【カムカムエヴリバディ】102話│アニー・ヒラカワ(森山良子)は安子?
【カムカムエヴリバディ】102話
朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第21週 第102話が2022年3月25日に放送されました。
第102話では、アニー・ヒラカワ(森山良子)が初登場!もしかして安子?
今回は【カムカムエヴリバディ】102話のあらすじネタバレと「アニー・ヒラカワ(森山良子)は安子」について。
*本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
【カムカムエヴリバディ】102話のあらすじネタバレ
【カムカムエヴリバディ】102話のあらすじネタバレです。
ひなた(川栄李奈)が英語で案内
ひなた(川栄李奈)は英語で、ハリウッドの視察団を案内する仕事を任された。
ひなた:「A ninjya was kind of a spy.」(忍者はスパイのようなものです)
ひなた:「They served under the lord collecting information and assassinating enemies, using various techniques known as the art of the ninja.」(彼らは領主に仕え、情報を集めたり、敵を暗殺したりしていました。そのために様々な忍術を使いました)
ひなた:「Like that.」(あんなふうに)
忍者が煙で消える術を見せたり、戦っているシーンを視察団に披露。
ひなた:「And this is the practice room, called a ”dojo”.」(こちらが練習場です。道場といいます)
ひなた:「It’s a sacred room.」(神聖な場所です)
ひなたはアニー・ヒラカワ(森山良子)が神棚を見ているのが気になった。
ひなた:「Now we’ll see the “shiho-giri”.」(これより「四方斬り」をご覧いただきます)
ひなた:「It’s a kind of purification ritual.」(お祓いの儀式です)
四方に囲まれた竹を次々と刀で斬っていく所作に、視察団は拍手喝采。
ひなたの英語はスムーズで通じていた。視察団が帰ったあと…
ひなた:「はあ、緊張した。」
榊原:「お疲れさん、素晴らしかったわ、大月さん」
ひなた:「原稿読んだだけですけど。日系アメリカ人ですかね?アニー・ヒラカワさん。」
榊原:「キャスティングディレクターの?なんで?」
ひなた:「素敵な人やな思って。」
五十嵐(本郷奏多)を思い出すひなた
ひなたは、ハリウッド映画「サムライ・ベースボール」の主演がマッド・ロリンズだと、榊原(平埜生成)から聞いた。
榊原:「日本人にもかなり大きい役どころあるみたいやで。アニー・ヒラカワさんが何人かピックアップしてそこから決まってくんやないかな」
ひなた:「それがキャスティングディレクターの仕事なんや。」
榊原:「それ以外はかなり大規模なオーデイションがあるらしいで。戦(いくさ)のシーンがあるみたいやから何百人規模やと思う。当然、立ち回りとかスタントとかできたら有利やからな。条映の俳優さんや大部屋さんらにもチャンスがあるで」
家に帰ったひなたは、押入れにしまっていた段ボールから、風鈴を出す。
そして五十嵐(本郷奏多)のことを思い出して‥
ひなた:「アホやな。あんたは。あともうちょっと我慢してたら、スターになれたかもしれん。」
ひなたがアニー・ヒラカワ(森山良子)と話す
翌日。ひなたはアニーヒラカワ(森山良子)が団子屋に入るのを目撃。彼女の隣に座って、話をする。
視察団のみんなは山のてっぺんの古い寺をロケーションハンティングにしに行ったそうだ。
アニーヒラカワ:「I know … Kibinojo loves these dumplings, right?」(知ってるのよ。黍之丞がこのお団子を好きなのよね?)
ひなた:「That’s right. You know a lot. I’m glad Kibinojo is so well-known even in the U.S.」(その通りです。よくご存知ですね。黍之丞がアメリカでもそんなに有名やなんて嬉しいです。)
アニーヒラカワ:「How do you come to speak English so well?」(どうしてそんなに英語が上手に話せるの?)
ひなた:「I don’t speak my English ability is tha good.」(それほどの英語力やないと思います)
「Don’t be modest. Your Englis is impeccable.」(謙遜しないで。あなたの英語力は申し分ないわ)
ひなた:「Well・・・I listen to English lessons on the radio every morning.」(ええと。毎朝、ラジオで英会話び番組を聞いています)
アニーヒラカワ:「Ah・・・Is it the still being broadcast?(まだ、英語の放送しているの?)
ひなた:「Still?」(まだ?)
アニーヒラカワ:「Ah. I mean・・・it’s a little old-fashioned.」(なんていうか・・・古風なやり方だと思って。)
ひなた:「I know. I didn’t think. I’d be able to learn so much English by radio. To be honest, I thought I’d get tried of listening every.day. But, at first, I had something to keep me going.」(わかります。私もラジオでこんなに英語を身につけられるとは思っていませんでした。それに私は番組を聞き続けるなんて、とてもできない人間だと自分出思っていました。でも初めの内はあるものが助けになりました。)
トミーヒラカワ:「Something?」(あるもの?)
ひなた:「A card my father mede fo me. He would stamp the card.」( 小学生のとき父が作ってくれたカードです。父がカードにスタンプを押してくれたんです。)
トミーヒラカワ:「How smart your fathe is.」(賢いお父さんね)
ひなた:「And how simple-minded I am.」(そして私は単純なんです)小学生の時、父親がスタンプカードを作ってくれて始めたことを話す。
2人は笑い合った。そして普通は子供をラジオ体操に行かせるために使うカードだと説明するひなた。
ひなた:「Early, in the morning, people from the neighborhood get together in an open space to exercise along with the radio. I think unique to Japan. Have you heard that before? 」(近隣住民が朝早く広間に集まって 、ラジオに合わせて体操するんです。日本特有の文化です。聞いたことがありますか?)
ひなたの言葉に、アニーヒラカワは動揺した。
アニーヒラカワ:「No, I hven’t. It’s my first time in Japan.」(いえ。私は、日本にくるの初めてですから。)
アニーは楽しいおしゃべりができたことを感謝する。明日にはアメリカに発つが、2年後にオーディションで戻ってくるという。
アニーヒラカワ:「Keep on learning English. I’m sure it will take you somewhere you never imagine.」(英語の勉強をこれからも続けてください。きっとあなたをどこか思いもよらない場所へ連れていってくれますよ。)
102話の結末
ある日。ひなたの部屋にて。
ひなたは一恵(三浦透子)から結婚式のデザートにと、回転焼きを頼まれた。気が引けたが、心を込めて焼くことにした。
小夜子(新川優愛)は「あとはひなちゃんだけやね」というが、小夜吉が「そんなこというたらアカンで」と注意した。
小夜子はひなたに謝った。ひなたは笑った。窓際にはあの風鈴が鳴っている…。
いよいよオーディションの参加者募集が始まった。関西地方のオーデイションは条映で開催される。
ひなたのもとに虚無蔵がやってきた。
虚無蔵:「おひな。そなたのこのところの八面六臂の活躍ぶり、見事のものじゃ。あの夏、そなたを誘ったのは我ながら慧眼と自賛していおる次第。」
ひなた:「虚無蔵さんもはよ持ってきてくださいね。エントリーシートです。オーデイション受けはるでしょ」
虚無蔵:「たわむれを。御前芸比べには懲りたわ。拙者は西洋の映画になぞ関心なし。老兵は消え去るのみ」
*****
オーディション直前に放送されていた朝ドラは「オードリー」。京都太秦が舞台で時代劇に魅せられたヒロインのお話。ひなたは、自分に共通している作品で、熱心に見ている。
榊原からオーデイションの前にアクション監督が来からと言われ、道場へ準備に行ったひなた。
足音がしたので振り返って「Hello」と挨拶すると、なぜか五十嵐(本郷奏多)がいて…。
(TO BE CONTINUED)
【カムカムエヴリバディ】102話:アニー・ヒラカワ(森山良子)は安子?
102話は、アニー・ヒラカワ(森山良子)が本格的に登場。(前回も少し出てましたがクレジットはなし)
アニー・ヒラカワは安子ではないか?という声が多いです。
名前が絶妙
一番最初に私(筆者)は、ヒラカワというからにはカムカム英語の平川唯一先生の子供か、って思ったんです。
でも、アニーは安子っぽいですよね。
絶妙な名前です。上手いですね。どっちも解釈できます。
ちなみに安子が「アメリカに連れて行って」とお願いしたロバートさんは、ローズウッドが苗字。
でも安子とロバートが結婚したという事実は誰も語っていません。勇叔父さん(目黒祐樹)も健一さん(世良公則)も、みなさん、るいを置いて2人でアメリカ行ったということまでしか言ってませんよね。
安子が結婚してないパターンはあり得そうです。
だからといって、なぜ平川と名乗ってるか不思議です。まさか安子が平川先生の養子になった?
神棚・お団子・ラジオ英会話・町内ラジオ体操
今回の102話で、道場での神棚のシーンや、お団子を美味しそうに食べるシーンなど意味深。
そして「ラジオ英語」に「まだ?」って驚いていることから、平川先生のやはり親族か?
町内ラジオ体操に関心を示したり、初めて来るから知りませんと挙動不審なのも、意味深。この言動だと、安子本人かもって思ってしまいますね。
安子は雉真家から出たので、雉真は使えない。
尊敬するカムカム英語の平川せんせいからヒラカワと
アニー・ヒラカワ(森山良子)はメリー?
平川唯一先生の子供は4人いて、娘は2人。
長女の方の詳細はわかりませんが、次女で末っ子の大野メリーさんは歌舞伎アカデミーを創設したり、活動しています。
モデルかもしれませんね。
大野メリー : 4人兄妹の末っ子として1945年、東京に生まれる。日本舞踊を6歳で、長唄三味線を20代で始めてそれぞれの名取となり、舞踊では花柳芙美龍、三味線では杵家弥七蝶を名乗る。日本では、父・平川唯一(1902年~1993年)の主宰したカムカムクラブで英語を教えたほか、本田技研工業外国部などでの勤務を経験。日本の文化・伝統芸能をアメリカで紹介しようと1983年に歌舞伎アカデミーを創設。オンラインも駆使して日本舞踊・長唄三味線・日本語会話を教えている。
私の予想は、アニーヒラカワは平川先生の娘で、安子本人でないものの安子と知り合いなのではないかなと、思います。
「ラジオ」のことで驚いたのがヒントで・・・父が平川先生。安子とも知り合いで、ラジオを聞いてくれてたというのを知っている、とか。
メリーさんは20歳の時、兄・ビクターを探しにアメリカへ初訪問。ビクターはシアトルの銀行に勤務しており、メリーさんはシアトル大学に1年間通ったそう。
ロバートの故郷が「シアトル」ということで、知り合う可能性がありそうですよね。
森山良子さんのコメント
――本作への出演が決まったときの気持ちは?
ひと言では言い表せないような気持ちです。ストーリーをうかがった時に、なぜ私のところへ依頼をくださったのかしらと、本当に不思議でたまりませんでした。というのも、私の父(森山久)がジャズミュージシャンでトランペッターだったからです。そして、ルイ・アームストロングの大ファン! 父は日系2世で日本語より英語の方がずっと上手だったものですから、ルイ・アームストロングが日本に来るときに羽田まで自分の車を運転して迎えにいったんです。ただ、大好きなだけなのに(笑)。サッチモもすごく心を開いてくれて、父の車で宿泊するホテルに入り、いろんなおしゃべりをして…というエピソードを、私は小さいときからたくさん父から聞いてきました。サッチモが生きていた当時は差別がひどかったと思いますが、そんな中でも人に笑顔しか見せない人だったそうです。父はサッチモのことが大好きだったので、今回のことも天国で喜んでいると思います。そんなつながりがあるルイ・アームストロングは、私にとっても子どもの頃からとっても特別な人でした。
出演が決まった時は、私もこの作品にえも言われぬご縁を感じて、なんとも言えない本当に胸が詰まるような思いになりました。
――アニー役を演じる上でのエピソードは?
アニー役を演じるうえで「あまり感情過多になりすぎないように」と、そこだけ気を付けました。英語のせりふが多いですが、幼少期の経験が支えになっています。
小学生くらいの時に、アメリカンポップスというかオールディーズが流行っていたんですが、音楽に合わせて歌っていると父に呼ばれて、8小節を1時間くらいかけて直されるんです(笑)。
英語の発音も直されて、また電蓄(電気蓄音機)のあるところへ戻って歌い始めると、また呼ばれて直されて…。もう、鼻歌も歌えない状況でした(笑)。小さい時から「私は歌い手になる」と言っていたので、父も母も私がシンガーになるだろうということを察して直していたんでしょうね。そのころの父のダメ出しが、今こうして歌を歌うのに役立っていますが、アニーの英語のせりふを話すうえで「言葉」としても役立っているのはすごくうれしいです。
――物語やひなた役の川栄の印象は?
この壮大な100 年の物語は、それぞれの登場人物の細かい心情が丁寧に描かれていて、全部のせりふが人生や生き様、いろんなことにリンクしていくような感じです。もちろん計算されていると思うんですが、計算されているとは気づかないかもしれないような網目の中をくぐっていくせりふのやりとりというのが、本当に素晴らしい。
ただ立ち尽くして、唖然(あぜん)とするシーンがあったんですが、それだけで「おおお~!」と、感動して本当に涙が溢れてきたこともありました。私、家でも「エモーショナル良子」と呼ばれていて、なんでも「きゅっ」ときちゃう方なんです。ひなた役の川栄さんは、とても頑張り屋さんです。日本語も英語も膨大な量をあの体の中に全部インプットしてこの役に臨まれています。一方、私は3行ぐらい覚えるのに「うわああ~! 覚えられない! 覚えられない!」と言っています(笑)。それくらいすさまじい努力をなさっていると思いますね。
――視聴者へのメッセージをお願いします。
100年に渡る壮大な家族のドラマです。人それぞれのご家庭があると思いますが、いろいろな人、いろいろな出会い、ひとつひとつが全て大事なシーンであるし、すべてが大事な出会いであるし、生きているということは本当に毎日が大事なんだなと、本当にそういうふうに思う作品です。どうぞ最後までご覧ください!
画像出典:NHK、オリコン
コメント