【相棒20】4話ネタバレと視聴率!陣川君(原田龍二)の変化に驚愕!

相棒20 ネタバレ04
画像引用:テレ朝POST

【相棒20】4話ネタバレと視聴率!陣川君(原田龍二)の変化に驚愕!

【相棒20】4話が2021/11/3(水)に放送されました。

特命係の初代第三の男こと陣川君(原田龍二)が久々の登場。今回は男性の友人の容疑を晴らすために奔走します。

ただ、陣川君に今までに無い変化が!

今回の記事では【相棒20】4話「贈る言葉」のネタバレと感想、視聴率をお伝えします。

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目次

【相棒20】4話のネタバレ

人の心を動かすスピーチ

捜査二課の刑事・陣川(原田龍二)、特命係の 右京(水谷豊) と亘(反町隆史)の3人が“こてまり”で食事。そこで陣川はスピーチの練習。

高校時代からの友人で大ヒットを飛ばしているゲームクリエイターの鴫野大輔(黒田大輔)から結婚式のスピーチを頼まれたという。

スピーチの内容はひどい出来。ただ、鴫野から長年付き合いのあるスピーチライターの宮森由佳(瀬戸カトリーヌ)を紹介されているという。

由佳は選挙演説の原稿を手がけ、それが政局をも大きく動かしたほどの実力者。彼女のスピーチは大衆の心を大きく動かすのだ。

興味を持った右京は由佳と会って話を聞く。依頼人の考え方や思いなどを全て知り、大衆の心をどう動かすかを原稿に落とし込むという。

彼女の仕事へのこだわりに感心する右京。鴫野の新作ゲーム「デットウォーリアー4」の原稿を見せて貰う。

陣川の友人に殺人容疑が

そんな中、陣川に鴫野から連絡が。殺人事件の容疑を掛けられてしまったという。親友の無実を信じる陣川は特命係と共に彼の会社に急行する。

会社にて鴫野は捜査一課の伊丹(川原和久)たちから尋問を受ける。

昨晩、鴫野の元部下・相島潤平(金子鈴幸)が撲殺された。相島は死の直前、『お前を絶対に許さない。全てを公にして謝罪しろ』というメールを鴫野に送りつけていた。

それに鴫野は相島にきついダメだしを繰り返してチームから外し、退職に追い込んだ疑惑もあった。

鴫野は「スマホは夕方に無くした。よく落としものはするし気にしていない。考え事をしながら散歩していたけど場所はよく覚えていない」と自分のことなのにどこかうわの空。

鴫野のこだわり

右京たちは社長の江口捻(安藤彰則)から話を聞く。鴫野は普段はぼーとしているがゲームへの情熱は本物。靴が擦り切れるまで散歩しながらアイディアを練っているとのこと。

新作の「デットウォーリアー4」を何度も延期しているのはこだわりが強いから。

さらに相島について。彼は鴫野に憧れてこの会社に入った。会社は自分の意思で辞めたし、チームから外されたことも恨んでいないだろうとのこと。

相島の部屋を調べる右京たち。部屋に由佳の名刺があったので彼女に改めて話を聞く。再就職先を探している相島から面接の相談を受けていたという。

相島から鴫野への恨みも心当たりは無いという。

だがその矢先、現場に落ちていたワイアレスイヤホンから鴫野の指紋が検出され、鴫野は連行されてしまう。

鴫野の葛藤

右京は鴫野の婚約者でドール作家の中村亜里沙(長谷川葉生)から話を聞く。鴫野は自分のような自由な制作に憧れて独立を考えていたとのこと。

鴫野は社長の江口にも独立の話をしていた。「デットウォーリアー4」の発売が何度も延期になっていたのは鴫野が開発から降りようとしていたから。

ただ、鴫野はゲームを楽しみにしているファンには知られたくなったので葛藤していた。

右京は再度、由佳から話を聞く。独立の話はスピーチ原稿を制作しながら、なんとなく察していたという。

右京は相島がスピーチ原稿(のメモ書)を盗み見て独立と「デットウォーリアー4」の制作から降りようとしていたと知り、裏切られたと感じて脅迫メールを送ったと推理。

一方、伊丹たちの下に江口が弁護士を連れて乗り込んできた。鴫野をすぐに釈放しろという。

伊丹たちは重要参考人であり、現場に彼の指紋が付いた遺留品が残っていたと説明。

だが、江口に「鴫野はイヤホンぐらい失くすやつ」と詰め寄られ、鴫野は釈放された。

亘と陣川は会社で聞き込み。清掃業者が落し物として鴫野のスマホを発見、ある人物に渡していたことを突き止める。

そして、全ての情報を聞いた右京は真相にたどり着くのだった。

真犯人の正体

江口は鴫野を別荘に連れて行き、カンヅメ状態にする。江口は「犯人を見たんだろ?」と聞くが、鴫野は「何も知らない」と答える。

江口「取引のつもりか!!」

と鴫野に襲い掛かり、ロープで首を締める。そこに右京たちが到着、間一髪で間に合った。

相島を殺したのは江口だった。

鴫野のスマホを受け取った後、そこに相島からの脅迫メールが。彼から独立のことを咎められ、もみ合っているうちに殺してしまった。

イヤホンが現場に落ちていたことで鴫野に目撃されたと思った江口は彼の殺害と相島殺害の罪を着せることに。偽の遺書まで用意していた。

ただ、右京は江口がイヤホンのことを知った経緯が気になっていた。伊丹たちがイヤホンと具体的に捜査情報を教えるはずが無く、江口が知っていたのはおかしい。

江口は「メールで“現場に鴫野のイヤホンが落ちていた。全て見られている”とメッセージが届いた」と江口は自供する。

どうやら黒幕がいるようだ。

事件の黒幕

3人は由佳の下へ。彼女こそがこの事件の黒幕だ。

由佳はまず相島に鴫野の独立を伝え、言葉巧みに憧れを憎悪に向かうように仕向けた。ところが江口が相島を殺害。

由佳はこれも利用して手元にあった鴫野のイヤホンを現場に残した。さらに江口にメールを送り、鴫野を殺害するように言葉巧みに操っていた。

イヤホンは鴫野が事務所に来たときに落としたもの。拾得やメールの記録がバッチリと残っており、これが証拠だ。

動機は鴫野が自分のスピーチを無視し出し、自分からの独立をしようとしていたから。右京は鴫野のスピーチ原稿と実際のスピーチの違いから気づいていた。

由佳「初めて会った時は自分の思いすらまともに話せない人だった。今の彼を作ったのは私、私が作り上げた!!なのに彼は(亜里沙と出会ってから)自分からも独立しようとした。許せなかった!私がいなければないも出来ないのに!!」

右京は由佳のスピーチを制止する。

右京「プロにしては聞くに値しないスピーチでした。彼の才能なくしてスピーチライターは存在し得ない。自分一人で作り上げたなど思い上がるのも甚だしい!!」

由佳は連行され、事件は幕を閉じた。

男の友情

事件後、3人は気落ちする鴫野と話をする。もうゲームを出すのは無理だろう。

右京は鴫野に「本当はゲーム制作そのものを辞めたがっていたのでは?」と尋ねる。鴫野は半年前の亜里沙との写真に映っていたのと同じ靴を履いていた。もう散歩をしながらアイディアを考えるのも辞めていたということだ。

鴫野はすでにアイディアが出なくなっていたこと、待っているファンに言えず葛藤していたことを語る。

そんな鴫野に陣川は昔と同じように「選択肢は他にもある。未来は予測するものではなく作り出すもの。先が見えていたら面白くないだろう」と慰める。

鴫野は一言「ありがとう」と礼を言い、自分を待っている亜里沙の元へ向かうのだった。

【相棒20】4話のポイント

  • 相島を殺害したのは社長の江口
  • 黒幕は由佳で言葉巧みに相島たちを操っていた
  • 動機は鴫野が自分から離れていくのが許せなかったから

【相棒20】4話の感想

【相棒20】4話はゲームクリエイターを巡る事件。鴫野も同じ作品の縛りでアイディアを考え続け、期待に応え続けないといけないのはかなりのプレッシャー。

だからこそ新しい道に進みたかったはずですが、その気持ちが事件の引き金になるのはやり切れませんでした。

陣川君(原田龍二)がキャラ変!?

陣川君がシーズン18第16話以来、久々に登場。いつも通りの熱血漢は健在です。ですが、今回は陣川君が女性に惚れることがありませんでした。

陣川君が事件関係者の女性に惚れる→それを原動力に突っ走る→最終的に恋は実らず→花の里で自棄酒

このパターンがお約束だったのですが、陣川君の変化はもの寂しいです。

でも今回の話のテーマのように陣川君の女性関係縛りで展開を作るのも頭打ち。男の友情のように新しい展開も必要なのではないでしょうか?

高校時代も原田龍二さんが演じるのは無理があり過ぎですが。

【相棒20】4話の視聴率

【相棒20】4話の視聴率は13.3%でした。

次週予告

次回の【相棒20】は密室殺人。唯一の目撃者はなんと亀ちゃん!?

2021/11/10(水)21:00~の放送をお楽しみに。

3話「復活~最終決戦」<< >>5話「光射す」

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