクターではありましたが、話を追うごとにそのクセがより強く、そして確立されて行っているように感じます。
緊迫した医療シーンの多いこのドラマの中で、一息つける場面になっているケースも多いようで、あんなにキョーレツなのに、SNS上では“癒される”の声がたくさん上がっていました。
金剛先生個人的癒しかもしれない#ドクターアシュラ #佐野晶哉 #ガンバレ保
— ハツ (@kenkou_daiichi8) May 21, 2025
聞こえてますよ!?!?の金剛先生好き、金剛先生このドラマの癒し#ドクターアシュラ #佐野晶哉
— カエル (@Asked_ae) May 21, 2025
なかには、緊張緩和のために金剛をずっと出しておいてほしい、というような声も。
緊張するからずっと金剛先生出しといて欲しい右下とかに #ドクターアシュラ
— ふぉん (@uin818_) May 21, 2025
本当にそんなことになったら、気が散って物語が入ってこなそうですが笑、確実にこのドラマの愛されキャラに育ちつつあります。
多聞の手前、救急科に手を差し伸べつつも、帰宅しようとしたその瞬間に手術依頼が来たときは、受話器をふさぎながらひとこと「クソッ」といういつもの口癖が出てしまう正直(?)さも、愛されキャラの理由のようです。
金剛先生クソって言いながらも受け入れありがとうございます笑笑
#ドクターアシュラ— もんちー🎸 (@A1128my_831_st) May 21, 2025
金剛先生受け入れるようになったのは進歩たわな…「くそ!!」は言うけどwww #ドクターアシュラ
— くろ (@kurotrhk) May 21, 2025
制作陣にも愛されているのか、救急科メンバーの前に初めて心労部長として登場するシーンには、“キラーン”という効果音までついていました。
ほんの一瞬のことでしたが、ネット民は笑いをもってすかさず反応、このあたりも愛されキャラであることを裏付けていますね。
— なこ (@XaFtS0voRX98051) May 21, 2025
金剛先生の効果音あかんwww₹ʖˋーƕ #ドクターアシュラ
— ねむ (@snAe313) May 21, 2025
救急科と密接なかかわりを持つことになった金剛先生、今後の活躍(?)ぶりにも注目ですね。
ミュージカルさながらの歌いながらスキップするシーンや、跪いて多聞の手にキスをしようとするところなど、どこまでが演出でどこまでがアドリブなのかも気になるところ。
プロデューサーの方に、いつか種明かししていただきたいです。
【Dr.アシュラ】第6話 ネタバレ感想まとめと今後の展開
第6話は、ポンコツ研修医の保が大きく成長し、また、親が医者だから何となく医者になっただけ、と語り、医者としてのビジョンや目標があいまいだった保が、朱羅をロールモデルとして明確に救命医を目指すことを決意したエピソード回でした。
追い詰められた保を応援する声、朱羅に認められた保を祝う声が多く寄せられ、合わせてこれまで以上にそのクセ強ぶりが強調された金剛への注目が集まりました。
原作者のこしのりょうさんが放送後にXのスペースで行ったアフタートークによれば、次週は、原作でいうところのクライマックス、かつラストのエピソードだそうです。
原作そのままではないものの、患者の命を救いたい朱羅が、それを望まない患者との間で葛藤する様が描かれるとのこと。
第6話は保の成長回でしたが、次回は朱羅がまた一回り大きく変化していく回なのでしょうか?
6話のラストで匂わされた、過去に朱羅の命を救った医者の正体も気になるところです。
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