【アンチヒーロー最終回】ネタバレと考察!続編で糸井一家殺人事件の真犯人を描く?

アンチヒーロー最終回
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【アンチヒーロー最終回】ネタバレと考察!続編で糸井一家殺人事件の真犯人を描く?

長谷川博己主演の日曜劇場「アンチヒーロー」(TBS、日曜21時)最終話(10話)が6月16日に放送されました。

司法権力が奪った家族の未来編、ついに完結!全ての真相解明!! 死刑囚の無罪は証明されるのか!? そして、それぞれの未来へ―。

放送後、続編待望の声が殺到。糸井一家殺人事件の真犯人は誰?とモヤモヤする視聴者も多かったようで…。

今回は【アンチヒーロー】最終回のあらすじネタバレ・感想・考察・クランクアップコメントについて。

【アンチヒーロー】のネタバレ・あらすじを最終回まで!結末は明墨(長谷川博己)が志水を再審無罪に?
日曜劇場「アンチヒーロー」のネタバレあらすじを最終回まで全話まとめます。結末は明墨(演:長谷川博己)が囚人の志水(演:緒形直人)を再審無罪にする?今回はドラマ【アンチヒーロー】のネタバレ・あらすじについて。

【アンチヒーロー】最終回のネタバレ

アンチヒーロー最終回

【アンチヒーロー】最終回のあらすじネタバレです。

正義になるか悪になるか

明墨(長谷川博己)が逮捕された。

伊達原(野村萬斎)が「危ない橋を渡っているといつかはこうなる」と明墨を挑発。

そして秋田の田舎出身の伊達原は、権力を憎んでいるという。

明墨は伊達原を「歪んだ正義感」とバッサリ斬る。

伊達原は、大切な家族に危険が迫った時、自分がナイフを持っていたらどうするか?と問う。

明墨は「殺します」と即答。

伊達原は私にも守るべき家族がいると告げ、「ある行為が正義になるか悪になるかは見え方しだい。法律はその見え方のためにうまく利用するべきもの」と言う。

善意で残したもの

緋山(岩田剛典)も警察に身柄を拘束された。

証拠のジャンパーを持ち出した白木(大島優子)は、赤峰らと連絡が取れない。

ジャンパーに加え、白木や緋山の証言で、明墨が起訴されることは間違いない。

赤峰(北村匠海)は元科捜研の平塚の元部下・金田(東根作寿英)に会った。

平塚は改ざんを後悔していたという。

赤峰と紫ノ宮(堀田真由)は、亡き平塚が善意で残したものを探すことに。

赤峰と紫ノ宮は、白木とバッタリ会った。白木は私物を取りにきたらしい。

明墨を裏切ったことについて白木は「殺人の証拠を隠すなんておかしいでしょ。悪いとは思ってないから」と言い放つ。

第1回公判(1)

明墨を証拠隠滅罪に問う裁判が始まる。 担当検事は検事正の伊達原、検事の緑川(木村佳乃)だ。

法廷にて。白木が明墨法律事務所で血染めのジャンパーが見つかったことを証言。

鑑定結果により、緋山が殺人時に着ていたものと間違いない。

緋山(岩田剛典)も「私が殺しました」と罪を認め、自身の控訴審でも正直に話すという。

緋山は被告の明墨からジャンパーを隠すよう指示されたことも認めた。

目的は糸井一家殺人事件の冤罪を晴らすため。

伊達原が糸井一家殺人事件と証拠隠滅の関わりを問う。

緋山は自分が撮った映像が冤罪を示すこと、その映像の入手のため証拠隠滅をして無罪にしたことを話す。

伊達原は「その動画が存在するのですか」と問う。

緋山は「ありません」と答える。

被告の明墨は証拠隠滅をした事実や理由を認めた。

弁護士の赤峰は「この法廷で何か言いたいことはありますか」と明墨に尋ねる。

明墨は「必ず、志水さん(緒形直人)の冤罪を晴らします」と語った。

第1回公判(2)

伊達原は東京中央新聞に掲載された志水死刑囚の冤罪疑惑について切り出す。記者の沢原は、明墨の元依頼人だ。

明墨は冤罪だと確信するだけの「根拠があった」と説明。

桃瀬(吹石一恵)が遺したファイルには、刑事の深澤(音尾琢真)が志水のアリバイを示す動画を見つけたが、伊達原によって揉み消されたと記されていた。

しかし伊達原は「根拠のない噂レベル」とバッサリ斬る。深澤刑事にも聴取したが、そんなこと言ってないという。

伊達原は、このファイルを書いたときの桃瀬が死の瀬戸際で自分の存在意義を確かめたくて書いたと指摘。

さらに伊達原は、明墨がヒーローになりたい思いが強かったという。

そして「極端な正義感は人を誤らせる」と指摘する伊達原。

赤峰は「異議あり!」と止める。

明墨は、伊達原に自身の疑惑を必死に隠そうとしているという。

明墨は新証拠があるから志水さんの再審を請求すると言い出す。

緑川は、新証拠がないなら被告・明墨のやってきたことには何の正義もないと指摘し、新証拠を出すよう求める。

弁護側は次回公判までに新証拠を提出することに…。

第2回公判(1)

明墨は、科捜研の資料室から見つかった、薬毒物検査の改ざんを示す新証拠を提出。(※)

鑑定の改ざんの根拠は2つある。

  1. 伊達原が動画をもみ消した疑いがあること。
  2. 当時の検察が差し迫った状況にあったこと。

最後の拘留期限が迫る中、科捜研から鑑定結果がボツリヌストキシンだと出てきた。ボツリヌストキシンは研究者でもないと入手困難。しかし硫酸タリウムに書き換えれば、志水の勤め先で殺鼠剤として使われていたから入手可能だ。つまり、拘留期限が迫って焦っていた伊達原は、薬毒物を書き換えて、志水を犯人に仕立てた。

伊達原は「簡易検査の結果ではボツリヌストキシンとあった」と認める。しかし「そののち現場からタリウムが検出されたと報告があった」と説明。つまり、ボツリヌストキシンとタリウムの両方が検出されたのだという。

伊達原は薬毒物鑑定の書類を見せて、両方が記載されていること、ボツリヌストキシンは致死量の100分の1以下であることを説明。事件と関係ない毒だから捜査資料には記載なしだったという。

だが、弁護側が提出した鑑定結果はボツリヌストキシンだけだ。

伊達原は「あなたたちの書類、偽造書類ですよね!」と指摘。

伊達原は根拠として、私の書類は科捜研から手に入れたものであり、弁護側が資料室から取って来た書類より信用性が高いと追及。

伊達原は「ねつ造しない限り、存在するはずがない!」とまで言い切った。

しかし明墨は、なぜ伊達原がその存在しない書類を資料室に潜り込み必死に探していたのか問う。

第2回公判(2)

科捜研の資料室で伊達原が何かを探している動画が法廷で流れる。(※弁護側が設置した隠しカメラ)

伊達原は「平塚」と書かれたファイルを取って、書類を抜き出していた。

その書類は弁護側が提出した薬毒物鑑定書だった。

伊達原が「書類が存在するはずない」と断言できた理由は、伊達原自身が持ち去っていたから。

しかし伊達原が持ち去った書類は、明墨が部下に指示して用意した偽物だった。

本来なら検察側・弁護側どっちの書類が偽造かは断言できない。

だが、伊達原は不用意にも弁護側の書類を「偽造だ」「存在しない」と断言してしまった。

明墨たちは伊達原が「平塚が遺した鑑定書類」を不都合と考えて持ち去る証拠動画が必要だった。

だから明墨は部下に指示し、一足早く証拠の原本を入手し、小型カメラをしかけたのだ。

警察の建物である科捜研に赤峰らが入ることはできない。

では一体、誰が?警察官か検察官?!

緑川は微笑み、「不正の疑惑がある人間に対して真実を追い求めるのは検察として当然の使命ですよね。だって検察の恥ですから。それにこの件は検事総長も了承済みです」と告げる。

つまり科捜研の資料室に入ったのは緑川だった!!

緑川さん、やっぱり味方だった!
わーい。

検事総長は最高検察庁の長で、日本の検察官の最高位。それぞれの地方検察庁のトップが検事正。伊達原は東京地方検察庁のトップ。

第2回公判の3日前

第2回公判の3日前。緑川と白木が、明墨法律事務所にやってきた。

緑川と桃瀬礼子と明墨は、司法修習の同期だった。

緑川と明墨は、桃瀬から志水に冤罪の疑いがあると聞かされていた。だが緑川も明墨も信じなかった。

桃瀬は、志水の冤罪について調べたファイルを緑川と明墨に託した。

明墨は検察の外から、緑川は検察内部から、志水の冤罪を示す動画を探すことに。

大田区社長殺人事件、瀬古判事の罪など、緑川も手をまわしてきた。

だが緑川が伊達原と江越のつながりを知ったのは、伊達原が証拠動画のハードディスクを壊した時。

ピンチになった明墨は、白木を使って伊達原を法廷に引っ張り出して、罠にかけたのだった。

志水の再審を請求へ

明墨は、鑑定の改ざんをもって志水の再審を請求するという。

明墨は「殺人犯を無罪にするのとどっちが重いのでしょうね!」と伊達原を叱責。

緑川は「十人の真犯人を逃すとも 一人の無辜(むこ)を罰する勿(なか)れ」と呟く。

記者会見にて。瀬古(神野三鈴)は、再審請求を強く望んだ。

志水に死刑判決を出した瀬古が自分の過ちを認めたかっこうになった。それでも瀬古は再調査を訴えた。

瀬古の会見は、世論も動かした。

その後。緑川は瀬古に感謝した。瀬古は緑川らが信念を貫くことに対し、「私のような弱い人間とは違う。あなたならやり遂げる」と激励。

緑川は瀬古の手を取って、女性裁判官として先頭に立ってきた瀬古に「過ちと向き合おうとしている、強い人だと思います」と感謝した。

伊達原が起訴される

赤峰と紫ノ宮は明墨と面会し、緑川の尽力もあり伊達原の起訴が決まったことを報告。

緑川が江越(迫田孝也)を尋問して、志水のアリバイ動画の存在とそれを伊達原に渡したことを自白させた。

再審に通じる証拠を隠滅した罪で立件できるのだ。

赤峰と紫ノ宮は、平塚が善意で残した書類は存在しなかったことを指摘。

明墨は「人の善意なんてたがかしれてる」と答える。

赤峰は「わかってますよ」と答え、紫ノ宮は微笑む。

赤峰も紫ノ宮も明墨イズムに染まってる(笑)

明墨と伊達原の対立

法廷にて。倉田(藤木直人)は伊達原からアリバイ動画の隠ぺいを指示されたことを証言。そしてその動画を見たときの伊達原の動揺を語る。犯人に刑罰を与えようとしていた正義は本当だが、暴走してしまったという倉田。

倉田は深く謝罪をする。

明墨は、志水の妻・早苗(山田キヌヲ)がまだ5歳の紗耶を連れて千葉地検を訪れた時のことを話す。早苗も紗耶も志水裕策の無実を信じていた。

明墨は「彼女の希望を奪ったのは我々です」と言い、伊達原を見る。

紗耶は家族を求めていた。明墨は犬を飼い、犬の血縁関係を通して、紗耶は明墨のことを父親のように慕うにようになった。

明墨は伊達原が娘と幸せに過ごした12年は、志水親子の幸せを奪った上で成り立っていることを指摘。

伊達原は「キレイごとを言うな。競い合い、奪い合うのが世の中だ。守りたいものを守るためには蹴落とすしかない。志水は容疑をかけられるだけの原因があった。横領に手を染めた犯罪者だぞ!この社会は道を外した者にチャンスを与えない。それが真理だ。現実なんだよ」とわめく。

明墨は「意図せず足を踏み外すことは誰にでもある。それでも同じことを娘さんに言うんですか。それが世の中だと。たしかに世の中は公平でない。こんな不平等な世の中で、誰もが自分の物差しで人を裁き、罰を与えてる。時には二度と立ち直れないくらい酷い罰を。本当に恐ろしいことですが、これが現実です。だって人は人を裁くことが快感ですからね」「法律もしょせん人間が作り上げた尺度です。法によって白となったことが本当に白なのか。 黒の奥には実は限りない白が存在しているのではないか?それを考え続けることが我々の役割なのかもしれません」と演説。

伊達原は拍手して、明墨と対峙。

明墨は伊達原が悔い改めるまで見張り続けると言い、「ともに地獄に落ちましょう」と告げた。

最終回結末 アンチヒーローが必要

留置所にて。緋山は、罪と向き合うこと、必ず生きることを明墨に言われたことを回想する。そして被害者の妻に手紙を書き始めて…。

紫ノ宮は倉田と面会する。もうすぐ留置所は出られる。倉田は「娘に守られるのはカッコ悪いから」と違う人に弁護を依頼するという。紫ノ宮は涙ぐみ「わかった。でもまた来るから。お父さん」と伝える。

桃瀬の墓に、緑川が花を供え、「わたしたち、頑張ったよね」と声をかける。どこかから風が吹いた。

その後、志水の再審が決定した。

志水が拘置所から赤峰とともに出てきた。紫ノ宮が紗耶を連れてきていた。

志水は紗耶のもとに走って、抱きしめた。

アンチヒーロー/志水親子

沙耶「パパ、お帰りなさい」

志水「ただいま」

2人は泣いた。

赤峰は明墨と面会し、志水の釈放を伝える。

赤峰は「なぜ僕を事務所に入れてくれたんですか」と尋ねる。

明墨が初めて法廷で赤峰を見た時、退廷を命じられた赤峰が法廷に立つ者の「信頼」「誇り」を訴えていた。

明墨は、赤峰のその信念が志水の冤罪を晴らすと思ったからだという。

明墨は「君を部下に持てて誇りに思う」と感謝する。

赤峰は法律は何かとずっと考えてきた。罪を償いやり直すためにあると思っていたが、今では罪を償っても許してくれるほど世の中は甘くないと知っている。

赤峰は「そんな不条理と戦うために“アンチヒーロー”が必要なのかもしれません。だから今度は僕があなたを無罪にしてさしあげます」と告げる。

明墨は微笑む。

暗転。

法廷にて。明墨が「あなたは本当に人、殺したんですか」と問いかける。(おわり)

【アンチヒーロー】最終回の感想&考察

【アンチヒーロー】最終回の感想&考察です。

続編で糸井一家殺人事件の真犯人を描く?

ついに最終回を放送し終えた【アンチヒーロー】。

しかし、肝心の糸井一家殺人事件の真犯人が明かされることなく終了。

もしかしたら続編で真犯人を描く?……と続編の期待が高まっています。

SNSでも話題で↓

糸井一家殺人事件の真犯人は設定されている

糸井一家殺人事件の真犯人は明かされずに幕を閉じたのですが、飯田プロデューサーによると真犯人は設定されているそうです。

飯田さんは「ご想像にお任せします」と明言を避けつつ、「一応、真犯人の設定はわれわれ(スタッフ)の中ではしているんですけれど、それを出す出さないは正直、議論になりました。それ(真犯人)を出すドラマかというと、そこは論点ではないというか、中心部ではないという判断で、あえて出していない。だから真犯人は、まだのうのうと生きていると想像できるので、そこを膨らませると面白いだろうなと、キャストの皆さんと妄想したりしました」という発言も飛び出した。

mantan-webより

SNSでもこんな声が↓

死刑囚である志水さんの冤罪を晴らすこと(再審をすること)が連ドラの縦軸となるストーリーだったので、真犯人を暴くことが目的ではないし、それは警察・検察の仕事でもあります。

とはいえ、真犯人が誰か気になりますよね。

私(筆者)は真犯人なんていなくて、偶然発生したボツリヌストキシンによる食中毒オチなんじゃないか?と思っていたのですが…。

ちゃんと真犯人を設定しているのですね。

真犯人は食中毒でなく、「まだのうのうと生きていると想像できる」とのことなので、人間。

ちなみに、志水さんは勤務先の建設会社で横領したことを認めています。 しかし共犯である糸井誠さんは家族と一緒に殺されてしまいました。

横領したお金はどこへ? 糸井一家の夕食に呼ばれた人物が怪しいですが、ほぼ伏線はなかったので、考察できません(笑)

ボツリヌストキシンは研究者などしか入手できないということですが…。

白木が明墨法律事務所に入った理由が不明

全ての真相解明!と告知されていた最終回ですが、不明な点は真犯人以外にもあって…。

紫ノ宮が「どうやって事務所に入ったのか」と質問したのに対して、白木は「う~ん……先生は覚えてないだろうけどね」と返していました。

しかし白木が事務所に入った理由が最後まで不明のまま。

気になりますね。続編で明かされるといいのですが…。

【アンチヒーロー】最終回 出演者クランクアップコメント

【アンチヒーロー】最終回にあたり、出演者クランクアップコメントを紹介します。

長谷川博己さんのコメント

長谷川博己
(C)TBS

寂しい! まだ終わってほしくない! 『アンチヒーロー』の現場はチームワークが素晴らしくて、日本を誇れるようなキャスト・スタッフに囲まれて一緒に仕事ができて、恵まれた環境でした。毎話放送を観て、作品
と明墨に対してすごく愛情を感じました。“スタッフ一丸となって育ててもらっているんだ、だからこそ、頑張ろう!”という気持ちの相乗効果で素晴らしい作品ができていることを実感しました。約5か月間、とても楽しかったです。ありがとうございました。

北村匠海さんのコメント

北村匠海
(C)TBS

弁護士役は難しいといわれている中で、脚本が先まで見えている状況で現場に入れたことはとても幸せでした。すごく緻密な脚本の中で、話を聞いてくれるスタッフさんがたくさんいて、現場で作り上げるものもた
くさんあったなという印象です。何より役的に共にする時間が長かった長谷川さんと堀田さんとの3人の時間は、赤峰を演じる僕にとってとても楽しい時間でした。改めて芝居が楽しいと思える現場でしたし、ここ
からまた頑張ろうと思うことができました。また事件があったら呼んでください!(笑)

堀田真由さんのコメント

堀田真由
(C)TBS

紫ノ宮は信念が強くて完璧な人物だと思っていたので、私自身もパーフェクトじゃないといけないと思うと、心臓の音がマイクに乗ってしまうのではと思うぐらい毎シーンドキドキして撮影していました。先輩方がお芝居をすることを楽しまれている姿を見て、私自身もすごく刺激になりましたし、キャスト・スタッフがキャリアとかスキルとか年齢とか性別とか関係なく、“面白いものを作るぞ!”という目標に向かって同じ姿勢で仲間として盛り上げている姿が学びになりました。またみなさんとご一緒できるように、俳優としても、人としても努力し続けられたらと思います。

大島優子さんのコメント

大島優子
(C)TBS

出産後の復帰作として、『アンチヒーロー』に呼んでいただけたことを本当に感謝しています。毎日キャストとスタッフが一つ一つ丁寧に作り上げるというものを間近で見て、なんていい現場なんだと思いました。
こうやって身近にいる人たちから刺激と活力をもらって、“また頑張ろう!”と思えるこの現場が本当に素敵だなと思ったし、ものづくりの楽しさを久しぶりに感じることができて、すごく幸せな時間でした。

木村佳乃さんのコメント

木村佳乃
(C)TBS

今回初めてご一緒させていただく出演者の方が多くて、私自身、法廷が舞台となる作品も検察官役も初めてで、とても勉強になりました。重厚な物語で、毎回緊張感もたっぷりあって、毎日これをやっているキャス
ト・スタッフのみなさんは大変だろうなと思いました。この作品に携わることができて、素晴らしい経験となりました。

野村萬斎さんのコメント

野村萬斎
(C)TBS

憧れの日曜劇場に初参加でございました。法廷シーンは大変でしたけども、自由に楽しませていただきました。色々とアイディアを受け入れていただいて、また素敵なアイディアをいただいたりと、キャスト・スタ
ッフ一丸となって作り上げていて、生き生きとした現場でした。脚本の緻密さとスタッフさんの細かい凝り方がこの作品を作っていて、だからこそ今、視聴者に受け入れられて、好調と言われているのかなと思いま
す。ぶっちぎりのドラマだったと言われること間違いないと思います。

【アンチヒーロー】最終回の出演者&スタッフ

●レギュラー出演者:長谷川博己 北村匠海 堀田真由 大島優子 林泰文 山下幸輝 近藤華 迫田孝也 緒形直人 岩田剛典 神野三鈴 細田善彦 藤木直人 吹石一恵 木村佳乃 野村萬斎

サプライズゲスト:山本未來……パラリーガル・青山(林泰文)の妻役として登場。放送開始4分頃、青山が自宅で明墨逮捕を扱っていた情報番組『ひるおび』を観ている際に、妻が自宅を出る様子が描かれていた。さらにラストシーンでも一瞬だが再び姿が映し出された。

●スタッフ:<音楽>梶浦由記 寺田志保 <主題歌>milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)<プロデューサー>飯田和孝 大形美佑葵 <演出>田中健太 <脚本>李 正美 山本奈奈 宮本勇人 福田哲平 <法律監修>國松崇 <警察監修>大澤良州


【編集後記】キャスト・スタッフの皆様、お疲れ様でした。演技も映像も良い本格的な弁護士ドラマで、最後まで楽しめました。また続編で会えることを期待してます。

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当記事画像出典:TBS「アンチヒーロー」HP