福原遥主演ドラマ【明日はもっと、いい日になる】が、フジテレビ月9枠で2025年夏クールに放送!
本記事は【明日はもっと、いい日になる】のあらすじネタバレの紹介とともに、最終回結末の予想・考察もしていきます。原作や脚本家、主題歌、見どころについてもお届け!
共演は林遣都ら。福原遥が待望の月9初主演を飾る【明日はもっと、いい日になる】
本作は児童相談所を舞台に、子供たちと児童福祉司の交流を描くヒューマンドラマです。
本記事にはストーリーのネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。
【明日はもっと、いい日になる】ネタバレあらすじ全話
月9ドラマ【明日はもっと、いい日になる】のネタバレあらすじを最終回まで全話、紹介していきます。各話の感想や解説も紹介していきます。
1話「刑事が児童相談所へ出向!?」
あらすじ
果てしなく続く青い水平線に照りつける太陽。海沿いのある街で、そんな爽やかな景色とは対照的に汗をかき、息を切らして走り抜けるのは、本作の主人公・夏井翼(福原遥)。所轄の刑事である翼は、ある日突然、児童相談所への出向を命じられる。刑事の仕事への未練がありながら児童相談所へ出向してきた翼が向き合う相手は、凶悪犯から小さな子供に……。
第1話でメインとなる親子は、虐待疑惑のある母子。芳村加奈(徳永えり)の家から泣き声が聞こえたという通告が児相に入り、翼と、翼の指導係の蔵田(林遣都)が向かうのだが…。
ネタバレ
翼の異動のきかっけは、犯人を取り逃すミスをしたこと。電車内で連続強盗犯・加藤雅也(濱津隆之)のことを尾行していたものの、翼が痴漢を捕まえに行ってしまい、加藤に気づかれて逃げられてしまったのだ。
Q:翼は、なぜ犯人でなく痴漢逮捕を優先してしまったのか?
A:翼は電車で痴漢を見つけた時、小学生の頃、いじめられていた"みほ"という同級生を助けたことを思い出した。クラスメイトがいじめを見て見ぬふりする中、翼はみほを救った。翼はみほから「ありがとう」と感謝された。その体験から、翼は「困っている人を助けたい」と刑事になった。だから目の前で困っている女子生徒を痴漢から助けずにはいられなかった。
翼と蔵田は芳村加奈の家を訪問した後、早速、対立する。加奈の子供・拓斗(土屋陽翔)の内腿にアザがあったから虐待された疑いがある。なのに蔵田は何も対処しなかった。翼は「そのような対応の遅さが手遅れになる原因ではないか」と蔵田に意見をぶつける。すると蔵田は「児相の仕事は親の罪を暴くことではない」と言い放つ。
翌日、児童相談所へ小学校から189の虐待の緊急通告が入る。虐待されたのは拓斗だ。翼と蔵田は拓斗に話を聞き、「ママにぶたれた」「ママといたくない」と聞く。
加奈が児相にやってきて、拓斗と話す。しかし拓斗はママにサヨナラを言いたいという。その後、加奈は過労などで入院してしまう。
そんな中、拓斗が一時保護所からいなくなった。翼が何とか見つけたが、翼の頼みで児相に連絡せず、一緒に砂浜で「ニコちゃん」を捜した。だが見つからなかった。その後、翼は夜から朝までニコちゃんを捜し続けたが、見つからない。
朝、一時保護所で課長兼保育士をしている南野丞(柳葉敏郎)が拓斗と蔵田をその砂浜に連れていき、翼が必死に捜している姿を見せる。心打たれた拓斗は、翼たちに本音を明かして…。
退院した加奈と翼が児相の庭で再会する。翼に背中を押された拓斗は、「ご飯なんかまずくていい。服だって汚くていい。全部いらないから。もっと ママと一緒にいたい。ママには笑っててほしい」と気持ちを伝える。…拓斗は疲れている母の様子を心配していたし、一緒に食事もしたかったのだ。
バイトを掛け持ちしている加奈は深夜12時に帰宅し、朝5時に起きて、洗濯や手作りの朝食を用意。夕食も手の込んだ料理を用意してから、仕事に出かけていた。また、母の靴はボロボロだが拓斗の靴は新しかった。自分のことは後回しにして息子のために時間とお金を使っていたのだ。
拓斗の内腿の痣は、拓斗がママにホットケーキを作ってあげようとして、椅子が内腿に当たって痣になってしまったもの。拓斗が一度ぶたれたというのは事実だが、拓斗が家出をして、加奈が探し回ってやっと拓斗を見つけたときに叩いたものだった。
蔵田は一人で頑張り過ぎていた加奈に「ひとり親家庭の支援制度」を案内する。蔵田が描いた下手な絵つきの、拓斗の未来の暮らしかたのアドバイスを書いた書類も加奈に渡す。
その後。加奈と拓斗が宅配ピザを一緒に食べるシーン、母子ともに靴が綺麗になっているシーンが挿入される。
ラスト。警察から浜瀬市児童相談所に、男の子がコンビニで万引きをしたという連絡が入る。翼と蔵田がコンビニに向かうと、その男の子(千葉惣二朗)は翼が以前、町中で見かけた子だった…。(つづく)
【まとめ】芳村加奈(徳永えり)は虐待していませんでした。息子の拓斗(土屋陽翔)の痣は虐待ではなく事故。拓斗が「母といたくない」と言っていたのも、働きすぎの母のためを思ってのことでした。加奈が拓斗をぶったのも愛ゆえに、です。
徳永えり・土屋陽翔の演技に泣かされる!
【感想】シングルマザーの虐待疑惑からこんなハートフルな結末になるとは、意外な展開でした。徳永えりさん、子役の土屋陽翔くん、二人とも演技がうまくて泣かされましたよ。
シングルマザーのお母さんが子供の服や靴は買っても自分のは買わない。料理も洗濯もしっかりやる…。離婚した元夫が養育費をくれないのは問題ですけど、お母さんも一人で頑張りすぎましたね。服や靴が汚いと学校で嫌な思いしてしまうかもしれないから、という愛情なんでしょうけど…。
福原遥さん、林遣都さんの男女コンビも言い合いながらも良い雰囲気、良い掛け合いです。キャスト陣もみんなほのぼのな雰囲気で見ていて心地良いです。警察パートだけ殺伐としてますが(笑)
さて、1話ラストはネグレクトされているだろう子供が登場。次回の翼と蔵田の奮闘も楽しみです♪
2話「万引きをした少年と無賃乗車する少女の謎」
あらすじ
万引きの通報を受けて翼と蔵田がコンビニに行く。そこで、出会った男の子(千葉惣二朗)は、名前も何も言わず、盗んだペットボトル飲料と菓子パンを手離そうとしない。男の子を一時保護所に預ける翼と蔵田、南野丞(柳葉敏郎)は疲れて眠ってしまった男の子が小さなフィギュアを握りしめていることに気づく。そこには平仮名で“りずむ”と書かれていた。
翼は一時保護所の子どもたちにせがまれて、蒔田向日葵(生田絵梨花)と一緒に彼らを近所の神社で開かれる祭りに連れて行くことに。すると、それを知った謎の男の子も一緒に行きたいと言い出す。ところが、子どもたちが祭りで遊んでいる最中、男の子が逃げ出してしまい…。(逃亡の機会をうかがっていた?)
そんな中、翼たちのもとに、近隣駅から10歳の少女が無賃乗車をしたという通告が入る。その少女は、今回で3回目の無賃乗車らしい。少女が無賃乗車の裏に隠している想いとは……。
第2話でメインとなる子どもは、男の子(千葉惣二朗)と10歳の少女。男の子が祭りから逃げた理由、少女が無賃乗車する理由は気になるところです。どちらも親に会いたいのでは?と予想されますが…。
ネタバレ
放送後に更新します。
【明日はもっと、いい日になる】原作と脚本家
ドラマというと原作があるのかないのか気になりますよね?
ここでは【明日はもっと、いい日になる】の原作についてと、ストーリーを手掛ける人気脚本家についてお届けします。
原作は?
【明日はもっと、いい日になる】に原作はありません。フジテレビ制作のオリジナルストーリーです。
脚本家は?
情報解禁
月9『明日はもっと、いい日になる』
メインライターとして脚本を担当します。
オリジナルストーリーとなっております。ドラマ創作に携わる全ての方々のお力をお借りして、精一杯丁寧にストーリーや言葉、そして人を描けたらと思いますので、どうぞお楽しみください。 https://t.co/mjEK9WLUJB
— 谷 碧仁(劇団時間制作) (@aoto_tani) May 15, 2025
脚本は谷碧仁(たに あおと)さんです。1991年生まれの劇作家、演出家、脚本家です。2013年に時間制作を一人で旗揚げし、主宰を務めています。
谷さんは2025年春クールの日曜劇場『キャスター』(TBS)で共同脚本のひとりとして全話に関わっています。『キャスター』はどんでん返しさせようと見え見えであり、エンタメに寄りすぎてリアリティに欠けていて賛否ある作品でした。
しかし本作は児童相談所が舞台。 ドラマとはいえリアリティがより求められます。ただ、ドキュメンタリーではないので面白さとの兼ね合いも難しいところ。テレビドラマの脚本担当は深夜ドラマ『#who am I』(2023年、フジテレビ)、『キャスター』に続き3作目と、まだ実績は少ないですが、劇作家としての実績はあるので期待してます。
【明日はもっと、いい日になる】最終回・結末の予想
【明日はもっと、いい日になる】には原作がないので、最終回結末も白紙状態。先読みできない楽しみがありますね。まずは放送前に予想してみました!
福原遥の進路は?
本作は、児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々たちがこどもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿を描く作品です。
また、刑事の立場を失って児童相談所で働く意思はゼロの翼(福原遥)が、さまざまなこどもたちとその親と向き合い、ともに成長していく姿も描いていきます。
つまり、児童相談所で働く人たちが子供や親を救うドラマであり、主人公の成長も描いていくドラマであるということ。
放送前に最終回結末を予想すると、主人公・翼(福原遥)の進路で以下の2パターンが考えられます。
- 翼(福原遥)が成長して、児童福祉司としてのやりがいも見つけ、今後もこの職場で元気に働くことを予感させて終わる。
- 翼(福原遥)が成長したが、惜しまれつつも警察に戻って終わる。
なぜ刑事部から児童相談所に異動になったのかは不明ですが、人には適正というものがあるので見抜かれたのかな?と予想。なので警察に戻る場合も、児童相談所での経験を活かして「生活安全部・少年課」で少年少女に対応していくのもアリだと思います。
でも連ドラを見続けた最後が異動では寂しいので、今日も翼(福原遥)が児童相談所で元気に働いています!ってラストの方が好ましいと思います。1人前の児童福祉司となるには10年かかるとも言われるので、まだまだ翼の仕事は始まったばかりですしね。
蒔田の水曜日の定時上がりの謎は?
蔵田(林遣都)と児童心理司の蒔田(生田絵梨花)の第1話の会話が、なんだか恋に発展しそうな会話でした。仲良さげで、フランクでしたよね。
でも、蒔田は水曜日に定時上がりするルーティンがあるようです。はたして何のために?
恋人とデートかとも思いましたが、そんなウキウキしてる感じでもなかったんですよね。謎です。悲しい内容でなければいいのですが…。
一体どんな結末を迎えるのでしょうか。
最終回結末までの気になる点、チェックポイントは放送後に予想、更新予定です。
【明日はもっと、いい日になる】の主題歌
【明日はもっと、いい日になる】の主題歌はJUJU「小さな歌」です。
主題歌となる「小さな歌」は小林武史氏がプロデュース。感動的なミディアムバラードとなっています。
JUJUさんは「ドラマをご覧になるみなさんの明日がもっと、いい日になるよう心を込めて歌わせていただきました」とコメント。
主演の福原さんも「柔らかくて優しい音色に、JUJUさんのすてきな歌声が重なって、心温まる、そしてとても前向きになれる曲だと感じました」と曲の感想を話しています。
【明日はもっと、いい日になる】の見どころ
ドラマ【明日はもっと、いい日になるん】の見どころを紹介いたします。
見どころのひとつは、福原遥の初の月9主演作という点。笑顔が素敵で好感度の高い女優さんですよね。、子供のころから活躍してきた福原さんが大人になって子役たちと接していくのも感慨深いです。
また、海沿いの街の児童相談所が舞台というのも楽しみな点。海が近いので夏らしい爽やかな作品になりそう。そして児童相談所の問題は人手不足だったり、児童虐待を救えなかったときなどニュースになりますが、問題点と希望も描いてほしいところ。
ただ、気掛かりなのは本作がもとも航空業界が舞台だったという噂。いわゆる「フジテレビ問題」でスポンサー離れもあり、航空会社の撮影協力が得られずに断念したといわれています。
福原さんは朝ドラ『舞いあがれ!』でパイロットを志すヒロインを演じたため、企画された航空ものだったのでしょう。翼という名前もなごりが感じられますが…。そんな裏側のドタバタは視聴者には関係ありません。言い訳にはならないので、良作を見せてほしいところです。
まとめ
・ドラマ【明日はもっと、いい日になる】のネタバレ・あらすじ全話
・原作&脚本
・最終回結末予想&考察
・主題歌
・見どころ
以上について紹介しました。
本記事は毎週更新していきます。ドラマ鑑賞の参考にご利用ください♪