【半分、青い。】68話あらすじと視聴率!北川悦吏子のマジックが冴える!
永野芽郁主演、NHK朝ドラの第12週「結婚したい!」第68話が6/19(火)に放送されました。
神回とは言われてませんが、裕子と鈴愛の記念日となる68話。北川悦吏子のマジックが冴えました。
今回は【半分、青い。】68話あらすじと視聴率について。
【半分、青い。】68話の視聴率
【半分、青い。】68話の視聴率は20.8%!
68話はあさ8時からの67話に続き、8時15分から放送。(前日の放送休止のため)
9話連続の20%台キープです。
【半分、青い。】68話のあらすじ
鈴愛(永野芽郁)は月刊ガーベラで連載が決まったが、裕子(清野菜名)はまだ。鈴愛には負けないと意気込んでいた。
北野編集長(近藤芳正)がやわらかめの男性誌・ビックイブニングに異動となった。秋風(豊川悦司)、菱本(井川遥)は裕子の漫画をお願いする。
ビックイブニングの編集者・藤真由美(ふじ・まゆみ)(太田緑ロランス)が担当につき、裕子もついに連載が決定した。
鈴愛と裕子は連載が始まると、アイデアが止まってしまう。締め切りの前夜。詰められた二人は、歌を歌い、ぐるぐる定規で一緒に落書きして、気晴らししながら、互いに支えあう。
2人はお酒を飲みながら語り合った。裕子はホントは看護婦(当時の呼称)になりたかったと言う。小学生のとき骨折で入院したとき優しくされたことの気持ちよさ、安心が印象的だった。フランスかぶれの母は厳しく、医者になれと言われただろうと語る裕子。
「ここは海!満点の星」裕子にふとアイデアがふってきた。スケートを履いて凍っていない海の上を滑る女性。海のリンク!深いみどりの海!
夜通し2人で向かい合い、時々ゲームもしながら、お互い初めての作品の下書きを描いていった。
翌朝。看護婦の裕子が毛布かけてくれる夢を見たと言う鈴愛。
裕子は「私、鈴愛、好きだ。鈴愛といるとなんでもしゃべれる。私の心をやわらくしてくれた。」と告白した。
鈴愛は「朝日がこんな風にキレイな日に生まれた」という。
裕子の提案で、今日を第二の誕生日、裕子と一緒に生まれた漫画家誕生日と決めた。
鈴愛は、初めて人に告白された日でもあった。
【半分、青い。】68話の感想
鈴愛と律の別れの回に対して、脚本の北川悦吏子は”神回”と呼び、もう一度ありますと予告していました。
今回68話を神回と脚本家が呼んではいませんが、朝日で並ぶ鈴愛と裕子のシーンがある68話も神回では?
あの取っ組み合いから、ここまで仲良くなる過程を見てきた視聴者には、感慨深いものがありました。
視聴者の反響をひろってみますと・・・
北川悦吏子のマジックなワードが冴える
https://twitter.com/ahouhoriatsu808/status/1008929854354386944 https://twitter.com/a_hayakawa/status/1008928977166036993かけがえのない戦友であり友人に出会えた幸せをかみしめるように微笑み、涙をこらえているかのようにもみえたユーコの表情が、とってもきれいだった。2人の友情が眩しく、思わず涙が #半分青い
— めぐみ (@fW2jiXwVO9sq20p) June 19, 2018
鈴愛が朝日の中で産まれた様子とかけた、”漫画家誕生日”。
そして初めて告白された、”告白記念日”。
北川悦吏子の脚本が冴えるワードです。
なんでもない日常をステキなドラマに変えてしまうマジック。
鈴愛の良いところ発見!
「人の心を柔らかくする」、ジーンときたセリフだった。
鈴愛の持っている人間性に、憧れに似たものを感じた。ドラマの中でますます育ってゆく、鈴愛が楽しみでならない。#半分青い#鈴愛
— 3348 (@sgms3348) June 19, 2018
鈴愛の良いところひとつ発見です!
前回67話のあらすじ記事では、ある違和感から”大人になった”と筆者は残念な意味も込めて指摘しました。
周りをやわらくする。
友人の喜びを自分のことのように喜ぶこと、絵が好きなこと、正直・まっすぐなことなどが取り柄の鈴愛に、良いところが1つ加わりました。(まっすぐな点は病気をいいふらすマイナス面もありますが…)
北川悦吏子のシーン作りもマジック!
海の上を滑る
集中すると海の上を滑る事ができる
海のリンク!夜の海はみどり
深ーいみどり創作してる2人の姿、楽しいな〜#半分青い pic.twitter.com/cG1rsTALiV
— ネモ (@005_nemo) June 19, 2018
北川悦吏子脚本は、言葉のみならずシーン作りも上手い。
コップの糸電話や川辺での涙、母娘の枕元の会話など、あげればきりがありません。あざとい・クサいと捉える方もいらっしゃるでしょうが、ひとつの感じ方として指摘したい。
海のみどり…ちりばめられた画用紙たち。
北川悦吏子脚本のNHKドラマ『運命に、似た恋』でも、デザイナー役の斎藤工の青色でのデザイン作品がキレイで見とれました。回想シーンもノスタルジック。
この先、どんな心をゆさぶるシーンが待っているのか、この先も楽しみたいところです。
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(記事内の画像出典:公式サイト)
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