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【教場】原作のあらすじネタバレ!風間(木村拓哉)が義眼になった理由とは?

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出典公式HP

スペシャルドラマ【教場】原作のあらすじネタバレ!

木村拓哉主演の二夜連続スペシャルドラマ【教場】が2020年1月4日・5日に放送。

原作を読んだ上で、内容をネタバレ!風間(木村拓哉)が義眼になった理由や学生たちの結末などを紹介します。

今回はドラマ【教場】の原作あらすじネタバレなどについて!

*見逃してしまった方は、FODプレミアムにて視聴できます!

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ドラマ【教場】の原作は?

ドラマ『教場』の原作「教場」シリーズ(著者:長岡弘樹)は、4冊あります。(2020年1月現在)

  • 教場」(2013年6月19日発売、小学館)
    • 「教場」(2015年12月8日発売、小学館文庫)
  • 教場2」(2016年2月23日発売、小学館)
    • 教場2(2017年12月6日発売、小学館文庫)
  • 教場0 刑事指導官・風間公親」(2017年9月26日発売、小学館)
    • 「教場0 刑事指導官・風間公親」(2019年11月6日、小学館文庫)
  • 風間教場」(2019年12月18日、小学館)

ドラマの登場人物からして、主に「教場」を扱いつつ、「教場2」の一部も原作にして実写化、と予想されます。

なお、「教場0」は風間(木村拓哉)が警察学校の教官になる前のストーリー。

最新作「風間教場」は、宮坂(工藤阿須加)ら初任科第98期短期課程が卒業して、約1年半後「102期」の物語。「ふるい落とす」のでなく、誰ひとり「脱落しない」ことが校長から指示されます。

『教場』シリーズのあらすじ

この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。

警察学校初任科第九十八期短期過程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ、覚醒してゆく。
必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だ。

週刊文春「2013年ミステリーベスト10」国内部門第1位、
宝島社「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編第2位、
2014年本屋大賞にノミネートされ、
90以上のメディアに取り上げられた既視感ゼロの警察小説!

出典小学館

舞台は警察学校。不要な学生を篩(ふるい)にかける鬼教官:風間(木村拓哉)が主人公。

学生たちの間で、互いに対立・復讐も起きる。

警察学校の指導も描きながら、風間が鋭い観察眼で事件の謎をひも解くミステリー要素もある人気小説。待望のドラマ化。

体罰まがいの指導に加え、警察のあり方も問う「警察小説」「青春・成長小説」「教育を問う人間ドラマ」「ミステリー」など多くの読み方ができる、傑作です。

ドラマ【教場】風間(木村拓哉)が義眼になった理由とは?

ドラマも原作も主人公の風間公親(かざま・きみちか)(演:木村拓哉)は、「冷厳な白髪教官」「どこか焦点が定まらない双眸(そうぼう)」と原作で表現されています。

ドラマの“風間公親”の容姿も、原作で表現されている“風間公親”に近づけました。

白髪で色のついた眼鏡をかけて、手には白手袋を持ち、肘をたて指を組んでたたずんでいる木村拓哉さん。

見るものすべてを見透かしているようなその眼差し(まなざし)。

出演者からも風間がいると引き締まったとコメントするなど、恐怖すら感じる佇(たたず)まいを表現しました。

右目は、原作では「義眼を思わせる」と表現されています。

つまり義眼。なぜ義眼なのか、それはシリーズ3作目「教場0 刑事指導官・風間公親」で明らかになりました。

「教場0」最終話(=6話)で、凶悪犯・十崎とざきに襲撃された新米刑事の生徒・平優羽子ゆうこ

その時、優羽子をかばった指導担当の風間の右目に千枚通しが刺さりました。

(※千枚通し…キリの仲間、重ねられている紙を刺し通して、綴じ紐や糸を通すための穴を開ける時に使用される)

引き抜こうとした優羽子でしたが、「証拠に指紋をつけるな」と制止した風間。

「覚悟をしていた。…(危ないから)辞めてもいいぞ」という風間。

優羽子は十崎を逮捕するまで「辞めない」、と決意を新たにして『教場0』は終わります。

なお、シリーズ第4作『風間教場』で、優羽子は警察学校で風間の同僚となっていました。ちなみに、もう片方の眼も緑内障にかかってしまいます。視覚を失いかける中、シリーズをどう続けていくのかも今後の見どころですが、それは2020新春のドラマではまだ描かれないことでしょう。

それでは次の項目から、メインとなるシリーズ第1作「教場」(小学館)のネタバレ紹介をしていきます。

ドラマ【教場】原作ネタバレ:第1話「職質」

登場人物

  • 宮坂定(工藤阿須加)…98期生。平田の父に恩がある。元小学校教師。
  • 植松(筧利夫)…風間の前の担任。途中で入院した。
  • 平田和道(林遣都)…98期生。父は警察官。
  • 石山広平(村井良大)…98期生。
  • 須賀(和田正人)…副担任。柔道担当で120kgの巨体。
  • 四方田秀雄(小日向文世)…校長
  • 風間公親(木村拓哉)…98期の新担任。白髪で片目は義眼。
  • 平田国明(光石研/友情出演)…和道の父親。
  • 都築耀太(味方良介)…98期生。生意気。

98期で次に辞めるのは…

舞台は警察学校の第98期。

平田和道(林遣都)宮坂(工藤阿須加)も、職務質問の訓練が下手で、植松に「いつ辞めるんだ」と叱られます。

5月24日。入校して約50日。すでに98期は4人が依願退職して37名となった。

次に辞めるのは、平田か宮坂どちらかか、と97期(高卒の長期課程)に賭けの対象にされている。

そんな中、石山(村井良大)が温泉に行った土産として、入浴剤を宮坂に渡す。

風間(木村拓哉)が新教官に…

肺炎で入院した植松に代わって、風間(木村拓哉)が新担任となった。

宮坂は「警察学校は篩(ふるい)」と発言。資質に欠ける学生を辞めさせる学校だから。

そして、宮坂が警察官を目指したのは、6年前の冬。大学時代にスキーへ出かけた時、車で事故を起こした。

その際に、駐在所の巡査部長・平田国明(光石研)に助けられたから。つまり命の恩人への憧れ。

風間は「憧れ」より「警察官に文句がある方が向いている」と残念がった。←ココ、第1作ラストへの伏線になっています。

しかし地域課でなく刑事課に志望していた宮坂。それを聞いた風間が職務質問の訓練をする。

すると、宮坂は警職法をきっちり覚えていて見事に対応。本当は出来のいい生徒だった。下手なふりをしていたのだ。

風間(木村拓哉)は食わせ者?

風間は、学生に胸ぐらをつかめ、と指示。

志願者は都築(味方良介)。風間の胸ぐらをつかむと金色のボタンが床に落ちた。

しかし公務執行妨害で逮捕したら、たくさんの書類作りが待っている。(3年以下の懲役だからこれだけ書くと説明)

風間「酔っ払いにからまれても我慢しろ、警察官は忍耐だ」

挨拶を兼ねた風間の初授業だった。

しかし風間は食わせ者だと宮坂や都築は思う。ボタンが取れやすいように準備していたのだから。

宮坂は、風間に課題を出された。それは毎日、その日に気付いたことを報告すること。(風間のスパイ?)

報告も10日目。寮のトイレの便器用洗剤が1本なくなっていた、と報告。

錆(さび)をとるためだろう、と宮坂は推理したが・・・。

平田(林遣都)、宮坂(工藤阿須加)と心中!?

風呂の前に、平田(林遣都)の個室にて、宮坂が逮捕術の練習につきあう。

しかし(ベットの柵につけられた)手錠をかけられたままになった宮坂。異変にきづく。

平田「宮ちゃん、知ってるかな。俺がこの学校で一番嫌いなのは、お前だよ、宮坂。自分よりできの悪いふりをされた人間がどんな気持ちか。他人から憐(あわれ)みを受けるのはしんどいぞ。お前は俺を見下したんだ!

硫黄入りの入浴剤と、酸性のトイレ用洗剤を混ぜて「有毒ガス」を発生させるという平田。逆恨みからの心中だ。

そこに風間がやってきた。しかし風間は「度胸を試してやる。やれ。」と指示。

手首が骨折するほど体をよじる宮坂。しかし入浴剤がトイレ用洗剤に降り注ぎ・・・!?

宮坂がわめいて、第1話終了。

ドラマ【教場】原作ネタバレ:第2話「牢問」

主な登場人物

  • 楠本しのぶ (大島優子)…98期生。元インテリアコーディネーター。第3班の班長。
  • 服部京子(佐藤仁美)…教官。取り調べの授業担当。
  • 岸川沙織(葵 わかな)…98期生。気の弱い自分を変えたい。原作では体重70kg台の大柄。(500kgの石が7人分という記述より)
  • 和馬かずま…しのぶの亡き恋人。6月6日が命日。享年30才。

第1話の顛末(てんまつ)が第2話で判明。

風間は、平田の殺意と硫化水素発生計画を察知していたので、中身を入れ替えていた。

平田は挨拶もなしに退校した。

助かった宮坂は、緑色の容器=トイレ用洗剤で水を飲むことにしている。「これは俺のお守りだ」という。

宮坂にとって、あのときの恐怖体験を思えばビンタも腕立てもどうってことなかった…。

しのぶ(大島優子)と沙織(葵わかな)は親友!?

楠本しのぶ(大島優子)は、元インテリアコーディネーターで、色覚が鋭かった。

取り調べも上手く、服部教官(佐藤仁美)に褒められた。

しのぶは、2つ年下で気の弱い同期の岸川沙織(葵わかな)を気にかけている。

沙織の車は兄のお下がりだが、「れんが色」または「弁柄」の色をしていた。しかし沙織は「あんな派手なの恥ずかしくて乗れない」という。

2話冒頭、授業中に沙織は倒れた。嫌な手紙が届くため眠れていなかったのだ。

沙織としのぶは友情が芽生える。沙織は「しのぶさん、味方だよね、わたしの。絶対に裏切ったら嫌だよ」と念を押した。

2人は協力して、脅迫状の相手を探すことになる。

しのぶは地道に探そうと提案。被疑者の口を割らせるとっておきの方法「牢問」(江戸時代の「石抱き」のこと。洗濯板の上に正座させ太ももに石を載せる)を教えた。

初期捜査の訓練

ある日「初期捜査」の訓練で、練習交番に「人が倒れています」と通報があった。場所は第3教場。

しのぶたち第3班のメンバーが教場にかけつけたが、誰もいない。

実は、交番の電話機が盗まれていた。無人になった交番から備品が盗まれることは時々おこることだ。

風間「警察官が動いたところはみな現場になる。覚えておいた方がいいぞ」

しのぶ(大島優子)の動機と結末

しのぶは、過去に最愛の婚約者を自動車事故で亡くして、死んだ恋人の仇(かたき)を討とうと警察学校に入った。

親友の岸川沙織(葵わかな)が、彼をひき殺した車(=弁柄色)を持っている写真を見た。そのため沙織(葵わかな)を恨んでいたのだ。

しのぶは取り調べの方法「良い警官、悪い警官」を実践し、揺さぶりをかけたのだ。(「良い友達、悪い手紙」という方法)

しかし、犯人がしのぶだと気づいた沙織が仕返しをする。

気が付いた理由は楠本からのミントオイルに香りがしたから。

楠本は眠気対策にミントオイルをしみこませたハンカチを持ち歩いていた。

手紙からもミントオイルの匂いがしたため、犯人だと気づいた。(風間も匂いで気づいた。)

…しのぶは立体駐車場で沙織に押されて、パレットが動いて、挟まれた。

身体を圧迫されて逃げられなくなる。しかし、風間教官はなかなか助けてくれなかった。

本当に2年前の自動車事故の犯人なのか、と問われたしのぶ。あのとき、運転手が大柄の女性で、ナンバーは見えなかったが車体が弁柄だったからだ。沙織の車と一致する。

実は、沙織は犯人ではなく誤解。色の錯覚=思い込みだった。偏光性の塗料が塗られていて、見る角度で色が変化した。婚約者をはねた車は終始、弁柄だった…。

「許してってお願い」としのぶは懇願したが、助けてもらえずに第2話終了。

ドラマ【教場】原作ネタバレ:3話「蟻穴」

時は6月。風間教場の学生は35人になっていた。

風間教官がすぐに楠本しのぶを助けなかった理由と顛末が判明。

圧迫時間が長い時と細胞が壊れて血液が濁る。そこですぐに圧迫から助けると一気に血流が良くなって、急死することがあるからだった。

いわゆる「挫滅症候群」という現象が起きるから。

そして、しのぶが怪我をしたその晩、沙織は脱走同然でいなくなり警察学校を退校処分となった。

後日、松葉杖を使ったしのぶも警察学校を辞めようとしたが、風間は止めた。

主な登場人物

  • 鳥羽とば暢照のぶてる…98期生。白バイ隊員が憧れ。
  • 貞方…教官。警部補。県警特別救助班の退院。
  • 稲辺隆…98期生。鳥羽の親友。剣道2段。
  • 須賀(和田正人)…副担任。無断外出を発見した。柔道6段。

白バイ隊員にあこがれた男

警察学校では、毎日日記を3ページ以上書く。

鳥羽は、白バイの警官を希望していた。

白バイ警官はスピード取り締まりの時、タイヤ音で速さを割り出す。鳥羽も訓練して動いているものの移動速度が分かるようになった。

ある日の水難救助訓練の日、私語の罰として潜っていた稲辺を助けるため、水に飛び込んだ。耳抜きをしている余裕はなかった。

蟻(あり)を介して、鳥羽と稲辺とは親友だった。部屋で蟻を見つけるたびに瓶などに入れた。つかの間の遊びだった。蟻の侵入口を接着剤でふさいだこともあった。

鳥羽の秘密

ある日、鳥羽は耳が悪い事を隠すため、友人の稲辺を裏切った。

「無断外出した」と稲辺が疑われた際に、鳥羽と自習室で一緒にいたと証言した稲辺。

しかし「彼を見ていない」と鳥羽は偽証した。

そのため、稲辺は鳥羽に復讐を企てた。

(その直前:鳥羽は耳が悪くなって(滲出性しんしゅつせい中耳炎)、それを隠しながら、嘘の日記を書いていたことを見抜いた風間。接触事故を聞いたと書いてしまった鳥羽。当該時間には聞こえないはずの自習室に稲辺といたが、耳が大丈夫だとアピールするために嘘を書いてしてしまった。書き直せないために、偽証することとなった。鳥羽は風間から退校を命じられた。)

稲辺の復讐の方法は、残酷だった。

拳銃を打つ時に耳につけるヘッドホンの中に蟻を忍ばせ、蟻に鳥羽の鼓膜を噛みやぶらせた。耳垂れをエサだと思い込んだ蟻がカサッと動くシーンで第3話は終了。


※ホラーのような終わり方。スペシャルドラマ『教場』では、主要人物に鳥羽も稲辺もいません。なのでドラマでは割愛されると予想されます。

※第5話にて、鳥羽のその後が判明。聴覚をやられたため白バイは断念。しかし警察官自体はあきらめていなかった。(8月ごろの話し)

※第6話にて、卒業文集で、退校届まで書いたが「いつでも辞められる」と逆に開き直って卒業までこぎつけたと記した。さらに体が絞れたことから指紋は不変だが、姿紋は変わる…人は変われる、と書き留めた。

ドラマ【教場】原作ネタバレ:4話「調達」

時は7月。9月末の卒業まで約2か月となった。

登場人物

  • 日下部くさかべじゅん(三浦翔平)…98期生。元ボクサー。妻子持ち。風間教場(学級)の級長で、最年長。32才。
  • 樫村卓実(西畑大吾)…98期生。人たらしで、調達屋。オープンキャンパスの学生運営委員。
  • 尾崎賢治(石田明)…風間教場の元生徒。寮兄(学生の相談相手)。柔道・剣道などで補佐を務めることも。横須賀白澤署の警察官で、生徒たちをたびたび激励。樫村卓実の大学の先輩。36才

樫村(西畑大吾)が調達したものは…

警察学校には持ち込み禁止の物のひとつ=猥褻(わいせつ)な本を、樫村卓実(西畑大吾)が持ち込んで、学生同士の間で交換していた。

そのことに気付いたのが元ボクサーの日下部(三浦翔平)だ。

直接な物々交換でなく次第に物が良くなっていく、「わらしべ長者」の方法も見抜いた。

日下部は「点数」つまり成績を調達してほしい、と卓実に依頼。

日下部は、30過ぎて、同い年の妻と三歳の娘がいる崖っぷち。学校での成績はその後の警察官人生を左右するからだ。

日下部は、卓実に教えてもらった先輩期の情報を実践。「外傷がない遺体発見時の措置」について、火の起こし方を説明。服部教官に褒められた。

しかし「そこまで詳しければ見覚えあるんじゃありまえんか」と服部。

模擬家屋でのボヤ(小火)は日下部の過失として一件落着した。つまり日下部はハメられた。スケープゴートだ。

しかしアリバイがある日下部は、まだ罰を受けてはいなかった。

風間が真犯人を見抜いて助けた。

風間「交番の巡回連絡で(住人に会う)効率のいいやり方がある。協力者を作ることだ。居住者の生活実態を把握している第三者とコネを作ればいい。覚えておけ。犯罪者にとっても同じだ。悪事は一人でするとは限らない」

小火の犯人は、寮兄の尾崎だった。彼は模擬家屋の台所で覚せい剤をあぶって使用しようとしたが、見つかりそうになってあわてて包みを燃やして逃げた。それが原因だった。

共犯者は卓実だった。無罪を調達したのだ。報酬は3万円だった。

ドラマ【教場】原作:5話「異物」

登場人物

  • 由良求久…自動車狂。希望部署は自動車警ら隊。陶芸クラブ所属。協調性がなく、教場の鼻つまみ者で、皆から無視されている。スズメバチに刺されたことがあり、アナフィラキシーショックを過度に恐れている。
  • 安岡 学…ふっくらとした頬が特徴的。追跡(トラッキング)が得意。身長161cm、体重49kgで、採用試験の体格制限をぎりぎりでクリアしている。
  • 神林…警部補。交通機動隊に所属。実習の講師に招かれた。パトカー常務歴は25年。薄くなりかけた髪は整髪料で光っている。

由良は、蜂が苦手でハチ恐怖症。ハチが黒をめがけるために、黒髪を嫌がり、校内の理髪店で五分狩りならぬ、1厘にしてもらう。

ある日、由良がパトカーを運転中、スズメバチが目の前を飛び回った。

そのためブレーキとアクセルを踏み間違えて、安岡に当たりそうになったが、間一髪、安岡は誰かに突き飛ばされた。

たいした事故にはならず済んだが、由良は安岡が自分にハチを向けたと考えて、彼に仕返しを計画。

用具室に閉じ込めたあと、霊に呪い殺されると脅した。

そんな由良の安岡への疑いを風間が見抜いて謎を解いた。

(風間こそが安岡を突き飛ばした人物。しかし風間ははねられたため右足を骨折している。)

真犯人は整髪料だった。神林教官が使っていたものげ原因だった。

風間は由良の長所と短所を伝えて、完全防備の上でハチの駆除を依頼。

  • 長所:運転技術、体格の良さ、人を傷つけたこと(=傷つけた経験がある者ほど、よく人を守れるから)
  • 短所:協調性のなさ、ハチを怖がりすぎること。

防備に加え、整髪用スプレー(ヘアフォーム)を、ハチの巣があるツバキの根元に吹きかけた。こちらにハチが向かうという。

香水や整髪料の匂いは、ハチの大好物だった。

ドラマ【教場】原作:6話「背水」

登場人物

・都築耀太ようた(味方良介)・・・成績優秀だが、クラスで浮いた存在。

第6話はこれまでの主要人物の卒業文集を通して、今後の決意を表現する総まとめ的な章です。

都築(味方良介)の度胸

都築(味方良介)は、98期の総代の座を狙っていた。有言実行。つまり背水の陣で、自分を追い込もうとしていた。

献血の際にボールペンをもらった風間は、「吾能弭謗矣」(われよく謗りをとどめたり)と都築が持っていた用紙に書いた。

意味は「わたしは国民の非難を防ぎとめることができた」。…わたしは犯罪を防ぎとめることができた/防犯畑の警察官を志す者にとっては理想の言葉だ。

そんな中、都築は体調がすぐれない日が続いた。卒業を控えているため心因性のものだ。

風間は「そんな度胸では警察官はできないので辞めろ。第一線で使い物にならない。辞めさせるのが本人のためだ。」と告げる。

都築(味方良介)が「辞めない」と答えると、風間は「ならば、私を納得させてみろ」と言う。

都築は、文集に、自らの未来を書きこんでいた。拳銃検定で1位、職質コンテストで1位を取る、と。

警察学校では、嘘をつけば退校処分。

総代になることができなければ退校になる、という「背水」の陣で検定に取り組んだ都築。その賭けに勝った。

結果的に総代の座を射止めて、風間を納得させた。

風間「まずまずの度胸だ」と言って、文集の都築の欄の余白に「吾能弭謗矣」と記した。

なお、「教場」(第1作)のエピローグでは、風間が98期に続いて第100期を受け持ち、開校日で警察に文句がある生徒が(40人のうち)1人だけいた。風間はほほが緩んだ。

次の項目では『教場2』(シリーズ第2作)で、ドラマに関わる部分をネタバレ!

ドラマ【教場】原作『教場2』のネタバレ

『教場2』第1話「創傷」にて、南原哲久(井之脇 海)が登場。

ドラマでは、宮坂(工藤阿須加)や楠本しのぶ(大島優子)らと同期ですが、原作では別の期になります。

第1話のあらすじ

風間教場の学生で、第100期の桐沢篤(きりさわ・あつし)は元医師。

同期の学生の中に、当時、桐沢が診察した患者:南原哲久がいた。

桐沢は内科医だったが当直は自分ひとりだっため、左腕が火傷(やけど)していた南原を治療した。

ある日、桐沢は寮の引っ越し作業中に警察手帳をなくす。

紛失すれば即・退校。隠してしきたものの、風間に見破られたが、次の点検教練にまで見つけ出すよう指示された。

ただし風間も捜索を手伝うという。

射撃練習場にて、風間は南原の射撃を褒めた。その上で、風間が桐沢の「こげ茶色した身分証明書」がなくなったことを南原に知らせ、問い詰めていく…。

第1話の結末

警察手帳の紛失以降、外出できていない南原に対して、寮内捜検を実施すると切り出した風間。

観念した桐沢は、自分が警察手帳を盗んだことを告白。

南原は自分のこめかみに銃を口を向けた。人に銃を向けたら即・退校処分と分かっていて…。


後日の法医学の授業にて、創傷の種類が教えられた。

銃創の中では、発砲時に銃身が密着して火傷を伴うものもある。

桐沢は警察学校に入校前、拳銃を密造していたが、あるとき暴発して腕を負傷。

外科の専門医だと銃創がバレるからと、冴えない個人病院(桐沢の父の病院)を選んだ。

しかし当の内科医と警察学校で再会してしまった。

南原が桐沢の手帳を盗んだ理由は、過去の病院での診察を思い出せば、いずれ銃創だと理解されてしまうと恐れたから。

法医学の授業の前に、桐沢を退校に追い込もうとしたが、南原の計画は失敗に終わったのだった…。

第4話のあらすじ

『教場2』第4話「敬慕」にて、菱沼 羽津希が登場。第100期生です。

風間教場一の美貌(びぼう)を武器に、教官の風間(木村拓哉)に取り入ろうとする、かなり自信過剰な女生徒。

ドラマで演じるのは、川口春奈さんです。(こちらも宮坂や楠本たちと同期に改変。)


菱沼 羽津希(ひしぬま・はづき)(川口春奈)は、そのずば抜けた容姿のため、同期の学生を代表して宣伝活動に参加することが多く、当然だとも考えていた。

地元のテレビ局からのインタビューも羽津希が担当。

引き立て役として手話担当に選ばれたのが、同期の枝元祐奈ゆうな(演:富田望生)

しかし、佑奈が普段より魅力的に映っていた。自分より輝いて見えた。

なぜなのか、 羽津希は不思議がった…。

第4話の結論をネタバレ

羽津希は「枯れ専」で、風間に好意を寄せていた。

しかし、風間は羽津希の問題点を以下の3つ指摘する始末。

  1. 行動が身勝手で謙虚さに欠ける。
  2. 容姿や外見ばかり気を取られすぎ。
  3. 仲間を尊敬できていない。

その一方、佑奈は優秀な成績で性格も良かった。

そんな中、広報紙「翠の郷」の表紙のモデル候補として、羽津希と佑奈が挙げられた。

その場に佑奈はいなかった。前日、はしごから落ちた園児を受け止めて助けたが、尾てい骨を痛めて通院していた。

投票で佑奈に決まったが、風間はやり直しを命じた。モデルは在校生というのが決まりだ。

佑奈は退校して実家の旅館を継ぐことが1ヶ月前から決まっていたという。

再投票の結果、羽津希に決まったが、退校届を風間に出した。


しかし、再投票でも枝元佑奈に投票した羽津希。

「今回は大目にみよう、問題点のうち『その3』は解消できたようだからな」と風間は言って、受理しなかった。

最後に、羽津希は佑奈とささやかなお別れパーティーを開き、以前に撮影したインタビューの映像を再生する。

そこに映る佑奈は魅力的で、まるで恋する顔。

インタビュー中の「尊敬します」の箇所で、佑奈が手話通訳を「好きです」と変えていた。

その手話の視線の先には風間がいた。自分以上の恋心に完敗した羽津希は「そんなに好きだったのね。降参。」と思った。

佑奈は、羽津希からもらった餞別(せんべつ)の白いハンカチを「ありがとう」と掲げた・・・。

(常識ですが白旗という言葉があるくらい、白は負けを認める意味がありますね)

ドラマ【教場】原作のまとめ

以上、ドラマ「教場」のあらすじとネタバレをまとめました。

オリンピックイヤーとなる2020年の新春に、フジテレビ開局60周年特別企画と大々的に銘打たれた『教場』。

人気俳優・木村拓哉が鬼教官を演じますが、怖いけれど実は優しい(?)と思います。

下手に実力不足、不適正なまま現場に出たら命を落とす危険もありますし…。

そして、なんといっても豪華キャストの競演に期待大です。

お見逃しなく!

教場
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【dorama9】