【パンドラの果実】4話のネタバレと視聴率!小比類巻が「死を呼ぶ」VRゲームで妻に再会!

【パンドラの果実】4話のネタバレと視聴率!小比類巻が「死を呼ぶ」VRゲームで妻に再会!
突発的な飛び降り自殺が連続する事件の裏にVRゲーム!
死んだ人に会えるリアルな仮想空間で亜美と再会した小比類巻(ディーン・フジオカ)は、現実の中で捜査ができるのか?

【パンドラの果実】4話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・感想について!

目次

【パンドラの果実】4話の視聴率

【パンドラの果実】4話の視聴率は5.5%でした。低迷していますが、クオリティの高いドラマなので、もっと多くの人に見てほしい!

【パンドラの果実】4話のあらすじ

お天気お姉さんが飛び降り自殺!

情報番組の生放送中に、お天気キャスターの吉田咲(中川紅葉)が突然飛び降り自殺した。とくに前兆も悩んでいた様子もない。同じような突発的で不可解な飛び降り自殺が続いていた。

小比類巻(ディーン・フジオカ)と長谷部(ユースケ・サンタマリア)が捜査を進めると、自殺者はいずれも「ジョイン」というVRゲームに夢中になっていたことが判明する。ジョインは、自分が選んだバディとVR空間内で遊ぶゲームで、バディにしたい相手の写真や動画を取り込むと3Dのアバターが作成される。

VR(仮想現実)は科学技術の光だと考える小比類巻は、VRに対する偏見を浸透させないように事件を早急に解決しなければと意気込む。逆に科学の闇ばかり見ようとする最上(岸井ゆきの)は、VRの弊害を憂慮する。

VRがよくわかっていない長谷部がまずプレーする。VRゴーグルを装着すると突然海岸に立っていて、赤いドアが出現。扉を開けるとそこは小学校の校庭。長谷部のバディは3年前に亡くなった愛犬の弥太郎だ。あまりにリアルな体験に長谷部もすっかり夢中になる。長谷部が弥太郎を追いかけて校舎を駆け回るとときどき謎の数字が出てくる。

次の飛び降り自殺が発生。地下アイドルの岡澤まひる(天木じゅん)は幸い、未遂で済んで命に別状はない。飛び降り寸前のライブ動画にもまったく自殺の前兆はなかった。まひるもジョインのプレーヤーで亡くなった妹をバディにしていた。

ライブ動画と病院に花を贈った「オカルト星人」は、三枝(佐藤隆太)ではないかと考える小比類巻と最上。予想は的中した。三枝によれば非常にクオリティが高いジョインを作るには多額の開発費が必要。ジョインの開発者は匿名化されており、特定できない。小比類巻は、過去の写真や動画を取り込んでAIで再現した死者と会話できる最新技術「故人AI」が使われていると考える。亡くなった人に会えるなんて素晴らしいと亡き妻を思う。

義母の聡子(石野真子)から星来(鈴木凜子)が友達とケンカしたと連絡がある。原因は「母親がいないのではないか」と言われたことだった。いつかは星来に亜美(本仮屋ユイカ)の死を理解させなければと思いながら、亜美の死をどうしても受け入れられない小比類巻。

小比類巻が亜美に再会

「ジョイン」に参加して亜美に会いに行く小比類巻。すっかりVRでの網との再会に夢中になる小比類巻に危険を感じて辞めさせる最上。小比類巻も、亜美が生前のままに蘇ることは、現代の科学では無理だとわかっている。葛藤する気持ちを最上に吐露する。

翌日、科学犯罪捜査対策室で再びVRの世界に入る小比類巻。小学校の校庭でかくれんぼに誘い、校舎に入っていく亜美。最上はハッキングして参加者の中から開発者を突き止めようとする。

屋上で亜美を見失った小比類巻。空にはいくつかの数字が浮かんでいる。1人の青年が来て「数字が点滅している間に裏技を使えばいい」。その裏技は屋上から飛び降りることだった。

開発者を突き止めるまで飛び降りないように! と釘を刺す最上と長谷部だが、数字が消えそうになったとき、小比類巻は飛び降りる。目を覚ますとそこはなぜか月面で、亜美が待っていた。

月面の映像はちぐはぐなのに、小学校は妙にリアル。小学校は実在し、近くに住む、または以前住んでいた人物が開発者だろうと推測して調べた最上は、開発者は芹沢道夫と突き止める。

【パンドラの果実】4話のネタバレ

意外な開発者の正体

「ジョイン」のプレイヤーが自殺するトリガーは、「65419」という数字であることがわかった。飛び降りした人たちは、受験票、ライブ動画の閲覧者数や団地の棟番号、時計などでその数字を目にしていたのだ。

ゲームを開発したのは、芹沢道夫の息子・芹沢隆だった。隆は小学校の頃からプログラミングで数々の賞を得るほどの天才少年だったが、転落が原因で脊髄を損傷し、寝たきりになっていた半年前に亡くなった。寝たきりになってから、ボディハッカージャパン製のブレイン・マシン・インターフェースという脳とコンピュータを接続する装置で、両親は隆とチャットで会話をしていたという。隆がゲームを完成させたのは、脳とマシンを繋いでから。カール・カーンに会いにいく小比類巻と最上。

「ジョイン」は、2年前に亡くなった親友のちひろと遊ぶために隆が開発したゲームだった。ボディハッカージャパンはゲームの作成をバックアップしていた。舞台が学校や宇宙、ゲームが破綻していたのは子どもが自由な発想で作ったから。カール・カーンは、「65419」は、ちひろの誕生日・6月5日と隆の誕生日・4月19日から。

亡くなる前に「ジョイン」に入っていた隆が、まだゲームの中にいることはあり得るのか? と問う小比類巻に、カール・カーンは「あなたは本当にロマンチストだ」という。心配そうな最上。

ゲームの中で人は生きられる?

隆がまだゲームの中で生きていると信じる小比類巻は、最上とともに「ジョイン」に入っていく。小比類巻のバディは亜美、最上は『サイエンサー』の秀樹を呼んだ。
ゲームに中にいた隆を説得する2人。隆がもう死んでいること、このゲームのせいでたくさん人が自殺しているからゲームを閉鎖しないといけないことを話す最上。

隆がゲームの中に生き続けていたのは、自分が忘れられるのが嫌だったから。

忘れるわけがない!
隆がちひろのことを忘れないように、お父さんもお母さんもずっと君のことを大切に思っているし、忘れない。

小比類巻の温かい言葉に納得した隆は徐々に消えていく。

小比類巻は先に教室で待たせていた亜美のもとへ。亜美はお腹の中にいる子供に、絵本を読んでいた。扉を開けることができないまま、亜美をそのままにして現実に戻る。

カール・カーンから連絡がある。「ジョイン」を閉鎖したというと、両親がよく納得したと疑問を呈する。隆がゲームの中で生きていたのは、ゲームの中だけでも隆に生きていてほしい両親が隆としてログインしていたからで、それを最上は知っているはずだと意外な事実を告げる。


— —35歳の女性が急にしわくちゃの老婆になって死ぬという怪事件が発生した。その女性は速水真緒(栗山千明)。最上が今日これから会う予定のサイエンスライターだった…。

【パンドラの果実】4話の感想

今回もせつない物語でした。亡くなった人にもう一度会える、あんなにリアルなふれあいを体験できる、そんなゲームが本当にあったらやってみたい、会いたい人がいるという人はたくさんいるのではないでしょうか。

冷凍遺体から、生前と同じように人間が蘇ることはないと頭では理解していながら、どうしても亜美の死を受け入れられない。科学の光に希望を託す小比類巻と、科学の闇を恐れる最上博士。180度違う考え方の2人ですが、だんだん近づいていっています。どこに着地点を見出すのか?

カール・カーンのボディハッカージャパンもだんだん犯罪に絡んできました。今のところは捜査への協力者となっているカール・カーン。最上の過去も知っているし、これからどう関わっていくのでしょうか。

次回は、最上博士の秘密が明かされます!

突然老化して亡くなる速水真緒(栗山千明)は、原作では最上の同僚で親友の研究者で、研究所で何者かに殺され、最上も容疑者となるという設定なので、かなり改変された内容になると予想されます。でも、全般的にかなり改変しているものの、ドラマはドラマでよくまとまっているしクオリティが高いので、どんな展開になるか、楽しみです。

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アイキャッチ画像出典: ドラマ公式サイトより

パンドラの果実4話

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