【舞いあがれ!】60話|発達障害への理解・描き方に賞賛の声!
【舞いあがれ!】60話|発達障害への理解・描き方に賞賛の声!
朝ドラ【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)第60話(第60回)が2022年12月19日(月曜)に放送されました。
60話放送後、発達障害への理解・描き方に賞賛の声がネットに多数上がりました。
学校へ行きたくない子供、自分の気持ちが分からなくて怒ってしまう子供に対応した舞(福原遥)・貴司(赤楚衛二)、そして脚本に絶賛で…。
今回は【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)60話のあらすじネタバレ・感想について!
*本ページの情報は2022年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
【舞いあがれ!】60話のあらすじネタバレ
【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)60話のあらすじネタバレです。
変人に挟まれて
夜。祥子の家の縁側で、朝陽(又野暁仁)を挟んで両脇に舞(福原遥)と貴司(赤楚衛二)が星について話している。
貴司が好きな星は北極星なことを伝える。舞は昔の飛行機が星を目印にしたことを教える。
朝陽は大きい星は飛行機で一周するのに千年かかるという。驚く舞と貴司。
やがて、舞がプロシージャーのイメトレをする。貴司は短歌のアイデアを考える。それぞれ好き勝手に行動し始めたことで、朝陽は「変人に挟まれてる」とつぶやく。
むっちゃんが創設した「星空クラブ」
みじょカフェにて。朝陽(又野暁仁)が星が好きなことから、星を見るのに一番いい場所はどこかを、舞が木戸(哀川翔)や一太(若林元太)に聞く。
すると、さくら(長濱ねる)が声をかけてきた。
海岸がよかよ。星がおっちゃけてきそうなくらい見えるけん。むっちゃんに告白されたとも、夜の海やったとさあ…。ほら、むっちゃんって星が好きやろ?
(木戸「初耳たい」)
星空クラブば作ったくらいやもん!『1万度で激しく燃えてるシリウスよりも、さくらちゃんの方が明るくてみじょかね~』って言ってくれたとさ。も~、舞ちゃんの聞き上手!
さくらは自分からのろけたのに、舞が聞くのを照れた。舞の幼少期から変わっていない。
そして、さくらは星空クラブのチラシを舞に渡してくれた。
絶対行かない!バカ!
朝陽のため、舞が朝陽の母・未知留(辻本みず希)に星空クラブの存在を教える。だが、未知留は前に、中学生の男の子に「うるさい」と言われて泣いて飛び出したのでためらう。
舞が刺身を作った。そのころ、貴司が朝陽と楽しそうにおしゃべりしていた。その様子を見ていた未知留は決心して、朝陽にチラシを見せる。すると、朝陽は行く意思を表示する。
だが、いざ出かけようとすると…朝陽が突然「やっぱ嫌だ!行かない。絶対行かない。バカ~!」と泣きさけんで部屋に戻ってしまう。
気持ちを書くということ
日が暮れる頃、縁側で、舞と貴司が朝陽を挟んで優しく丁寧に、今どんな気持ちなのか、話を聞いていく。
すると、行きたいけど行きたくない気持ちだと言う朝陽。
舞が星の大きさに例えて気持ちを聞き出す。行きたいのは太陽で、行きたくないのは地球くらい。行きたい気持ちの方がだいぶ大きいようだ。
朝陽は「すぐ怒るから一緒に遊びたくない」って言われた過去を持ち出す。トラウマなようだ。なぜ怒ってしまうのか?朝陽にも分からない。嫌なことされたら「うわあ」ってなるそうだ。
貴司が朝陽の気持ちを文字+図解にしてみたた。
- いやなことされる➡おこってしまう➡あそびたくないっていわれる
- 星空クラブ
- 行きたくない:小さい○ + 行きたい:大きい○ ➡しんどい
「ちょっと違う」と朝陽。貴司が「自分で書いてみる?」と言う。
- 星空クラブ
- 行きたくない:小さい○ + 行きたい:大きい○ ➡行けってうるさい
舞は「行けって言われるの嫌やったん?」と聞く。「うん」という朝陽に「ごめんな」と謝った。
そして舞はモヤモヤしたり怒りたくなった時「気持ちをノートに書いてみたらどやろ?」と助言する。
60話の結末
夜。未知留は朝陽が書いていた紙を発見。
- 「すき」と書かれた紙には「おかし」「花」「肉」「コーラ」「理科」「図かん」「算数」「星」と記している。
- 「にがて」と書かれた紙には「魚→焼き魚」「かんころもち」「学校に行け」と記されていた。
- ページをめくると「きもちかいてみる」➡「すこしモヤモヤへる」➡「みんなとあそべる」➡「星空クラブに行きたい」と書かれていた。
未知留は「そうだったの」と涙ぐむ。
後日。気持ちを整理できた朝陽は星空クラブへ嬉しそうに出かけた、と祥子が木戸に話す。祥子が「新しい一歩」と言ったので、木戸は「俺ら島の人間も、踏み出す時かもしれんな」と告げる。島から若者が出て行かないように考える時だ。
星空クラブは学校が終わってから。夕方を待ちきれないほどになった朝陽に祥子(高畑淳子)はかんころ餅を勧め、朝陽は「しょうがないな」と言って食べる。そして「うまい!」といって、祥子たちを喜ばせた。
朝陽の笑顔にほっこりしている中、東大阪の実家から舞へ電話がかかってきた。母のめぐみ(永作博美)からだった。そこへ貴司が戻って来た。電話の前で深刻そうな舞に「どないしたん?」と聞くと…舞は「おとうちゃんが…救急車で運ばれたって」と告げた。
(つづく)
<<前回 第59話 | 次回 第61話>>
舞いあがれ!|あらすじネタバレトップページ
【舞いあがれ!】60話の感想
発達障害への理解・描き方に賞賛の声!
「どんな気持ち?」「わかんない」これ!本人にもわからないの。そこからの小さなステップでの声掛けで自分の感情を実感させる、目に見える形にする。物語を書く人の発達障害への理解度がすごいな。 #舞いあがれ
— あさ乃 (@asanocchi) December 22, 2022
今週の脚本が桑原さんでよかった…作中で明言されてないけど(その点もまた良き)発達障害で苦労してきた親子が、舞ちゃんたちとのふれあいで癒され、舞ちゃんたちもまた影響を受けるっていうお話を、じっくり描いてくれた。今日の回は泣きながら見たよ。書ききれないほど素敵な描写だらけ
— ミーア (@comic_and_novel) December 22, 2022
#舞いあがれ
#舞いあがれ
— ぷくぷく (@pukudra) December 22, 2022
朝陽くんの姿勢の保持が難しくて柵に寄りかかるとこ、耳を押さえる仕草、記憶力や難しい知識は出てくるけどコミニュケーションになると言葉が幼いとこ、興味の幅の極端さ。
書き手さんは発達障害傾向のある子についてよく調べてるしそれをドラマ内でストーリーに合わせて表現しててすごい
#NHK健康ch サイト
— 梅がさね ⚾️野球好き (@plum_chikyu) December 23, 2022
「発達障害って何だろう」
“感情をコントロールできない”に対するトリセツとしてイライラした原因を紙に書き出す、と紹介されているのを見つけました
朝陽くん、一歩踏み出せたね#舞いあがれ https://t.co/gCZxIoKQ4R
放送後、発達障害の子の理解ができている脚本が良いと好評!
劇中では、変人(?)な舞ちゃんや貴司くんが朝陽くんに寄り添って、ついに朝陽くんが「星空クラブ」に行くことができました。
相手の気持ちを整理してあげた舞ちゃん。貴司くんもノートに書き出して、気持ちを整理してくれましたね。
モヤモヤって頭の中では整理できないものですよね。
行きなさいと言われるのも嫌だったというのも、とても分かります。その気持ちを吐き出せて良かったですね♪
こんな風に上手くいくか分からない、現実は難しいかもしれない。
でも・・・劇中で発達障害とは言っていないのですが、生きにくい子供へのアプローチとしては素敵だたし、あり得る展開だったと思います。
さて、ラストは舞ちゃんのお父さん・浩太(高橋克典)が救急搬送された?!心配ですね。
<<前回 第59話 | 次回 第61話>>
舞いあがれ!|あらすじネタバレトップページ
当記事の画像出典:『舞いあがれ!』HP
コメント