【二月の勝者】1話のネタバレと視聴率!佐倉(井上真央)が中学教師を辞めた理由が切ない

二月の勝者1話
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【二月の勝者】1話のネタバレと視聴率!佐倉(井上真央)が中学教師を辞めた理由が切ない

柳楽優弥主演の中学受験ドラマ【二月の勝者】がいよいよスタート。超クールな天才塾講師・黒木が校長に!? 黒木にバカにされてばかりの佐倉が、中学講師を辞めた理由とは?

今回は【二月の勝者】1話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・感想について!

目次

【二月の勝者】1話の視聴率

【二月の勝者】1話の視聴率は9.2%。日テレ土曜ドラマ枠ではなかなかの好スタートを切りました。

【二月の勝者】1話のあらすじ

【二月の勝者】1話のあらすじです。

新任校長・黒木蔵人が全員合格宣言

2月14日の入塾説明会
桜花ゼミナール吉祥寺校の新任校長・黒木蔵人(柳楽優弥)が生徒の父兄を前に、受験への気構えを語る。

遊びたい盛りの子どもが必死に頑張ってきたこの1年。友達との時間もテレビもネットも我慢させ、模試は常にトップ10だったのにまさかの不合格。

中学受験にこんなにお金がかかるとは思っていなかった、4年生から有名塾に通わせるために教育ローンを組んだが、息子が不合格となった今、残ったのは多額のローン返済と虚しさだけ。時給のいい深夜バイトを始めた。

受験は妻に任せっぱなしだった夫は、不合格になった途端、お前の遺伝子のせいだと責められ、我慢の限界を超えた。離婚を決意し、夫とは慰謝料と養育費をめぐり訴訟中。家族が崩壊した。

これらはネットに書かれた実体験の悲痛な叫び。

みなさん、覚悟はできていますか?

  • 中学受験をする小学6年生は、関東で全体の約2割
  • 第一志望に合格するのはその3割
  • 日本も今後経済格差が広がっていく

中学受験を甘く考えてはいけない。覚悟が決まらない方はこの場を去っていただいて結構です。

かなり辛辣で厳しい物言いに引く父兄がいる中、桜花ゼミナール社長・白柳(岸部一徳)が黒木の経歴について説明する。

  • 黒木は合格実績No.1のルトワックの10年連続No.1講師
  • 毎年、御三家をはじめとする難関校に合格させてきた

黒木は断言する。全員を第一志望校に合格させる、と。

受験の本番は2月。私と一緒にここにいる全員で、二月の勝者となりましょう!

中学受験、1年前からで間に合うの?

三浦佑星(佐野祐徠)の母・一葉(西田尚美)が黒木に質問する。これからでも遅くないのか、と。黒木は責任を持って志望校に合格させる、と体験入塾に誘う。

新米講師の佐倉麻衣(井上真央)が黒木に出会ったのは2月1日、受験本番の日。応援に駆り出された佐倉は、試験場で受験生の木下にいきなり理科の質問をされる。即答できない佐倉をよそに、冷静に公式を唱える黒木。そして「この学校は水溶液の問題は出るが、水蒸気の問題は出ない」と断言して木下を安心させる。

礼を言おうとする佐倉に黒木は、「桜花のやることは理解できない。研修中の講師を応援に送り込み、受験生をパニックに陥れるなんて、人類を覚醒させるための新しい実験か?」と冷淡に言い放ち、佐倉を唖然とさせていた。

全員第一志望に合格させると宣言した黒木に講師たちは引き気味。社長の白柳が、黒木と正式採用になった佐倉を紹介する。

黒木は佐倉の挨拶を遮り、黒木をフォローしようとした橘(池田鉄洋)の情熱論も一蹴。

合格に最も必要なのは、父親の経済力と母親の狂気だと断言する。さらにオープンテストは新規顧客=金脈をゲットする最大のチャンスだと言う。

不可能を可能にするのが中学受験

佐倉についてこいという黒木は、受験生・木下の合否について確認する。合格したと聞くと、あなたの犠牲にならなくてよかった、と。

オープンテストの教室に登壇する黒木。全員第一志望に合格させると豪語する黒木に、桜花の最高峰・Ωクラスの嶋津順(羽村仁成)に「いい加減なことを言う大人は信用できない」と言われる。落ちるヤツだって絶対にいる。

黒木は三浦のサッカーボールを借り、生徒たちに問う。

私がこのボールから手を放したらどうなるか?

落ちるに決まってるという生徒たちに、黒木は意外な論理を繰り広げる。

ボールは床に落ちるとき、ボールを持ち上げた高さの半分まで落ちる。そしてボールはまたその半分の高さまで落ちる。それを繰り返していくとボールは永遠に床に落ちないことになる。つまり、床に落ちるのは不可能ということになる。

でも実際はボールを落とせば床に落ちる。
頭で考えただけでは不可能と思っていても、実際にやってみないとわからない。やってみれば可能なこともある。ありえないなんてことはない。不可能を可能にするのが中学受験。

黒木の黒い噂

オープンテストの採点をする教師たちは、その出来に落胆するが、この時期の獲得点数なんてこんなもの。それよりも新規顧客獲得が大事。親はスポンサー、この時期の入塾希望者は金の成る木、つまりカモだと黒木。

三浦佑星(佐野祐徠)の母・一葉(西田尚美)は夫・信二(水橋研二)にオープンテストや黒木のことを話すが、信二はほぼスルー。

その頃、勤務後の佐倉を先輩講師の桂歌子(瀧内公美)が、夕食に井の頭ボウルへと誘う。

その頃ルトワックでは、灰谷(加藤シゲアキ)が生徒の母親たちを励ましていた。帰路の黒木を追いかけ、ルトワックの生徒たちを捨てて、なぜ二流の桜花に行ったのかと追及する。

橘(池田鉄洋)は、黒木がルトワックを辞めたのには何かやらかしたという噂があると言う。教師を辞めた理由を問われた佐倉は、答えなかったが、帰宅すると生徒の「あんたを一生恨んでやる」という生徒の言葉を思い出す。

Rクラスの生徒も見込みあり?

1週間後、オープンテストの結果により、生徒たちはΩ、A、Rの3クラスに振り分けられた。黒木は佐倉をRクラスの担任にする。Rクラスの生徒はみんなやる気がない…。

三浦佑星の母・一葉がやってくる。学校の成績はクラスで一番なのに、塾では最下位。本当に有名校が狙えるのかと不安になっていた。

中学受験塾の子どもたちは、5年生までに小学校6年間で習うすべてのカリキュラムを終えている。首都圏で中学受験するのは6年生全体の2割。ほとんどが成績上位の子どもたち。その中での偏差値40はだから6年生の中ではかなり優秀。心配ないと黒木は断言する。

三浦佑星が廊下でリフティングしている。佑星の父親はサッカークラブのコーチだった。

勉強もサッカーみたいに頑張れるといいね。

佐倉が励ましのつもりでかけた言葉に顔を曇らす佑星。

佐倉は井の頭ボウルで桂と夕食を食べながら、なぜ自分が採用されたのかとぼやく。白柳校長には面接のときに中学校教師を辞めた理由を全部聞き出されたという。
塾ならもっと子どもと距離をおけると思ったのに…。

三浦佑星の父親・信二(水橋研二)が怒って電話してきた。サッカーを続けさせたいから入塾を断りたいと言っていたと聞くと黒木は「カモがネギ背負ってやってくる」「ATMから金が引き出せるかの正念場」だとほくそ笑む。その物言いに反発する佐倉に、じゃあどうすればいいと思ってるのか、と黒木。

凡人こそ中学受験をすべき理由

サッカーと勉強の両立はできないからサッカーを辞めたいという佑星に、プレッシャーをかけた佐倉を責める信二。

黒木は佑星は「平凡な子」「凡人こそ中学受験をすべき」「佑星はこれからの努力次第で難関校に受かる可能性を持っている」とキッパリ。

サッカーの才能を見るため、屋上でリフティング対決をすることになった黒木と佑星。無駄のない動きで着実にリフティングをづける黒木。佑星もずいぶん粘るが、ついにボールを落としてしまう。

父親に謝ろうとする佑星を遮り、「よく粘りましたね」と褒める黒木。先に教室に戻らせると、佑星はやはり平凡だという。サッカーのプロ選手になれる確率0.08%、中学受験で御三家に受かる可能性は4%。周辺校まで入れれば10%。佑星はこの10%の可能性を持っている。これが凡人こそ中学受験をすべきだと主張。

伸び盛りにサッカーを中断させたくない、受験は高校でいいという信二に黒木は、高校受験で15歳の伸び盛りに中断させるのはいいのか、大学付属校なら18歳でも中断しなくていい。なぜ小6という時期にこだわるのか、と反論する。

帰宅すると、信二は佑星に「よく頑張った」と声をかける。あいつもいつのまにか、大人になってたんだな…。信二は、今は黒木のいう通り、中学受験をさせたほうがいい。サッカーも勉強もするのは佑星だから、と考えを変えた。ほっとする一葉。

【二月の勝者】1話のネタバレ

【二月の勝者】1話のネタバレです。

三浦家の決断

翌日、三浦家は佑星を正式に入塾させる。佑星は佐倉に、サッカーは中学に入ってから頑張るという。佑星は、黒木が答案を見て言ってくれたことをうれしく感じていた。

この答案は、解こうと粘ったのがよくわかる。スポーツか何か長い間取り組んできたものがあるんでしょう。粘って頑張った経験のある人は受験でも強いですよ。

さらに父の信二も「佑星が自分で決めたことを応援する」と言ってくれたと佑星は笑顔になる。

黒木に謝る佐倉。黒木は佑星の気持ちを大切に、佑星の将来を考えていた…と感動を伝える佐倉に、ンガ ンガ ンガと黒木。

あなたは何から何まで間違っている。我々の仕事は教育者じゃなくサービス業。佑星の父親=ATMを動かしただけ。学校の真似事がしたいなら学校に戻ればいいと佐倉を突き放す。

佐倉が教師を辞めた理由

ダンス部の顧問をしていた佐倉。キャプテンの生徒が、名門私大付属高の特待生推薦を受けることになった。しかし推薦入試の日が優勝をかけた決勝戦と重なった。優勝には彼女のソロパートが必須だったが、佐倉は推薦入試に行かせた。彼女のいない決勝戦はボロ負け。そして推薦入試も不合格になった。彼女は答案用紙に佐倉への恨み節ばかり書いていたからだ。

最善だと思った決断だったが、あのときいったいどうすればよかったのか…。佐倉にはいまだにわからなかった。

【二月の勝者】1話の感想

柳楽優弥の黒木先生が超ハマり役!

想像以上に「黒木」でした。

冒頭から強烈な物言いが続きますが、データ分析も知識もバッチリで、なるほど!とうなづくしかない説得力ですね。あれもそれも、中学受験を研究尽くした黒木の経験と子どもを思うやさしさが根底にあるんです。

ドラマでもおいおい描かれていきますが、黒木の秘密と過去を知りたい人はひと足先にこちらをチェック↓↓

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