【半沢直樹/最終回】半沢(堺雅人)が出向になった理由とは?

【半沢直樹/最終回】半沢(堺雅人)が出向になった理由とは?

ドラマ『半沢直樹』シーズン1(2013年版)の最終回は、半沢(堺雅人)が栄転でなく子会社へ出向するという結末でした。大和田(香川照之)の悪事を暴いて土下座させたのにいったいナゼ?原作やドラマのセリフなどから理由を考察したいと思います。

今回は、『半沢直樹』最終回の半沢(堺雅人)が出向になった理由について。

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【半沢直樹/最終回】半沢(堺雅人)が出向になった理由

【半沢直樹/最終回】で、半沢直樹(堺雅人)が子会社の東京セントラル証券へ出向になりました。その理由とは?

ドラマの理由(1)頭取の思惑

連続ドラマの中で、半沢が出向する理由説明は、特にありませんでした。

しかし、大和田常務(香川照之)が軽い処分(常務取締役から取締役への降格のみ)ですんだ理由は、半沢の同期・渡真利(及川光博)が以下のように推測しています。

渡真利「さすが中野渡なかのわたり頭取。旧産業中央のトップの大和田を取り込むことでその勢力を掌握。しかも大和田は一生、中野渡に逆らえない。」

ちなみに、大和田の悪事を認める証言をした岸川部長は出向になりました。

大和田を降格に留め、岸川を出向にしたということは、半沢も出向になるのは自然な流れです。

渡真利のいうように、牙を抜かれた大和田を手元に置き、大和田の派閥(旧産業中央出身者)を取り込むという思惑で頭取が人事をしたといえるでしょう。頭取、切れ者です。

ドラマの理由(2)やり過ぎ論

ドラマを見る限りだと他の理由として、取締役の会議中に土下座させるのはやり過ぎ、というのが挙げられます。

岸川の証言で大和田が万事休すなとき、「追って処分を言い渡す。」と頭取(北大路欣也)が言っているのにも関わらず、半沢はなんと「約束を守ってください」と大和田に土下座を要求。

半沢の上司の内藤(吉田鋼太郎)が止め、さらに「そこまでだ半沢。」と頭取も半沢を制止しようとしていました。

にも関わらず、半沢は役員みんなに向けて意識改革をスピーチして、最後は大和田に土下座させたんです。

やれー!!大和田ーー!!

と叫ぶ半沢直樹。怖いです。(笑)

頭取が半沢の社会人としての資質・人格を疑った可能性も高いです。土下座の強要はパワハラ案件ですしね。

頭取は「銀行員は金ではなく人を見るべきだ。」という持論がある方。活躍した半沢を認めつつ、彼が場をわきまえず度が過ぎた行動をしたぺナルティ=出向ということかもしれません。

原作の理由は2つ

ドラマ原作(池井戸潤「オレたち花のバブル組」)の中で、半沢が出向する理由説明が、明確にありました。

理由は以下の2つ。

(1)旧Tに処分が偏っている件がひとつ。

原作では中野渡が旧産業中央銀行、大和田・岸川が旧東京第一銀行の出身になっています。ドラマと逆です。どちらにしても、東京中央銀行は合併してできたので派閥があるのです。だから、処分も均等にする必要があるようです。

※旧T…旧東京第一銀行。

(2)役員会での半沢の行動が問題視されてる点。

原作では、半沢が取締役会で大和田に土下座を要求するシーンはありません。土下座はドラマオリジナル。原作では半沢が大和田を追求した態度が問題視されたのでしょう。

⇒まとめると、半沢への批判をかわすことが、半沢の出向理由でした。

中野渡頭は、いまだ派閥意識がはびこる銀行内で“行内融和”を目指しています。そんな頭取の目標からすれば、半沢の出向は当然のこと。

原作での証拠となるセリフは以下のとおり↓

まずは半沢の同期・近藤(滝藤賢一)の発言。

「あまりに旧Tに一方的じゃないかっていう意見も根強い。とくに役員会での半沢の立ち回りには、賛否両論だ。あそこまでやることはないだろうという意見もあるらしい。それを大和田本人が主張しているっていうんだから笑える」

伊藤・人事部長も以下のように発言しています。

「申し訳ないが、今回の君のやり方に対する批判が高まっていてね。特に役員の間で、旧Tばかりを狙い撃ちにしたような処分はおかしいのではないかという声が無視できなくってきているんだ。」

「処分じゃない。あくまでこれは単なる異動だ。君だからいう。大和田常務を追い落とした君が、このまま営業第二部次長として居座ることに拒否反応している連中がいてね。あくまで、その批判をかわすのが狙いだ。」

まとめ

以上、『半沢直樹/最終回』の半沢(堺雅人)の出向の理由について調べてみました。

ドラマだけだと見えにくい理由が、原作で補完されていましたね。

半沢直樹がこの出向先で活躍する『半沢直樹』シーズン2は、2020年7月19日(日)よる9時スタート!お楽しみに!