朝ドラ【あんぱん】24話のあらすじと感想について紹介します!
今田美桜主演の朝ドラ【あんぱん】第5週「人生は喜ばせごっこ」第24話が5月1日(木曜)に放送されました。
24話では、縁談の返事をするため出掛けた蘭子(河合優実)を連れ戻したのぶ(今田美桜)に、蘭子が本心を明かします。いったい蘭子が縁談を受け入れた理由とは?一方、嵩(北村匠海)は受験本番に挑み…。
【あんぱん】24話あらすじ
のぶが妹の縁談を止める!
のぶ(今田美桜)があわてて帰省する。そして、縁談の返事をするため出掛けた蘭子(河合優実)を連れ戻しに走る。
喫茶店にて。のぶが蘭子「早まったらいかん!」と制止し、「蘭子はうちの家を助けるために結婚しようとしゆう。なんで1人で背負おうとするの?」という。
岩男が「それじゃまるで、蘭子さんは好きでもない男と金目当てで結婚するみたいやんか?」と言う。
のぶは「はい」と即答。蘭子の「いいえ」をかき消す勢いだ。
そこに遅れてメイコも駆け付けて、「蘭子お姉ちゃん、言いよったやんか。岩男さんがパン食い競争でズルしたとき、『食パンの角に頭ぶつけて死んでしまえ、あんなやつ!』って」と明かす。
のぶとメイコは蘭子を自宅に連れ戻す。
残された岩男はショックを受けていた。
蘭子が縁談を受け入れた理由とは?
朝田家にて。蘭子は「お姉ちゃんが思っているような、ええ子やないがき」と、のぶに本心を明かす。 そして「好きな人がおって、その人はうちのことをなんちゃ思っちゃせんとわかったがき。そしたら、誰に嫁いでも同じや。お金持ちなら儲けもんやし」と悲しげに笑う。のぶはそんな妹を抱きしめるのだった。
蘭子が縁談を受け入れた理由は、好きな人と結ばれないことが分かったから、でした。
8月、そして秋に
8月。朝田家や柳井家ではラジオにかじりついて、
秋になり、うさ子(志田彩良)は薙刀の腕を上げていた。週末も稽古をしていたという彼女に、のぶは圧倒される。
嵩が受験へ
年が明け、昭和12年(1937年)3月。いよいよ嵩の受験の日。家族の応援と草吉(阿部サダヲ)の合格あんぱんを受け取った嵩は、夢に向かって出発する。京都と東京、二校のうち一校が呆気なく散った嵩は、一縷の望みをかけ、東京高等芸術学校の試験に臨む!
その試験会場にて。突然、辛島健太郎(高橋文哉)が話しかけてきた。京都の会場で嵩の絵を見て気になっていたようだ。これがのちに友人となる辛島との出会いとなる。
嵩の合否の結果は明日の放送回にて明かされる…。(つづく)
【あんぱん】24話の感想
【あんぱん】24話では、のぶが妹の縁談を止めるために爆走。ハチキンおのぶ、復活です。
そして明かされた、蘭子が縁談を受け入れた理由。朝田家の家計のためにお金持ちの人と結婚する…というわけではありませんでした。好きな人に振り向いてもらえないから、誰と結婚しても同じ、ということでした。
切ないです。つらいです。そんな理由で結婚しなきゃならないなんて。
でも同時代、昭和11年を描いているフジテレビ系・木曜劇場『波うららかに、めおと日和』では、主人公が相手のことを知らないまま、親が勧める相手と結婚しています。結婚式も夫は欠席で、写真とお祝いしていました。まあ、恋人関係の期間がなくお見合いを経て結婚!なんて当時はあったのでしょう。
とはいえ、蘭子には好きな人がいるのです。その人に気持ちを伝えてからでも遅くはないと思います。その人って、豪ちゃんですよね?
嵩の合否もですけど、蘭子と豪ちゃんの今後も気になります。
【あんぱん】24話の出演者・スタッフ
出演者 【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,細田佳央太,高橋文哉,中沢元紀,志田彩良,濱尾ノリタカ,瞳水ひまり,戸田菜穂,浅田美代子,吉田鋼太郎,青山祥子,西野優希,竹野内豊 ほか
原作・脚本 【作】中園ミホ