【六番目の小夜子】8話のあらすじと感想!恐怖の文化祭開幕!台本をすりかえたのは誰だ!?
【六番目の小夜子】8話のあらすじと感想!恐怖の文化祭開幕!台本をすりかえたのは誰だ!?
いよいよ文化祭当日。書き換えた台本での芝居を楽しみにしていた玲(鈴木杏)と沙世子(栗山千明)。
久しぶりに登校した加藤(山崎育三郎)が耳にしたのは、まったく知らないセリフ。台本をすりかえたのはいったい誰?
仕方なく偽の台本で始まった「サヨコ芝居」は予想もしない展開に…
【六番目の小夜子】8話のあらすじ
【六番目の小夜子】8話のあらすじを紹介します。
とある中学校に伝わる「サヨコ」という不思議な言い伝え。3年に1度、先代のサヨコから指名された生徒が、秘密裏にサヨコの約束を実行し、その成果が学園生活の明暗を左右するという伝説だ。サヨコ伝説に取り組む三人の少年少女を主人公に、彼らの友情と成長を描く、ミステリー仕立ての学園ドラマ。
偽サヨコは秋じゃない!
謎のメッセージや棚から台本や花瓶を盗んだのは秋(山田孝之)だった。
玲のことが心配だったから、怖がらせて辞めさせようと思ったのだ。玲の邪魔をするというよりサヨコのゲームをやめさせたかった。佐野先生(一色紗英)も協力してくれた。
ただ、偽のサヨコは自分じゃない。
沙世子(栗山千明)を信じるなという秋に玲は反発する。
台本を差し替えたのは誰だ!?
文化祭には、沙世子の祖母のゆりえ(冨士真奈美)が忘れ物の封筒を持ってきた。渡してあげると言ったマー(松本まりか)は、舞台裏に行く沙世子を見て追いかけるが、沙世子はいない。
設楽(内野謙太)とぶつかって封筒の中身が出る。それを見たマーは驚くが、なぜか実行委員会の準備を手伝い始める。
玲が沙世子を探すと教室では溝口が文化祭の飾りを直していた、加藤の仕業だろうという。玲は黒川先生から加藤が登校したと聞く。
その頃、沙世子は石碑に話しかけていた。サヨコ伝説について話している。すると加藤(山崎育三郎)がやってくる。
怖くないの?と聞く沙世子に、俺は亡霊なんて知らないし、呪いなんて信じてない、と加藤。
由紀夫(勝地涼)は、帰ろうとする秋を引き止め、サヨコの芝居を見るように、終わったら話があるという。秋は仕方なく下駄箱にカメラを置いて体育館へ。
観覧している三田先生(小日向文世)は、なんでこんなくだらないことに付き合わなければならないのかと不平を口にする。ここは生徒たちに任せてみませんか、となだめる黒川(村田雄浩)。ゆりえの姿を見つける。
今回の芝居は377名全員参加でひとりひとり短いセリフを読むスタイルだと発表される。ひとりひとりに通し番号がついた封筒を渡される。セリフを読んだら、マイクを渡していく。
百物語みたいだ…と加藤。
赤のランプがついているときはセリフ中断。黄色のときは急いでの合図だという。
沙世子と玲は、最初のセリフは「今年の沙世子は2人いる。あなたとわたし、わたしとあなた」だと囁き合ってほくそえむ。しかし封筒の中に入っていたセリフは、書いた覚えのないセリフだった。
実行委員会の塔子(平田裕香)は、台本がすり替わっていることに気づく。同じくすりかえに気づいて舞台に行こうとする玲を、沙世子が止める。
六番目の沙世子だってバレてしまう…。
秋が舞台裏に行くと実行委員会の設楽たちもすりかえに気づいて慌てていた。それを発表すると全校生徒がパニックになる。仕方なく今ある台本通りに進めることにする。芝居が幕を開ける。
「六番目の小夜子」開幕!
「六番目の小夜子」
スライドに割れた花瓶の写真。
2つに割かれ無残な姿の花瓶は最初からこんな姿ではない。何年も合図のために使われてきた。学校の教室の象徴。
学校はもちろん勉強するところだが、いろいろな部屋は人間の容れ物。ひとつの場所に、同じ色の服、同じ長さの裾、同じ長さの髪…、みんな前を向いて何時間も30人も。
しかし同じことをしてしても同じことを考えているとは限らない。
あの子は誰が好きなんだろう、なんであいつなんだろう、私のほうが、きっと…。
あなたの机には昔から誰かが座ってきた。あなたと同じ誰か。でも誰も私に気づいてくれない。
私はずっといるのに。あなたのそばに。
私は私の代わりに私を、あなたの代わりに私を、きちんと伝えてくれる女の子を選びました。その名前はサヨコ。
最初のサヨコはよくやった。言いたいことをよく伝えてくれた。
私はそれからもときどきサヨコを指名した。
二番目のサヨコは遠くから来た。でもほかにもサヨコになりたい子がいて、サヨコの座を争った。そして二番目のサヨコは…。<交通事故の音>
マーは思い出した、という。100本目のろうそくの後に現れるのは…本物。
こんなのサヨコじゃない。出て行こうとする玲をみんなが止める。芝居はミスなくやり切らなければいけないからだ。
三番目のサヨコを見て驚いた。三番目のサヨコは男の子だったが、何もかもやってくれた。私は嬉しかった。
なのに四番目のサヨコは最低だった。わがままで傲慢で、ひとことも私のことを伝えてくれない。
怒った私は修学旅行や受験の朝に嫌がらせした。学校全体に。
今すぐ辞めろと乗り込む先生を黒川先生が止める。
五番目のサヨコはどこにもいなかった。彼女は自分がサヨコであることを明かさず、花も生けず、芝居もせずに消えていった。
そして今年は素晴らしい。何人ものサヨコが花を生けたり、メッセージをしたり、みんな私のために。けれど、私はもう我慢できない。誰かに頼るのは、もう、私が言わないと、伝えないと。だから決めたのです。今年は私が六番目のサヨコになろうと。
いま、ここにやって、きた。
大きな力が働いていたかのように頑なに開かなかった体育館の扉が急に開かれ、突風が巻き起こる。光の中に何者かが現れたような…。
みんなが持っていたセリフの紙が吹き飛ばされ、会場はパニックに…。
【六番目の小夜子】8話の感想とまとめ
妨害者は秋だとわかりましたが、偽サヨコは別にいる!
台本が直前にすり替えられるという非常事態のなか決行された「サヨコ芝居」。
呼びかけスタイルのせいか、緊張感が張り詰めていて、一瞬も気が抜けませんでした。
誰が書き換えたのかはわかりませんが、心に刺さる内容。
台本をすり替えたのはいったい誰なのか!? その目的は?
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