【舞いあがれ!】75話|章兄ちゃんが筋を通してカッコイイと話題!

【舞いあがれ!】75話

朝ドラ【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)第75話(第75回)が2023年1月19日(木曜)に放送されました。

放送後、章兄ちゃんが筋を通してカッコイイと話題に!果たして、どういう筋を通した?

今回は【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)75話のあらすじネタバレ・感想について!

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目次

【舞いあがれ!】75話のあらすじネタバレ

【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)75話のあらすじネタバレです。

設計に失敗

 舞(福原遥)が藤沢(榎田貴斗)と会社へ戻ると、社員たちが食堂に残っていた。舞が本当に仕事を取れたのかどうか、図面を見るまで信じられないと2人の帰りを待っていたのだ。

 舞が図面を広げると、にわかに沸き立つ社員たち。数量も多く、なかなかに大きい取引だ。しかし問題があった。ネジの設計は浩太(高橋克典)と結城章(葵揚)が担当していたが、今はいない。尾藤(中村凜太郎)が名乗りを上げて、挑戦するが、失敗してしまう。

結城章が手伝う

 そこで舞は章に電話して助けを求めようとする。だが、留守番電話に切り替わる。舞は「助けてもらえませんか。うめづで待ってます」とメッセージを残す。だが、章は「うめづ」に来なかった。

 しかし章は工場に直接やって来た。舞に店に行かなかったことを謝り、めぐみから図面を見せてもらう。本来は他社の人間に見せるのはNGなのでためらうが、めぐみは見せた。そして「試作をやらせて、らえませんか。IWAKURAに恩返しさせてください」という章。めぐみも了承した。

 章は終業後に無償で試作をしてくれることになった。そこで、舞と尾藤は来週の夜6時の試作品の作業を手伝ってほしい、と従業員たちに頼む。「それなら結城をちゃんと雇ったらいい」「そんなんで品質が保たれない」と批判的な声も出た。

 そんな中、事務の山田(大浦千佳)が真っ先に手を挙げ「いいですよ。しばらく合コン、ないんで」と相変わらずツンデレな感じで協力を約束。藤沢・土屋(二宮星)・宮坂(木内義一)・笠巻(古館寛治)ら、他の従業員も追随する。

山田のデレ

 終業後、結城章と作業する日。舞が山田に「残ってくれはってありがとうございます」とお礼を言う。だが、山田は「別に…お嬢さんのためやないですけど」と相変わらずツンデレ。

 やがて章がやって来た。宮坂が「よう来れたな」と言うので、裏切り者なのによく来たなということかと思った皆の空気がピリッとした。だが、「扇さん、許してくれはったんやな」と宮坂。皆はホッとした。

 しだいに作業が活気づく。そんな中、山田がめぐみに「社長、うめづでなんか買うてきましょか?」と自分のできることをしようと気遣う。そして山田・舞・藤沢が買い出しへ行った。

ホンマは戻りたい

 夜遅くまでかかって試作のネジを作った章は「楽しくて、あっという間でした。仕事する楽しさみたいなん、久々に思い出しました。ここで、仲間とネジ作り上げんの、やっぱり好きやって」と舞とめぐみに話す。

 その言葉を聞いた舞は「戻ってきてもらえませんか?」と頼む。だが、「ああ、ごめんなさい。勝手なこと言うて」と謝る。

 章は「ほな俺も勝手なこと言うわ。ホンマは戻ってきたい」とIWAKURAへの愛情が変わらないことを告げる。だが妻子がいる章は戻るとは言えなかった。

※注:章はIWAKURAより高い給料で他社に引きぬかれ、自ら辞めている。章を雇うにはそれなりの額が必要となる。

 だが、めぐみは章を再び雇うお金がないことで悩む。そこで、めぐみは息子の悠人(横山裕)に電話して…。

75話の結末

 後日。めぐみは社員たちに「IWAKURAを売ろうと思てます」とビックリ仰天な発言をする。IWAKURAの土地と工場を売って、そのお金で借金すべてを返せる。さらに、残ったお金を運転資金にできる。その後、土地と工場の買い主に家賃を払いながら、今まで通りネジを作り続ける…。

そんな都合のいい買い手がいるのか?社員たちは疑問だ。…その買い主は「息子です」というめぐみ。信じていい話なのか半信半疑の社員たち。だが、「これしか方法がない」というめぐみ。息子の思いに賭けた起死回生の策だが…。

ナレーション(さだまさし)「どうなる IWAKURA」

(つづく)

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【舞いあがれ!】75話の感想

章兄ちゃんが筋を通してカッコイイと話題!

「章兄ちゃん」こと結城章が筋を通してカッコイイと話題です↓↓

宮坂さんの「よう来れたな」でヒヤッとしましたが、直後の「扇さん、許してくれはったんやな」の一言で、意味が分かりました。まぎらわしい(笑)

宮坂さんの一連のセリフは冗談のようですが、かなり重要。章兄ちゃんは内緒で古巣を手伝っているのではなく、今の会社に許可をもらったいるのだと分かります。もちろん、結城章のことを泥船から逃げ出した裏切り者と思える辞め方だったので空気が凍ったのもありますね。

章兄ちゃんは倍の給料で引き抜いてくれた今の勤め先に恩義はあります。けれど、怒られてばかりの頃から教えこんでもらった恩もIWAKURAにあるんですよね。

だから、両方の筋を通した章兄ちゃん、カッコイイです。

そして、ナレーションでの説明でなく、わざわざ扇社長との場面の撮影を入れなくても、【筋を通したこと】が読み取り可能な細やかな脚本が鮮やか!

また、舞が辞めた人に無償で頼むのってどうなん?と思ってしまいますが…めぐみは部外者に図面を見せたり試作を頼むのをためらう場面あったので、そこは納得。本当はダメだけど、という苦しい思いが伝わります。台本に指示があったのか不明ですが、細やかな演技です。

そして無償で来てもらうことを心苦しく思っためぐみが、一気にラストの売却の決断へと、これまた納得できる感情、決断の流れでした。

やりがい搾取と社長めぐみの決断

思えば内定延期となった舞は(今の給与は不明ですが)無償で働いていると言っていましたし、終業後の笠巻さんによる講座も多分、無償でしょう。今回の章兄ちゃんの試作も無償。

【やりがい搾取】と言うワードがありますが、社員の情熱に頼って、無給で働くのは良いことではありません。

社長のめぐみは「このままではいけない」と思ったのでしょうね。その根拠を詳しく見ていくと・・・舞や山田が買い出しに行った後、ホワイトボード前で議論する章たちを見つめる めぐみさんのワンショットの表情がやや曇っているように見えます。(朝8時10分の場面)

また、実際に機械を動かしている章を見つめるめぐみと舞の視線、表情が違います。めぐみさんはやや下向きの視線で曇りがちで瞬きも多いのに対し、舞は明るい表情で真っ直ぐな目線…。気のせいかな?(笑)(朝8時11分の場面)

その後の、章がホンマは戻りたいと言うのを聞いているめぐみさんの苦し気な表情、自宅に戻って来た後のめぐみの疲れた様子も意味深でしたね。

【やりがい搾取】になっているのを社長としてめぐみさんが心苦しく思っているのが伝わってきました。

という流れでの納得のラストでしたが、ほんと「どうなるIWAKURA」です。お兄ちゃんの悠人を信じていいのでしょうか。次回も楽しみです。


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当記事の画像出典:『舞いあがれ!』HP

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