【相棒20】13話ネタバレと視聴率!山本舞香の演技の幅に絶賛!

【相棒20】13話ネタバレと視聴率!山本舞香の演技の幅に絶賛!

【相棒20】13話が2022/1/26(水)に放送されました。

13年前に失踪した娘の為に描かれた「冥婚絵」。その絵そっくりに成長した娘が戻ってきた!

事件の鍵を握る娘を演じるのは【相棒】初登場となる山本舞香さん。最後のどんでん返しは彼女の演技があったからこそ成せました。

今回の記事では【相棒20】13話「死者の結婚」のネタバレと感想、視聴率をお伝えします。

【相棒20】配信情報

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※ 全て2021年10月14日(水)の情報です。 最新の配信状況、価格については公式サイトをご確認ください。

目次

【相棒20】13話のネタバレ

帰ってきた娘

ある夜、ボロボロになった若い女性(山本舞香)が多岐川家にやってくる。

女性「お母さん…会いたかった…」

母親「未来なの!?」

女性は「ずっと監禁されていた」と言う。父親は警察に連絡しようとするが、女性は「ダメ!!」と訴える。

数日後、捜査一課の伊丹憲一(川原和久)のもとに元似顔絵捜査官の黒瀬和成(勝部演之)がコピーされた「冥婚絵」を手に13年前の失踪事件について確認しに来た。

「冥婚」とは未婚のままで亡くなった故人を偲ぶと共に死後の世界での幸せを願い、架空の結婚式を挙げること。「冥婚絵」はその時に用いるもの。

13年前、当時10歳の少女・多岐川未来(加川心菜)が失踪。

黒瀬は2ヶ月前、未来の父・直樹(筒井巧)、母・愛子(宮田早苗)に依頼されて、23歳になった未来のウエディングドラス姿を想像して「冥婚絵」を描いた。

3日前、黒瀬は多岐川家で「冥婚絵」にそっくりな若い女性を目撃。戻ってきたと思い、伊丹に確認しに来たのだった。

だが、伊丹が確認したところ未来が保護された記録は無し。

興味を持った特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は多岐川家へ。

そこには菅原遥香(山本舞香)という若い女性がいた。遥香は確かにホクロの位置に至るまで「冥婚絵」にそっくり。まるで冥界から帰ってきたよう。

遥香は未来の従姉妹とのこと。さらに愛子は「未来を助けられなかったのは私にも責任がある」と口にする。

殺人事件が発生

その矢先、フリーターの男・西條雅弘(横井翔二郎)の刺殺体がアパートで発見され、伊丹達が捜査に乗り出す。

西條は長年に渡って亡くなった祖母のアパートに引きこもり気味で、家族ともほとんど交流はなし。死後一週間は経過しており、遺体には女性のものと思われる髪の毛が付いていた。

そして、伊丹は未来の「冥婚絵」のプリントアウトを見つける。

亘が調べたところ確かに未来にはイギリスにいるはずの従姉妹がいると判明する。

右京は愛子の言葉が引っかかり、失踪事件の資料を読む。すると愛子が事件直後に未来のランドセルを持った男を目撃していたと判明。

そして、捜査を担当し、目撃情報を元に似顔絵を描いたのは黒瀬だった。似顔絵は細部まで描き込まれていて、目撃者の証言をしっかりと聞かなければ描けないもの。

その後、右京と亘は黒瀬に話を聞く。似顔絵を元に少女暴行の前科があった工藤雄一郎(伊藤風喜)という男が逮捕された。

愛子に顔を確認して貰ったが、曖昧な返答。物的証拠も無く、工藤を立件できなかった。

そこに伊丹がやって来て殺害された西條の写真を見せて尋ねる。黒瀬に心当たりはなかった。さらにプリントアウトされた「冥婚絵」が見つかったことも話す。

13年前の失踪事件と現代の殺人が「冥婚絵」で繋がった。

西條と未来の繋がり

特命係の部署に調べ物を終えた青木(浅利陽介)がやってくる。未来と西條は13年前に同じピアノ教室に通っていたとのこと。

亘はある仮説を立てる。

13年前に西條は未来を誘拐し、誰も寄せ付けなかったアパートに監禁。未来は西條を殺害して脱出。両親はそれを隠すために従姉妹のフリをさせているのでは?

「冥婚絵」をみた青木は「どこのどなたでしょうか?」と気になる様子。

右京は2人が通っていたピアノ教室の教師・松尾紗月(街田しおん)から話を聞く。確かに2人は教え子だが、面識は無かったという。

教室には当時の写真が。西條が通っていた時は高校生。事件の後から来なくなり、高校も辞めていた。

一方、亘は西條の実家から片方だけの手編みの子供用手袋を発見。愛子に確認して貰うと確かに未来のもの。失踪する前日に「置き忘れた」と言っていたとのこと。

右京は愛子に西條の写真を見せるが「知らない」とのこと。さらに黒瀬の似顔絵も見せる。西條とはあまりにも似ていなく、「本当に目撃したのですか?」と問い詰める。

その直後、愛子は苦しみだし倒れてしまう。

遥香「お母さん!!」

黒瀬の不正

救急車で運ばれる愛子。直樹によると愛子は末期がんで余命三ヶ月。直樹は「どうかそっとしておいて欲しい」と頭を下げる。

遥香は黒瀬の元に向かい、胸ぐらを掴んで怒鳴る。

遥香「どうしてあの似顔絵を描いたの?アンタのデタラメな似顔絵のせいで私は!!」

特命係の2人が到着して遥香をなだめる。右京は黒瀬に「似顔絵を捏造したあなたを見過ごす訳にはいきません」と言い放つ。

愛子は男の顔をよく見ておらず、黒瀬は前科のあった工藤の似顔絵を描いたのだった。

右京は「西條を殺害したのは未来さんで間違いないでしょう」と伝える。

だが、黒瀬には腑に落ちない点が。10日ほど前、男の声で「絵のおかげで自分は取り返しのつかない事をしたと気づけた。遺体は山に埋めました」と電話があったという。

西條だとしても当時は高校生。遺体を一人で山に埋めに行くのはできないはずだ。となると共犯者がいるはず、右京には一人心当たりがあった。

事件の真犯人

右京、亘、伊丹はピアノ教室の教師・松尾の元へ向かい、問い詰める。

松尾と西條は当時、男女の関係にあった。忘れた手袋を取りに来た未来に目撃され、西條は未来を階段から突き落とし殺してしまった。

松尾は西條にランドセルを処分するように命じ、共謀して遺体を山に遺棄。だが、西條は手袋は処分せずに自宅に隠していた。

黒瀬のホームページの「冥婚絵」を見た西條は自らの過ちを後悔。自首しようとしたが、発覚を恐れた松尾に殺害されてしまった。

遺体に残っていた髪の毛のDNAを調べれば一発だ。

その後、山野の中から未来の遺体が発見され、事件は幕を閉じた。

遥香の正体と結末

特命係の2人は遥香と話をする。

右京「いつまで続けるつもりですか?」

青木に確認したところガールズバーで彼女にぼったくられた経験があった。

彼女の正体は未来でも従姉妹の遥香でも無く、梶本彩奈という人物。何度も補導歴があった。

彩奈はホクロのメイクを取って真相を語る。ガールズバーの呼び込みをしていた時に直樹に「未来!!」と声を掛けられた。

「冥婚絵」や妻の病気のことを聞かされ、同情した彩奈は監禁から逃げた未来のフリをすることにしたのだった。

亘「ずっと騙して胸は傷まなかったのか?」

彩奈「お母さん本当は気づいているよ。お父さんの気持ちを汲んでいたんだよ。ずっと一緒にいたから分かるよ。本当にいい人達。私もこんな家に産まれていたら。」

それに自分が来てから愛子の病状は良くなっていた。

「私を捕まえる?」と彩奈。右京は「もちろん、捕まえませんよ」と返す。

彩奈は「ありがとうございます。お母さん、待っていると思うから」と言い、去っていった。

終わり。

【相棒20】13話のポイント

  • 黒瀬は似顔絵を捏造していた
  • 未来を殺害したのは西條
  • 死体遺棄を協力し、現代で西條を殺害したのは松尾
  • 綾香は父親に頼まれて未来のフリをしていた

【相棒20】13話の感想

彩奈はずっと娘のフリ。13年間監禁された後にしては元気と思いましたが、ちゃんと理由がありました。

補導歴があるところを見ると家庭環境には恵まれていなかった様子。

娘のフリでしたが、家族になったことで安らぎを得られた様子。もし、多岐川家に産まれていたらまっとうな女性に育っていたのでしょう。

騙していたことについては無罪放免。同意の上ですし、金銭的な目的も無かったので問題ないでしょう。

山本舞香の演技力の高さ

彩奈を演じていたゲストは山本舞香さん。【相棒】の通常放送で旬な女性ゲストが出るのは珍しいです。

山本舞香さんの役は清楚な女性と思いきや本当はやさぐれた水商売の女性。誘拐され、監禁から逃げた娘のフリをしながら従姉妹のフリもし続ける複雑で難しい役。

やさぐれた雰囲気も、黒瀬を怒鳴る怒りも、疑似家族を通じて心が穏やかになった優しい表情も最高。

「この役めっちゃ山本舞香にぴったりだなぁ」、「山本舞香ちゃんの熱演に心から拍手」と山本舞香さんの演技の高さを絶賛する声が上がっていました。

青木は第二の陣川?

未来(山本舞香)の「冥婚絵」に惚れた様子の青木。青木は詐欺師の女性の探りを入れるつもりが舞い上がって忘れるなど実は(特に若い)女性に甘い。

最後にボッタクリにあっていたと判明。これは第二の陣川になる日も近そうです。

【相棒20】13話の視聴率

【相棒20】13話の視聴率は12.8%でした。

次週予告

次回の【相棒20】は付き合った女性に次々と不幸が訪れる男の話。悪魔ディアボロスが取り付いている?

2022/2/2(水)21:00~の放送をお楽しみに。

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相棒20 ネタバレ13

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