【明日はもっといい日になる】2話視聴率と感想!無賃乗車の少女の想いに視聴者涙

「明日はもっと、いい日になる」第2話

福原遥主演・林遣都共演の月9ドラマ【明日はもっと、いい日になる】第2話が7月14日(月曜)に放送されました。

海辺の児童相談所が舞台のハートフルヒューマンドラマ、第2話!

万引きをしたネグレクト疑惑の少年の目的とは?

そして、無賃乗車を繰り返す少女の謎とそこに隠された本当の想いとは?

今回は【明日はもっといい日になる】2話の視聴率と感想を紹介します!

【明日はもっといい日になる】2話の視聴率

【明日はもっといい日になる】2話の視聴率は分かり次第お知らせします。

月9枠の前作「続・続・最後から二番目の恋」第2話の視聴率は、世帯8.4%、個人4.8%でした。

【明日はもっといい日になる】2話の感想

【明日はもっといい日になる】2話の感想を紹介!

ネグレクト疑惑の少年の目的が意外な展開に

ネグレクト疑惑の少年が翼(福原遥)のもとから逃亡。

少年の万引きや逃亡の目的が判明していくと、意外な展開になっていきます。

なんと弟が飲まず食わずで、命の危機にあったのです。

翼たちは、育児放棄している母親のもとから少年と弟を救出。

しかし2話ラストで、その母親が児童相談所に乗り込んできます。すごい剣幕で怒っているので怖いですが、この話は3話へと続きます。

育児放棄をしている母親がすぐ改心しないのは、なんだかリアルですね。

現実のニュースでも、2025年5月、佐賀市の児童福祉施設の女性職員が刺殺されています。犯人は女性で、「子どもを返して」などと叫んで暴れていたもよう。児相が子どもを一時的に保護し、事件が起きた児童福祉施設に預けていたようです。

佐賀市の児童福祉施設で、職員を切りつけたとして逮捕された女が、5月に別の施設で「子どもを返して」などと叫んで暴れていたことがわかりました。

「子どもを返して」児童福祉施設の職員切りつけた28歳女は別の施設で暴れたことも…職員は出血性ショックで死亡 佐賀市|FNNプライムオンライン

無賃乗車の少女の想いに視聴者涙

無賃乗車を繰り返す少女の謎は、ストリートピアノを弾きに行っていたのですが、動機は両親にある曲を聞かせたかったからでした。

なぜ家のピアノを弾かないのか?とも思いますけど、自宅のピアノの上には物が散乱していて、弾ける状態でなかったようです。

少女は中学受験のために週6日、塾に通っているので、ピアノもやめていました。

でも勉強より「ピアノを弾きたい」という理由ではなくて…。ピアノ発表会で両親に聞かせたい曲があるとのこと。それは両親の結婚式でも流れたエドガー作曲の曲「愛の挨拶」。

自分の進路などで両親のケンカが絶えなくて、この曲を弾くことで、両親に再び仲良くしてほしいという本当の想いが隠されていました。

無賃乗車の少女の想いに視聴者涙でした↓

子供から親への無償の愛

1話では子供が、過重労働している母親に思いを寄せて…。

2話では、ネグレクトされている少年が母と離れたくなかったと泣いたり、無賃乗車の少女は両親が職員に責められているところをかばっていたり…。

親からでなく、子供から親への無償の愛が感じられますね。

SNSでも反響が…↓

解決できるかは根底に愛があるかどうか

一部ネットニュースやSNSの一部では、感動もの、お涙頂戴ものに仕上げすぎていると批判されてます。

たしかに現実の児相の仕事では、解決できる案件ばかりではないでしょう。悲劇もあると思います。

というか、児相が助けることができなくて、ニュースになっています。2018年10月のニュースですが児相の認識が甘かったケースがあります↓

東京都目黒区で船戸結愛ちゃん(当時5)が両親から虐待され死亡した事件を巡り、厚生労働省の専門委員会は3日、児童相談所などの対応を検証した報告書をまとめた。結愛ちゃんが暮らしていた香川県の児相と転居先の東京都の児相は、ともに虐待リスクの認識が甘く、転居時の児相間の引き継ぎも不十分だったとしている。

女児虐待死、児相のリスク評価甘く 厚労省が検証報告 - 日本経済新聞

今後は悲劇も描かれていくかもしれないし、現実が甘くないことを示しているのがネグレクトしている母親・安西夢乃(尾碕真花)という役。

まったく悪びれてない様子が救いがないです。子供が脱水症状で死にかけていたというのに…。

そこに子供への愛情が感じられません

子供を愛せない、愛し方がわかっていない、間違っている親ですね。

でも子供を児相に一時保護されることは許さない様子。取られた!誘拐された!と激怒しています。やっかいです。

2話で、面前DVをしてしまっていた両親は愛があったので、娘のピアノに改心したのでしょう。

1話の母親も愛があったものの、子供のためにとなりすぎて、自分は後回しにしすぎて過労で倒れました。

親が子供を愛していれば児相が間に入って解決する道がある。

しかし親が子供を愛していない、と児相が入っても解決できない。

親と子を引き離さないといけない場合も出てきてしまう。

ここでいう愛とは、ちゃんと「育児」することも含まれます。

どんなに安西夢乃が子供と一緒にいたくても飲まず食わずをさせてしまう状態ではNGです。

愛がないというと夢乃に怒られそうですが、愛は目に見えないので、愛を形として表現しないとダメですよね。ちゃんと食べさせたりしないと…。

蔵田(林遣都)は何か抱えている?

蔵田総介(林遣都)は、今回、夫婦喧嘩を「たいしたことない」と流そうとする両親に対し、 「最も治りの遅いのは、どこにあるか分からない心の傷です」と激怒。面前DVがどれほど子どもを傷つけているのか熱く訴えていました。

この場面の蔵田さんの熱い言動には、彼も過去に何かあったの?と思ってしまいます。もしかすると蔵田さんの両親も不仲だったのでしょうか。

また、翼(福原遥)がどりむ君を一時保護したとき、どりむ君にママを返せ!と泣かれました。それで翼は親子を離れ離れにさせて良かったのか疑問を持ちます。しかし蔵田さんは「血のつながりだけが家族のあり方ではないでしょう」と翼に言いました。

もしすかすると、蔵田さんは血縁関係のある親とは引き離されたのか?

次回3話では蔵田の過去も明かされるようで、注目です♪

まとめ

【明日はもっといい日になる】2話のネタバレあり感想と視聴率について紹介してきました。

具体的にまとめると↓

  • ネグレクト疑惑の少年の目的が意外な展開について。
  • 無賃乗車を繰り返す少女の謎とそこに隠された本当の想いに視聴者涙(SNSでの感想&反響)
  • 子供から親への無償の愛について。
  • 解決できるかは根底に愛があるかどうか。そして、愛とは具体的である。
  • 蔵田(林遣都)は何か抱えている?セリフから2つの予想。

本記事がドラマ視聴の参考になれば幸いです。

フジテレビ
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

dorama9【キャスト/あらすじ/視聴率/ネタバレ】