【卒業タイムリミット】23話|小菅(北山宏光)が事件を起こした真意
【卒業タイムリミット】23話
夜ドラ【卒業タイムリミット】第23話が2022年5月12日(水)に放送されました。
23話は、小菅(北山宏光)が事件を起こした真意を語って…。
今回は【卒業タイムリミット】23話のあらすじネタバレと感想について!
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【卒業タイムリミット】23話のあらすじネタバレ
【卒業タイムリミット】23話のあらすじネタバレです。
黒川(井上祐貴)は「あんたが本当の父親だ」と小菅理事長(北山宏光)に問う。
そこへ「待って」と言って高畑(桜田ひより)、荻生田(西山潤)、小松(紺野彩夏)、伊藤(中尾明慶)がやってきた。
そのころ、病院にて。由美子(仙道敦子)は看護師の那須川から封筒を受け取る。朝方、息子が持っていたという。それは一橋大学入試課の封筒で…。
一方、監禁場所では…。
黒川は「認めろよ。自分の口から聞かせろよ。挑戦状送って来た責任とれよ!」と問い詰める。
小菅は「これは償いなんです」と答えた。
何に対してか。黒川政樹先生を裏切ったことへのだという。
黒川先生の理念に基づいた学校を作るのが償いだった。
しかし黒川先生の息子・良樹に出会ってしまった。
面談のとき、良樹は自分の父親が酔って事故死したことを小菅に伝えた。
黒川先生は、生まれたばかりの良樹を抱いて、逃げる小菅を追いかけて、車にはねられたのだと初めて知った。
当時の小菅は黒川先生の事故死を知らないまま逃げてしまった。
良樹の話を聞いて「私が殺したものだ」と嘆き苦しんだ小菅。
すぐに警察に出頭したが、相手にしてもらえなかった。
そんなとき、高畑、荻生田、小松の告白カードを読んだ。
水口、野上、宇部の3人の教師が大きな罪を犯していた。
黒川先生の理想郷を壊す3人を許せなかった。
そして小菅も逮捕されて罪を償いたかった。
黒川は「俺は関係ないよな?あんたの子供だって気づいて欲しかったのか?」と問う。
小菅は「私に親を名乗る権利はない。黒川政樹先生のことを知って欲しかったんですよ。君は嫌っていた。この事件の謎を解けば、好きになると思ったんですよ」
黒川は「犯罪を正当化するな!あんたは親父の教え子じゃない。もし、あんたが親父の教え子だというなら、黒川政樹は間違っていた。しょうもない先生だったんだよ」と、小菅と父親2人とも断罪する。
小菅は「黒川先生を侮辱することは許せない」と怒った。
黒川は、小菅を狂ってる犯罪者だ、と指摘する。だからその恩師も立派じゃないという理屈だ。
小菅は「自分は狂ってない。お前ら水口先生に死んで欲しかったんだろ。復讐したかたんだろ」という。
高畑たちは否定する。
小菅は憎んでいた教師を助けようとしたことを「偉い」と称賛。これこそ黒川先生の教えだ、と。
黒川は思わず小菅を殴った。高畑たちがどれだけ苦しんで、そして大人に裏切られたことを告白したのか。なのに今回の事件でまた裏切られた…。
小菅は逮捕されるからそれでいいだろう、という。
恩師を殺したこと。わが子を捨てたこと。
こんな人間は捕まるべきだ…という小菅。
「それ以外の償いがあるなら教えてくれ」と小菅。
黒川はナイフを持って「教えてやるよ。死んで償え」と告げて…(つづく)
【卒業タイムリミット】23話の感想
23話は小菅(北山宏光)が事件を起こした真意を明かしました。
なんと「償い」だったんですね。
どういうことかというと…最終目的は、自分が逮捕されること。
恩師を事故死させた罪が法律で裁かれないなら、別件で逮捕されて償いたい…ということでした。
もちろん恩師の理念を実現する学校を汚した教師たちへの成敗もありました。
けれど真意、最終目的を知ったとき、北山さんの演技もあって、ちょっと震えますね。
そんなに自分を追い詰めなくても…と思うのですが、この「罪悪感から逃れたい」「別件でもいいから刑務所に入りたい」という気持ちは、ちょっと同じ立場にならないと計り知れないです。
23話ラストは、なんと「死ねよ」。高校生なら使うかもしれませんけど、あまり使っていけない言葉です。
黒川良樹は本気で死んでほしいのか?その真意は?
さあ。残り1話で完結です。最後まで楽しみましょう♪
画像出典:NHK
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