【ミステリと言う勿れ】2話のネタバレと視聴率!「いじめ」と「なぜ人を殺してはいけないか」問題に整の持論は?

【ミステリと言う勿れ(みすてりというなかれ)】2話のネタバレと視聴率!「いじめ」と「なぜ人を殺してはいけないか」問題に整の持論は?

菅田将暉主演・月9ドラマ2話のネタバレです。バスジャック事件に巻き込まれた整が「いじめ」「殺人」「仕事」「不妊」など社会問題をぶった斬り!

今回は、【ミステリと言う勿れ】2話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・感想について!

目次

【ミステリと言う勿れ】2話の視聴率

【ミステリと言う勿れ】2話の視聴率は、12.7%でした(関東地区、世帯)。前回より少しダウンしましたが、まだまだ高視聴率です。

【ミステリと言う勿れ】2話のあらすじ

大学生の久能整(菅田将暉)は、ずっと観たかった「印象派展」に出かけ、慌てて乗ったバスでバスジャック事件に巻きこまれる。整が落としたチケットを拾った風呂光(伊藤沙莉)は、整を次のバスで追いかけるが、整の姿はなかった。

大隣署では、連続殺人事件について捜査会議をしている。青砥(筒井道隆)は、すべての被害者は生き埋めにされていたこと以外に共通点がないと報告。お茶菓子を買って帰った風呂光が「紫陽花堂」の袋を差し出すと、聞き込みに行ったのか? と池本(尾上松也)。被害者の1人がその店の職人だったからだが、風呂光は覚えていなかった。捜査に連れて行ってほしいと頼む風呂光だが、青砥に却下される。

署に残った風呂光は、婦警から「バスジャック」の通報があったと聞き、青砥に報告するが、とくに行方不明になっているバスがないことから、いたずらだろうと言われる。

バスジャック犯人の目的は?

犯人(阿部亮平)は、乗客に窓を覆わせると、全員のフルネームと職業を聞く犯人。

奈良崎幸仁(金田明夫)
証券会社を定年退職後、毎週ボランティアに通っている

淡路一平(森永悠希)
コンビニのアルバイトに行く途中

露木リラ(ヒコロヒー)
町工場の事務員

柏めぐみ(佐津川愛美)
主婦

坂本正雄(久保田悠来)
職探し中

熊田翔(永山瑛太)
大学の研究室に所属

整は犯人にも名前と目的を聞く。犯人は犬堂オトヤと名乗った。

バスはトイレ休憩のため、公園に立ち寄る。

誰かが逃げたら、その人のせいで皆殺しだというオトヤに、整はそれは違うと言う。

すべてあなた(犯人)のせいなのに責任転嫁しないでください。

苛立った犯人は整を最初にトイレに行かせる。整はバスを出たときに、犯人がシールで路線バスに仕立てていたことに気づく。ハンカチを探したときに見つけた池本の電話番号のメモに事件の概要を書き、トイレの外の石の下に隠す。

しかしそのメモは何者かによってちぎられて捨てられた。

なぜ人を殺してはいけないの?

運転手は道を曲がるときに、自転車に乗った人と接触する。興奮する犯人に、めぐみが「殺さないで」と叫ぶ。犯人は「人を殺したことがあるやつはいるか」「なんで人を殺しちゃいけないのか」と乗客に問う。
「当たり前のこと」「自分が殺されたくないから」「残された家族が悲しむから」「捕まるから」乗客たちが口々に言った後、整は「人を殺しちゃいけないってことはない」と言い出す。

人を殺していけないってことはない。
罰則はあるが、法律はない。
秩序ある平和で安定した社会を作るために便宜上そうなっているだけ。
人殺しは戦時下になればいきなりOKだし、たくさん殺したほうが褒められる。そんな二枚舌で語られるような適当な話。

実際に今殺しまくっているところは世界にあるから、そういう所に行けばいい。

そういう所ではあなたもサクっと殺される。ここで殺されないでいるのは、ここにいるのが秩序を重んじる側の人間だから殺されないで済んでいる。

水泳大会に来て棒高跳びの大会に出たいと言っているようなもので大変迷惑。だったら棒高跳びの大会に出ればいい。ただしその大会はルールもない、誰も順番も守らない、あなたの棒をへし折りにくる敵もいる、そういう大会。

自分は殺されたくない、自分だけは殺す側にいたいというなら、それは人を支配したい、より優位にいたいという、ただのコンプレックスの裏返し。そもそも「人を殺してはなぜいけないんだろう」なんてレベルの話じゃない。

逆上した犯人が整をナイフで刺そうとすると、坂本正雄(久保田悠来)と熊田翔(永山瑛太)が助ける。助かった!と思った乗客たちだが、坂本は犯人の一味でオトヤの兄だった!

【ミステリと言う勿れ】2話のネタバレ

【ミステリと言う勿れ】2話のネタバレです。

整に罪を着せたのは誰?

警察の風呂光は連続殺人事件の資料を見直し、被害者の周辺人物に聞き込みに出る。「ヨガ教室」「バー」などの場所が話に出る。教えてもらったバーは「池之崎」バス停の近く。バス停に行った風呂光は何かに気づく。

バスの中では、翔が整に、犯人との会話はミスったのか、どこまで言ったら怒るか観察してたよね、と言う。それは翔くんも観察してたってこと、と整。翔は「僕たちは気が合うね」、と言いムフッと笑う。

バスは大きなお屋敷の前に到着した。

バスジャック犯の行き先を風呂光が突き止める

犬堂家はとても立派なお屋敷だった。美しい女性の大きな写真が飾られていた。一平やめぐみ、リラが顔色を変えるが、整に「知ってるか」と聞かれると「知らない」と言う。

部屋にはたくさんの絵が飾られていた。整が作者のGAROは誰かと尋ねると坂本と名乗っていた男が自分が描いた、本名は犬堂ガロだと言う。豪華な食事が用意されている。窓はすべて施錠されていた。「暖炉で火事を起こせば消防が来てくれるかも」とリラ。「出られなくなったら死んでしまう」と取り乱しためぐみがパスタなどをこぼしてしまうと手伝う煙草森(森下能幸)。緊急通報はできなかったと言う。

露木リラ(ヒコロヒー)は、正式報道はされていないが「連続殺人事件」が起きている、その犯人はガロたちではないかと話す。

大隣署では、風呂光が犯行現場を地図に落とし、被害者は職場も自宅も離れていたが、ヨガ教室やバーなど行きつけの場所が同じバスルート上にあった。

最初の被害者の遺族だけ連絡がつかないという風呂光に、池本は「どいつもこいつも肝心なときに連絡がつかない」と言い出す。それは整のことだった。風呂光と池本は整がバスジャックに遭った可能性を考える。しかし路線バスに異常はなかった。風呂光は通報履歴を調べ、バスとサイクリングしていた男性の接触事故にたどり着く。事故現場周辺の公園を調べると、トイレの近くで転んだ風呂光は、「池本」の名が書かれたメモの破片を拾う。

防犯カメラ映像を調べると、その行き先は最初の被害者・犬堂愛珠(白石麻衣)の実家・犬堂家だとわかる。バスジャック事件と連続殺人事件が繋がった!

バスジャック犯の目的は犯人探し!

犬堂ガロ(久保田悠来)とオトヤ(阿部亮平)は3か月前に行方不明になった犬堂愛珠(白石麻衣)を探していた。警察が真剣に探してくれないので、独自に調査すると、最後にバスに乗っていて、乗客の誰かと一緒にいたらしいことがわかった。終点まで愛珠と一緒に乗っていたのがここにいる6人だった。

煙草森は見かけない愛珠のことを覚えていて、生き埋めにされたことに同情してガロたちに協力していた。たまたまバスを間違えて巻き込まれた整は、「途中で降ろしてくれればよかったのに」とつぶやく。

罪深い乗客たちに整は…

ガロはこれまでに犯したいちばん重い罪を乗客に問う。口火を切ったのは熊田翔(永山瑛太)。子供の頃、ケンカした友達に「死んじゃえばいいのに」と言ったら本当に死んでしまい、ずっと後悔している。

淡路一平の罪と盗癖
子供の頃万引きしていた店が潰れた。でもそれはいじめられてやらされていたから。

整の持論
病んでるのはいじめている方で、いじめられている方ではない。
DVもそうだけど、どうして被害者側に逃げさせるのか。
「あいつにいじめられた」「病んでるからカウンセリングを受けさせて」と簡単に言える世の中になればいい。

いじめている方が病んでる、オレのせいじゃなかった…と一平。昔から知っていればすぐに逃げ出す人間にならなかったのかも。という淡路に整は、映画などで何かを続けるところはさらっと流すが、続けることがいちばん難しい。どうやったら続くのかを描いてほしい。
一平がバイトをクビになるのは、盗癖からだった。

露木リラの罪と虚言癖
子供の頃、消防車が見たくて嘘の通報をしたら、そのとき別の場所で起きた火事に消防車が間に合わなかった。

ジャーナリストと嘘をついたのは元カレのせい。
同じ町工場に勤めていた元カレが大陸にヒッチハイクの旅に出て「こんな小さな世界でバカみたいにやってらんない」とバカにされた。

整の持論

元カレが乗った飛行機も、誰かが毎日こつこつ時間を守って働いてくれているから。機内食も大陸に渡ってからの生活もみんな毎日こつこつ働いてくれる人のおかげ。あなたもその1人なのに何か悲しいのか? 元カレが完全自給自足の生活でもしていない限り、話を聞く必要はキッパリない。

ドアをノックする音が聞こえる。扉の鍵は開いていた。逃げようとするとなぜか柏めぐみ(佐津川愛美)が「みんなが逃げようとしている」と騒ぎ出す。めぐみは、テレビで報道されないと家族に心配してもらえない、と訴える。めぐみは子供ができないから「離婚して出て行け」と言われていた。結婚前に体裁が悪いと堕胎したが、その後子供ができにくくなり、体外受精も「神の領域」「不自然なこと」と家族から非難されていた。

柏めぐみの罪と不自然なこと
結婚前に体裁が悪いと堕胎したが、その後子供ができにくくなり、体外受精も「神の領域」「不自然なこと」と非難されていた。

整の持論
人は自然の生き物だから、人がやることに不自然はない。ミツバチが蜂蜜を作るのと同じこと。だからできることでしたいことはしたらいい。

翔の持論
どう怒ったらいいかわからない人は何が正しいかもわからない。だから自分もせいぜい怒ろうと思う。

青砥・池本・風呂光と強行犯一係が突入する。

翔が、整に警察の関係者なのか?と問うと青砥が否定する。

整は「連続殺人事件の犯人がここにいる」と断言。愛珠をはじめてとする4人の被害者を生き埋めという残忍な方法で殺した犯人は誰なのか— —?

【ミステリと言う勿れ】2話の感想

【ミステリと言う勿れ】2話の感想です。

生き埋め事件の被害者・犬堂愛珠=白石麻衣の美しさや、いじめは、いじめている人のほうが病んでる、という整の持論に大きな反響も。

原作では、もっとたくさんのエピソードと整くん&翔くんの持論が展開されています。ドラマにも出てきましたが、筆者は「なぜ人を殺してはいけないか」の持論にいちばん感動しました。

2話で思ったより話が進んだので、3話は犬堂愛珠=白石麻衣と犬堂家の話が中心に描かれるのかなと予想。「バスジャック事件」とつながる「連続生き埋め事件」の真相はかなりグロいので、3話の完結編でどう描かれるのでしょうか。

トロッコ問題など整くんの過去についてはスルーされているので、シリーズ化か続編の企画がすでに進行していると予想します。

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