【ちむどんどん】52話|田良島に「良い上司」と高評価の声!

【ちむどんどん】52話(52回)

朝ドラ【ちむどんどん】第52話(第52回)が2022年6月21日に放送されました。

放送後、田良島に「良い上司」と高評価の声が…。

今回は【ちむどんどん】52話のあらすじネタバレと感想について。

*本ページの情報は2022年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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【ちむどんどん】52話のあらすじネタバレ

【ちむどんどん】52話のあらすじネタバレです。

厨房スタッフの不満

暢子(黒島結菜)は房子(原田美枝子)からシェフに指名された。月曜は臨時休業にするから、明日・明後日の土日を乗り切ってほしいという房子。

房子は明日、用事があるため夜までいない。そのため、味付け盛り付けの判断は暢子が中心に確認することになる。来週からのコースメニュー決めも暢子が担当だ。

房子が退席後、暢子が「みなさん、ご協力よろしくお願いいたします」と挨拶する。しかし厨房スタッフたちは「結局、親戚か」「コネにはかなわない」と、やる気をなくしていた。

良子と博夫の話し合い

一方、沖縄のやんばるでは…。実家に戻った良子(川口春奈)が優子(仲間由紀恵)と歌子(上白石萌歌)に仕事復帰の件を話している。山原(やんばる)小学校が臨時を探していて今なら採用してくれると昔お世話になった先生から連絡をもらったという。晴海と一緒に実家に住んで通勤したいというが…。

優子は「うちはかまわないけど」とにごし、歌子は「名護のアパートからでも、通えるさ」と疑問を投げかける。そこに、夫の博夫(山田裕貴)がやってきた。

良子と博夫の2人だけで話し合う。博夫は封建的な親を説得するのに時間がかかるから「待ってほしい」というが、良子は待ち続けてもう我慢の限界だった。働いて成長したいこと、そして家事と育児と両立することを伝える良子。

良子は離婚届を出す。ショックを受ける博夫。

「うちが働くことをご両親に認めさせて。それまで帰らないから」

「わかった。そこまで言うなら、俺も腹をくくる。那覇の両親にはもう反対させない。必ず説得して迎えにくるから」

良子は離婚届をしまう。石川が帰った後に、母と妹と話す良子。

優子と歌子は「良かったね」というが…

良子は「無理だと思う」とあきらめていた。

博夫は外面(そとづら)はいいが、両親の前では弱くなることのを良子は分かっていた。理想主義者は案外、芯が弱いのだ。

フォンターナで乱闘?!

暢子は、シェフ代行をするが、優先順位を間違えたり、判断に自信もなく、指示を出して上手く仕事を回すことができない。

店内では、和彦(宮沢氷魚)・愛(飯豊まりえ)・田良島(山中崇)が編集局長・笹森(阪田マサノブ)と食事していた。和彦の意見(笹森曰く「説教」)に不満げな笹森はワインをがぶ飲みして…。

ホールスタッフが暢子を呼びに来たので行ってみると、和彦が編集局長ともみ合いになっていた。和彦が笹森を振り払うと、他の客に迷惑がかかる。

笹森や和彦たちは店を後にするが・・・荒れた店内に、せっかく来店した客(男女のカップル)が帰ってしまう。ショックを受ける暢子。

営業終了後。暢子が矢作(井之脇海)が仕込みの段取りの相談を持ち掛ける。だが、「なんか、やる気でないな。」と断って帰る矢作。

房子がやってきたので、暢子が「荷が重すぎる」と弱音を吐く。房子は「最初からうまくいく人はいないわ。」と言って、暢子を叱らず早く帰るよう伝える。

和彦の喧嘩の理由

「あまゆ」にて。和彦と愛が暢子に今日の騒動を謝罪。そして騒動の原因を説明する。

発端は1週間前に掲載された東風食品の広告【おふくろの味 子どもの笑顔 おいしいごはんを作るのはお母さんの仕事】の件だ。

和彦と愛が、読者から批判の声もあるから、これに対する見解の記事を書きたいと田良島(山中崇)に掛け合った。

田良島は「思った通り書いてみろ。俺が上に当てる」と認めた。

すると、営業部長が田良島のもとに怒鳴りこんできた。東風食品が東洋新聞社の大事な広告主なのは勿論、東風食品の会長は東洋新聞社長の親戚だった。

「こんな記事だしたらお前を飛ばすだけですまない」という営業部長。あきらめない田良島は編集局長・笹森(阪田マサノブ)と話す場を設ける。

そうして話し合っていたのがフォンターナだった。しかし和彦の意見を聞かずに笹森が席を立とうとする。だから田良島が「それは横暴でしょう。議論することをやめたら新聞は…」と止めた。笹森が田良島を払い飛ばす。

そして次に立ち上がったがのが和彦で、笹森ともみ合いになって…

愛:「明日、編集局長に一緒にお詫びにいこう」

和彦:「お詫び?なんで俺が?」

愛:「ジャーナリストである前に、サラリーマン。悔しいけどね」

和彦:「俺は、サラリーマンである前に、一人の人間だ。」

そこに、賢秀(竜星涼)がやってきて、悩み事があるなら解決すると言い出して…。

(つづく)

【ちむどんどん】52話の感想

田良島に「良い上司」と高評価の声!

和彦の青くさい意見を受け入れて書かせてくれた田良島さん。

責任を負うことになってしまいますが、和彦の意見を聞かない編集局長にもたてつきます。

まあ、新聞社も企業ですから、自社の広告主を批判することはないと思いますが…

読者の批判の声を無視しないジャーナリスト精神の田良島。

「理想の上司」と改めて高評価の声が上がっていました。

当時のCM「私作る人、僕食べる人

第52話の時代設定は1977年6月。

時代背景に近いもので、炎上した広告といえば…1975年に放送されたインスタントラーメンのテレビCM『私作る人、僕食べる人』(ハウス食品工業)か。

女性が「私作る人」と言い、性が「僕食べる人」と言うもの。この台詞が性別役割分担の固定につながるとして婦人団体から抗議がありました。

『ちむどんどん』では「おいしいごはんを作るのはお母さんの仕事」という広告。お母さんの仕事が食事を作る人…ということで、おそらく元ネタでしょうね。

『私作る人、僕食べる人』は日本においてジェンダーの観点から広告が社会的な問題となった最初の事例と言われているそうです。

果たして和彦たちは、どうするのか?注目ですね。

現代も「月曜日のたわわ」問題が!

2022年現在でも宣伝広告で問題が起きています。2022年4月4日の日本経済新聞朝刊に掲載されたコミックス「月曜日のたわわ」(講談社)の全面広告です。高校生の女性を男性の性的な対象として描いている点が問題視されたもの。国連女性機関からの抗議もありました。

まあ「月曜日のたわわ」は、そこまで批判されるべきなのか?というのが私(筆者)の意見。目に入るアダルトビデオからグラビアアイドルなどを規制しないのに、新聞広告は排除せよ!と言っても…。まずコンビニのアダルトコーナーから何とかしたらどうかな?と思って調べると、今の漫画雑誌はいいのか?という意見も↓

まあ、『ちむどんどん』の今週の性別役割分担のことと、性的対象の問題は別ですが…。

まだまだ男性・女性の問題は続いていきそうですね。編集局長のように問答無用で否定してはダメですが、議論していくことは良いこと。その都度、自分で考えてみることがまず必要ではないでしょうか。

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画像出典:NHK、スポニチ

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