【パンドラの果実】7話のネタバレと視聴率!板谷由夏の美しくも切ない演技に涙!
【パンドラの果実】7話のネタバレと視聴率!板谷由夏の美しくも切ない演技に涙!
ディーン・フジオカ主演ドラマ・7話のゲストは科学者役の板谷由夏。開発中のナノマシンが元夫を殺す!?
遺体がのっぺらぼうになった理由とその動機とは?
【パンドラの果実】7話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・レビューについて!
【パンドラの果実】7話の視聴率
【パンドラの果実】7話の視聴率は5.5%(関東地区・世帯・リアルタイム)でした。次回から最終章に入り、アップしていけるでしょうか?
【パンドラの果実】7話のあらすじ
のっぺらぼうの死体
小比類巻(ディーン・フジオカ)が亜美(本仮屋ユイカ)の冷凍遺体をモニタリングしているトランスブレインズ社のサイトにアクセスしようとすると繋がらなくなっていた。
衆議院議員の来栖正人(ジョーナカムラ)がホテルのプールで泳いでいる最中に変死する。解剖医・柴山(三津谷葉子)の司法解剖に立ち会い遺体に対面した小比類巻、最上(岸井ゆきの)、長谷部(ユースケ・サンタマリア)は驚愕する。
驚かないでくださいね…。
柴山がそう言った来栖の遺体は目、鼻、口、耳…穴という穴がすべてふさがり、髪の毛も抜け落ちていた。解剖の結果、死因は口と鼻がふさがったことによる窒息死。来栖は1年前に洞不全症候群を起こしており、ペースメーカーを体に埋め込んでいた。それを知っている者はごく一部だった。穴がふさがっていること以外何の異常もない。
小比類巻は、ボディハッカー・ジャパンのカール・カーン(安藤政信)に、カールが出資しているトランスブレインズ社のサーバーが繋がらないことについて尋ねると、カールは現地で冷凍遺体の盗難騒ぎがあったからではないか、と告げる。
来栖はナノマシンで殺された!?
ここ1ヶ月の間に、来栖のもとに殺人予告が届いていたほか、電話で何者かと「お前のものじゃないだろう」などと言って揉めていたこともあった。
小比類巻たちが来栖について調べると、元妻・君塚桃子(板谷由夏)が浮上。君塚はトランスブレインズ社で研究者として働いている。2人の間に娘がいたが、幼くして病死。その情報はなぜか来栖の最新プロフィールには載っていない。
小比類巻は、君塚がトランスブレインズ社の研究員であることから、事件に関係しているのではないかと考える。トランスブレインズ社が人体冷凍保存を行っていると聞いて嫌悪する長谷部に対し、小比類巻は決して怪しいモノではないと擁護する。最上は「亡くなった人にまた会いたいって人はいるんじゃない?」と少しフォローする。
君塚は、ナノマシン開発の第一人者。ナノマシンとは細胞より小さなロボットで、がん患者のがん細胞にだけ抗がん剤を届けるなど体内に入れて病気の診断や治療、手術にも活用できる。役目を終えると、体液とともに排出されるので人体に悪影響を及ぼすことはない。医療の未来だけでなく人類の未来にも変革を及ぼす最先端技術だ。
小比類巻と最上は君塚がナノマシンを使って来栖を殺害したのではないかと考える。どうやって殺したかの見当もついていた。
科学犯罪対策室VS君塚桃子
科学犯罪対策室は、君塚を事情聴取する。来栖が死んだ当日の朝8時、亡くなる2時間前に君塚と来栖がホテルのカフェラウンジで激しく口論する様子や、来栖が席を外した隙に君塚がコーヒーに何かを入れて彼に飲ませた様子が監視カメラの映像に残っていた。
君塚は、コーヒーに入れたのはマイ砂糖で、今はダイエットを始めたから持っていないなどと、しれっととぼける。小比類巻は、ウソはもういい、ナノマシンを入れたのだろうと追及する。
トランスブレインズ社はナノマシンを冷凍遺体の修復に使おうと考えていた。しかしナノマシンは実用にはほど遠い状態。修復すべき細胞とそうでない細胞の選別ができず、すべての細胞を修復してしまう。人間の体には37兆個あり、毎日3000億個の細胞が誕生し、3000億個の細胞が死ぬ必要がある。それを全て修復してしまうことで細胞が異常に増殖し、穴という穴を塞いでしまったのではないかという推理をぶちあてる。
君塚は、自分がナノマシンを入れた証拠はあるのか、と開き直る。科学技術を悪用した人間に科学者を名乗る資格はないという最上に、もはや科学者でないあなたに言われたくないと返す。小比類巻はさらにトランスブレインズ社の冷凍遺体の盗難と何か関係があるのではないか?と疑惑をぶつけるが、君塚は何の話かとしらばっくれた。
ナノマシンの行方
小比類巻たちは、殺害に使用されたナノマシンの発見に全力を注ぐ。捜査一課の協力も得て、来栖が死んだプールやナノマシンを飲まされてであろうカフェを捜査するが発見は困難だ。
上司の島崎(板尾創路)が、冷凍遺体盗難未遂事件についてアメリカ当局から送られた映像を見せる。傭兵を使って遺体を盗もうとしたのは来栖正人だったが、誰の遺体を盗もうとしたかはわからない。
最上が付け直したから鏡の位置が低くてヒゲを剃るのにかがまないといけない…とぼやく長谷部の発言にひらめく小比類巻。
かがまなければいけない必要があった…。
君塚のところに直接聞きに行く小比類巻。バーで話す2人。君塚も亡くなった娘の遺体を冷凍している。来栖が盗もうとしていたのは娘の遺体。それが原因で来栖を殺したのでは? と小比類巻が問い詰めたとき、ウイルス学者で不老不死研究の第一人者・榊原康正(加藤雅也)がやってくる。榊原は小比類巻をし食事に誘う。
ロブスターを食べながら、その寿命について話し出す榊原。ロブスターは脱皮するとき、内臓も新しいものに変わる。理論上はずっと生き続けられるわけだが、なぜロブスターだらけにならないかというと、それは強い者がロブスターを食べるから。つまりたとえ不老不死の力を手に入れても弱い者は生き残れない。だから強く進化する必要がある。
キリンの例でダーウィンの進化論を持ち出す君塚。小比類巻はキリンの首は高い木の草を食べるために長くなったという説には穴があると小比類巻。首が中くらいの長さのキリンが発見されていない。だから何らかのウイルスのせいで急激に変化したというウイルス進化論を支持すると主張。
店を出て別れるとき、君塚は証拠が出ない限り何も話さない、次は証拠を持ってきてという。別の車に乗っている榊原は何者かに監視を続けろと指示する。
来栖や君塚の情報を徹底的に調べて資料を持ってきた三枝(佐藤隆太)。ナノマシンを見つけるなんて、砂場から1粒の砂鉄を見つけるようなものと言う。砂鉄なら磁石を使えばいいと小比類巻が言うと、最上は何かいい方法を思いつく。
【パンドラの果実】7話のネタバレ
君塚をプールに呼び出した小比類巻たち。最上は、ナノマシンは実は排泄されてなかった。来栖はペースメーカーを入れていたため、それにくっついたと説明する。
三枝がペースメーカーについて解説させられる。厚労省がライデン社と共同開発している最先端モデルで、異変を感じると提携している病院に警報データが送信される仕様。その際に発生した磁場でナノマシンはペースメーカーに引き寄せられたと最上が続ける。
動機は来栖が幹事長の娘と婚約したことか? と聞く長谷部だが、小比類巻は娘のことだと言う。さらに小比類巻は自分も妻を冷凍していると激白する。だから君塚のことも少しわかるし、ナノマシンの研究には期待していた。なのにそれを殺人に使った。
その理由は、来栖が娘の存在をなきものにしていたこと。最近の資料には、君塚との結婚・離婚について書かれていたが、娘のことは何も書かれていない。その存在をなかったことにしたことが許せなかったんじゃないか?来栖を殺したことは後悔していないという君塚に最上が噛み付く。
あのナノマシンだって、あんたの子どもなんじゃないの?
小比類巻が、来栖が盗もうとした遺体が娘のものだと考えたのは、監視カメラの映像で遺体を盗もうとしていた男がかがんでいたからだ。
娘の舞の成長は身長119cmで終わった。でも7年間たしかに生きた。それをなかったことになんてありえない。娘は3786gで産まれた。ヤンチャでケンカばっかりしてた。最初にしゃべった言葉はパパだった。それなのに!だから後悔していない。
舞さんが生き返ったときのことを考えてもいいんじゃないですか?舞さんが大好きだったあなたでいてください。今できることは罪を償うこと。
よく見つけましたね、さすが最上友紀子博士です…。
君塚が連行された後、亜美のことを知らずに無神経なことを言って悪かったと詫びる長谷部。三枝は、あのペースメーカーが本当にナノマシンを引き寄せたのか?と最上に聞く。最上は「気にしない」と言って笑うだけだった。
帰宅して食事をする小比類巻と最上。小比類巻は最上が嘘をついていたことを知っていた。ペースメーカーはたしかに警報データを送ることがあるが、それほど強い磁場を発生させるわけじゃない。
最上が嘘をついたのは、いかにも彼女らしい理由だった。
ナノマシンがかわいそうだったから。犯罪に利用されてみんなに追っかけ回されて。
榊原(加藤雅也)は、オスプレイが飛び交うどこかで、ある男(平山祐介)と何かを話していた。榊原はただの科学者なのか、それとも…!?
【パンドラの果実】7話の感想
#パンドラの果実 第7話。#ディーン・フジオカ が、犯人の持つ、冷凍保存死体蘇生への切ない希望心理と完全同化して事件が解決するという、もはや犯罪心理プロファイリングを超えたギリギリの捜査線。そして科学者 #岸井ゆきの は最先端死体蘇生技術自体に”同情”しているという異端の相棒コンビ。
— 大口和久 (@thompson1280) June 4, 2022
今日も泣けた😭毎回、明かされる真相に深い背景があって胸を打たれるんだよな……決して許されないことではあるけど、自分も7歳の娘の母だから、君塚さんの気持ち痛いほど伝わってきた🥲板谷由夏さんの演技が圧巻って聞いてたけど、ほんとすごかった!!
— みみ (@km_dorama) June 4, 2022
んでオカルト星人に癒された✨#パンドラの果実
板谷由夏が、強く美しくも切ない母親をエレガントに演じました。また今回凶器にされてしまったナノマシンはロボットではなくカプセルですが実在するんですよね。このドラマを見ていると、最先端の科学の現場ではかつてのSFの世界みたいな技術が実在していることがわかって興味深いです。
自分と同じ思いで家族の遺体を冷凍保存していた君塚に、亜美のことを打ち明けた小比類巻。三枝は知っていたのか知らないのか、微妙な態度でした。以前の回でも、博士に亜美のことを聞かれて中途半端に答えていましたが…。
三枝はスパイ?
ラスボス臭のする榊原、そして何か巨大組織をバックにしているような謎の男も現れ、地上波版はいよいよ最終章に! 今後の展開は見逃せません!
【パンドラの果実】の動画
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アイキャッチ画像出典: ドラマ公式サイトより
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