【カムカムエヴリバディ】21話│美都里(YOU)が精神を壊す?!
【カムカムエヴリバディ】21話
朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第5週 第21話が2021年11月29日に放送されました。
第21話では、美都里(YOU)が精神を壊して、安子を追い詰める辛い回で…。
今回は【カムカムエヴリバディ】21話のあらすじネタバレと感想について。
【カムカムエヴリバディ】21話のあらすじネタバレ
【カムカムエヴリバディ】21話の内容は…
稔(松村北斗)の戦死の報せから半年が過ぎた。安子(上白石萌音)は涙が枯れるほど、泣き続けた。
勇(村上虹郎)が後継ぎに
美都里(YOU)は食事を受け付けない。
安子は「お味噌汁だけでも飲んでください。ぬきいのに代えましたから」と、温かい汁物を置くと払われて、安子にかかった。
千吉(段田安則)は勇(村上虹郎)に大学を退学して後を継ぐように告げる。こんな形で野球人生が終わることを悔やむ勇。
美都里(YOU)の暴言
美都里は安子にひどくきつく当たるようになっていく。
「あんたが稔をそそのかして狂わせたんじゃ。あんたが殺したようなもんじゃ!」と美都里。
「その言いぐさはあんまりです」と涙ぐむ安子。
「本性を現したな」という美都里は、安子を疫病神扱いする。
「とっととこの家から出て行かれえ!」大きな声でののしる美都里。
勇は野球道具を物置小屋へしまうが、いつかるいに使わせるという。安子は「るいは女の子じゃ」というが、勇はその気だ。そんな中、るいが初めて立った。安子は笑ってるいを抱きしめた。「やっと笑ったのう」と喜ぶ勇。
美都里は安子を雉真家から追い出すよう千吉に持ちかける。反対する千吉だったが、玄関から稔の足音がした…と駆け出して「稔!稔!」と叫び泣く美都里を目の当たりにしてしまい…。
結末
後日。千吉は安子に再婚を勧めた。安子は即座に断った。
「私は稔さんの、稔さんだけの妻です。今までも。これからも」と安子。
それでも千吉は再婚が一番イイと勧めた。正気じゃない美都里と昼間ともに暮らすのは、安子が苦しむだけだから。
安子:「るいは?るいはどないなるんですか」
千吉:「るいは雉真の子じゃ。うちで育てる」
安子:「嫌です。るいは私が育てます。私からるいを奪わんでください。どねんなことでも我慢します。せやから、このままこの家に置いてください」
千吉は安子に新しい人生を生きて欲しかった。それは稔も望んでいるはずだ、と千吉。
この2人のやり取りを聞いていた勇。
夜。安子の部屋に行った勇は、お金の入った封筒を手渡して言った。
「この家を出て、るいと二人で暮らすんじゃ」
(TO BE CONTINUED)
【カムカムエヴリバディ】21話の感想
21話は、美都里(YOU)が精神を壊して安子を追い詰める、とても辛い回となりました。
「疫病神」「お前が殺したようなもの」
安子は怒鳴り返さなかったものの、「あんまりです」と言ってしまいました。でも、それくらいは許して欲しい。だって安子だって辛いのですから。
でも美都里は正気じゃないんですね。
意地悪な姑としてだけ描かれてきたのではなく、妊娠していた安子のお腹をさすって待赤ちゃんが産まれることを一緒に喜んでいました。るいの誕生を祝ってくれました。
最愛の息子の死に精神がおかしくなってしまった。
誰かのせいにしないと精神を保てなかったのかも…。
安子も娘・るいがいなかったら、同じように病に臥せってしまったことでしょう。
悪いのは戦争。
千吉さんも、妻に言われてただ安子を追い出すのでなく、ちゃんと自分で考えて、安子の幸せを願っての再婚の勧め。
ただ、戦死の報せから半年で急に再婚でなく、もう半年でも1年でも別居させて様子をみたらいいのではないか、と私(筆者)は思いました。雉真の子といってもまだ赤ちゃんですし、女の子。それに勇だって結婚するかもしれないですし…。
とツッコミつつ、勇の援助での逃避行も悪くない。るいを奪われるくらないら!
がんばれ安子、と応援したい第21回でした。
画像出典:NHK
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