【新宿野戦病院】最終回ネタバレ・全話あらすじ!結末はヨウコが院長に?
【新宿野戦病院】最終回までネタバレ・全話あらすじ!
小池栄子&仲野太賀主演のドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系、水曜22時)が2024年7月期に放送。脚本家・宮藤官九郎が医療ドラマに初挑戦する話題作です!
気になる最終回結末は、ヨウコが聖まごころ病院の院長になる?
この記事では、ドラマ『新宿野戦病院』のネタバレあらすじを最終回まで全話紹介していきます。
【新宿野戦病院】あらすじ
物語の舞台は、新宿区歌舞伎町の路地にひっそりと建つ『聖まごころ病院』。その土地柄、一般の病院と違って“ワケあり”な患者たちが集います。ホームレスや外国人難民、ホストやキャバ嬢、トー横キッズなどなど。
アメリカ国籍で元軍医のヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)が降臨!やがて彼女は、歌舞伎町で繰り広げられるさまざまな闇を明るく照らし出す存在となっていきます。そして、年老いた叔父の病院に勤務する美容皮膚科医の高峰享(仲野太賀)がヨウコと出会い、歯車が動き始めて…。
ヨウコは無免許医師ながら、目の前の命に平等に向き合っていきます。虐待疑いの少女、陰茎切断、自殺未遂、性交中に抜けなった人など様々な人たちを治療しながら、やがてパンデミックが起きても活躍。そこから転落してしまい…。
- 新宿野戦病院はどんな話ですか?
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本作は人気脚本家・宮藤官九郎さんが初の医療ドラマを手掛ける話題作!舞台は歌舞伎町。一般病院では診て貰えない”ワケあり”患者たちと、そこに現れた軍医経験を持つ医師と金儲け主義の美容皮膚科医が繰り広げる新感覚・救急医療エンターテインメントです。
【新宿野戦病院】最終回までネタバレ
【新宿野戦病院】全話あらすじネタバレを最終回まで紹介します。
第1話ネタバレ<宮藤官九郎脚本>笑って泣ける医療エンターテインメント
1話放送日:2024年7月3日 水曜 22:00 -23:09 ※15分拡大
あらすじ
舞台となる土地は東京都・新宿にある歌舞伎町。NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛)が海外向けに歌舞伎町の魅力をアピールする動画を撮影している。すると、泥酔している女性(小池栄子)と遭遇する。
本作の舞台「聖まごころ病院」は、歌舞伎町の路地にひっそりと建っており、美容皮膚科医・高峰享(仲野太賀)など個性豊かな医師たちが働いている。
そんな「聖まごころ病院」に、外科医不在の中、他病院での受け入れ拒否により、額から流血しているホストのマモルがやってくる。さらに急性アルコール中毒で、先ほどの泥酔女性のヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)と付き添いの南も病院に搬送されてきた。
マモルの処置が終わり、ヨウコは翌朝診療費を払わず帰っていった。しかし、後日再度病院に訪れたヨウコはアメリカの軍医として働いていたという。しかし、日本での医師免許がないため医療行為をすることができない。 そんな中、南から病院に電話が入る。
ネタバレ
銃で撃たれ出血している男性・ムハマドを処置してほしいと頼まれるが、享は外科がいないので対応できないと拒否。しかし難民申請が通っていないムハマドは他の病院に行くと強制送還されてしまうと南が伝える。
そのムハマド達の様子を見ていたヨウコは彼を抱え、聖まごころ病院へ連れていく。動揺している病院の医師たちを横目に、ヨウコは処置を進める。
ヨウコは、 母の出身地である岡山の方言とネイティブの英語を交えて高峰らに指示しつつ、手術をする。そんな中、ムハマドを撃ったのは急性アルコール中毒で同時に搬送されてきた加持登(花王おさむ)であることが明らかになった。
つまりヨウコは、被害者と加害者を手術していた。
加治は職を失い、南舞が生活保護受給を「正当な権利です」と勧めている状態だった。だが、実は加治は反社会的勢力(通称:反社)だった。ある日、加地が違法駐輪を注意したムハマドと言い争いになった。
その直後、黒いフードをかぶった男たちが駐輪場の機会を壊していたので注意したら殴られて、傷を負った。(駐輪料金の泥棒?)
警察は「違法駐輪の外国人もグルだったのでしょうか」と推理。
その後、加地はムハマドを見つけた時、自身の銃で撃った。
ヨウコは無事2人の命を救ったもののムハマドの縫合は雑だった。
高峰は「天才医師じゃない」と、技術の“雑さ”指摘。ヨウコは「平等に、雑に、助ける」と言い放った。
ヨウコは日本の免許がない。だが、「いやー」と「Yeah(ヤー)」の中間の返事をしたことで、不動産コンサルタント・高峰啓三(生瀬勝久)の目をごまかした。
こうしてヨウコは聖まごころ病院の医師として働くことになった。(つづく)
英語の「yeah」と日本語の「いいや」の間を取った発音での使い方で雇われちゃうの、サイコー(笑)
【新宿野戦病院】1話感想&考察!小池栄子の英語&岡山弁が凄いと話題!
第2話ネタバレ「ホストVS医師の人気投票対決!客の奪い合いで大騒動!」
2話放送日:2024年7月10日 水曜 22:00 -22:54
あらすじ
ヨウコ(小池栄子)は無免許ながら「聖まごころ病院」の医師として働くことになった。病院として求めていた“外科医”が入ってくれて順風満帆に見えた。
しかし、美容皮膚科医・高峰享(仲野太賀)は悩みを抱えていた。南舞(橋本愛)から言われた言葉 「私にとって、社会は平等じゃないから、虚しくないんです」がずっと引っかかっていたのだ。
南が“平等じゃない”ことを良い言葉として解釈していることに納得がいかない亨は、自問自答の末、答えを見つけるために『Not Alone』の活動に参加することに。
一方、聖まごころ病院では救急搬送される患者が相次ぐ。
トー横キッズで赤い髪の少女・マユ(伊東蒼)は鎮痛剤を大量に摂取したことで搬送されてきた。
10歳の男の子は鼻の奥にワイヤレスイヤホンが詰まってしまったが搬送された。イヤホンを無事取り出すことに成功し、マユも翌日、母親のカヨ(臼田あさ美)と共に帰っていった。だが、舞はカヨに彼氏がいることに気づき心配する…。
さらに『歌舞伎町顔面偏差値テストの結果発表!』で聖まごころ病院の性感染症内科医・田島琢己(馬場徹)が選出される。
マユはある悩みを抱えていた。それは母カヨ(臼田あさ美)には彼氏のシンゴ(趙珉和)がいて、マユは性的虐待されている疑惑があった。
ネタバレ
ホストクラブ「イケメン牧場」に初めて入ったヨウコだが、人気No.1ホストであるダイスケ・ダルメシアン三世、通称DD(細貝圭)の誕生日当日だった。予約があったシャンパンタワーだが、予約客が来ないため、ヨウコが買うことに。なんと100万円だった。
しかし予約していたリリカ(寺本莉緒)がやって来た。DDの一番の顧客がリリカだったのだが、待ってくれなかったことでショックを受け、ビルの屋上へ。体を売ってまでお金を手に入れていたリリカ。自分の価値を見失い、飛び降りようとする。
DDや南舞がリリカを説得。さらにヨウコが飛び降りても高確率で死なないこと、痛々しい治療のことを説明し、リリカは自死することをやめた。だが、お札を拾っていたDDが自身の滑る名刺に足を取られ、転落。
ヨウコはこのビルから病院までは迂回が必要なため、ホストたちと協力してリヤカーでDDを病院に運ぶ。ひどい状態だが、ヨウコは高峰啓介(柄本明)の助言もありバイパス術を実施。
オーバードーズでマユが再び聖まごころ病院に搬送されてきた。マユが乗って来た救急車を使って、DDを大きな病院に搬送。無事、切断をまぬがれた。
ヨウコは、マユから「転落して助かったの?」と尋ねられる。ヨウコは「心は弱くても身体は強い。人間の生きようとする力なめんな」と告げる。マユは「ごめんなさい」と謝った。
ヨウコはマユの好きにしたらいいが「わしがおる限り、命は助ける。何べん死のうとしてもぜってえ助ける。ワシの勝手じゃ」と言い放つ。
その後、南舞のNPO法人が家出少女マユをしばらく預かることになった。マユはボランティア活動を手伝っている。ホストクラブの請求書が聖まごころ病院に届く。ペヤングを食べているヨウコは売り掛け(※)を「ふりかけ!」とごまかす。(つづく)
※売り掛けとはいわゆるツケであり、借金のこと。
【新宿野戦病院】2話!「ぜってえ助ける」小池栄子の言葉が刺さる!
第3話ネタバレ「とおるがホストに!?予約殺到の美容クリニック開業!!」
3話放送日:2024年7月17日 水曜 22:00 -22:54
あらすじ
高峰享(仲野太賀)は南舞(橋本愛)に想いを寄せていて、告白しようとした。しかし、その気持ちに気づいた南は、享の話をさえぎって「高峰さんのことよく知らないから」と振ってしまう。
だが、亨は逆に2人の距離が縮まったと感じ、ニヤニヤが止まらない。
そんな中、聖まごころ病院では、ヨウコ(小池栄子)が働き始めたことで、お金の有り無しに関わらず患者を優先してしまう事態に。イライラが募る経理担当・白木愛(高畑淳子)が“休みが欲しい”と院長・高峰啓介(柄本明)に懇願する。
そのことをきっかけに、日曜休診、月曜は救急のみの対応となった。だが、啓介の弟であり不動産コンサルタントの高峰啓三(生瀬勝久)が、息子の享と共に、月曜日限定でビューティークリニックを開業。
啓三は、箔をつけるため亨をホストクラブに体験入店させたり、クリニックの宣伝活動に大金をつぎ込んだ。謎の美容系インフルエンサー、イ・オンナ(余貴美子)がSNSで呟いたことをきっかけに、クチコミが広まり、予約が殺到する。病院前に長蛇の列が出来るほどに人気となった。儲かったことで、白木もご満悦だ。
ヨウコは病院のベッドに泊まっている。ある夜、物音がしたと思ったら、マユ(伊東蒼)が帰ってきたようだ。母親の恋人にDVを受けてて、NPO法人「Not Alone」や聖まごころ病院で保護している少女だ。
ヨウコはマユに何をして遅くなったのかは聞かない。マユはオーバードーズはしてないと告げる。ヨウコは「当たり前じゃ、ドラッグは最悪じゃ」と言う。かつてのルームメイトが退役後で薬物中毒になって、多くの薬を捨てたことを話すヨウコ。
ヨウコは靴を履いて寝る。何かあった時のために。
マユはペヤングを食べながら「ヨウコさんがいれば安心」というが…。
ヨウコは「自分の身を守るのは自分じゃ!」と一喝した。
啓三が最先端ながら1千万と高額な美容機器を購入した。そのことがきっかけで、兄で院長の啓介と喧嘩(けんか)に発展してしまう。啓介は美容クリニックをの仕事を「医師がやることでない」と認めていなかった。
バーにて。ヨウコと啓介が話す。啓介は、啓三と10歳ほど離れている。いいところで父のポケベルが鳴って、病院に呼び出された。遊園地・運動会・授業参観などもいきそびれてた。父は啓介を外科医、啓三を内科医にしたがった。しかし啓三は家出を繰り返し、元祖・トーヨコキッズのような状態だったという…。
おふくろの味「バグライス」を食べながら、医師だった父の写真をみせるヨウコ。父はヨウコが20歳のとき、癌で死んだ。父に憧れて医師になった。医大に受かったころ、父が死んだ。軍医を志願すれば資金援助をしてもらえると知り、志願した。13年間、戦場で軍医をした。
啓介は「生きててよかった」と涙ぐむ。
ネタバレ
その頃、南はイ・オンナ(余貴美子)の施術をする。彼女も岡山弁を話す。その後、亨はイ・オンナと食事をし、歩いているとホテル街へ。なんと南舞が2人を目撃。
南は「高峰さんがどういう人か、よく分かりました」と軽蔑した。そこで南の携帯に警察官の岡本勇太(濱田岳)から電話がきて、マユ(伊東蒼)が万引きで捕まった知らせを受ける…。
閉店後の飲食店にて。岡本と児童福祉司の犬居がマユを保護していた。オーバードーズするための薬を盗んでいた。岡本は南に「大人が叱ってやらないとまたやるよ」と忠告。
南と岡本は、ヤクザがいる新宿の方が秩序があったと議論になる。岡本はヤクザがいたら15万も稼げないかと口をすべらす。
実は、すでに親に連絡がいっていた。南は、DVを受けていることを伝えて、憤慨。犬居は申し送り事項には記されてなかったと嘆く。言えない子もいると南。大人たちが争う中…
マユは「そういう子って2回言った。そういう子って何?かわいそう、みたいな。そういうドラマが好きなら、うち、そういう子の役でいいです」と怒った。そしてマユの母(臼田あさ美)がやってきた。マユは店を出ていく。
その後、南は岡本に「なんで知ってるの?」と聞く。南は風俗で働いていることを隠そうとしない。オヤジたちをしばいて120分15万で稼いで、弱い立場の人に寄り添っていることを悪いとは思っていない。
看護部長・堀井しのぶ(塚地武雅)が、大好物としているぺヤング泥棒を探すため、防犯カメラ映像をくまなくチェックしている。白木らも手伝ってくれている。すると怪しい外国人が映っていて…。
聖まごころ病院にて。別の病院で美容医療を受けた韓国人男性の患者が苦しんでいた。血管にヒアルロン酸が入って、鼻が壊死しかかっていて、失明の危機でもあった。亨がヒアルロン酸を溶かす治療をして事なきを得た。
しかし聖まごころ病院での施術により事故が起きたというデマがSNSで拡散されてしまう。風評被害で月曜限定のビューティークリニックは客が激減。
啓三は、医療機器の返品を受け付けないと、亨に告げる。そして不動産王の刈谷が、聖まごころ病院にも目をつけていた。
啓三と刈谷が構想している「歌舞伎町Champagneタワー」とは…↓
- 5階:エステ、美容室
- 4階:ホストクラブ
- 3階:キャバクラ
- 2階:消費者金融
- 1階:パチンコ
- 地下:風俗
建てかえたビルでの亨の美容皮膚科は2階に6坪とかなり狭くなってしまった。ショックを受ける亨。
年内に1千万を返済しないと聖まごころ病院が建てかえられてしまうことに…。
屋上にて。亨は親父に騙されたことを憤る。さらに命を救うわけでない美容皮膚科のことを卑下する亨。
亨は戦場で美容とか化粧を気にしないというと、ヨウコは「気にするで」と反論。
戦場でイケメン男性と会ってときめいた話をした。
ヨウコは「命ある限り美しくありたい。おめえも立派な医者じゃ」と、亨を励ます。
堀井しのぶたちは、防犯カメラの映像をチェックし、調査していく。3話冒頭で三次救急に行ってもらったマイケルが病院内に侵入していることを発見。
イ・オンナによると彼は「プッシャーの手下であたしも、後をつけられた」と言う。イ・オンナが亨とホテルに入ろうとしたのは彼に尾行されていたからだった。
しのぶはペヤング泥棒の犯人がマユであることを見つける。
一方、家庭内で母の恋人・シンゴ(趙珉和)から性的暴力を受けているマユが、立ち向かい……逃げ出した。
そのころ、病院にマイケルが忍び込み、ヨウコの首をしめて…。(つづく)
第4話ネタバレ「聖まごころ病院の秘密!?望まれず産まれた子供の苦悩!」
4話放送日:2024年7月24日 水曜 22:00 -22:54
あらすじ
大柄の米国人マイケルが病院に侵入。ヨウコ(小池栄子)が死闘を繰り広げていた。ヨウコが危機一髪の中、マユ(伊東蒼)は、高峰享(仲野太賀)が食べようとしていたカップ焼きそばの熱湯をマイケルにかけ、ヨウコを救った。マイケルは警察へ逮捕される。
ヨウコは自分が襲われた理由を話す。当時、米国でヨウコが薬物中毒の友人を救うため、売人の薬物を奪って燃やした。それがきっかけで、ヨウコは売人から命を狙われており、日本に逃げてきたという。
警察の事情聴取を終えた、ヨウコと享だったが、その目線の先にはかつて享が枕営業をしかけた謎の美容系インフルエンサー、イ・オンナ(余貴美子)の姿があった。
しかしイ・オンナの正体は、ヨウコの実の母で、名前はリツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子)だった。 リツコは、聖まごころ病院の面々とあいさつを交わしたが、院長・高峰啓介(柄本明)は、リツコとは40年以上も前からの知り合いだと語る。
経理担当・白木愛(高畑淳子)は何やらリツコに対して災いをもたらす危険さを感じていたのだったが…。
一方、NPO法人「Not Alone」では、南舞(橋本愛)がDV被害を受けている少女・マユの母親・カヨ(臼田あさ美)と面談を行っていた。
そんな中、新宿歌舞伎町の風俗店で、男の立てこもり事件が発生する。
ネタバレ
聖まごころ病院の近くで、男が女性を人質にとって立てこもる事件が発生。そんな中、うちには「抜けない」患者しか来ないと笑う医師たち。
そんな中、車内で性行為中に陰茎が抜けなくなった事故が発生。いわゆる陰茎補足で抜けなくなったのだ。抜けない男性・沼田吾郎(三上市朗)は心疾患があるのにED治療薬を処方してもらい飲んでしまったという。通りかかったヨウコが命に関わる状態だからと搬送する。
沼田が陰茎を挿入していた女性は不倫相手(長井短)だった。やがて本妻(中島ひろ子)が現れる。
野次馬が倒れて聖まごころ病院に搬送されてくる。心タンポの疑いが強く、心臓外科へ搬送することに。ヨウコは心嚢開窓術で処置し、患者を三次救急へ送る。
沼田も一命をとりとめた。白木は女性(長井短)が妻でなかったことに驚く。
大人たちが話し合って、マユは当面、児童養護施設から高校へ通うことになった。送りに来たはずき、南舞、岡本(濱田岳)。お別れのとき、マユははずき(平岩紙)にヨウコへの伝言を頼む。マユは「お医者さんになる、は無理だけど、病院で働きたいと思ってる」と告げる。はずきと舞は「なれるよ」と励ました。
その後、舞は岡本と公園で2人になる。舞がSMクラブのことを高峰亨に伝えたのか尋ねる。岡本は「言ってないよ。自分で言えば?亨は付き合ってると思ってるよ」というが、舞は「なんでチャラチャラしたボンボンと」という。
岡本「言いたいことあるなら言えよ」
舞「まだ言わない」
舞は今日休みになったからと、岡本に映画館のチケットを「7時の回ね」と言って渡す。そして「その後」に行く叙々苑のお食事券も渡して、去った。つまり映画&食事デートのお誘い!?
優待券みたいだけど、デートだよね。
まだ言わないって、好きって告白のこと?
18時半。岡本は聖まごころ病院でソワソワしていた。そこへ啓三(生瀬勝久)が「兄貴は?」と言って、やってきた。ヨウコは母と外で会ってることを話す。
啓三は、2階で、白木と岡本に聖まごころ病院の秘密を話す。その頃、1階では10代の少女が運ばれてきていた。
バーにて。啓介(柄本明)はリツコ同席のもと、聖まごころ病院の秘密を、はずき(平岩紙)に明かす。
啓介の本妻のお腹の子の性別は女だった。それが、はずき(平岩紙)だ。
リツコは啓介と不倫の末、妊娠した。
啓介が父・陽介(梨本謙次郎)に相談すると、男の子だったら跡継ぎだから「認知して引き取ろう」といわれた。
その話を聞いたリツコは子供を取られたくなくてアメリカへ逃げて出産。女の子だった。(※この時、病院では出産シーンが描かれる)
啓介は「私の子なんだ。ヨウコは…」と白状する。
そのころ、映画館前で舞は岡本が来ないことで怒り心頭。やがて、公演に行き、鞭(むち)で置物を叩きまくる。(※啓介の告白、はずきの内心の怒りとリンクしてる演出?)
はずきは「分かってたんでしょ!苗字か一緒で岡山弁。好きだから雇ったんでしょ。免許もないのに。医者って。よりによって医者になるかな。継がせるつもり?いいけど!あの病院で私がどんな思いで働いているか考えてからにしてよね」と怒って、立ち去った。
聖まごころ病院に、トー横キッズの少女(谷花音)が腹痛で運ばれてきた。
横山(岡部たかし)が心臓が2つあることを確認。つまり妊娠していた。
助産師資格も持っている看護師長・堀井(塚地武雅)が出産を手伝う。
少女は無事に出産した。南舞らが話を聞く。少女の名前はカスミ(谷花音)。16歳。1週間前に歌舞伎町に来たらしい。パパ活は高校に入ってから1回もしてない。相手は彼氏で、地元の先輩。相手は付き合っていると思っているかは分からない。カスミは「好きだから捨てられるのが怖くていえないまま時間が過ぎた」という。
「トイレかどっかで産んで赤ちゃんポストに入れようと思ってた」というカスミ。堀井は「東京にはないの」と説明。
カスミは、赤ちゃんの顔を見たら育てたいと思い始めているという。
舞やヨウコは、母になることに賛成だ。
しかし、はずきが「私はそう思わない。勝手に子供作って、勝手に産んで、捨てようと思ったけどやっぱ可愛い?馬鹿か!想像力が足らない!あんたみたいな馬鹿な女は母親になんてなれない。なる資格がない。どうせ男連れ込んで育児放棄?また仕事が増える。望まれずにこの世に生まれた子はずっとつらい、ずっと苦しいの!忘れないで!」と告げる。
聖まごころ病院の外では、マユの母の彼氏が足を引きずりながらやってきていて…。(つづく)
第5話ネタバレ「ヨウコが見た命の不平等!ホームレスと政治家が緊急搬送」
5話放送日:2024年7月31日 水曜 22:00 -22:54
あらすじ
高峰はずき(平岩紙)はヨウコ・(小池栄子)が院長・高峰啓介(柄本明)とリツコ(余貴美子)との間に生まれた娘であることを知り、動揺を隠しきれない。
そのころ、マユ(伊東蒼)を探しに母親の彼氏・シンゴ(趙珉和)が聖まごころ病院にやって来る。警察官の岡本勇太(濱田岳)が止めに入り、ヨウコや高峰亨(仲野太賀)がシンゴの負傷具合を大げさに言って撃退。その後、マユはシンゴに対して刑事告訴をし、接近禁止命令が出されて事なきを得る。
自分が啓介の娘と知らないヨウコは、様子がおかしいはずきが気になっていた。事情を知っている啓介とリツコ、そしてはずきと白木愛(高畑淳子)は院長室で、今後のことを話す。啓介はヨウコに病院を継いでもらいたいと話す。
しかし、はずきは大反対。リツコは、ヨウコがとても優秀な医者だから選ぶ権利があることを語る。それを聞いて、医者ではない自分とヨウコを比べ、たまらなくなったはずきは、病院を飛び出してしまう。
マユも母親のカヨ(臼田あさ美)と今後の生活について高峰享(仲野太賀)と南舞(橋本愛)が立会いのもと、話し合っていた。
カヨはマユとやり直したいと思っている。しかしマユは、その前に携帯電話を変更したり、住まいを変えてシンゴと決別するよう主張。母の携帯を奪って感情的になるマユを舞が必死に止めた。マユは立ち去る。カヨは娘に何も言えない自分にあきれていて…。
その帰り道、亨と舞はマユの方が大人なことにあきれ、途方に暮れながら歩いていた。すると突然、舞に手を握られた亨はテンションが上がる。
一方、聖まごころ病院では夏になると涼みに来るホームレスのシゲさん(新井康弘)という人物がいた。カムフラージュで点滴をしてるふりをして廊下のベンチで休むシゲさん。ヨウコはそんなシゲさんに興味津々だ。
ネタバレ
シゲさんはお金も保険証もない。公園のベンチがバッテラ(※補足:舟型の木の枠にはめて作った、さばの押し寿司のこと)になって寝られなくなったと愚痴る。通称、意地悪ベンチだ。
そのころ、公園で舞が岡本(濱田岳)に意地悪ベンチについて文句を言っていた。役所に提案するようにいう岡本。舞は「デートすっぽかされたのは初めて」と怒り、映画館などの優待券を地面にたたきつける。舞は株主になっているようだ。
不寛容な排除ベンチは実際にある問題です。2024年4月、東京都新宿区の区立公園のベンチを巡り「意地悪ベンチ」とSNSで批判が相次いでいました。
高峰享と南舞は手をつないで歩いた。しかし、亨は蛙化現象(好きだった相手に好意を持たれた途端、嫌悪感を抱いてしまう現象のこと)になってしまい、片思いを終わらせる。
亨にとって舞は裏表がなく真面目で面白味に欠けるのだ。代わりに(?)、亨はおっぱいが当たったこともあるヨウコにギャップ萌えして、好きになっていた。
ヨウコは2.5次救急を作ることを提案。しかし白木らに受け入れてもらえなかった。
ある日、亨は「絶対助からない患者にかけてあげる言葉あるんですか」とヨウコに尋ねる。
ヨウコは「助かる見込みのない患者に慰めの言葉はかけない。強いていうなら笑う。脳が楽しいと錯覚して持ち直す」と答える。
ヨウコはシゲを風呂に入れてあげて、病院のベッドに寝かせる。代わりにヨウコがベンチで寝た。
2週間後。真夏日。街頭で選挙演説が盛り上がる中、シゲさんが聖まごころ病院に搬送されてきた。
シゲさんは熱中症の疑いがあったが、心筋炎を起こしていた。
シゲさんは舞が代表のNPO「ノットアローン」に登録していたことがある、本名は野島耕助と分かる。
長嶋茂雄と誕生日が一緒だからシゲさんと呼ばれていたらしい。結婚して息子もいるようだ。
シゲさんは、エクモ(ECMO、人工肺とポンプを用いた体外循環による治療)の用意がある「勝どき医療センター」へと搬送されていく。
到着直前、救急車がストップさせられ、別の車両が先に病院に入って行く。
院長命令を受けた女医・荒井時江(ともさかりえ)は、最後の1台のエクモは別の患者に使うという。
エクモは川島防衛副大臣(羽場裕一)に使われることに…。
荒井は高齢のホームレスと社会復帰できる命なら、どちらを優先すべきか、ヨウコに問う。
命の平等が持論のヨウコは納得できないが、違う病院でもあり、従うしかなかった。
ヨウコは笑いながらシゲさんの心臓マッサージをする。
ヨウコ「免疫力! 脳を錯覚させるんじゃ! ハッハッハ……! うちらが笑えば つられて シゲじいも笑うじゃろ!」
そこへ息子がやってきて、心臓マッサージを代わった。
やがてシゲさんの死亡確認が行われる。
ヨウコは泣いた。
亡くなったシゲさんの顔は笑顔だった。
泣いた後、ヨウコは急患がくるだろう聖まごころ病院へと足早に戻る……。
後日。亨、舞、岡本は公園のベンチに花束、酒、写真などをお供えして、手を合わせた。
亨たちは、ヨウコのことをサバサバして熱くて、殺人犯が死んでも泣くほど命は平等なんだろうと思う。
今日、ヨウコは荒井先生とともに川島防衛副大臣の病室を訪れる。そこでアメリカと違って日本の医療保険制度は素晴らしいと褒める。ただしマイナ保険証に対応できない人たちを排除しないでほしい、アメリカのマネでなく日本のやり方で命を大事にしてほしいと訴える。
川島は「厚生労働大臣に伝える」と答える。ヨウコはと川島は握手をした。
聖まごころ病院にて。高峰啓三(生瀬勝久)は亨や職員たちになぜ黙っていたのか問い詰める。はずき(平岩紙)に調べてもらったところ、ヨウコが日本の医師免許がない無免許医師であることが分かったという…。(つづく)
【新宿野戦病院】5話!ヨウコの爆笑心臓マッサージに泣かされる!
第6話ネタバレ「大ヘルプ様登場!?身体に異変が起こった啓三に愛の鞭!」
6話放送日:2024年8月7日 水曜 22:00 -22:54
あらすじ
院長の弟・高峰啓三(生瀬勝久)はヨウコ(小池栄子)が日本の医師免許を持っていないことを知り、兄で院長の高峰啓介(柄本明)や白木(高畑淳子)、医師たちを問い詰める。
しかし、高峰享(仲野太賀)は、たくさんの命を救ってきたヨウコをかばい、最終的にはヨウコのことを「好きです」と告げる。
亨は結婚したら高峰家の嫁になるから資格を取れば院長になれると意気込む。しかし、啓介はヨウコがリツコ(余貴美子)との間に生まれた自分の娘であることを明かす。つまり血が繋がっているから嫁にしなくてもいいということだ。同僚の医師や看護師らもヨウコの出生の秘密を聞いてしまい、驚く。
そこに、高峰はずき(平岩紙)がやってきて、ヨウコをやめさせると言い出す。そんな中、突然背中を抑えてうずくまる啓三。しかし検査を拒む啓三に、突然現れたヨウコが検査を勧める。
その日の夜。亨は街を歩きながら父に電話していた。すると、南舞(橋本愛)と父・啓三がホテルから出てくるところを目撃してしまう。
その後、亨は警察の岡本勇太(濱田岳)から南舞(橋本愛)がSM風俗店にMay(読み:メイ)という名前で勤務していることを伝えられた。享は昼の姿とのギャップ萌えでもだえる。亨の中で舞の順位が上がった。しかしMayは3年先まで予約が入ってる状況だった。
高峰はずき(平岩紙)はヨウコを聖まごころ病院の屋上に呼び出して、飲みながら、ヨウコの本当の父について問う。ヨウコは母からホントの父はケーシー高峰だと言われていたが疑っていた。
ヨウコ「お嬢さん、わしのこと嫌いか?かまわんで。好きな人を大切にするために嫌いな奴はおもくそ嫌え。ユー・アスホール(直訳:ケツの穴。スラング:嫌なやつ!)セイ!」
はずき「ユー・アスホール!!」
ヨウコ:「それでええ。姉さん」
ヨウコは、はずきをハグした。
ネタバレ
ある日の聖まごころ病院のスタッフルーム。亨はSM風俗店のMayを父の名前「ケイゾー」で指名し、予約を入れることに成功。予約が3年待ちというのは初めての人の場合だった。コースは180分、VIP専用。予約は1時間後で、2024年8月2日19時からだ。料金は先払いで25万円。
1時間後。亨がSMの部屋で待っていると、入って来た女王様は若井あかね(中井千聖)だった。舞は引退し、2代目をあかねが継いだという。慣れないながらも研修で習ったとおり2秒空いたらすぐムチをふるうあかね。
しばらくすると亨が声の大きさや痛さの加減などをあかねに指導していた。しかし習字の筆で耳の裏をサワサワしたのは良かったと褒める亨。
亨が若井あかねとSMを楽しんでいたころ、舞は警察官の岡本勇太(濱田岳)と優待券で映画デートをしていた。その後、お店で食事をしてた2人だが、不動産王の刈谷(パパイヤ鈴木)と部下が入って来て舞に気づくと丁重に挨拶した。食事代も刈谷が払っていく。一体どういうことなのか。
岡本が気になって尋ねると、舞は刈谷は父の舎弟だと明かす。舞は風俗王と呼ばれる「ミナミ興業」の社長の娘だという。そのため株主優待大量に持っており、歌舞伎町でお金を使った事はないらしい。舞の父は、都知事が風俗店を一掃したとき(※下記参照)、職を失った風俗嬢を地方の系列店に移籍させたりして活躍した。
岡本は父が風俗王なことをどう思うか尋ねる。舞は、何も思わないし、NPOやるまで歌舞伎町に寄りつかなかったし「今も好きじゃない」と答える。
帰り道。またも岡本は亨より先に舞の秘密を知ってしまったと嘆く。
※「歌舞伎町浄化作戦」は石原都知事の時代に実行。2003年4月からは1000人余りの警察官を動員して風俗店や暴力団を対象に一斉に取り締りを行った。2005年までに200店舗近い風俗店が廃業に追い込まれ、外国人も1000人以上が検挙された。
亨が病院に戻ると、ヨウコが人間ドックから帰って来て「最高だった」と告げる。勝どき医療センターの荒井(ともさかりえ)もやってきて、啓三のカルテを探していた。2人は背中の痛みを甘く見ないよう伝える。亨は「親父の背中が痛いのはSMで鞭で打たれてるから」と弁明。
啓三のカルテが見つかる。最後に検査を受けたのは2013年の人間ドック。それは11年前、亨の母が亡くなった年だ。
亨の母・英里子(中山忍)は、いつも啓三を無理に連れてきて一緒に定期検診を受けていた。しかし毎年だったのが2年おき、3年おきになり…。やっと受診した11年前、英里子に癌が見つかった。本人に伝えなかったので深刻だったのだろう。そのとき以来、啓三は兄・啓介と険悪になった。最後は夫婦で旅行に行きまくり、ハワイで緩和ケアに切り替えた…。以降、啓三は医者嫌いになった。
啓三は西洋医学なんて嫌いだと、聞く耳を持たない。そこで亨は、舞に頼みごとをして、ある作戦を練る。Mayに招待された啓三は、ホイホイと引っかかってSMのルームに。
しかしやってきたのはSM嬢に扮したヨウコだった。啓三はMayとは別人のヘルプだと気づいているが、ヨウコだとはわからない様子。
享と舞、あかねは別室からモニタリングして、無線でヨウコに指示を出す。慣れない亀甲縛りについては、あかねが指示をした。
ヨウコは検査を嫌がるのは病気で大切な人を失ったから、と指摘。啓三は、癌が見つかった妻を日本中の名医に診せ、ニューヨーク、ヨーロッパの各地の名医にも当たった。しかし発見が遅かったと言われるばかりだ。亨は夫婦の旅行が名医探しだったことを初めて知って驚く。
啓三は「俺のせいだ。俺のつまらない意地で3年も空けたせいで」と後悔する。
ヨウコは「毎年受けていた」と明かす。進行が速く年1回の検査では間に合わなかったのだ。
ヨウコは「ベストを尽くした。悪いのは癌だ」と伝える。
その後、鞭が壊れたヨウコは、習字の筆を使い、啓三の耳の裏をこしょこしょして、検査を受ける確約を取り付ける。
啓三の言動に対してたびたび享が呆れ果てて「おやじぃ」と言い放つ時もあれば、家族の情を感じて漏らす「おやじぃ」もあった。舞は「いろんな親父が聴けたよ」とフォローする。
その後、縄で肩を脱臼した啓三は、聖まごころ病院に救急搬送される。
後日。啓三が目覚めると、荒井ががんを切除していた。荒井は「ビッチのお姉ちゃん(=ヨウコ)に感謝ですよ」というので、何かに気づく啓三。
リツコとヨウコが父の妻の墓参りのつもりで、啓介・はずきと葉山へ行くと…。
フォーエバー葉山という老人ホームで、高峰啓介の妻・みづきが生きていた。
熟年離婚したときの慰謝料で入居費に充てたらしい。
みづきはヨウコが医者だと知ると「かわいそう」と嘆く。
そんな中、啓介が意を決してヨウコに自分の娘と告げるが、ヨウコは最初から知っていたという。
女4人で、すけべじじいの啓介の行動の愚痴を言って、はしゃぐ。気分を害した啓介は先に帰る。
病院の屋上のベンチで啓介はお酒を飲んでいた。そこにヨウコがやってきて、啓介を父と呼ばないが、生まれてきたことは感謝するから「ありがとう、すけべじじい」と告げる。はずきが8月生まれで、ヨウコは12月生まれ。なので「姉さん」と呼ぶというヨウコ。2人は花火を見て楽しむ。
そのころ、神宮の花火大会にて。内科医の横山(岡部たかし)が家族で花火を見ていると、会場に看護師長・堀井しのぶ(塚地武雅)が男の姿で誰かとしゃべっている場面を目撃して…。(つづく)
【新宿野戦病院】6話は小池栄子が「ドロンジョみたい」と反響!
第7話ネタバレ「迫る、看護師長・堀井しのぶの人生と母親への想い!」
7話放送日:2024年8月14日 水曜 22:00 -22:54
あらすじ
平日の昼、聖まごころ病院のロビーは高齢者であふれ、サロンと化していた。ヨウコ(小池栄子)は「歩けよ、じいさん」と声をかけたが、亨(仲野太賀)から「ばあさん」と訂正される。どこも悪くないのに高齢者が来てるのは生存確認の意味があった。
元トー横キッズの少女・マユ(伊東蒼)が看護師長・堀井しのぶ(塚地武雅)とクレープを食べながら雑談している。ヨウコが学校行ってるのか?と心配するが、マユは夏休みで、バイト先の先輩と付き合っていると明かす。
そんな中、心配停止の80代独居男性が運び込まれてきて…。
警察官の岡本勇太(濱田岳)は通報を受け、あるマンションの一室を訪れる。部屋の中には80代独居老人・田辺が倒れていて、すぐに聖まごころ病院に緊急搬送された。ヨウコ、高峰享たちはなんとか処置に当たろうとする。
しかし、院長の啓介(柄本明)は「もう諦めよう」とヨウコの心臓マッサージを止めさせた。何もできなかったヨウコは「でーれーつれえ」と泣く。啓介は「死亡確認も大事な役目だ」と伝え、その場で仏さんに一礼をする。心拍停止・呼吸停止・瞳孔の散大の確認。ただ院長より堀井しのぶの方がよく覚えていた。
そんな中、医師の横山(岡部たかし)は堀井しのぶの男性姿を見て、今まで自分が勘違いをしていたことを同僚の医師たちに謝る。しかし、横山以外のみんなはその話を動揺せず「いろんな人がいるから」と受け入れる。
その後、田辺は娘や老婆・トラさんをはじめ、他の老人たちに見送られる。
堀井が帰った後、高峰はずき(平岩紙)は堀井がまだ母に言えてないのか、と話す。母は病院の近くに住んでいて、堀井も時々寄る。父はいなくて母子家庭だ。元小学校教師で世代的に理解しにくくて…。
堀井は病院を出ると、カフェに行き、トイレで義替え、カツラをかぶり無精ひげのメイクをして男性に変身。そして実家に帰って、母に色々ときつく当たる。
ネタバレ
翌日。堀井は、カフェで女性に変身し、病院に通勤。
横山は母がいる限り女性にはなりきれないのはつらいという。しかしヨウコは幸か不幸か決めつけはしない。横山も納得した。
そのころ、はずき(平岩紙)と享は、南舞(橋本愛)が所属するNPO法人を訪れて、聖まごころ病院とタッグを組んで見回り医療サービスを行うのはどうかと提案する。
亡くなったシゲさんに続く人を出したくない舞は協力。舞とともに亨がホームレスに会うが、病院嫌いなホームレスたちは亨を邪険に扱う。そんな中、亨の父・啓三(生瀬勝久)が舞に会いに来て支援金を渡した。初期のがんを治した啓三は、舞の代わりのヘルプのSM嬢(※正体はヨウコ)にも感謝していた。
高峰家の朝食時。啓三から病院存続のため外科医になるよう勧められた亨。、一緒に食事していたヨウコが整形より形成外科の方が皮膚科に近いとアドバイス。
亨は同僚医師に形成外科への転科を相談。しかしまた専門的な研修を受けることを思うとためらう亨。そんな中、田島が泌尿器科になった理由として子供のころのミミズとおちんちんの話をするが…。
そのとき、岡本(濱田岳)が誰かと電話をしていた。しかし「『哀れなるもの』たち好きだよ。」「うん、今、亨と一緒」と言ってすぐに電話を切った。亨はオシャレな映画の話をして亨がいるなら電話できない、というヒントから相手が誰か詰めよる。岡本が舞と電話していたことを白状。それを聞いて亨はキレだした…。
マユが彼氏を病院につれてきた。名前はシラキで、インド人だ。
そのころ、房江がお弁当を作っていて、お父さんに渡そうとしたがいない。そこで自転車に乗って、届けに行こうとしたところ、飛び出してきた子供とぶつかってしまう。
子供と房江は聖まごころ病院へ搬送される。
そのころ、映画館で、亨が舞と岡本の間の席に割り込んでいた。しかし病院からの電話で呼ばれる。
聖まごころ病院にて。少年はサムアップができず、神経が損傷されていた。このままだと後遺症が残ってしまう。三次救急へ連絡することに…。
病院のオペ室に横たわる母・房江は、女性姿の堀井を見て驚く。
堀井は「お互いに受け入れなきゃいけない。母は認知症を発症しているんです」と明かす。
幼少期からの違和感を告白したのは高校卒業後、看護学校入学前だった。父は「男なんだよ、お前は」と怒った。母は泣いて慰めてくれた。それでも母は悲しかったはず。そう思って男のふりをした、とは少し違う。
母・房江は亭主関白の父が大好きだったから、堀井は父のふりをしていたのだ。母が父と自分を混同したときは、付き合っていたのだ。
堀井は今回のことで介護認定してヘルパーも頼まなきゃいけないと決めた。
少年は三次救急での手術が成功した。
房江は骨折していてリハビリも兼ねて入院することになった。男性姿の堀井が入院を勧めると、房江はすんなり受け入れた。房江は堀井に「お父さん、ここ、しのぶが働いている病院なんですよ。もう少し早くくれば見られたのに」と告げた。白木(高畑淳子)は房江が演技しているのでは?と疑うが、本当のところは不明。
その後、房江は認知症と診断され本格的な介護生活がスタートする。
亨は相変わらずボランティア活動をしている。
そしてついにホームレスが「痛くてかなわない」からと聖まごころ病院にきた。生活保護も申請してほしいとソーシャルワーカーのはずきに頼んできた。
ラスト、房江のもとに事故に遭った少年・順太が面会に来た。順太は笑顔でサムアップできるほど、神経に問題なかった。(つづく)
第8話ネタバレ「アイドルのストーカー騒動が爆破事件に発展!?犯人は…」
8話放送日:2024年8月21日 水曜 22:00 -22:54
あらすじ
ヨウコ(小池栄子)は医師国家試験の勉強に奮闘中だが、日本語の質問が難しくて苦戦していた。そんな中、白木愛(高畑淳子)は、旦那のスマホの位置情報がハプニングバー(※性的に様々な嗜好を持つ男女が集まり客同士でハプニング的な出会いや行為を楽しむバー)の中で止まっていることが判明する。怒り心頭の白木は田島(馬場徹)を連れて、その場所に向かうが旦那もスマホも見つからなかった。
ある日、コンカフェで働く少女・かえで(田中美久)がトーヨコキッズのリナとサラに「助けて」と泣きついてくる。リナたちは、かえでをストーカー被害に悩んでいるとNPO法人『Not Alone』へ相談にくる。南舞(橋本愛)と岡本勇太(濱田岳)は事情を聴き、犯人捜しと警備を兼ね、かえでの働くコンカフェに高峰享(仲野太賀)ら聖まごころ病院の医師たちとともに向かった。そこで岡本が、ストーカーをしていると思われる男性・後藤和真(北野秀気)を見つけて警告した。
しかし、そのコンカフェに白木の旦那である白木誠(おかやまはじめ)がいた。誠はいかがわしいお店がある地下と同じビル内にある2Fのコンカフェに通っていたのだった。後日、そのことを知った白木は「離婚する!」と騒ぐ。
ネタバレ
誠は月2万のおこづかいだ。海外のアダルトサイト詐欺にひっかり40万騙されたことが理由だ。ヨウコはセックスしてるのか尋ねる。白木と誠はセックスレスだった。すると、看護師の村木が女性用風俗を勧める。
はずきや白木、ヨウコはパソコン画面で、女性用風俗の男性の肉体を見てキャーキャー騒ぐ。誠、田島、横山(岡部たかし)ら男性陣はいい気分ではない。堀井しのぶ(塚地武雅)は「あんたたち、普段、こういうことしてるのよ!肝に銘じなさい」と怒った。
かえでは9月14日でコンカフェを退職し、スカウトされた事務所で芸能活動を始める。
9月14日当日。午後5時5分。かえでの勤めるコンカフェで爆発事件が起きた。聖まごころ病院にも急患が搬送されてきて、ヨウコがトリアージをしていく。
午後5時50分。コンカフェで働いていたリナとサラが聖まごころ病院に来た。マユ(伊東蒼)が2人との再会を喜ぶが、かえでは見つかっていない。一方、警察本部では後藤和真(北野秀気)が犯人だとにらんでいた。
午後6時13分。犯人候補の後藤和真が聖まごころ病院に搬送されてきた。SNSを見た患者は「助けなくていいよ。そんな奴、死刑だろ」と怒った。ヨウコは無視する。三次救急の割り振りをしている白木は夫と連絡がつかず混乱している。そこへ荒井(ともさかりえ)と部下がやってきて、受け入れるという。
よる7時すぎ。勝どきの病院に搬送された後藤和真。岡本も駆けつける。南舞は、岡本と電話する。舞はかえでの命が助かったという。かえでは筆談で真相を伝えていた。かえでは、店に来た後藤和真と勇気を出して話した。後藤和真は目の前で今まで撮影したチェキを捨ててほしいと置いて、Xやインスタグラムなどのアカウントを削除した。
後藤和真は謝罪し「これで他人だから、もう怖くないから、新しい世界で頑張ってください」と激励。かえでは彼を引き止め、最後に写真を撮った…そのとき、爆発した。
岡本は瀕死の後藤和真からチェキを受け取る。謝ろうとしているが、オペ室へ。
午後8時すぎ。聖まごころ病院にて。亨は、警察から防犯カメラ映像の犯人のTシャツを見て、患者の男が犯人だと気づく。警察は犯人の救急搬送を強く要望。ヨウコと啓介は、警察を一喝した。別の患者を優先したが、もちろん犯人だろうが殺すつもりはないからだ。
のちに、犯人に動機はなかったとわかる。むしゃくしゃして誰でもよかった。死刑になりたかったという。
午後10時過ぎ。誠が聖まごころ病院にきた。映画「ラブライブ」見てて着信に気付かなかったらしい。白木は泣いて喜んだ。
屋上にて。亨は理不尽さにあきれてつつ、「社会は平等じゃないが、命は平等だからむなしくない」とつぶやく。亨はヨウコに話かけていたが、ヨウコはベンチに座りながら寝ているのだった。(つづく)
【新宿野戦病院】8話感想&考察・ゲスト!京アニ事件思い出す展開に反響
第9話ネタバレ「恋の三角関係ついに終焉!?患者家族からのカスハラで訴訟の危機に!?」
9話放送日:2024年8月28日 水曜 22:00 -22:54
あらすじ
岡本勇太(濱田岳)はラブホテルで半裸の状態で目が覚める。そこには誰もいなかった。しかしNPO法人『Not Alone』で働く南舞(橋本愛)のエプロンが置かれていた!?
聖まごころ病院では、堀井しのぶ(塚地武雅)の母・房江(藤田弓子)がヨウコ(小池栄子)や享(仲野太賀)たちのおかけで生きる希望が湧いてきた。房江は亡き夫に似ているホームヘルパーの甲斐(後藤剛範)と共に笑顔で退院していく。
その頃、南との関係に複雑な感情を抱えている岡本は、享に何か自分のことを聞いていないか探る。しかし南とすでに付き合っている気でいる享は、何も状況がわかってない。
岡本はラブホテルのことや今後のことを相談するべく、飲食店で、南と話す場を作る。しかし南は享とも岡本とも付き合うつもりはないと言って出て行ってしまう。岡本は店側に南の誕生日ケーキを用意していたが出しそびれた。
そんな中、アメリカのケーブルテレビが聖まごころ病院の取材に来る。そういう日に限って何も起こらない。高峰啓介(柄本明)は、当直の医師が夜間に運ばれて来た患者さんの症状や治療方法を報告するカンファレンスを実施することを提案。各医師たちが情報共有を行う。
ネタバレ
カンファレンスでの話題は以下の3件。
(1)虐待を疑われる未就園児が救急で運ばれて、横山(岡部たかし)が治療へ。酒に酔っている母・星崎菜々(佐津川愛美)は元看護師で、カスタマーハラスメントのような状態だった。結局、治療拒否、薬拒否で帰って行った。
(2)自分の男性器を自分で切断しようとした男性セラピスト(浜中文一)の話。客の施術中に勃起してしまった自身の局部を切ってしまう。治療の末、なんとか局部は繋がった。その後、堀井しのぶ(塚地武雅)が「私みたいなものからしたら、心と体が一緒なのはミラクル!」と励ます。
3)自死しようとした若い女性の話。亨(仲野太賀)が彼女の話を聞きながら、愚痴をぶちまける。舞(橋本愛)に振られ、舞が「好きなお巡りさんができたの」と言っていたことまで話す。
ある日、小児科医の横山(岡部たかし)が診察した少年の親・星崎菜々(ほしざき・なな)(佐津川愛美)が聖まごころ病院に再びやって来た。他の病院で治療してもらったが、横山が息子の盲腸を見逃したから危なかったというのだ。菜々のDVを疑ってちゃんと診てなかったとも怒る。実際、少年の腕の傷はDVではなかった。
ヨウコ(小池栄子)がアンカリング(Anchoring、最初に与えられた情報で意思決定に影響されること)の現象を持ち出して、横山が少年のアザに気を取られすぎたことは認めつつ、菜々もアンカリングで横山の診察をちゃんと聞かなかったことを指摘。
さらに、院長の啓介(柄本明)が、ちゃんとカルテに盲腸の疑いがあると記されていたと言い、横山の診察が間違っていなかったとフォロー。
納得した菜々は帰ることに。去り際、「こんな病院なら辞めずに済んだかもな」という菜々。
実は菜々は病院で看護師をしていた頃、病院幹部の息子の処方ミスをかぶる形で、退職させられていたのだった。
物語の後半では2025年にジャンプ。はづき(平岩紙)はヨウコがいるから外科医を婿に貰わずに済むため、三重県に住む婚約者と三重で月の半分を過ごしている。マユ(伊東蒼)は無事に高校を卒業。施設を出なくてはないけないが、シェルターに住める。母(臼田あさ美)は一緒に住むと聞く。しかしマユは一人で住んでみるけど時々、洗濯物を持って行ってもいい?と歩み寄った。
ヨウコは不慣れな日本語に苦戦しつつも、なんとか日本の医師国家試験に受かった。今後は研修医として勝どき医療センターで働くことになる。
ラスト。世界中で未知のウイルスが流行。コロナの時はマスク買い占めなど騒動になった。啓介は今度は正しく恐れないといけないと気を引き締める。そして、ついに日本でも感染者第1号が…。(つづく)
【新宿野戦病院】9話の感想&考察!2025年のパンデミック描く展開が話題
第10話ネタバレ「未知のウイルスの脅威!タイムリミットは発熱後の5日間」
10話放送日:2024年9月4日 水曜 22:00 -22:54
あらすじ
時は2025年。アメリカ帰りの歌舞伎町の人気ホスト・板垣凌介(戸塚純貴)は、日本で初めて未知の新種ウイルス・ルミナに感染してしまう。このウイルスは歌舞伎町ウイルスと呼ばれ、ECMOを使用しないケースで熱が下がらないまま5日以上生き延びたという報告例がない。凌介の感染をきっかけに、日本国内にルミナの感染が拡大してしまう。
ヨウコ(小池栄子)は日本の医師免許を取得し、勝どき医療センターの研修医として働いていた。そんなヨウコや高峰享(仲野太賀)ら聖まごころ病院の医師たちは、それぞれの場所でこの未知のウイルスに対してどうするかを考えていた。
その頃、外国人の相談を受けていたNPO法人『Not Alone』は「ウイルスを持ち込むな!」と非難され、南舞(橋本愛)たちの活動は制限されてしまう。
凌介の母が見舞いに駆けつけたが、病院側は面会を拒否した。そこで、ヨウコは隔離されている凌介の病室に入り、リモートで、凌介と母を会話させた。その後、板垣凌介は帰らぬ人となった。
東京都の感染者数が100名を超えた頃、研修中だが2週間休みとなったヨウコが久しぶりに聖まごころ病院に戻ってきた。ルミナウイルス専用の病床を聖まごころ病院に作るべく戻ってきたヨウコ。そんな中、高峰啓三(生瀬勝久)がルミナに感染してしまう。その原因が一緒に生活していた自分にあると感じた亨は自分を責める。
ネタバレ
ヨウコは亨を屋上に呼び出す。そして、ヨウコは「軽々しく謝るな」「感染したくらいで謝るようなやつは最初から医者になんかなるな」と怒った。ヨウコに促され、「無敵!」と叫び続けた亨。すると何を思ったのか、突然ヨウコにキスをした。困惑するヨウコは「セクハラだ」と注意した。
啓三が罹患して、5日目。ECMOの数が不足しているため、命にかかわる。
ヨウコは連続勤務が続く亨に「帰れ。帰らんでもいいけん、頭冷やしてこい」と促す。
外に出た亨。すると舞(橋本愛)が啓三を心配して会いに来ていた。
亨と舞は一緒に駐車場まで歩く。
舞は立ち止まって「腹が立つ。パパ活がひとりもいない。人間でなくウイルスの言うことは聞くのかよ。うちらのやってきたことって何なの!」と怒り出す。亨は舞をバックハグし、今は平等なんだと訴える。
すると亨に電話がかかってきた。亨はエクモの準備が間に合い、父が助かるかもしれないと知り、泣き崩れた。啓三の搬送先の北新宿のICUへタクシーで向かう亨。舞は新宿について「やっぱり好きじゃない」とつぶやき、ひとりで歩く。(つづく)
【新宿野戦病院】10話の感想&考察!コロナを思い出し考えさせられると話題
最終回ネタバレ「新種ウイルスの終焉!ヨウコと啓介が逮捕!?」
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— 『新宿野戦病院』水10ドラマ【公式】 (@shinjyuku_yasen) September 4, 2024
FINAL EPISODE
\\#新宿野戦病院 第10話
ご視聴ありがとうございました🚑
次週、いよいよ最終回。
聖まごころ病院の未来とは…
気になる予告は放送より長い
30秒バージョンでお届けします🎁
📣 #FOD で最終回冒頭映像を独占先行配信中https://t.co/NisieRM6bu
📣 #TVer… pic.twitter.com/wXKCyVdNlt
最終回(11話)放送日:2024年9月11日 水曜 22:00 -22:54
あらすじ
ルミナウイルスに感染してしまった高峰啓三(生瀬勝久)は無事一命を取り留め、生還した。その後、感染者数が10日間連続して減少したことで緊急事態宣言が解除。ルミナウイルス感染拡大の影響でNPO法人『Not Alone』は解散へ。南舞(橋本愛)は消息不明で、高峰享(仲野太賀)と、岡本勇太(濱田 岳)も連絡が取れなくなってしまっていた。
そんな中、歌舞伎町のクラブでは、『SAYONARAルミナ』と銘打ったパーティーが行われ、フロアの床が抜け落ちる大事故が発生。聖まごころ病院ではヨウコ(小池栄子)たちが必死で処置をしていた。
その後、その事故が情報番組「ミスターサタデー」で取り上げられ、ヨウコと高峰啓介(柄本明)がTV出演する。そこには以前、勝どき医療センターでECMOを使用して助かった官房副長官・川島一也(羽場裕一)の姿も。
そこでヨウコは、歌舞伎町ウイルスという名称をやめるよう川島に訴える。さらに、今後の感染対策に関する話をして、ルミナ感染の第二波が来ることを想定し、補助金とは別に特別措置として、医療従事者への援助を申し立てる。川島はヨウコの熱意を受け取り、前向きに検討することを約束した。
その後、ヨウコの発言通り、第二波がやってきた。そして、メディアがヨウコの活躍を取り上げる中、とある週刊誌がヨウコを狙っていて…。
ネタバレ
ルミナウイルスの第二波で、まごころは満床。そんな中、舞の父(松尾スズキ)の協力もあって風俗店の個室を患者のベットに使わせてもらった。
そんな中、ヨウコ自身がルミナに感染し、高級風俗に隔離&入院することに。ヨウコは自身の体験を番組「ミスターサタデー」にリモート出演して説明し、正しく恐れるよう説く。
週刊誌報道でヨウコが無免許医師だった過去が暴露された。
無免許で医療行為をしたヨウコ、そして無免許と知りながら雇った院長の高峰啓介が警察に逮捕された。
ヨウコが捕まる前にさかのぼり…。無免許医師をバラしたのは舞だった。舞は高級風俗にいるヨウコに会いに行き、謝った。ヨウコがテレビ出演しチヤホヤされていることに嫉妬し、承認欲求から、SNSにヨウコの無免許について投稿してしまったらしい。謝罪されたヨウコは、舞に心療内科やカウンセラーの必要性を説く。
2年後の2027年。登場人物のその後↓
- 亨が新しく聖まごころ病院の院長になっている。
- 南舞はカウンセラーとして聖まごころ病院で勤務。
- マユ(伊東蒼)は看護師になり、聖まごころ病院で勤務。
- ヨウコは国境なき医師団で活躍していた。(テレビにヨウコが映ったことで、まごころの人たちがヨウコのその後を知る)
エンディングにはサザンオールスターズが出演。ドラマ出演者とともに踊りながら主題歌を披露して幕を閉じた。(おわり)
ヨウコが逮捕されて病院を去ったのは寂しいー。
けど、サザンオールスターズと小池栄子さんたちキャスト陣がイチャイチャするエンディング最高だったよー(笑)
【新宿野戦病院】最終回結末予想
本作は原作なしのオリジナル脚本です。なので、最終回結末の予想となります。
放送前の時点で縦軸となるストーリーは明かされていません。
病院にやってくる人々との笑って泣けるホームドラマ兼コメディではあると思いますが…。
ヨウコと兵士の約束とは?
そんな中、ヨウコに関して気になる情報が…。
とある戦地において、ヨウコはがれきの街で瀕死状態の兵士と遭遇することになる。その兵士が死に際、ヨウコに大切な物と、あるメッセージを自らの最後の力を振り絞り託す。そして、ヨウコはその兵士との約束を果たすため、日本に向かうことになる―。
ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)は軍医時代、とある兵士から「大切な物」と「あるメッセージ」を託されました。そして、ヨウコはその兵士との約束を果たすため、日本に来たのです。
ヨウコと兵士の約束とは何でしょうか?仲野太賀さん演じる高峰享へのメッセージや大切な物と予想。となると、兵士は高峰の実の父親とか?
高峰は「父譲りの金もうけ主義者」ですが、父親は病院経営をしてなくて叔父さんが病院経営者なのも怪しいです。父親は世界平和のために戦っていた?そしてお金より大事なものがあることを息子に伝えてほしいとヨウコに託したのか?
まだ放送前なので憶測ですが、ともかく、お金を使って派手に遊ぶ高峰がヨウコとの出会いの影響で改心する展開は予想されます。
ヨウコの目的はアリの兄と姪っ子探し
【1話放送後】↓
ヨウコは軍医時代、アリと名乗る瀕死の兵士から「歌舞伎町にムハマドという兄が住んでいる」と聞かされました。兄には8歳の娘(アリの姪っ子)がいるそうです。アリは姪っ子に渡してほしいと「大切な物」をヨウコに預けました。
日本へ行く途中、ヨウコは「大切な物」の箱の中のお菓子を食べてしまいました(笑)しかし箱の中には手紙がありました。
1話でヨウコが救ったムハマドは、人違いでした。ムハマドは日本でいう田中や佐藤のようにありふれた名前らしいです。これは探すのが難しそうです。
●事前予想の答え合わせ↓
- 兵士に託された「大切なもの」や「メッセージ」は高峰あて…という予想はハズレ。
- 兵士は高峰の実の父という予想はハズレ。兵士はアラブ人なので、高峰の家系ではないでしょう。
2話以降、アリの兄であるムハマド探し&ムハマドの娘でアリの姪っ子(8歳)探しが縦軸で描かれていきそうです。
また、アリが亡くなった描写もないので、生存してるパターンもあり得そうですね。
ヨウコの出生の秘密が判明
第4話にて、ヨウコの出生の秘密が判明しました。
ヨウコの母はリツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子)。
リツコは不倫相手・高峰啓介(柄本明)の子をアメリカで出産。それがヨウコでした。
つまり、ヨウコの父親は院長・高峰啓介。
ということは、ヨウコは聖まごころ病院の跡取り候補でもあります。啓介の娘・はずき(平岩紙)は複雑な心境になっていくことでしょう。
と思われたのですが、この出生の秘密は、6話で意外にも笑って決着がつきます。高峰啓介の元妻・みづきが生きていたことが大きかったように思います。
啓介の元カノ・リツコ(余貴美子)も元妻・みずきも啓介に全く未練がないのも、すがすがしいです(笑)
結末はヨウコが院長に?
第1話ラスト、ヨウコは日本の医師免許がないのに、聖まごころ病院に医師として採用されました。
おそらく最終回あたりで無免許がバレて、切ないサヨナラになる?
それまでに聖まごころ病院の経営を軌道に乗せて、サヨナラか。
最終回ラストで未来にジャンプして、日本の医師免許を取得したヨウコが聖まごころ病院に帰ってくるのかな?と期待を込めて予想します。(1話時点)
追記:5話ラストで、高峰啓三(生瀬勝久)がヨウコの無免許医師に気づきました。しかし、6話でヨウコのSM嬢作戦のおかげもあって啓三の命が救われます。そのため、ヨウコの無免許医師はうやむやになっているようです。
追記:ヨウコ(小池栄子)は8話で、医師国家試験の勉強に日々奮闘しています。ヨウコがちゃんと日本の免許ありの医師になる未来が見えてきました。
最終回はヨウコが院長になって、聖まごころ病院を存続させている……そんな希望的な予想をしたいと思います。
【確定】結末はヨウコが聖まごころ病院を去る!
最終回で、ヨウコは無免許で医療行為をしていたことがバレて逮捕。2年後には国境なき医師団で活躍中です。
※補足:ヨウコは兵士の兄・ムハマドと姪っ子探しをしていたはず。それは、どうなったのか?途中から医療活動が多忙で、うやむやになってしまいました。というか、「アリ、ムハマドはアラブ人でわりと多い名前。田中とか佐藤みたいなもの」という説明が劇中にあったため、手がかりがなかったのでしょうね。
【新宿野戦病院】原作はなし!脚本は宮藤官九郎
本作は原作なしです。脚本を手掛けるのは、脚本家・監督・俳優・ラジオパーソナリティー・ミュージシャンなど幅広く活躍する宮藤官九郎さん。
■宮藤官九郎さんの主な脚本ドラマ
- 『池袋ウエストゲートパーク』(TBS)
- 『木更津キャッツアイ』(TBS)
- 『ぼくの魔法使い』(日テレ)
- 『マンハッタンラブストーリー』(TBS)
- 『タイガー&ドラゴン』(TBS)
- 『吾輩は主婦である』(TBS)
- 『流星の絆』(TBS)
- 『うぬぼれ刑事』(TBS)
- 『連続テレビ小説 あまちゃん』(NHK)
- 『ごめんね青春!』(TBS)
- 『ゆとりですがなにか』(日テレ)
- 『監獄のお姫さま』(TBS)
- 『大河ドラマ いだてん〜東京オリムピック噺〜』(NHK)
- 『俺の家の話』(TBS)
- 『離婚しようよ』(Netflix)(大石静と共同脚本)
- 『不適切にもほどがある!』(TBS)
2024年1月クールで放送された『不適切にもほどがある!』(TBS)のヒットは記憶に新しいですね。宮藤さんはTBSでよくドラマを手掛けているイメージですが、フジテレビでの脚本は『ロケット・ボーイ』(2001年)以来、実に23年振り!かなり久しぶりですね。
宮藤さんと『ロケット・ボーイ』をともに作り上げた河毛俊作監督の熱烈オファーの末、今回の強力タッグが実現となったそうですよ。期待しかありませんね♪
【新宿野戦病院】の主な出演者
- 小池栄子……役:ヨウコ・ニシ・フリーマン(アメリカ国籍の元軍医)
- 仲野太賀……役:高峰享(たかみね とおる)(美容皮膚科医)
- 橋本愛……役:南舞(みなみ まい)(NPO法人「Not Alone」新宿エリア代表)
- 平岩紙……役:高峰はずき(たかみね はずき)(啓介の娘。ソーシャルワーカー)
- 岡部たかし……役:横山勝幸(よこやま かつゆき)(小児科医)
- 馬場徹……役:田島琢己(たじま たくみ)(泌尿器科・性病科医)
- 塚地武雅……役:堀井しのぶ(ほりい しのぶ)(看護師長)
- 濱田岳……役:岡本勇太(おかもと ゆうた)(交番に勤務する警察官)
- 余貴美子……役:リツコ・ニシ・フリーマン(ヨウコの実母。ジャズシンガー)
- 高畑淳子……役:白木愛(しらき あい)(聖まごころ病院の経理担当)
- 生瀬勝久……役:高峰啓三(たかみね けいぞう)(啓介の弟。不動産コンサルタント)
- 柄本明……役:高峰啓介(たかみね けいすけ)(聖まごころ病院の3代目医院長)
まとめ
2024年7月期に放送される「新宿野戦病院」は、宮藤官九郎さんの新作ドラマとして放送前から話題の“救急医療エンターテインメント”ドラマ。
毎週更新予定ですので、また見に来てにください♪
【新宿野戦病院】キャスト相関図・登場人物一覧!小池栄子&仲野太賀W主演
画像出典新宿野戦病院HP