今田美桜主演の朝ドラ【あんぱん】第28話が5月7日(水曜)に放送されました。
嵩(北村匠海)は草吉(阿部サダヲ)らしき人が写る写真を見つける。一方、蘭子(河合優実)に後悔してほしくないのぶ(今田美桜)は、羽多子(江口のりこ)らに相談して…。
今回は朝ドラ「あんぱん」28話のあらすじと感想について紹介します。
【あんぱん】28話あらすじと感想
銀座のパン屋にヤムおんちゃんの写真!?
ある日、嵩(北村匠海)は銀座の街であんぱんを食べようと健太郎(高橋文哉)を誘う。 そして、いつもの美村屋に行くと、あんぱん職人の写真の中に屋村草吉(阿部サダヲ)の姿を見つける。
【感想】やはりヤムおんちゃんは元々、美村屋の職人さんだったのでしょう。合格発表の時に伯父さんとお店に寄ったときもこの写真が視聴者に分かるように映し出されましたが…。やっと今回、嵩も気づきました。このヤムおんちゃんの秘密がどうストーリーに影響を及ぼすのか、楽しみです。
豪(細田佳央太)は覚悟している
朝田家では、豪(細田佳央太)の壮行会をにぎやかにやろうと話す釜次(吉田鋼太郎)たち。豪は「気持ちはありがたいですけど、わし、もう覚悟はできてます。御国のため、立派に戦ってきます」と告げた。 だが、メイコ(原菜乃華)は「豪ちゃんがいなくなったら寂しい」という。これを聞いた蘭子(河合優実)は「御国のために戦う人に、そんなこと言ったらいかん」とたしなめる。
【感想】豪ちゃんは覚悟している様子。朝田家の人々に心配をかけないためなのでしょうか。それとも、当時の男の人は戦地へ行ってお国のために戦うことが誇りだから、怖くないのでしょうか。メイコが率直な気持ちをもらすのに対して、気丈に振る舞っている蘭子です。でも逆に、気持ちに蓋をしている蘭子のことが心配になってしまいますね…。
豪が会いたい女と毎日会っているということは?
屋村は豪を釣りに連れ出す。そして豪に逃げるようにいう。川で流されたことにしとくというが、豪は拒否する。
豪が軍隊に行く意志が変わらないと知った屋村は、「戦争なんて、いいヤツから死んでいくんだ」「逃げて逃げて逃げまくれ」とアドバイスする。
さらに、屋村は「食っておきたいごはんとか、会っておきたい女はいないのか?」と尋ねる。豪は「毎日会うてます」とボソリ。
屋村はメイコは子供すぎるし、年上の羽多子か?まさか、くらばあ?と質問。豪はそれだといつか当たると笑う。
豪が会いたい女と毎日会っているということは、メイコや羽多子やくらばあでないということは、つまり、蘭子のこと!?会いたい女ということは好きな女性。つまり、豪ちゃんも蘭子のことが好き?!え、これって両想いですよね。うわあ、早く思いを伝えあえばいいのに…。
両親の馴れ初め
蘭子(河合優実)の豪への思いを知るのぶ(今田美桜)は、後悔してほしくないと羽多子(江口のりこ)・くら(浅田美代子)・メイコ(原菜乃華)たちに相談する。だが、作戦がまとまらないうちに、蘭子が帰宅してしまう。
そんな中、釣りから朝田家に戻った屋村と豪。豪が釣った魚はあまりに小さくて、のぶたちは笑うのだった。
その夜、蘭子は羽多子に両親のなれそめを尋ねる。さらに、のぶやメイコも起きてきて、話をいっしょになって聞く。
仕事人間で、一向に嫁を貰おうとしなかった結太郎(加瀬亮)。見かねた釜次(吉田鋼太郎)が、「金物屋の娘で気立てのえい、働きもんの女子がおる」と勝手に縁談を決めてしまった。そして、婚礼の日に初めて顔を合わせた二人は、結婚してからお互い少しずつ好きになっていった。仕事柄、家を空けることも多かった結太郎だが、各地から羽多子に手紙を送り、愛を伝えていた。手紙には「貴女を想えば、わしの心は温こうなります」「どんなに離れちょっても、貴女はわしの此処におります」と熱い思いが綴られていた。(つづく)
4月クールで放送中のフジテレビ系・木曜劇場【波うららかに、めおと日和】でも、お見合い結婚で、夫婦になってからお互いを好きになっていく展開でキュンキュンしています。ふと、のぶちゃんの両親の馴れ初めを聞いて、思い出しました。こういう恋物語も素敵ですね。
【あんぱん】28話の出演者・スタッフ
【出演】今田美桜,北村匠海,加瀬亮,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,細田佳央太,高橋文哉,浅田美代子,吉田鋼太郎,阿部サダヲ,阿部俊二
【作】中園ミホ