殺害されたデジタル舞子はウマ娘!【科捜研の女21】第11話あらすじとネタバレ

テレビ朝日、木曜ミステリー【科捜研の女21】11話が2月10 日に放送されました。今回は、新年早々、舞妓さんの遺体みつかります。それは「デジタル舞子」という新サービス。なぜ殺されたのか、その謎を榊マリコ(沢口靖子)が探っていく展開です。

この記事では、【科捜研の女21】11話のあらすじ、ネタバレと感想をご紹介します。

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【科捜研の女21】11話のあらすじ

新年早々、人通りのない寂しい公園で、後頭部を強打され絶命した舞子姿の女性の遺体が発見される。臨場した榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研メンバーは、被害者が身に着けている帯に二次元コードが印刷されているのに気づく。コードを読み取ったところ、『デジタル舞子』というサイトにつながった。
アプリで手軽にオーダーできる、カジュアルなお座敷遊び風サービスらしく、被害者の身元はそのデジタル舞子のひとり、本条奈々と判明する。『デジタル舞子』の代表・椎名美月(川津明日香)や、テクノロジー面をサポートしているIT会社社長・庄司直樹(南圭介)によると、彼女たちは全員、GPSの機能や歩数、心拍数まで計測できるウェアラブルセンサーを耳に装着しているという。だが、奈々の遺体にはセンサーが見当たらなかった。マリコたちは奈々が使用していたセンサーのGPS履歴を頼りに、彼女の事件当日の足取りを追跡する。

【科捜研の女21】11話のネタバレ

デジタル舞子が遺体で見つかる!

1月3日、舞妓が公園に倒れていた。匿名の通報があり、榊マリコ(沢口靖子)らも出動していた。鳩と稲穂の縁起物のかんざし。そして帯には二次元コードのような模様が。読み取ると、「デジタル舞子」のサイトが出てきた。

後頭部を殴打され、死亡していた。

・ベニミョウレンジツバキの花粉

・ビカクシダの胞子

・ポメラニアンの毛

・珪藻土

・草履から黄色塗料

遺体の付着物にはさまざまな痕跡が。身元は本条奈々(三澤紗千香)、24歳。「デジタル舞子」とは手間もお金もかかる舞妓さんではなく、観光客らがお手軽にGPSで最寄にいる、なんちゃって舞子を派遣するシステムだった。しかし、奈々はGPSを身につけていなかった。

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GPSで足取りを追うマリコたち

椎名美月社長(川津明日香)によると、奈々は半年前からデジタル舞子をしており、元は本屋に勤めていた地味なタイプの女性だったという。土門刑事(内藤剛志)らが話を聞いていると、デジタル面のサポートをしているというアクロスラボの庄司(南圭介)がやってきた。身につけているウェアラブルセンサーは、心拍数が120を超えると警告音が鳴る仕組みで、GPSもついていた。

男性の速水(野島透也)もデジタル舞子として活動していた。しかし、着物は年末にクリーニングしたばかり事件当日が仕事始めで、草履も新調したものだった。

奈々の足取りは

・19:00オフィス

・19:30カフェ

・20:50イベント会社ATO企画

・22:20居酒屋

・そして事件現場の公園へ。公園は自宅のすぐそばで、公園に到着して2分後にGPSが消えていた。

奈々は客になぜ舞妓に?と聞かれ、「舞妓になりたかったわけじゃなくて、秘密」と話していたという。居酒屋では、客から着物にワインかけられたという。しかし、遺体の着物からワインの成分が出なかった。

マリコは、男性舞子の速水が飲み物を客にかけられたと話していたことに気づく。奈々は途中で速水と入れ替わっていたのだ。

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途中で入れ替わっていた!

速水はマリコの質問にこう答えた。

「急用ができたんで変わってほしいと言われて、GPSも交換したんです。それで、23時に約束の神社に行ったらいなくて、その後倒れているのを見つけて、センサーがなくなってたのに気づいて、バレたら僕もやばいと思って慌ててスイッチを切ったんです。あの時、庄司さんに会いに行ったんだと思います。実は書店時代からの知り合いで、書店が移転して庄司さんが来なくなったんで、デジタル舞子になったんじゃないかと」

しかし庄司は美月と交際していた。

速水は、奈々が「何にでも一生懸命で子供みたいに夢中になる人が好き。好きな人に好きな人がいるってきついよね」と話していた。

その後の調べで、奈々は亡くなったあとに、右肩を脱臼していたことが判明。別の場所で殺害された可能性が出てきた。アクロスラボに向かうマリコ。軒先にはベニミョウレンジツバキがあり、かんざしの破片も。

庄司は「私は美月と交際しています。迷惑でした。あの晩は奈々とは会っていません。新年会で20時には社を出ました」

しかも、かんざしは別のものだった。

美月のGPSを調べると、アクロスラボに22:13にいた。

奈々と鉢合わせした可能性も。しかも、遺体の発見現場にも23時過ぎに行っていた。

土門が「アクロスラボに寄っただろ。奈々さんに会ったのでは?」

「私はやってない!」と話す美月。

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好きな相手は、別人だった

京都府警には「刑事さん、私騙されてると言われたんですよ」と言う男性が訪れていた。

奈々のかんざしの鳩には目が描いてあった。縁起物であり庄司に描いてもらったのではないか。

しかし、マリコは「コレって?」と気づいたことがあった。

美月は「奈々のかんざしは、許せないわよ。あの子おとなしい顔して他人の男に擦り寄って」

土門が「だから殺したのか」

「違う。違うけど」

その時、マリコは「かんざしに目を入れたのは美月さんあなたです!」

「私描いてない」

「ヘアカラーで描いた。撮影用に以前、描きましたよね」

「あれは引き出しにしまったけど。奈々がわざわざ、さし替えたの?なぜ」

「好きな人が描いたかんざしを挿したかったのでは」

「うそ。そんなことあるはずが。だって何度も庄司さんに会いに行ってたんですよ」

デジタル舞子のお得意様が、健康器具を売りつけられる被害に遭っていることがわかる。

「奈々さんは庄司さんを疑って近づいていたのでは」

「なんで何も言ってくれなかったのよ」

「奈々さんのためにも全てを話してもらえませんか」

「あの夜、東海林さんに会いに行ったけど留守で。そこで奈々の名刺を見つけたんです。東海林さんに会いにきたの?今一緒なの?、と電話したんです」。

すると、奈々は「私ケリをつけますから」と口にして電話を切った。

美月は客が入り、営業へ向かったが、仕事の後、奈々のGPSを見て追いかけると遺体を見つけたと言う。「庄司さんがやったのでは、と思ってしまって。奈々との電話録音しています」。

調べると、奈々のウェアラブルセンサーが心拍数120以上で警告音が鳴っているのを確認した。

「坂道だ。現場の近くの坂で、黄色い塗料のある場所を探しましょう」

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好きな人に好きな人がいるなんて

黄色い塗料があったのは、ATO企画の上里社長(佐渡山順久)のところだった。

庄司とは経営者のパーティーで知り合い、懇意にしていたことから「顧客データが欲しい」と頼んでいた。センサーで心拍数もわかることを利用して、デタラメな健康器具を売りつけていたのだ。

庄司は「まさか詐欺に使うなんて。奈々は、僕を疑ってました」。奈々は、上里が庄司と電話しているのを録音し、庄司を止めようとオフィスにむかったが不在だった。

そして、上里の元へ。「あの子が家まで来て驚いた」。録音していたことを知り、「警察に行くわ」と言われたことでカッとなり、そこで撲殺。公園へ遺棄した。

奈々はこう言っていた。

「私、美月さんを見て世界の色が変わったの」

初めて踊りを見た時、「素敵でした」と美月に声をかけていた。

「ありがとう。一緒に踊る?無理って自分で決めてるだけじゃない?きっと似合うよ、舞妓さん」

思い出して、遺品となったかんざしを手に涙する美月。

府警のいつもの屋上で、土門に尋ねるマリコ。

「好きな人に好きな人がいたことある」

「どうしたんだ」

「ちょっとね」

「お前が恋の話をするなんてな」

「いけない?」

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【科捜研の女21】11話の感想、まとめ

今回は、ウマ娘のサクラバクシンオー役などを演じている歌手で声優の三澤紗千香さんのドラマ出演が話題でした。一方、マリコ様、沢口さん。今回は真面目なキャラクターのままでしたね。最近、少し軽妙で天然な感じでしたが、事件に真っ直ぐに向き合う感じが、名探偵風でした。「デジタル舞子」なんていう格好のコスプレネタがありながら、「踊ります?」と言われても、踊らずじまいでしたね。お風邪でも引いていたのでしょうか?たまにはこんなマリコさんも素敵かもしれませんね。

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記事内の画像出典:テレビ朝日公式サイト

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