日曜劇場【VIVANT】のあらすじネタバレを最終回まで!結末や伏線・ラスボスを考察!

日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』のあらすじネタバレを最終回まで紹介します。

堺雅人主演の日曜劇場【VIVANT】は、日本と中央アジアを駆け巡る、限界突破、予測不能なアドベンチャードラマ!国際テロ組織を追う別班・公安という壮大なスケールの物語で、緻密に繊細に重なり合う人間関係も魅力。誰が敵で、誰が味方か、考察必至の完全オリジナルドラマです。

今回は日曜劇場『VIVANT)』のあらすじネタバレについて。

1話から最終回までのネタバレを紹介してるよ。

最終回、親子の対決が凄かった!
続編も決まって欲しいわ。

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最終話のあらすじネタバレはこちら

日本のモニターの正体はあの人!

ラスボスは新キャスト!

結末や伏線・ラスボスを考察!

目次

【VIVANT】のあらすじ

VIVANT
©TBS

日曜劇場【VIVANT】のあらすじを紹介します。

【VIVANT】ってどんなドラマ?

放送前にストーリーが明かされなかった本作。7月16日、ついに初回が放送されました。蓋(ふた)を開けてみると、たしかにアドベンチャードラマとしか言いようがない作品でした。ド派手なアクションドラマであり、多くの謎や伏線ありのミステリー作品であり、スパイものでもあり、ジャンル分け不能な冒険ドラマです。

誤送金編(第1話 – 第4話)では…第3話で太田が実行犯と判明。第4話で、乃木(堺雅人)の正体が別班(自衛隊の影の諜報部隊)の諜報員と判明。乃木は、誤送金の黒幕でテントの協力者を山本(迫田孝也)と突き止め、粛清しました。

宿命編(第5話 – 第10話)では…第5話でテロ組織「テント」のリーダーがベキ(役所広司)で、ベキは乃木が幼少期に生き別れた父・卓(林遣都)であることが分かります。まさに父と息子の宿命の対決へ。乃木は仲間を騙して、テントに潜入捜査。テントが孤児救済の組織だと分かり、乃木や野崎はテントの味方に。最終回ではベキが上官だった上原(橋爪功)に復讐しようとします。そのため、乃木がベキを銃殺しました。乃木が薫とジャミーンと再会してENDに。

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【VIVANT】1話のあらすじネタバレ

1話の放送日:2023年7月16日(日)21:00 -22:48 ※初回108分スペシャル

タイトル:「日本から世界へ翔る大冒険が始まる!」

1話のPOINT

    • 敵か味方か、味方か敵か― 前代未聞のアドベンチャードラマが放送スタート!

    • 日本のドラマ&映画史上最高峰のキャスト!(初回は松坂桃李さんの登場なし)

    • 長期モンゴルロケで送るド迫力&壮大なスケール!(日本では撮影不可能なド派手アクション)

    • 最後のメインキャストが遂に明かされる!

ここから【VIVANT(ヴィヴァン)】1話のあらすじネタバレです。

1話のあらすじ

主人公・乃木憂助(堺雅人)は一人で砂漠を歩き、つぶやく。「天照大御神、イエス・キリスト・アブラハム、アラーよ。誰でもいい。助けてくれ」一体、乃木に何があったのか?時は過去へ遡(さかのぼ)り…。

誤送金問題

丸菱商事エネルギー開発事業部第二課の課長・乃木は、中央アジアのバルカ共和国の企業「GFL社」との太陽エネルギープラント事業を担当している。

ある日、1千万ドル=約14億円を相手先に振り込んだはずが、1億ドル=約140億円を振り込んだことが発覚。振込の誤送金だ。乃木は9千万ドル=約126億円の損失を1か月以内に取り返すことになり、バルカ共和国へと飛んだ。

乃木は「GFL社」社長のアリ(山中崇)に会い、誤送金だから返して欲しいと頼む。アリは下請け会社に送金してしまったという。送金相手は10社以上あるらしい。乃木は下請け会社を知りたがったが、アリは教えてくれなかった。

一方、丸菱商事では…。誤送金はシステムエラーでないと判明。乃木の部下の水上(古屋呂敏)が疑われたが、 業務監査部の河合(渡辺邦斗)は録画映像から乃木を誤送金の犯人と疑う。丸菱商事の幹部たちは、乃木がわざと誤送金してキックバックをもらおうとしていたんじゃないかと疑った。

バルカにいる乃木は、同期の山本(迫田孝也)から密かに電話をもらったが、誤解だと答える。山本はとにかく9千万ドルを取り返さないと懲戒解雇になると告げる。

誤送金はザイールの元へ

乃木は、もう一人の自分に背中を押されてアメリカのCIAに勤める親友・サム(Martin Starr)に電話で助けを求める。ご送金の金の流れを追って欲しいと頼むと、サムは(バルカ共和国を調べているから)「ついでだ」と了解。

その後、アリは嘘をついていると判明。送金したのは1社だけ。しかし、乃木が銀行を訪れた後、トラックで何か運ばれた動画がある。しかし車の沈み方からして「ダミーだ」というサム。ハッキングした頭取室の映像によると、1億ドル丸々ダイヤモンドに代えている。

金の動きを知られないようにテロリストがよくやる手口だというサム。映像から男の正体がわかった。男は、アル=ザイール(Erkhembayar Ganbold)。サムは、居場所がセドルだと乃木に教える。

サムがバルカ共和国を追っていたのは「得体の知れない不気味な組織」について。サムにとって乃木は、たった一人の親友だ。

乃木はタクシーで、セドルに向かう。途中、砂漠になった。外で小便をしていると…タクシーが乃木を置いて発進してしまう。騙されたのだ。タクシーに置いていたカバンも持っていかれた!

乃木は砂漠の中、ひとり残された。スマホの電波も入らない。しかしGPSは使えるから最短ルートで歩いて行く乃木。残り50キロだ。

電波がないのにGPSが使える理由:GPSはGPS衛星からの信号をキャッチすることで現在地を特定するシステム。空が見えている場所であればどこでも使用可能。地下で空からの電波が拾えない環境でない限り、スマホの電波とは関係無くGPSは使えます。

ジャミーンに救われる

だが・・・体力の限界が来てしまう。もう一人の自分が携帯に望みを託せというが・・・乃木は転がり落ちる。やがて夜になり、現地の親子が通りかかり、助けてくれた。

乃木が目覚めると・・・助けてくれた親子の家だった。少女・ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)は2年前に母親が目の前で事故死して以来、しゃべれないという。今は父親と2人暮らしだ。

父親は乃木の話を聞いてセドルまで案内してくれるという。乃木は、手の感覚で粉の分量をはかる。乃木の特技だった。そうして正確に測った粉でジャミーンが焼くと、今度はパンが上手くできた。ジャミーンは歓喜。

翌日。乃木は親子とともにセドルへ。

到着すると、少女・ジャミーンは乃木に抱き着く。父親は、ジャミーンの主治医・カオル(※)以外の人間に対し「ジャミーンがこんな笑顔をみせるのは久しぶり」だという。「お前(=乃木)も彼女が助けた」という父親。

カオルは、のちに会う柚木薫(二階堂ふみ)のこと。

乃木は警察に報酬をあげて、アマン建設のザイールへ会うように手配してもらう。しかし、(ダイヤの受け渡しの場面の)証拠の動画を見せてもザイールは応じない。しかも警察に向かって発砲するザイール。

ザイールは、ここまで来たのは乃木が初めてだと言い、「お前がVIVANT(ヴィヴァン)か?」と乃木に問う。VIVANT(ヴィヴァン)を知らない乃木は、否定するが…。

ザイールは家族を守る為、体に巻いた爆弾に火をつけようとする…。

その瞬間、野崎(阿部寛)がザイールの起爆スイッチを持つ腕を撃つ。野崎と乃木は外へ走り、大きな穴に飛び込む。大爆発が起きて、外にいた親子も巻き添えに。とっさに父・アディエルが娘・ジャミーンをかばう…。

VIVANT第1話
「VIVANT」©TBS

1話のネタバレ

乃木と野崎は、薫(二階堂ふみ)が勤める病院に搬送され命が助かった。しかしジャミーンの父親・アディエル(Tsaschikher Khatanzorig)と地元警察5人は死亡した。

やがて警察が病院にやって来て、乃木を追う。爆発事件の犯人と疑っているのだ。乃木は無実だが、事実は問題ではなく、警察は事件解決のためにでっち上げるはずだと野崎はいう。乃木は野崎に従うことに。

野崎は、薫(二階堂ふみ)に秘密裏に乃木の治療をしてもらう。しかし、その部屋に警察がやってきた。薫は、乃木が犯人だと思って警察に突き出したのだ。しかし薫も乃木・野崎の仲間とみなされて、捕まってしまう。

警察車両に乗った乃木たち3人。しかし運転手・ドラム(富栄ドラム)は、野崎の仲間だった。他の警察2人を撃退する野崎。

警察は、乃木たちが乗る警察車両を一斉射撃!!!!

警察車両は穴だらけだが、なんとか逃げ切った。

逃亡劇へ

野崎は公安だった。野崎曰く、乃木は「世界中を巻き込む大きな渦(うず)」に巻き込まれてしまったとのこと。野崎は乃木のことを守ると約束する。

現在地から西のカザフスタンとの国境は警察が包囲するだろう。だから東へ行き、首都・クーダンの大使館へと駆け込む・・・それが野崎の作戦だ。

モスク(イスラム教の礼拝堂)で、3人は食事をとり、泊まる。しかし警察の追っ手が迫っていた。住人が報酬と引き換えに乃木の居場所を教えたのだ。警察が部屋に踏み込むと、もぬけの殻。警察は、警察犬も使って、捜すことに。

野崎は「お前ら覚悟はいいか?」という。3人は汲(く)み取り式便所の下に入りこみ、人糞を顔に塗って、警察犬の嗅覚をごまかす作戦で、なんとか切り抜ける。

ドラムが外で爆発を起こす!そのすきにドラムが乃木たちを呼びに来て、車で強行突破へ…。警察は車を追ったが、ここまで逃げてきた警察車両は住民のおじさんが運転していた。警察は騙されてしまった。

その後、馬を使って逃げる乃木・野崎・薫・ドラムたち。しかしクーダンの全ての入り口は、警察が包囲していた。乃木は懸賞金10万ドルもかけられていた。ただの爆弾犯ではなく、現地警察も乃木を確保したい理由があるのだろう。大金なので、国民全員が警察になったようなものだ。

スマホを持ってない(そのため懸賞金を知らない)遊牧民とともに移動する乃木たち。そこへ警察のチンギスたちが現れた。…ヤギたちが警察を囲む。するとチンギスは撃てなかった。羊やヤギの大群が暴走へ…。羊やヤギを隠れみのにして逃亡に成功した乃木たち。

バルカ共和国は仏教系の国のため、食べる以外に動物を傷付けない仏教の教えがある。だからチンギスたちは、羊・ヤギ・馬を撃てなかった。

ヤギの群れでの強行突破の時、野崎がわざと警察に顔をさらし、見せた。その理由は…市民を巻き添えにしないためだった。警察に、やつらが検問を突破するとしたら強行突破してくるだろうと思わせた。警察は一般車両を道路から遠ざけ、大量のパトカーで大使館までの道をふさいだ。

クーダンの街を馬で走る乃木たち。ドラムは装甲車レベルに改造されたダンプカーを手配する。運転手は野崎。ダンプカーで中央突破して、大使館に入る作戦だ。警察の銃撃もパトカーもはねのけて接近。

最後は、乃木たちがパトカーの車上を飛び乗って行き、日本大使館に滑りこんだ。

VIVANT第1話
「VIVANT」©TBS

テロ組織と「ヴィヴァン」

警察の追走を振り切った乃木たちは、ひとときの休息時間を過ごす。

日本大使館にて。乃木はうなされている。両親(?)と幼い子が何者かに追われる悪夢…。乃木は野崎に起こされる。

野崎は、乃木のカバンに盗聴器をしかけていた。ザイールの仲間だと疑っていたのだ。しかし、乃木がサムに電話した時に仲間出ないとわかる。

野崎は、公安でさえザイールの居場所を突き止めるのに時間がかかったのに、なぜ乃木はたった1本の電話で知ることができたのか?…「電話の相手は誰だ?」と質問。誤送金を取り返したい乃木は、交換条件としてザイールのことを質問。

野崎は、ザイールは新手のテロ組織の幹部の一人だと明かす。「世界中を巻き込む渦」とはそのテロ組織のことだった。乃木は、電話の相手はCIAにいる友人で、ザイールのことを教えてもらったと明かす。

野崎は(ザイールが言っていた)「びーぱんとは何だ?」と聞く。乃木は「ヴィヴァン」と訂正。野崎は「『お前はヴィヴァン』ってなんだ?この国の何かか?」と改めて聞く。しかし乃木も知らなかった。

そこへ薫がやってきて、「VIVANT」はフランス語で「生き生き」「活気のある」「にぎやかな」などの意味があると説明する。しかし、乃木をVIVANTだと確信したザイールが自らの命とともにVIVANTを殺そうとした。だからVIVANTは違う意味だと野崎は疑う。

二宮和也がサプライズ登場

1話・二宮和也
「VIVANT」©TBS

ラスト。男(二宮和也)が草原を馬に乗って走り、馬に乗る年配の男性のもとへ。

男(二宮和也)は「父さん。悲しい知らせがあります」と現地語でいう。ジャミーンの父・アディエルが爆発事件で亡くなったこと、ジャミーンは助かったことを報告。

父(役所広司)は(ジャミーンが退院後は)「我々が面倒をみる」と現地語で告げる。

父「悲しいことばかり起こるな。この大地は

(つづく)

1話の要点ネタバレ

    • 丸菱商事の課長・乃木(堺雅人)は9千万ドル(約126億円)の誤送金問題を起こしてしまう。

    • 乃木は正しい数字を送信したというが、疑惑は晴れない。

    • 乃木はバルカ共和国に行き、誤送金を取り戻そうとする。

    • 乃木は、取引先のGFL社からザイールという人物に9千万ドルが渡ったと知る。

    • 乃木は現地の親子と薫に命を助けられる。(※少女ジャミーンは物語の鍵を握る?)

    • 乃木はザイールに「お前がヴィヴァンか?」と言われ、自爆テロに巻き込まれる。

    • 乃木は公安の野崎(阿部寛)に助けられ、医師・薫(二階堂ふみ)や野崎の相棒・ドラムとともに現地警察から逃避行。

    • 逃避行ではヤギ&羊の暴走アクション、カーアクションが!

    • 乃木たちは装甲車風ダンプカーで中央突破し、日本大使館へ滑り込んだ。

    • VIVANT(ヴィヴァン)の意味、二宮和也・役所広司の役柄は謎のまま終了。

    • 松坂桃李の登場はなし。

カーアクションが凄くて面白かったなあ。

有能すぎるドラムが可愛くてファンになっちゃった。

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【VIVANT】2話のあらすじネタバレ

2話の放送日:2023年7月23日(日)21:00 -22:19 ※79分スペシャル(25分拡大SP)

タイトル:「VIVANTの意味が明かされる!裏切りと愛しき人との別れの先に全ての謎が動き出す」

2話のPOINT

    • 消えた約130億は一体どこへ?

    • 乃木憂助(堺雅人)に襲いかかる“世界中を巻き込む大きな渦”とは?

    • 明かされるVIVANTの謎に驚愕!

2話のあらすじ

ここから【VIVANT(ヴィヴァン)】2話のあらすじネタバレです。

爆発事件の容疑者として指名手配された乃木(堺雅人)は、公安の刑事・野崎(阿部寛)の助けで現地警察の追跡を逃れ、薫(二階堂ふみ)とともに、無事に日本大使館へとたどり着いた。現地の外務大臣と警察官が大使館までやって来たが、大使(檀れい)が証拠がない限り引き渡さないと、突っぱねた。

乃木は、130億円を取り返したい。怪しいのは6人。

    1. 部下の水上(古屋呂敏)

    1. 財務部の太田(飯沼愛

    1. 経理部の原智彦(橋本さとし

    1. 乃木の上司で部長の宇佐美(市川猿弥)

    1. 専務の長野利彦(小日向文世

    1. 取引相手のアリ(山中崇)

野崎はアリを除外し、残り5人を調べるという。そして「日本に帰るぞ」と言い出す。ここにいても取り返すのは至難だし、日本警察がバックにつけば裏切り者を暴けるかもしれないと乃木も帰国を承諾。

野崎が裏切り者探しを手伝う理由を話す。丸菱商事からGFL社長アリ、そしてザイールへ大金が渡った。ザイールの裏には組織がある。その組織が丸菱商事の5人の誰か(モニターまたはスリーパーと呼ばれる人物※)を使って誤送金を起こさせたと野崎は推理。

モニターとは?:モニターとは特別協力者のこと。
スリーパーとは?:スリーパーエージェントともいう。潜伏工作員のことで、普段は一般の職務に就いていながら、命令が下れば敵内部から破壊工作・利敵活動・テロリズムを実行できるように対立国や対立組織に潜伏しているスパイの一種。

その組織は世界の諜報機関から「テント」と呼ばれている。犯行声明がなく、思想や信念がない。独自のマークだけを残している。得体の知れない組織だ。

大使の手配した脱出方法によって帰国できることになる。しかし、薫は心臓の病気のジャミーンも連れて行くと言い出す。野崎の助言で、薫は世界医療機構の仲間たちに頼むことにする。

野崎はザイール(Erkhembayar Ganbold)の残した「VIVANT(ヴィヴァン)」という言葉が引っかかっていた。そして意外な言葉がヒントになり、「ヴィヴァン」の謎が明かされることに――

VIVANT・第2話
「VIVANT」©TBS

大使館職員のナジェムと警備員たちが明日の大使館の交流会に来るお客様の警備について打ち合わせをしていた。その中でナジェムは「ヴィカン」と言っていた。野崎がヴィカンと言った部分をもう一度言わせると、ナジェムはローマ字の「BEKKAN」(別館)をヴィカンと発音していた。ヴィヴァンに似ている。(※大使館は本館と別館があった)

VIVANTはBEKKAN(別館)?しかし野崎が「BEBBAN」も現地人に発音させるとヴィヴァンに発音が似ている。さらに真ん中の「BB」をPPに変更し、「BEPPAN」を発音させる。やはりヴィヴァンに似ていた。野崎は(漢字で)別班(べっぱん)と書く。

薫は「そんな日本語あります?」と半信半疑。。野崎は「お前(=乃木)が別班?まさかな」と一笑に付す。

その後、薫は乃木の治療をしながら、別班は警察が知ってる重大な専門用語なのかと言う。乃木は別班を知らないようだ。(知らないふり?)

VIVANT・第2話
「VIVANT」©TBS

その後、乃木たちは大使館から秘密の地下トンネルを使って脱出へ。野崎は足音を気にせず急ぐよう言う。

乃木たちが出口の納屋の下へたどり着くと・・・野崎は「ストップ!」という。小型隠しカメラを忍ばせて確認すると、チンギスたち警察が出口で待ち構えていた。チンギスは「あと20分で出てくる」という。(現在10:20)

野崎のスマホにドラムから連絡があり、大使館前の警察が移動したという。情報が漏れているのだ。このトンネルを知っているのは大使と通訳のナジェム。

野崎たちは大使館へとトンネルを戻ることに。

野崎は大使とナジェムに「ゆっくり歩く」と伝えていた。どちらかの裏切り者が警察に連絡。だからチンギスは「20分後」と言っていた。つまり10時40分に出てくると思っている。チンギスたちがしびれをきらしてトンネルに突入するのは10時50分。チンギスらが大使館に着くのは11時ごろ。

    • 10:20 乃木たちが(急いで)トンネルの出口に到着。

    • 10:30過ぎ 乃木たちがトンネルを戻って大使館に到着。

    • 10:40 チンギスたちは乃木たちが到着すると思って待ち伏せ中。

    • 10:50 チンギスたちがトンネルに侵入。

    • 11:00 チンギスたちがトンネルを通って大使館に到着。

現在10時30分。間もなく大使館に戻れる。大使館は交流会で皆、本館にいる。別館はガラガラだから見つからない。しかし大使館に戻ると、ナジェムがいた。ナジェムは15分前に「大使館前の警察が動いたから野崎たちに知らせてほしい」という内容を西岡英子大使にメールしていた。

けれど、大使は野崎に知らせていない。裏切り者は大使の西岡英子(檀れい)だった。大使は、バルカ共和国の政府には弱腰なのだ。英子は現地の外務大臣と繋がっていた。

ドラムがトラックを用意してくれた。乃木・野崎・薫たちは馬が乗っている荷台に隠れる。しかし正門での検問で、馬を降ろして確認されそうになる。アジェムがやってきて、「大使からの差し入れです」と飲み物を手渡す。警察は「どうせ日本人は1キロ先で捕まる。内緒だぞ」とアジェムに教えて、ドリンクで休憩へ。乃木たちの乗るトラックは検問を突破した…。

乃木たちの向かう先は、東側のモンゴルとの国境付近の町「ヅメゴン」だ。

    • 11:00 チンギスたち警察がトンネルを通って大使館に到着。

    • 12:00 大使館を捜索終了。乃木たちがいないと判明。

    • 12:10 国境の緊急配備の指令

現在は11時。12時10分まで70分の猶予がある。しかし、乃木たちがヅメゴンへの到着予定時間は14時。緊急配備の指令がされた後だ。

野崎は説明する。ヅメゴン近郊のセドルの警察はザイールの自爆で壊滅状態。となると、応援に来るのは北のエルトネ警察だが、移動時間は2時間半。14時40分に警備が固まる。

12時10分(国境の緊急配備指令)+2時間半(エルトネ警察の移動時間)=14時40分(国境の警備が固まる)

40分も乃木たちが早く着ける。しかし国境には警備員が元々いるはずだが、野崎曰くモンゴルとバルカは過去に紛争があって人の往来が少なくて5~6人の警備だという。野崎は、また強行突破をする気だ。

薫は病院の仲間であるイリア・サイハン(真凛)に連絡すると、父の死亡を知ったジャミーンが病院を抜け出してしまったという。

薫は、村に帰ったと思われるジャミーンに会いに行くという。その村は通り道で、薫は往復10分だという。だが、野崎は「足手まとい」だからと反対。それでも熱心に訴える薫。野崎は「5分だ!」と猶予を与える。薫がジャミーンを見つけると、彼女は倒れていて…。

VIVANT・第2話
「VIVANT」©TBS

大使館にて。西岡英子大使とチンギスは防犯カメラを確認する。しかし、野崎が10時から1時間、防犯カメラを切っていた。それでナジェムは疑われなかった。ナジェムは「ジャミーンの病院には行ってないよね?」と野崎に電話で忠告。(大使館と警察にジャミーンの存在がバレていた)

2話のネタバレ

薫は、脱水症状のジャミーンを処置している。ジャミーンの父親のアディエルは、薫の婚約者だった。もうすぐ結婚して家族になるはずだった。ジャミーンを「命にかえても守りたい」から残るという薫。すると、乃木も残ると言い出す。ジャミーンは命の恩人だから。

…野崎は乃木を連れ帰らないと困る。そのため、東の国境を突破する作戦は中止になった。大使はジャミーンの情報をつかんでおり、警察に伝えている。警察は病院にジャミーンがいないと分かれば自宅を捜索するだろう。野崎は、ドラムに近くの隠れ家を探させる。そして薬も取って来させる。

治療に必要な医薬品・器具はイリア・サイハン(真凛)からドラムへと渡される。ほら穴へと移動し、ジャミーンの治療を続ける薫。予断を許さない状況だ。

――4日目。夜。

乃木は「お父さん、お母さん」と悪夢をみて、うなされる。とある集団に両親と引き離された子供時代の乃木は、牢屋のような場所へ放り込まれる。そこには多くの子供がいた。

そんな中、ジャミーンが目を覚ます。薫は泣いて「峠は越しました」と喜ぶ。しかし日本に行って治療しないとジャミーンの命はない。野崎は「勝負はここからだ」と激を飛ばす。

ドラムの調べで全ての国境ゲートが数倍の警備になっていると判明。しかし南東のアド砂漠は警備がない。しかしドラムは「ううう」と言って一時逃げ出す。

バルカ共和国の人々はアド砂漠を「死の砂漠」と呼んでいる。ラクダに乗って7日間、日中は熱く、夜は寒い…渡り切る確率は30%。しかし野崎曰く、現地人が持っていないGPS、ソーラー充電器、衛星電話があるから50%の確率だという。

ジャミーンはイリアの家で過ごしてもらい、乃木・野崎・薫・ドラムだけで砂漠を渡ることにする。その前に、薫は野崎に「別班」について尋ねる。ネットに載っているというが、アクセスできない。

野崎が「別班」について教える…。日本にアメリカ軍の施設は130か所あるが、自国を守るチカラなんてないと日本国民は思っている。だが、日本に本格的な国際テロは起きていない。自衛隊の陰の諜報部隊(スパイ組織)がいるからだ。その部隊が「別班」。政府非公認だからこそ、テロリストに近づいて必要ならば暗殺もできる。政府は「無関係だ」と言い訳できる。国家間の紛争にならない。

薫は「都市伝説みたい」と半信半疑。しかし野崎曰く、別班は実在しており、「超一流の人材が集まっている」とのこと。

乃木はザイールから「別班」に間違われた。しかし野崎は、日本にいる仲間に乃木のことを徹底的に調べさせたが、乃木の経歴に怪しいところはなかったと笑う。

VIVANT第2話

出発の日。薫は、イリアにジャミーンを預ける。その前に、抱き合う2人。薫は現地語で「あなたを日本で待ってるから。必ずまた会える」と言って、ジャミーンを励ます。

アド砂漠を渡ろうとすると、現地人が「その先は死神しかいないぞ。引き返せ」と忠告。乃木たちは忠告に感謝しつつ、出発する――。

灼熱の太陽をラクダで移動。砂嵐に襲われることも。食欲を失う薫を、乃木が励ます。夜は寒くて凍える。寝ながらラクダで移動もして…。しかしラスト、薫の姿がない?!(つづく)

2話の要点ネタバレ

    • 野崎がVIVANT(ヴィヴァン)の意味は別班だと推理。

    • 乃木たちは日本大使の協力を得て、秘密の地下通路から脱出へ。

    • しかし日本大使の西岡英子(檀れい)は裏切り者。

    • 西岡大使の裏切りを見抜いた野崎が作戦を変更し、大使館を脱出。

    • 野崎は警備が薄い国境を狙う作戦を立てる。

    • ジャミーンの治療のため、作戦は中止に。

    • ジャミーンは元気になり、薫の同僚の医師の家で療養することに。

    • 乃木たちは死の砂漠を渡って国外逃亡を狙う。

    • 野崎が別班を説明。別班とは、“自衛隊の影の諜報部隊”のことで、民間人にまぎれて秘密裏に諜報活動を行っている部隊のこと。

    • ラスト、薫がいなくなった?!

VIVANTが別班って意外だったなあ。

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【VIVANT】3話のあらすじネタバレ

3話の放送日:2023年7月30日(日)21:00 -22:09 ※69分スペシャル(15分拡大SP)

タイトル:「遂に、誤送金の犯人が登場!」

3話のPOINT

    • 死の砂漠の横断中、いつの間にか消えていた薫の運命は?

    • 舞台は日本へ!

    • 濱田岳が初登場。(野崎の仲間か?)

    • 誤送金を引き起こし、乃木を陥れた犯人が登場!

3話のあらすじ

ここから【VIVANT(ヴィヴァン)】3話のあらすじネタバレです。

乃木は薫がいないことに気づく。野崎は諦めるよう伝える。しかし乃木は薫を捜索したいと訴える。野崎は彼に8時間の猶予を与えた。

片道4時間の期限が迫り、もう一人の乃木が捜索の中止を叫ぶ中、砂に埋もれた薫をついに発見した。

帰り道、アド砂漠の過酷さにラクダも歩みを止めてしまう。乃木はラクダを乗り捨て、薫を背負って砂漠を渡る。だが、体力的に限界へ。しかし猶予の8時間を過ぎた頃、野崎が救援に駆け付けてくれた。休憩した後、乃木たちは進み続け、ついにモンゴル国境に到着する。

しかし国境付近でチンギスたちバルカの警察が待ち構えていた。アド砂漠を日本人が渡ろうとする情報なんて警察に伝わってしまうのだという。絶対絶命のピンチだ。

すると、モンゴル国境警備隊が駆けつけて、ここはモンゴルの領土だと主張する。チンギスは位置情報を調べており、バルカの領土だと言い張る。だが、モンゴル国境警備隊はその衛星はモンゴルのもので、わざとズラしているという。つまり、ここはモンゴルの領土だと主張。

発砲されたチンギスたちは引き下がる。その後、公安の新庄(竜星涼)がやってきて、モンゴル大使の力を借りて衛星に5分間だけ嘘の情報を流したと種明かしをする。

砂漠をともにしたラクダたちは、ドラムがモンゴルのウランバートルまで運ぶことになる。ドラムはジャミーンの護衛として、のちに日本にくる予定だ。

飛行機内で、野崎は乃木に「誤送金のことは知らないの一点張りで通せ。そして別班やテントのことは何も言うな。」と告げる。誤送金の犯人はテロ組織「テント」のモニターか、別班かもしれないと見立てる野崎。乃木は驚く。日本を守るはずの別班がテロ組織に大金を流すなんて変だ。しかし、野崎は、あえて大金を送り込むことで「テント」をあぶりだしているのかもしれない、という。野崎は「バカなふりをしろ。身の安全のためにな」と乃木に伝える。

日本に無事についた乃木たち。しかし乃木は早速、待ち構えていた業務監査部の河合幸二(渡辺邦斗)に丸菱商事へと連れて行かれる。そして誤送金が起きた時間に乃木が水上のパソコンを1人で操作している映像を提示され、徹底的な追及を受ける。

さらに、専務の長野利彦(小日向文世)からは物的調査に全面協力するよう命じられる。また、長野はバルカ共和国での出来事を根掘り葉掘り聞こうとした。乃木の別人格は長野を怪しむ。

一方、野崎は公安部に戻ると、公安部長の佐野雄太郎(坂東彌十郎)から乃木が別班である証拠を調べていたが、乃木が自衛隊にいたことすら掴めなかったと報告をうける。野崎は「別班は経歴を完全に消す」と知っており、この報告は承知の上だった。佐野は乃木の調査を継続するという。

薫は日本医療センターという病院に就職し、勤務していた。その病院で再会した乃木・野崎・薫の3人。薫はアディエルとの婚約は嘘だったと明かす。そうしないと治療させてもらえないと思ったからだ。だが、アディエルやジャミーンと家族のように親しかったのは事実だった。薫はこの病院でジャミーンを受け入れる準備を進めるという。

野崎は、「テント」のモニター(協力者)が丸菱商事に潜伏して誤送金を引き起こしたと見立てる。そのモニターを炙り出すためにサイバー犯罪対策課の東条翔太(濱田岳)へ協力を要請する。

3話のネタバレ

野崎は乃木を東条(濱田岳)に会わせる。東条は「完璧に乃木のしわざだ」という。しかし乃木は完全否定。それならば、システムそのものを改ざんしたことになる。しかし違うサーバーに履歴がコピーされている。そんなことを知っているのはなぜか。ホワイトハッカーである東条こそが、警視庁にヘッドハントされる前、丸菱商事のデータシステムを構築した人物だからだった。

東条は、誤送金の情報を調べるには、データがコピーされ保管されている「データルーム」のセキュリティをかいくぐり、特別ルームのサーバーに直接アクセスしてデータを回収する必要があると告げる。

乃木は信頼を寄せる同期の山本巧(迫田孝也)に協力を要請する。山本は元情報システム部で適任でもあった。山本にバルカでのことを話すと、山本は別班のことを知っていた。そして捕まった時のため、乃木に無理矢理やらされたテイで協力するという山本。

中に入る人間と、偽の映像が一瞬切り替わるときに警備員の目を引き付ける人物…2人で侵入することに。特別室までの侵入は乃木が、警備員の対策は山本だ。

乃木は山本が警備員の目をそらしてるすきに、カメラの死角に入り込み、なんとか潜入。そして特別室へたどり着いたが、人感センサーが反応して警備員が来てしまう。だが、乃木は床下に隠れて難を逃れた。

こうして、乃木はデータを回収することに成功する。

乃木が回収したデータを東条が解析し…

東条「そういうことか。あんた完全にハメられたね」

東条によると、誰が送金してもゼロがひとつ増え、1億ドルがGFL社に送金されるようにプログラムが改ざんされていたことが判明。

書き換えたのは原 経理部長(橋本さとし)のパソコンからだ。しかし書き換えた時間、原は出張していてアリバイがあった。

防犯カメラ映像によると、原のパソコンを使ってシステムの改ざんをしたのは、太田梨歩(飯沼愛)だった。野崎は太田の逮捕を部下に指示する。(つづく)

3話の要点ネタバレ

    • 乃木は薫を捜索し、発見。救出した。

    • 国境でバルカ警察が待ち受けていたが、公安の新庄(竜星涼)の活躍で切り抜ける。

    • 舞台は日本へ。

    • 乃木は野崎から警視庁サイバー犯罪対策課の東条(濱田岳)を紹介される。

    • 乃木は、野崎や東条そして同期の山本(迫田孝也)の協力でサーバールームに潜入し、成功。

    • 乃木たちは、社内システムを改ざんして誤送金を引き起こした犯人を突き止める。

    • 誤送金事件の犯人は財務部の太田梨歩(飯沼愛)だった。

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【VIVANT】4話のあらすじネタバレ

4話の放送日:2023年8月6日(日)21:00 -21:54

タイトル:「遂に、誤送金事件が完結!別班の正体が明らかに!」

4話のPOINT

    • 太田は利用されていた?

    • 真犯人は別にいる!一体だれなのか。

    • 誤送金事件が完結するとともに衝撃展開へ。

4話のあらすじ

ここから【VIVANT(ヴィヴァン)】4話のあらすじネタバレです。

 乃木(堺雅人)はシステムを改ざんして誤送金を仕組んだ人物が、財務の太田(飯沼愛)だと突き止めた。野崎(阿部寛)ら公安は、太田の自宅へ急行する。しかし太田は自宅にいなかった。太田の自宅では、パソコンのハードディスクを焼くなどして破壊され、証拠隠滅した跡が見られた。

 ジャミーンとドラムが来日した。乃木と薫(二階堂ふみ)が2人を歓迎した。しかしジャミーンの手術などの費用が1470万不足していることが分かる。乃木はクラウドファンディングを提案する。

 太田の自宅にあった落語のCDの中にハッキング記録が発見されていた。ハッカーの証拠だ。東条(濱田岳)は、太田はブルーウォーカーという名前の有名ハッカーだと気づく。“ブルーウォーカー”はこれまで、ロシア軍のコンピューターをハッキングしたり、機密データを流出させたり、世界的な事件をいくつも起こしている、その界隈では超がつくほどの有名人で、東条も足元に及ばない凄腕ハッカーだ。

 しかし、東条(濱田岳)がいくら調べても太田とテントの繋がりがないと分かる。野崎は太田の能力を知っていた丸菱商事の何者かが入社の手引きをし、彼女の能力を利用していたと推理する。真犯人はテントのモニターか、別班か? 乃木たちは太田を装って黒幕と会う約束をする。

待ち合わせ場所の廣幡八幡宮にて、乃木は公安の野崎や新庄(竜星涼)とともに待ち伏せしていた。やって来た人物は専務の長野(小日向文世)だった。

取調室にて。野崎が長野を取り調べる。長野は太田と不倫関係だったという。野崎は記録を取らないからと前置きし、突っ込んで話をする。長野は、防衛大を卒業した後、一橋大学大学院に入るまで空白の2年があった。長野は内密にして欲しいとお願いした上で、特殊な環境に身を置いていたと明かす。防衛大時代、苦しくて薬物に頼ってしまい、大分県にある「豊前(ぶぜん)中津園」という更生施設に入っていた。大学院入学後も頻繁に通っていたという。証言の裏も取れたので、長野は釈放される。

野崎は人命優先で、太田の救出を急ぐ。命の危険が迫っているからだ。野崎は乃木に「お前の出番だ」と頼る。

乃木は寝ずにクラウドファンディングの資料を作って、薫(二階堂ふみ)に渡す。病院に付き添い中のドラムはジャミーンの写真をまとめていて…。

現在(7時間後)。乃木は、乃木の同期・山本(迫田孝也)に手伝ってもらい、経理部長の原(橋本さとし)、エネルギー事業部長の宇佐美(市川猿也)、エネルギー事業部2課の水上(古屋呂敏)の3人を呼び集めた。

乃木は、公安が誤送金問題をこの3人を容疑者として疑っていると明かす。そこへ公安から乃木への電話があった。乃木は、公安が微弱な電波をたどり太田の居場所が分かったと騒ぐ。

――7時間前。病院。乃木は、ジャミーンのアルバム写真の中に、戦闘服を着ている山本(迫田孝也)を発見した。日付は2019年3月16日。このことを野崎に電話で報告する乃木。

太田を利用していた“黒幕”は乃木の同期・山本(迫田孝也)だった。

――5時間前。乃木の自宅。野崎たちが調べたところ、その頃、山本はネパールに3週間、旅行していた。そこからテントの手引きでバルカ共和国に密航したと思われる。

一昨日、公安は山本のことを調べたが、密航だから突き止めることができなかったのだ。太田がいなくなったということは、潜入しての調査がバレたのだ。しかしサーバールームに潜入した4人(乃木・山本・東条・野崎)しかこのことを知らない。野崎は山本を怪しんでいた。

現在。丸菱商事。乃木は公安が太田の居場所を突き止めたことを山本たちに報告。すると、山本はあわてて会社を出て行く。拉致監禁している場所へ行くのだろう。

公安は総力をあげ、山本を尾行する。しかし、劇場通りの人込みの中で見失う新庄。本部で東条がスマホの位置は動いていない、近くにいると指示。その山本は、黒須(松坂桃李)によって通りの看板の中にかくまわれていた。

黒須「警戒しなくていいよ山本さん、味方だよ、俺もモニター」

4話のネタバレ

黒須は組織から山本を逃がすよう指示されているという。そして黒須は山本の携帯を壊す。GPS信号が消えてしまい、東条は焦る。黒須の運転する車で逃げる山本。そして公安から乃木への電話は嘘なこと、コチラでハッカーを始末することを伝える。偽造パスポートも用意されていた。浜松空港で待機することに。

山本は、2年前にテントの情報部から太田がブルーウォーカーと教えられ、彼女を脅して無理やり丸菱商事に入社させて協力させていたと明かし、酔い潰れる。

浜松空港にて。山本が寝てしまい…起きると縛られていた。仲間ではなかったのだ。そして黒須が「警察でもあるし、真逆でもある。ねえ先輩?」と誰かを呼ぶ。

現れたのは乃木だった。乃木は「エフ」から「俺の出番だろ。お前は頼りない」と言い出され、「分かったよ」と返答。いつもの乃木から表情が変化し、山本に対し「俺らのこと、お前は知ってるだろ?」と別班のメンバーであることを明かす

同期の出世レースから外れたトロい乃木は、わざとだった。諜報員として世界を飛び回るために仕事ができないふりをしていたのだ。GFL社との共同事業もアリに近づくためだった。

乃木は黒須に山本を尾行させてきたが、一度も監禁場所に行かなかった。殺す勇気がないから野垂れ死にを待っていたのだ。

乃木がテントのことを聞くと「テントなんて組織のこと知らない」という山本。テントが組織だと知っているのは、モニター(協力者)である証拠だ。乃木は山本のことをビンタし、強硬手段に出ることに…。

黒須が山本に自白剤を打ち、テントについて聞きだす。山本は自身がテントのモニターであることを明かし、太田を「かわいがった」ことも自白。自白剤がよく効く優等生だった。乃木は「どうしてテントのモニターになった?」と聞く。

山本は平和ボケした日本への不満を持っていて、色々なテロ組織に向けてダークウェブで発信していた。そしてテントからバルカに(ネパール経由で)来いと連絡がきた。バルカではアリが世話してくれて、研修・訓練を受けていた。アリの地位はテントの凄く上の幹部で、担当が日本。テントのリーダーの最後の標的は日本だという。しかし山本はそのテロがいつどこで起きるか知らず、テントのリーダーのことも知らないという。

そのころ、匿名の通報を受けた公安がその場所へ急行すると、生きている太田が縛られて横たわっていて、救出できた。

場面は大きな川の橋の上。乃木が山本を起こして告げる↓

乃木「この美しき我が国を汚すものは、何人(なんぴと)たりとも許さない。命(めい)に従い、お前を排除する」

乃木と黒須は、遺書を用意し、首吊り自殺に見せかける偽装工作をした上で、山本を橋から突き落とした。(つづく)

4話の要点ネタバレ

    • 太田(飯沼愛)が行方不明になった。

    • 太田は天才ハッカー「ブルーウォーカー」だった。テロ組織「テント」のモニター(特別協力者。潜伏工作員)に利用されていた。

    • ジャミーンとドラムが日本へ。

    • ジャミーンの入院・手術・生活費用など1470万円も不足している。乃木の提案でクラファンで募ることになった。

    • ジャミーンが持っていた写真からテントのモニターは山本(迫田孝也)であると分かった。

    • 乃木(堺雅人)の正体は別班で、黒須(松坂桃李)の先輩だった。

    • 乃木と黒須は山本(迫田孝也)に薬を飲ませて自白させる。

    • 乃木と黒須は山本からアリがテントの幹部であること、テントが日本をテロの標的にしていることなどを聞き出す。(※乃木と黒須は太田の居場所も聞き出したと思われる)

    • 匿名の通報により、公安が駆けつけ、太田は生きたまま確保された。

    • 乃木と黒須は山本(迫田孝也)を自殺にみせかけて消した。

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【VIVANT】5話のあらすじネタバレ

5話の放送日:2023年8月13日(日) 21:00 -22:09

タイトル:「乃木の正体に迫る野崎、明かされる壮絶な過去」

5話のPOINT

    • 舞台は再びバルカ共和国へ。

    • 野崎は山本の自殺に疑問を持ち、徹底的に乃木を調べる。

    • 乃木の衝撃の過去が明らかになる。

    • VIVANT=別班である乃木はテントのリーダーを探している?!

    • 謎の親子(二宮和也、役所広司)も再登場!

    • それぞれの運命を繋ぐ鍵は、壮絶なる“想い”!?

    • ラスト、役所広司さんの役柄が判明!

5話のあらすじ

ここから【VIVANT(ヴィヴァン)】5話のあらすじネタバレです。

乃木(堺雅人)の正体はなんと、国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊“別班”だった! 同じく別班の黒須(松坂桃李)とともに、テロ組織“テント”のモニターである山本(迫田孝也)を排除した乃木は、次の目的のため、ある人物の元を訪れる。

山本は自身がテントのモニターであったことを告白する遺書を残し、首吊り遺体で発見される。しかし周辺の防犯カメラが使用不要になっていたことに違和感を抱いた野崎(阿部寛)は、自分たち公安以外に唯一山本の正体を知っていた乃木に疑惑の目を向ける。

乃木のバルカ警察による指名手配は、なくなった。爆発事件の生き残りがザイールは一人で自爆したことを証言したからだ。

乃木はクラウドファンディングを提案したが、40万円台しか集まっていないため、1470万円を振り込んだ。

一方、野崎は徹底的に乃木を調べていく。FBIの捜査官ロバートに協力を要請し、乃木のフロリダ州での高校時代の経歴を調べると、乃木が丹後隼人(たんご・はやと)という名前で、1996年から1999年までミリタリースクールに通っていたことが判明。隼人は学術、射撃、格闘技、爆薬の調合、サイバーセキュリティーなど全科目を首席で卒業していた。なお、乃木は大学時代からまた乃木憂助を名乗っている。

野崎は乃木=別班説に疑問が2つあった。一つは、野崎が助けなければ、ザイールの爆死に巻き込まれて乃木は死んでいたこと。二つ目は、ドラムが乃木に盗聴器を仕掛けることが出来たこと。

野崎はバルカ共和国へ行き、バルカ警察のチンギスと手を組んだ。そして街の防犯カメラを調べて、ドラムに盗聴器&GPS機器をカバンに入れられた乃木が盗聴器に気づいていたことが判明。そしてザイールを撃った時に野崎がつけていた隠しカメラの映像を解析すると、乃木もザイールを撃っていたことがわかる。野崎は乃木を別班と確信する。

野崎は帰国し、乃木が丹後隼人という名前で通っていた東舞鶴小学校へ。その後、児童養護施設「丹後つばさ園」へ聞き込みに。施設職員・木村(宮田圭子)曰く、丹後隼人は施設に来る前、バルカ共和国で人身売買の被害に遭って乞食をさせられていたが、戦場ジャーナリストに助けられ、日本へ来た。しかし強いストレスの記憶障害で自分の名前も分からなかった。そこで施設の人たちが丹後隼人と名付けたという。

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しかし高校のころ、アメリカから一時帰国した隼人=乃木(櫻井海音)は施設に寄った。その時、テレビで「たたら製鉄」の特集番組を見て、すぐそこへ向かったという。

野崎は島根県奥出雲町の乃木の実家へ。乃木の叔父である乃木寛道(井上順)は憂助のことを語る。

寛道曰く、約20年前、17才くらいの乃木(櫻井海音)がテレビで家紋を見たからとやって来たという。その15年前(合計35年前)に寛道の弟の卓(林遣都)と明美(高梨臨)と息子の憂助がバルカで亡くなったと聞いていた。DNA検査で乃木(櫻井海音)は血縁関係が認められた。乃木青年は両親(林遣都、高梨臨)の死を聞いて泣いた。死亡は当時の内乱が原因だった。卓は警視庁を辞めて農業使節団でバルカに渡り、そこで亡くなったという。

5話のネタバレ

乃木がアリを拉致する。乃木はテントの情報を引き出すために、アリの母親や妻、娘たちの身柄も拘束していた。

乃木はアリに、彼の家族の姿を見せて「日本の死刑の方法を知ってるか?絞首刑だ…」と告げる。

乃木は「テロ攻撃は日本のどこで起きる?」と質問。しかしアリがシラを切り続けると、乃木は黒須に「やれ!」と指示。黒須は無情にも、首に縄のかかったアリの家族たちを突き落とす。

アリは本当にテロ攻撃を知らされていなかった。乃木は「テントのアジトはどこだ?」と質問を変える。アジトは不明だが、ロシア国境付近で集合して目隠しされ、1日~4日、車で移動して連れていかれるという。

乃木は最後の質問として「テントのリーダーは誰だ?」と聞く。そして写真を見せながら追及。アリは震えて怯えていた。それが答えだった。

アリは娘ニーナの命を守るため、その40年後シミュレーション写真の男(役所広司)こそ「わが父。偉大なる指導者。ノゴーン・ベキ」と口を割った。

そのころ、野崎は乃木の実家で日本刀を見せてもらう。そこにはテントの残すマークと同じものがあった。野崎は、乃木が自分の親を探していたことを知る。

乃木は最後の娘の命だけを助けた。だが、アリは乃木を殺すと言いづける。しかし実は、アリの家族にはワイヤーが仕掛けられていて全員無事だった。テントの結束の固さを知っている乃木は、非情な作戦に出たのだった。

アリはノゴーン・ベキ(役所広司)とその妻の若い頃の写真をみて驚く。妻(高梨臨)はずいぶん前に亡くなったという。

ノゴーン・ベキ(役所広司)の正体は、乃木が幼少期に生き別れた父・乃木卓(林遣都)だった。

(つづく)

5話の要点ネタバレ

    • 野崎は乃木の偽装していた経歴を暴く。

    • 野崎は乃木もザイールを撃っていた凄腕の技術も突き止めて、乃木を別班だと確信する。

    • 野崎は乃木の伯父に会う。そして乃木が父親を探していることに気づく。

    • 乃木はアリ(山中崇)を追い詰めて、テントのリーダーをはかせる。

    • テントのリーダーで創始者は、ノゴーン・ベキ(役所広司)

    • ノゴーン・ベキは乃木の父親である乃木卓(林遣都)だった。

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【VIVANT】6話のあらすじネタバレ

6話の放送日:2023年8月20日(日) 21:00 -21:54

タイトル:「父との非情なる宿命…“テント”の謎に迫っていく― 日本を守るのは別班か公安か」

6話のPOINT

    • 別班、公安は別々にテントを追う。

    • 乃木とテントの関係を知った野崎は、乃木を徹底的にマーク。

    • 乃木の別人格(?)「F」の秘密が明らかに!

    • ベキを父と呼ぶ謎の男(二宮和也)の正体は?

    • ジャミーンの手術の結果は?

6話のあらすじ

ここから【VIVANT(ヴィヴァン)】6話のあらすじネタバレです。

乃木(堺雅人)は、“テント”のリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)が、幼い頃に生き別れた父・乃木卓(林遣都)だと分かり、愕然とする。一方、野崎(阿部寛)もまた、乃木家の家紋とテントの犯行現場に残されたマークの類似に気付き、乃木とテントの関係にたどり着いていた。“テント”の実体とは? いよいよその謎に迫っていく。

乃木はアリ(山中崇)と彼の家族をロシア経由で逃げるよう手配し、クアイドという男の連絡先も渡した。乃木は山本との違いを説明。山本は日本人なのに日本を危険にさらしたが、アリは自分の組織の為に働いたからだという。アリは組織は必ず裏切り者を見つけて始末すると恐れるが、乃木の指示に従った。

テントの会議にて。日本からの誤送金でアリが、ブラジルからの誤送金でギリアムが多額の収益を上げていた。ギリアムは表彰され、賞品をもらう。しかし中身は切断されたパウロの耳と手だった。

ギリアムはクーダン中央銀行の担当者のパウロと手を組み、ブラジルからの誤送金を着服していたのだった。ベキは証拠映像を確認した上で、日本刀でギリアムを切り殺す。

ベキ「我々の資金が何のために世界から集められているのか。どうして理解できない?私腹を肥やすなど言語道断だ!君たちを信頼していいんだな?」

ベキは幹部たちに確認してから席に座る。

アリは去り際、数字が羅列したメモ紙を乃木に渡す。有効期限は残り5日だ。テントにつながる何かか?至急、本部で調べることに。

サウジアラビア・リヤドのホテルにて。乃木は「怖い」とFに語る。乃木は人身売買されていたが、運よく飯田さんに日本に連れて来られたが、消えてしまいたかった。つまり死にたかった。そんな時、Fが「俺がそばにいるから変なことを考えるなよ。生きよう。俺はお前と生きたい」と励ましてくれた。

Fが乃木を「強く」するためにアメリカのミリタリースクールを勧めた。奨学金も。

Fはその後の歩みを説明。ミリタリースクール卒業後、コロンビア大学に入学。そして2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ事件が起きた。テロの恐怖を目の当たりにした乃木は自衛隊に入り、別班へ・・・・。

「違う違う違う。だから君はみんな分かってない」と乃木。みんな大学を休学して軍隊に入った。サムは「国より愛する家族を守るため」と言っていた。サムの真っ直ぐな眼差しが羨ましかった。乃木は日本を家族と思って、自衛隊として活動した。

乃木は家族がいなかった。だが、父にいると分かった今、どんな人物でもどうしても会いたい。愛をくれるかもしれない。「バカか!」とFは会うことに反対。殺す相手だと説得。

Fは、乃木が薫とジャミーンを守りたいと思っているから愛じゃないか?という。さらにFは「ベキに会うのはいい。そのときは親父を殺すときだ」と伝える。

野崎は公安部長に調べてもらい、乃木卓(林遣都)が公安部外事第1課にいたことが判明。しかし公安の記録は抹消されて、表向きは機動隊を退職したことになっている。農業使節団を装ってバルカに極秘に潜入していたのか?

野崎は乃木の背後にテントがいるとにらみ、新庄(竜星涼)を使って帰国した乃木を徹底マークさせることに。

テントがダルバン共和国でテロを起こした。一方、太田(飯沼愛)が大金を支払い、保釈された。野崎は別班が太田の保釈金を出したとにらむ。

東条(濱田岳)が運送会社の様子から、コンピューターが運び込まれた太田の居場所を突き止める。

太田の元には黒須(松坂桃李)がいた。日本のために活動するよう依頼する。太田はアリのメモやアリのスマホを使って、調査していく。アリのメモはQRコードのような役割だった。アプリには入れたが、過去のメッセージは残っていない。メッセージを送ってサーバーの位置が分かればハッキングしてサーバーの情報を盗める。しかしアリはメッセージを送れないし、日本からの発信もバレたくない。このアプリは残り9時間。太田は急ぐ。

その頃、乃木は成田から日本医療センターへ直行。ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzu)の手術の日からだ。薫(二階堂ふみ)が執刀へ…。手術時間は6時間だ。そこへ野崎も駆けつける。

手術が終わった。オペは成功したが、負担が大きいためICUに移るという。乃木はICUへ行く。薫が眠るジャミーンに声をかける姿を見た乃木は、両親(林遣都、高梨臨)のことを思い出す。乃木はジャミーンの手を握った。

一方、太田はウイルスを仕込んだ空メールを送った。サーバーにたどり着いたら勝ちだ。

乃木は「奇跡の子です、必ず目を覚まします」と薫を励ます。ジャミーンは人工心肺が必要な状態になってしまう。・・・手が動き、ジャミーンは目を覚ました。外では野崎がガッツポーズをした。乃木は、恐怖と闘っていた薫を抱きしめる。薫は涙を流した。

一方、太田と黒須はギリギリ、賭けに勝った。

夜。乃木の家に、薫がやって来た。乃木は抹茶を出した。薫は「私のこと好きなんですか?…どうしてくれるんですか。乃木さんのこと、もっと知りたくなっちゃたじゃないですか」という。

一方、太田はサーバーにたどり着いたが、最後はパスワードが必要だった。太田はナイフを自分の首に刺そうとして…。

乃木は、家族がいないことを話す。薫とジャミーンを見ていると母のように思うという。愛の素晴らしさを教えてもらったという。

薫「それってやっぱり、私のこと、好きってことですよね?」

乃木「はい、好きです」

緊急連絡で、乃木は太田の潜伏場所の部屋へ。

太田は山本に何度も強姦され監禁された。その辛い経験から、太田は乃木と黒須が本当に国防側なのか知りたかった。犯され殺される前に自害するという。

乃木は、山本の自白と死亡シーンを見せた。乃木は、訓練の証拠としてナイフで果物を壁に突き刺す。太田は乃木はたちを信用して、仕上げへ…。

新庄たち公安が駆けつけたが、証拠は消えた。壁に穴を開けて違う部屋で作業をしていたのだ。令状を取っている間に証拠は消されるからと公安は諦める。

太田がハッキングしたテントのモンゴル語で書かれたメールには一部ロシア語で書かれた文章が見つかった。それを読んだ乃木と黒須は息をのむ。

乃木と黒須は経済産業省が主催の入札会場へ行き、洋上風力発電事業の落札に成功。※黒須はJKT資源開発という会社の一員。

落選した企業の人間が退出していき、乃木、黒須を含めた5社の企業の代表が残った。入札の司会を務めていた高田(市川笑三郎)が「準備」と声をかけると、一斉に5人が立ち上がり、椅子や机を移動。会場は、鍵がかけられたのち、別班の司令・櫻井(キムラ緑子)がやってきた。

櫻井は「今回の任務にあなた方6人に集まってもらったのは、他でもなく国家の危機を未然に防ぐためです」と呼び掛けた。(つづく)

6話の要点ネタバレ

    • ノゴーン・ベキは収益を着服した部下を粛清。正義のためのお金?

    • 乃木卓は公安の任務でバルカに潜入していた可能性大。

    • テントはまたテロを起こした。

    • ジャミーンの手術は成功。一時危険だったが、目を覚ました。

    • 薫は乃木の思いを確かめる。乃木が薫を「好き」なことはハッキリした。

    • 天才ハッカー・太田の活躍で、テントのアジトが突き止められたっぽい。

    • ラスト、任務のため、「別班」の諜報員6人が集合する。

    • 「別班」の(司令以外の)6人
        • 乃木憂助

        • 黒須駿

        • 高田(市川笑三郎)

        • 役名不明(平山祐介)

        • 役名不明(珠城りょう)

        • 役名不明(西山潤)

6話放送後時点の「公安」「別班」「テント」の関係図

VIVANT6話・関係図

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【VIVANT】7話のあらすじネタバレ

7話の放送日:2023年8月27日(日) 21:00 -21:54

タイトル:「乃木ら別班がテントに潜入!父子の宿命、愛か任務かー」

7話のPOINT

    • 別班の精鋭6人が、テントへ潜入!

    • 野崎も乃木を追ってバルカへ!

    • 乃木とテントの幹部(二宮和也)が対面へ?!

7話のあらすじ

ここから【VIVANT(ヴィヴァン)】7話のあらすじネタバレです。

司令・櫻井(キムラ緑子)は、乃木(堺雅人)と黒須(松坂桃李)を含む別班の精鋭6人を集合させ、会議を開く。

乃木は、テントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)は自分の父であるとメンバーに説明。黒須も初耳で驚いた。ノゴーン・ベキ(役所広司)が父親・卓(林遣都)と同一人物と知ったのは3年前。別班から送られたテント情報に乃木家の家紋と同じものがあったからだった。

乃木卓は警視庁公安部外事課に所属していたが、表向きは農業使節団として砂漠地帯の緑地化事業に従事。バルカ政府から感謝状を贈られるほどの功績をあげ、ノゴーン・ベキと呼ばれるようになった。ノゴーンは緑の意味で、ベキは魔術師の意味だった。

なぜ乃木卓は、問題がなかったバルカに潜入したのか?・・・バルカは石炭などの資源が豊富で、盛んに日本に輸入してきた重要な資源供給国だった。そんなバルカに4つの部族による内乱の噂が出ていた。そのため、乃木に内情調査の白羽の矢が立ち、現地での諜報活動を行っていた。しかし1983年、実際に内乱が勃発。翌年、乃木卓は内乱に巻き込まれ死亡したと記録された。

公安の諜報活動なら内乱が起きたら救出されるはずだが…。救助要請の記録はなかった。(記録が消された?)

※補足:乃木卓に関しての別班と公安の会議が交互に映されていく。ほぼ同じ説明をしているもよう。

別班メンバーから乃木を作戦に参加させることに反対意見が出る。しかし、櫻井は乃木を作戦のリーダーに指名する。

また、天才ハッカー・太田(飯沼愛)が入手したデータにより、テントの実質No.2の名前はノコル(二宮和也)で、流暢な日本語を駆使し、ベキの代弁者となり、全ての指示を出していることが明らかになった。そして、ロシアの反政府武装組織「ヴォスタニア」との会合に姿を見せることも分かる。別班はノコルとの接触をミッションとすることに。

乃木はバルカに発つ前、薫(二宮和也)と赤飯など、夕食を食べて・・・乃木にとって初のキスもする。

7話のネタバレ

野崎(阿部寛)たち公安は、乃木を徹底的にマーク。飛行機でも乃木と野崎は隣り合う。野崎は可愛がっていた後輩リュウ ミンシュエンについて話す。乃木に似て芯があるエージェントだったが、野崎に好かれようとして度を超えた調査をして死んだという。一方、乃木は野崎の手に触れて「あなたは鶏群の一鶴」 「眼光紙背に徹す」と伝える。

「鶏群の一鶴」とは、多くの凡人の中に1人だけ際立つ優れた人物がまじっていること。「眼光紙背に徹す」とは、表面上の意味だけでなく背後にある真意も読み取ること。

野崎は、バルカ警察のチンギスと手を組み、乃木を徹底マーク。しかし乃木はタクシーに乗った際、トランクに隠れていた仲間と入れ替わり、野崎たちの追跡をまく。

その後、乃木たちはヴォスタニアのワゴンを強奪し、テントとの集合場所に到着。ノコルとの交渉を始める。

すると、乃木はノコルから銃を奪い人質に。別班メンバーは残りのテントメンバーの銃を捨てさせて、近づいていく。別班の勝利と思われたが…

突然、乃木は別班メンバーを銃撃!?!?!撃たれた5人の別班メンバーはその場に倒れる。乃木は「敵ではない、自分はベキの息子だ」とノコルに打ち明けて、父に会わせてほしいと懇願。情報も話すからと利用価値も訴えて説得。

意識のあった黒須と共に捕縛された乃木は、移動の車内で、ノコルもベキの息子なのか問うと、息子だという。(乃木とノコルは兄弟?)

牢屋にて。隣の牢に入れられた黒須は「作戦でしょう?」と乃木に問うが…。乃木は首を振って「君には分からないよ」と述べた。そこに、ベキが牢に近づいてくる。(つづく)

7話の要点ネタバレ

    • 別班はテント潜入作戦を立てる。

    • 公安は、乃木卓が公安の任務で潜入したのに救助要請の記録はなしと突き止める。日本の公安に見捨てられたから日本に恨みがあるのか?

    • 野崎は乃木憂助をマークし、テントにたどりつこうとする。

    • テントの幹部(二宮和也)はアリの護衛につけていた2人が殺害されたことで、別班の存在に気づく。

    • 乃木は薫に人生初キス。そのまま朝を迎えた。(通称:朝チュン)

    • 乃木と野崎はバルカへ。

    • 乃木は野崎の尾行をまく。さらにテント側と待ち合わせているロシア人たちを麻酔銃で眠らせる。

    • 待ち合わせ場所で、乃木たち別班6人はロシア人を装い、ノコル(二宮和也)と会う。

    • 乃木はノコルの銃を奪い、人質にとる。

    • 乃木は黒須(松坂桃李)ら仲間5人を撃った。乃木が裏切った。

    • 乃木はベキの息子だと明かし、捕えられて、ベキに会うことに…。

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【VIVANT】8話のあらすじネタバレ

8話の放送日:2023年9月3日(日) 21:00 -21:54

タイトル:「裏切りの果てに父と再会ー2人の息子の父への愛が試される」

8話のPOINT

    • 別班を裏切った乃木(堺雅人)がベキ(役所広司)と40年越しの再会へ。

8話のあらすじ

ここから【VIVANT(ヴィヴァン)】8話のあらすじネタバレです。

乃木(堺雅人)たち別班はテントの会合に潜入し、ノコル(二宮和也)を捕らえる。しかし、乃木は次の瞬間、別班の仲間を次々と狙撃するという衝撃の行動に出た。別班、ひいては国を裏切ってまでも乃木が果たしたい“想い”は父・ベキ(役所広司)との40年越しの再会だった…。

そのころ、薫(二階堂ふみ)は乃木から通帳や家の権利書、そして手紙を受け取る。

一方、ベキは乃木に別班を裏切ったことの証明に、黒須の射殺を命じる。ノコルは父の拳銃が汚れるからと入れ替える。乃木は黒須を撃ち損じると、今度は頭部に近づけて撃つが、弾切れだった。そこで別班4人の棺が航空機に搭載された情報が入り、即死だったことが判明。黒須の殺害は中止となる。

ベキは乃木が会合にたどり着いた理由を聞く。乃木はアリの協力があったこと、アリの家族の犠牲を偽装して自白させたことを明かす。ベキは証拠映像を見て心を痛める。そして部下に命じてアリを自由にさせた。

ベキは銃を交換した理由をノコルに効く。ノコルは、乃木が黒須を本当に撃った場合、弾倉が満タンのベキの銃で反撃されることを恐れて、わざと取り替えたという。

乃木が別班になった経緯

ノコルはポリグラフ(通称:ウソ発見器)を使い、乃木に別班の組織や別班となった経緯などを尋問する。

【別班の組織】別班では櫻井里美(キムラ緑子)から全て命令されていた。面識があるのは5人で黒須と即死した4人。別班は個別行動なので組織がどうなっているの知らないし、指揮系統も不明だった。

【別班になった経緯】コロンビア大学に在学中、同時多発テロが起こり、家族のために軍隊に入隊する友人を見て、自衛隊に入隊。陸上自衛隊の幹部候補生だった乃木は、別班の面接を受けて、記憶に関する試験に回答した。1時間
一人で1時間待たされ合格した乃木は自衛隊内での記録は抹消され、別班に配属となった。

以後、表向きは東大の大学院生として、裏では別班としての特別訓練を受講。訓練は全て上官と二人きりで行われ、潜入、尾行、盗聴技術などを叩き込まれた。  別班の最初の任務は、東大大学院を卒業する際、中国に国家機密を売り渡していた当時の通産省の官僚を自殺に見せかけて殺した。乃木は「初めて人を殺しました」と告白する。その後は丸菱商事に入り、世界各地の情報を探るようになったという。

ベキはノコルに乃木の幼少期の話を聞くよう指示。すると、息子と別れた状況と一致した。記憶喪失で一時的に名前を丹後隼人としていた件も、部下の調査で息子を探せなかったことと一致し、納得だった。

ベキはDNA検査を命じる。そのころ、ジャミーンが退院していた。薫は乃木の家にジャミーンと住む。ドラムは野崎と住むことになった。

乃木はベキの息子

3日後、検査の結果が出て、99.9%の確率で乃木がベキの息子と判明した。「よく生きてたな」と喜ぶ。しかしノコルの前だからか去ってしまうベキ。その後、ベキは大草原で、幼き憂助と妻の写真を手に号泣した。

困惑した乃木は「どうして!?」と叫ぶ。ノコルは部下に負傷した黒須を連行するよう指示。ノコルは乃木に近づいて「あいつがいるとうっとうしいよなぁ? なぁ…兄弟」と意味深に呼びかける。

8話のネタバレ

乃木はIQテストなど様々な知識を試される。IQ134と判明し、牢屋に入れておくのはもったいない人材とわかる。しかしベキは仲間を殺した乃木を恐れていた。

ベキ「仲間を裏切り殺し、ここに来た。いくら息子だと言え…。だが、ここ半年が勝負時だ。他に代えがたい能力なら利用する」

ベキは乃木を利用することに決めて、テントの裏帳簿を開示する。乃木は裏帳簿からテントは金銭目的でテロ活動や犯罪を請け負っていたことを知る。主義がない金儲け集団だったのか?

しかしテントの軍事費は、ゼロだった。からくりは幹部・バトラカ(林泰文)が経営する民間軍事会社だった。その会社は国家からの依頼で災害や紛争にも出向く。しかしテロは請け負わない。自衛隊が優秀な隊員から別班を選ぶように、テントは民間軍事会社の優秀な軍人からスカウトして仕事をさせていた。訓練などの費用が必要ないわけだ。

ベキや幹部へ支払われたお金は複数の孤児院の運営費に充てられていた。世界中の諜報機関に恐れられていたテントの目的は孤児の救済だった。そんな中、乃木はその孤児院の一つである青年の擁護施設で、重さを測る能力を駆使して、職員・ヤスダ(音尾琢真)のお米の横流しを見抜いた。ヤスダは財産没収、国外追放となる。

乃木はベキからの信頼を得て、幹部待遇を受けるようになる。そして乃木とノコルとは7才差で、血縁関係はないが息子であるとベキはいう。つまりノコルは養子。ベキは兄弟で力を合わせるよう激励する。

乃木はノコルに資源開発会社ムルーデルの元で働くことになり、経費削減を命じられる。乃木は10年分の損益計算書を見たいと要求。ノコルは拒否するが、バトラカがベキの許可を得て乃木に渡す。

乃木は、テントの使い道不明の金・約6億円がムルーデルの売上に当てはまることを発見。さらに、ムルーデルが3年前から資金を土地購入費に充てていることに気づく。この3年前はテントがテロ活動を活発化させた時期と重なる。

テントは3年前まで、テロビジネスの収入は少なく、孤児院の運営が目的の組織だったのに・・・土地購入のために収入を増やしていたことになる。

世界中の諜報機関にマークされることを覚悟しながら、なぜテントはテロ活動を多く請け負い、その土地に目をつけたのか? 購入した土地に「ベキを突き動かす何かがある」「テント解明のカギはこの土地にある」と乃木は疑って…。(つづく)

8話の要点ネタバレ

    • ベキはDNA鑑定の結果から乃木を息子と認めた。

    • ベキは、乃木が仲間4人を殺し、アリの家族を殺した(と思わされた)ことで、乃木を恐れていた。

    • ベキは、乃木を試していく。そして孤児院で乃木が職員ヤスダ(音尾琢真)の不正を暴いたことから信用し始める。

    • 乃木はノコルの会社のコストカット担当に。

    • 乃木は、テントが孤児救出の組織だったのに3年前からテロの仕事も請け負い、土地も買い始めたことが気になる。

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【VIVANT】9話のあらすじネタバレ

9話の放送日:2023年9月10日(日曜)21:30 -22:49 ※開始が30分遅れです。※25分拡大スペシャルです。

タイトル:「ベキの壮絶な過去、テントの真の目的が明かされる!」

9話のPOINT

    • ベキの過去と、テント誕生の秘密とは?

9話のあらすじ

ここから【VIVANT(ヴィヴァン)】9話のあらすじネタバレです。

テントは、テロや犯罪行為を他から請け負うことで収益を得て、その金でバルカ国内の孤児たちを救っていたことが判明。そんな中、ベキ(役所広司)はノコル(二宮和也)に、ノコルが運営する会社で乃木(堺雅人)を働かせるようにと指示を出す。

ベキは、乃木がバルカ北西部の土地購入を調べていることを知る。そしてベキは乃木に地割れした場所を見せる。かつて、そこに孤児院の少年が落ちた。ノコルが助けに行ったとき、フローライトを発見した。しかも高純度の99%。フローライトとは「蛍石」で、半導体加工に欠かせない原料となる。

テントの土地購入の目的は、このフローライトの採掘。そのお金で孤児や貧しい人たちに金を分配していくことが最終目的だ。

テントはテロの時に市民への被害も最小限にしてきた。残りの土地の買収額は1千万ドル。乃木は別班メンバーの機表の顔・社員としての情報を使って、株で儲けようと提案。ノコルは反対するが、ベキは血を流さずに大金を手に入れられるならば、と賛成。乃木は成功させた。これでフローライト採掘がついに動き出す。

乃木はノコルと協力していくために、テントの歴史を教えてほしいと頼む。ベキは自身の過去を話す。兄がたたら製鉄を継いで、自身は東大に入り、警察へ。そして明美と結婚。公安外事課の任務でバルカへと渡った。

公安の任務は指揮官以外知ることはない。だがベキは明美に打ち明けてから、一緒にバルカに来た。2年が経ったころ、野菜が採れた。緑の魔術師、ノゴーン・ベキと呼ばれるようになった。そのころ、憂助が誕生。

憂助が3歳になったころ、武装化した組織が各地の村を支配していた。そして明美と憂助の住む村にも武装組織が襲ってきた。ベキは妻子を連れて逃亡。公安の仲間に連絡して、ヘリで救助を頼んだ。

ヘリが来た時、武装組織も追って来た。タイミング的にヘリの方が早かったのに、ヘリは引き返してしまった。

ベキ「見捨てられたんだ。後から知ったが、指揮官の命令で引き返すよう指示があったそうだ。」

ベキたちは武装組織に捕まり、憂助だけ引き離され、売られてしまって…。

9話のネタバレ

ベキと明美への拷問は1ヶ月も続いた。ベキは妻に公安であることを話してもいいと告げたが、妻は口を割らなかった。明美は憂助が生きていると信じ、捜してほしいと夫に頼んだ。

明美「私たちをこんな目に遭わせたやつを許さない。復讐して。」

そう言い残して明美は目を閉じた。(亡くなった)

武装組織は、日本に存在を抹消されて見捨てられた乃木卓を用済みと判断。埋めるよう指示されたのが武装組織に雇われていた17才のバトラカだった。ベキはバトラカに救われた。

その後、ベキは憂助を捜して回った。かつてベキたちが住んでいた村の日本人の子が亡くなったことを知って、泣いた。

それから食欲を失い、絶望していた。そこへ銃を持った少年が現れる。その子に食べ物を渡したが、フラフラと歩いて倒れた。少年は指をさして、「弟のノコルをお願い」と頼んだ。そして息を引き取った。

ベキは0歳のノコルを抱きしめて泣いた。妻は子供が大好きだった。この子を育てようと決心したベキは、生きる希望を得た。

ベキはバトラカに自分は公安だと明かし、バトラカたちを武装組織から守った。それからピヨも加わり、仲間に銃を訓練させ・・・やがて近くの村の護衛を頼まれるように。

ベキが車で移動中、アディエルが盗みに入った。この時からアディエルを育てた。大人になってからは、アディエルはテントに参加しなかった。ベキは結婚祝いに家を与えた。

乃木はアディエルとジャミーンとの出会い、ジャミーンが日本で元気にしていることを伝える。ベキとノコルは、安堵した。乃木はアディエルの家で治療を受けたが、その家こそ、乃木が誕生した場所だったという。

ノコルは、なぜ日本でテロを起こしていないのに、別班が執拗にテントを追うのか尋ねる。乃木は世界中の諜報機関から日本が最終ターゲットと言われていると告げる。ベキは今は日本への恨みはないと断言。日本へのテロの依頼も断ってきたという。

そんな中、バルカ国土交通大臣がフローライトの存在に気づき、採掘の許可を与えないとノコルに言い出す。前大臣の承認の書類を見せると、外務大臣は引き下がる。しかし機械の輸入など、採掘を妨害される恐れはまだある。ノコルの親友・ゴビ(馬場徹)はフローライト採掘の協力者だが、新参者の乃木に対し情報を漏らしたのではないかと疑う。

ノコルたちの調べで、裏切り者が乃木だと判明。ノコルは別班4人が生きていて、病院でリハビリをしている動画を見せる。(動画は日本のモニターが送って来た)

乃木は拘束され、尋問を受ける。Fが「言うな。言ったら殺されるぞ」と乃木に語りかけるが、乃木は別班の任務で来たことを告白。ベキが日本刀を抜いて…。(つづく)

9話の要点ネタバレ

    • テントの土地購入の目的はフローライトという資源を発見したため。

    • 乃木は違法な株取引で儲けて、テントの土地購入の目標額を達成。

    • ベキの過去が明かされる。(詳細は上記あらすじネタバレを参照)

    • テントは日本でテロを起こす気はない!

    • テント(=ノコルの会社)が購入している土地に資源が埋まっていると政府にバレる。

    • バルカ政府と内通している裏切り者は乃木?

    • 乃木は別班の任務でテントに潜入したと、ベキに明かす。

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【VIVANT】最終回のあらすじネタバレ

最終回の放送日:2023年9月17日(日)21:00 -22:19※25分拡大スペシャルです。

タイトル:「最終回!愛を探す冒険の果てに待ち受けるのは―」

最終回のPOINT

    • 別班を裏切っていないことがバレた乃木の運命は?

    • 政府にリークした裏切り者は誰?

    • 残された謎は回収されるのか。
        • なぜ公安は乃木卓を見捨てたのか。

        • 柚木薫、ドラム、長野専務、新庄らに正体はある?

        • ジャミーンが「奇跡の少女」の理由は?

最終回のあらすじ

ここから【VIVANT(ヴィヴァン)】最終回のあらすじネタバレです。過酷な運命を乗り越えた親子。40年の時を超えた宿命の物語の結末は―。

「私は、別班の任務としてここへ来ました」と告白した乃木(堺雅人)。乃木が別班を裏切っていなかったことが判明。そして、撃たれた別班員たちは急所を外されていて、日本で生きていた。事実を知って激昂するノコル(二宮和也)と、乃木の言葉に刀を抜くベキ(役所広司)。

しかしベキは乃木を殺さなかった。乃木が潜入捜査をしていることは、前から分かっていたという。黒須を殺せと命じたとき、乃木は銃の重さで銃弾の数を確認できたのだ。

バトラカは別班4人を治療したクーダンの医師を突き止めて、嘘を見抜いていた。

乃木の作戦を知っていたのは櫻井(キムラ緑子)だけ。ノコルを拘束してもベキの居場所は吐かないと思っていた。そして善悪を見抜けるジャミーンがベキの写真を見て微笑み、「すごく優しい人。お父さんみたいな人」と文章で教えてくれた。乃木はテントの真相を見誤っていると思い、櫻井にテントの実態をつかむ必要性を訴えた。

そうして、乃木は味方を騙してテントに潜入した。そしてもう一人の協力者は野崎(阿部寛)だ。乃木の後輩・リュウのアカウント名で別班4人が倒れている場所の座標をメールで送った。

野崎は別班4人の急所がハズレているのを知り、救命救急を手配。残された動画から乃木の裏切りを知った。しかし、飛行機内での乃木のことわざ(鶏群の一鶴、眼光紙背に徹す)や、乃木の「スネイプ」社の言葉から、野崎は乃木の潜入作戦を悟った。

野崎「乃木はスネイプ先生だったんだ」

「ハリー・ポッター」好きの野崎は「スネイプ先生は裏切り者に見えて、敵に潜入していた偉大な先生」だからと、乃木の言葉を理解し、棺で移送する提案に至った。

黒須はどんな拷問でも口を割らなかった。ベキはそんな黒須を信用し、乃木とともに裏切り者探しに力を貸してくれるよう頼む。

乃木も承諾。テントがフローライトを入手すればテロをする必要がなくなるから、日本を守ることにも繋がるからだ。あくまでも任務のためにテントへ協力することにした。

乃木と黒須は内通者探しへ。

そんな中、乃木と黒須はノコルらとともに、ワニズ外務大臣や西岡・日本大使と会うことに。

ワニズは部下に聞かれないよう日本語で話す。ワニズは次期大統候補だった。オリベ化学の蘇我も出席していた。蘇我は開発の手伝いをする。

ワニズは部下に聞かれないよう日本語で話す。ワニズは次期大統候補だった。技術力のあるオリベ化学の蘇我も出席していた。ワニズはオリベ化学が15%、政府が10%を要求していた。

政府が全部を取り上げるないため、歩み寄っているともいえる。だが日本の経産省と外務省がタッグを組んでいることから、乃木は内通者とワニズが早くから繋がっていたと指摘。

やがて、太田(飯沼愛)の調べで、ゴビ(馬場徹)の個人携帯から秘書のジャンが政府の内通者と判明。ゴビは憤りジャン取り調べるというが、ベキは政府に動きがバレるから「止めなさい」と告げる。

ノコルは、ノコルの会社・ムルーデル社60%から15%をオリベ化学に、ゴビの会社・ベレール社40%から10%を政府に渡すことに。ベキは政府に国を監視するため条件も出すと言う。

5日後。政府との調印式が行われる。ノコルは財務省の資源開発担当特別長官となった。調印が終わった後、ゴビはベレール社の30%を政府に渡した。

バルカ政府は55%を持つことになり、政府が主導権を持つことになった。ノコルの当特別長官の解任も採決がとられるが・・・

高笑いのワニズだが・・・西岡大使と蘇我は手をあげていない。そこへ野崎とチンギス、ドラムがやってきた。

野崎「さあ。西岡大使。決断のときですよ」

最終回のネタバレ

5日前。太田が動画を乃木に送っていた。秘書のジャンはゴビに操られていた。

乃木はゴビが裏切り者で、政府に55%取られてしまうことを推理していた。ノコルはベキに土下座して謝った。ベキは「立て。これからはお前がこの国を引っ張っていくんだ」と叱る。乃木はノコルを立たせる。

国土交通大臣・エイン(Batmend Baast)、ワニズ、ゴビはグルだった。しかし調印しなければ、妨害工作を仕掛けて来るだろう。乃木は西岡大使とオリベ化学を説得することを提案。そのためには・・・

野崎を連れて来い

乃木は別の話をする。ベキに会うことが不安だったが、探し回ってくれていたことを聞き、「ずっとあなたに愛されていた」と感じた。孤児院運営の父のことも誇りに思う。

だが、乃木は「お父さんには罪を償ってほしい」という。しかしノコルは「お父さんは、そのつもりだ」という。ベキも察して「野崎だな」という。

西岡大使とオリベ化学を説得するため、野崎に頼む。しかし、それはテロを起こしてきたベキが逮捕され、テントが解体されるときだ。乃木は涙を流す。「泣くな」というノコルの目にも涙が流れている。

ベキ「ようやく罪を償う時がきた。憂助、連れてこい」

野崎は、テントの本部で、ベキとノコルと初対面。日本を動かすことと交換にベキを護送することになるが…ベキは「私が犯罪をすべて指示し、バトラカは軍事協力、ピヨは交渉、ノコルは手を汚していない」と説明。

野崎は、バルカ警察はノコルを追うかもしれないが、そこは抑えると約束する。

西岡大使の不正

その後、乃木は大使館から逃げる時、野崎が何かを仕掛けて西岡大使をマークしていると見抜いていたと明かす。野崎が仕掛けた監視カメラに西岡大使が裏金をワニズに渡した場面が映っていた。乃木と野崎はその証拠映像を使って、西岡大使と交渉する。日本は高純度のフローライトの件で中国に遅れており、経産省・外務省の頼みで西岡大使が汚れ役を引き受けていた。

乃木と野崎は、我々と組めばバルカ警察はワニズに脅迫されて裏金を渡したと判断するが、政府と組めば今後も裏金を要求されると交渉して…。

現在

現在。西岡大使は「日本はバルカ政府の提案には反対いたします」と宣言。

これでノコルたちは60%の権利を持つ。ワニズは力ずくでも争う姿勢だ。そこへテントのベキとバトラカが現れる。バトラカの郡司会社は政府の軍の7割を頼っている。内戦になったら政府が負ける。

ベキは、ワニズやエインたちに内戦の後、貧しい人を助けず「金を求め続けた」と断罪して…

ベキ「人間の欲望にはキリがない。愚かな生き物だ。今や世界中がそうだ。誰もが自分のことばかりを考え、持つ者と持たざる者の間に大きな分断が生まれた。
日本もそうだ。日本では古くからありとあらゆるものに神が宿っていると考えられてきた。神はひとつではないという考えがあることで相手の宗教にも理解を示し、違いを超えて結婚もする。日本には考えの違う相手を尊重する美徳がある」

ベキは自身の考えを語り、バルカについても「互いの宗教、民族を尊重する国にしていく」と信念を告げた。

ワニズはテントと(ノコルが経営する)ムルーデル社の関係を問う。しかしチンギスが、ワニズにテントとムルーデルに不透明な資金の流れはないと告げる。

チンギスの過去

マネーロンダリングをしてきた銀行担当者はもうこの世にいなかった。ベキが銀行担当者と裏切り者を殺害したのは、この時のためだった。

実は、チンギスが暗躍していた。チンギスはバルカの法務大臣・キメル(大場泰正)と接触。キメルはテントが運営していた孤児院について「欧米の金持ちが運営していると思っていたが、まさかテントが何十年も孤児たちの面倒を見ていたとは…」と話す。

チンギスは真剣な表情で「私もその中の1人です」と告白。キメルが「君も孤児院で…」とつぶやくと、チンギスは静かにうなずく。

チンギス「不思議な縁です。テントに支えられていたとは知りませんでしたが…。今の警察は、テントの孤児院出身がほとんどです」

キメル法務大臣の協力で、テントが銀行担当者たちを殺したことをもみ消すことができた。

ベキが逮捕へ

ワニズ外務大臣、テントの3人(ベキ、バトラカ、ピヨ)は逮捕されることに。

ノコルは西岡大使に頭を下げて、握手する。

ベキは、多くの仲間たちに、モンゴル語で「今までありがとう。さらばだ」と告げた。みんな、ひれ伏した。バルカ警察もベキに土下座し、警察車両に乗るのを見送った。

テントがベキを外で見送っているすきに黒須が太田を使って、テントの通信網を把握。乃木はモニターの中には今回のことで不満を抱えている者もいるはずとにらんでいた。

日本のモニターは新庄

別班4人を撮影した日本のモニターは、山本とは比較にならない優秀な人物だ…と乃木は危険視していた。

そんな中、ベキ、バトラカ、ピヨが逃亡した。

太田の調べでモニターが判明する。優秀な日本のモニターは新庄(竜星涼)だった。

新庄はベキ、バトラカ、ピヨを日本のある民家に逃がしていた。新庄は海外逃亡するという。

乃木はノコルに「最終ターゲットは日本は本当なのか?」と問う。

ノコルは「寂しいことだよ。憎しみは喜びで消えるほど簡単なことではなかった」と語る。

乃木は、父が家族を見捨てた指揮官へ復讐する気だと気づく。

乃木は、野崎に連絡し、日本へ急ぐ。このとき、守り刀を黒須に託して、一人で帰国へ。

ラスボス(黒幕)は新キャスト・橋爪功

乃木は司令・櫻井から機密情報をもらい、復讐相手を突き止める。

上原家にて。ベキたちは上原上官(橋爪功)とその家族を監禁。そこへ乃木が駆けつけた。

上原史郎は、内閣官房副長官で、元・公安部外事課長だ。乃木卓にバルカ潜入を独断で指示した直属の上司でもある。

当時、救助要請を受けた仲間が飛行許可証をもらって救助のヘリを飛ばしたが、上原が国際問題を恐れて救助中止を指示した…と乃木が語る。

「それは表向きの理由だ」とベキは反論。独断の任務での失敗が分かると首(地位)が危ない…つまりキャリアのために乃木家を見捨てたという。

ベキと乃木は対立する。

乃木「日本の重積を担う方を殺させはしない。母もこんなことは望んではいないはず」

ベキ「違う。これがお母さんの最期の願いだ」

乃木「復讐は何も生まない。あなたはご存知でしょう」

ベキ「この憎悪は私の中から消えることはない!お母さんの最期の願いを叶える。お母さんもそれを待っている。・・・撃てるものか。お前は、私の息子だ」

ベキは微笑み、復讐相手=上原を撃とうするが・・・

乃木は、ベキ、バトラカ、ピヨを銃撃。

乃木は父に駆け寄って、抱き寄せる。

乃木「お父さん!」

ベキ「よくやった。憂助、お前は私の誇りだ」

ベキは乃木の腕の中で、息絶える。

最終回の結末

実は、ベキ、バトラカ、ピヨの銃には弾が入っていなかった。

乃木は、バルカにいるノコルに電話して確認すると、ベキはバルカを出る前にノコルに死ぬ覚悟を伝えていたという。↓

ベキ「大義のため、父親の命より国を守ることを優先する。憂助が私を殺すなら日本もまだまだ見どころがあるものだ。憂助に止められるなら、明美も許してくれるだろう」

ノコルは電話で乃木に感謝する↓

ノコル「お父さんは、憂助に撃たれて、幸せだったはずだ。ありがとう、兄さん」

ノコルは墓をバルカに作りたいというが、乃木は「皇天親無く惟徳を是輔く(こうてんしんなくただとくをこれたすく)、花をたむけるのはまだ先にするよ」と告げる。

そのころ、上原家は火事になっていた。

野崎は、上原に会って、上原家の火事は乃木卓たちが無理心中をはかったと記録されるという。

上原は別班を良く思っていないが、野崎は「これ以上は慎まれたほうが。別班はどこにいるか分かりませんからね」と告げる。

乃木は神田明神へ。薫とジャミーンと再会し、ハグをする。

別人格“F”「おいおいおい、いいところ悪いけどよ、憂助。そろそろ見た方がいいんじゃないの?」

Fがそう語りかける。乃木が目を見開くと、祠(ほこら)に別班の連絡手段である赤い“饅頭”が置かれていた。(おわり)

最終回の要点ネタバレ

    • ベキは乃木の潜入捜査に前から気づいていた。そして乃木と黒須に裏切り者探しを依頼。

    • 【裏切り者】ノコルを裏切っていた裏切り者はゴビ(馬場徹)

    • 乃木たちは、野崎&チンギスや西岡大使を味方につけて、フローライト採掘の権利を守る。

    • 【裏切り者】日本のモニターは新庄(竜星涼)

    • 【黒幕(ラスボス)】乃木卓の救助要請を拒否した指揮官は、上原(橋爪功)。※初登場のキャラクター。

    • 公安に逮捕されて日本に移送されたベキは、上原に復讐をもくろむ。

    • 乃木がベキたちを殺害して、復讐を止めた。

    • 上原家は火事に。3人の遺体が「すす同然」で発見された。

    • 乃木は薫&ジャミーンと再会する。

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【VIVANT】ネタバレ記事:ページ

【VIVANT】結末や伏線・ラスボスを考察!

【VIVANT】の結末や伏線・ラスボスを考察していきます。

結末の考察│ベキの生存説

    • 3人の遺体(焼死体)はすり替え可能?!

    • 乃木のノコルへの電話での発言「皇天親無く惟徳を是輔く」「花をたむけるのは後」が伏線か。→ベキは生きてるかも?

    • 【トンデモ考察】上原に口を慎むよう注意した野崎。野崎も別班の可能性?!(さすがにないか)

【皇天親無く惟徳を是輔く】の意味は、「天は公平で贔屓せず、徳のある人を助ける」「日頃の行いが悪いと救いの手を差し伸べてもらえない」。→乃木が孤児救済に尽力したベキを助けた?

ラスボスの考察

物語上のラスボスとして注目されていたのは「ベキを裏切った公安の人物」です。

なんと、橋爪功さんがラスボスとしてサプライズ登場しました。

9話までに登場していた人物では、公安部の部長・佐野雄太郎(坂東彌十郎)、長野専務(小日向文世)、別班の司令・櫻井里美演(キムラ緑子)が候補でした。

しかし、3人とも実年齢は60代。ベキの生年月日は「昭和30年(1955年)8月15日」(公安調べ)で、2013年時点は68歳ベキを見捨てた指揮官は、それより年上と思われます。

佐野部長は、警視庁公安部の所属なので、地方公務員です。そのため原則60歳で定年退職となります。(※定年規定が改正される場合もあります。実際、国家公務員の定年は65歳になる予定)つまり、佐野部長は50代です。

ちなみに乃木の経歴で「1984年、3歳のときに両親と死別」とあったため、ベキが29歳の時に武装組織に追われています。

長野専務は劇中でプロフィールが映っており、1962年10月28日生まれ、2023年現在は60歳となっています。ベキとは8歳差で、ベキが29歳だった当時は21歳と若く、指揮官だった可能性は低いと思います。

櫻井司令は年齢や経歴不明の謎多き人物ですが、演じるキムラ緑子さんの実年齢は61歳(10月15日で62歳)なので、68歳のベキより年上のラスボスを演じるのはやや無理があります。

ということで「これまで登場していない人物」のサプライズ登場説がありました。

「VIVANT」の原作・監督である福澤克雄氏との縁ということから、以下のベテラン俳優が候補に↓

    • 北大路欣也さん(「半沢直樹」)

    • 杉良太郎さん(「下町ロケット」)

    • 寺尾聰(「陸王」)

    • 山崎努さん(「ルーズヴェルト・ゲーム」)

橋爪さんの予想もあったとは思いますが、筆者(私)は北大路さんを勝手に予想していました。堺雅人さん主演「半沢直樹」のイメージに引っ張られました(笑)

橋爪功さんはTBSの2夜連続ドラマ「LEADERS」、映画「七つの会議」で福澤監督とタッグを組んでいて、しかも最終回放送日の9月17日が82歳の誕生日でした。

相応しいキャスティングだったと思います。

【VIVANT】の考察|続編はいつ?内容・キャスティングは?

最終回の放送が終わって、寂しいですね。VIVANTロスの人も多いと思います。

そこで、続編はいつ?続編の内容は?キャスティングは?という件を、探っていきましょう。↓

続編は2024年秋以降?

年末年始に「VIVANT」特別版(未公開映像を含めた過去10回放送の特別版)が放送されると一部報道があります。

『VIVANT』シーズン2と映画化が決定していて、正式発表は特番放送時に合わせるとの噂です…。

続編は2024年秋以降、2年後の2025年7月クールと一部マスコミが報じています。しかし、日程は「未定」「仮の話も多い」という記事もあります。

最終回直前に開催されたファンミーティングで、福澤克雄監督は、「VIVANT」の続編について「正直、3部作くらいまで考えてる」「次回作は、皆さん次第」と言っていました。

企画は動いているのでしょうけど、「皆さん」の反響次第なのも確かなのでしょう。シーズン2&映画化、期待したいですね。

続編はテントの残党との戦い?

続編があるなら、どういう展開になるのでしょうか。日本を守る「別班」としての新たな活動を描いていきそうですが…。

乃木と黒須は、太田(飯沼愛)の協力で、テントの情報網をつかみました。「テントが解散するのに必要なの?」と太田は疑問に思っていました。しかし乃木は、テントの解散を良く思わないモニターたちが何かを起こしかねない、と心配していましたね。

テントの残党が武装組織になっていく可能性もあります。

というか、テントのようなテロ請負業者はなくならないでしょう。第二、第三のテントはあると思います。

しかし、テントの残党で別班が動くのかというと、ちょっと弱い気もしますね。何か日本を狙う理由がほしいところ・・・。

【内容】続編の敵は北朝鮮の工作員

残念ながら二宮和也と、役所広司らテントのメンバーは代わるようですが、更なる大物俳優がキャスティングされているそうです。ズバリ、新たな敵は北朝鮮の工作員。韓国での大規模ロケも予定されており、韓流スターの出演も内定しているようです。

日刊ゲンダイ(9/16配信)

続編の敵は北朝鮮の工作員という一部報道が…。

北朝鮮と韓国は1953年に休戦協定が結ばれていますが、戦争をしている状態です…。

そして北朝鮮は日本に向けてミサイル発射を繰り返していますし、拉致問題もあります。

北朝鮮によるスパイ事件もあります↓

北朝鮮は我が国をスパイ活動の重要拠点ととらえ、日本及び韓国に関する情報収集、在日米軍に関する情報収集、さらには、日本人の北朝鮮への拉致などの活動を行ってきました。
 警察は、これまで約50件の北朝鮮によるスパイ事件を検挙しています。

警察庁「北朝鮮によるテロ等」より

シーズン1の今回は、モンゴル・中国・ロシアなどに隣接する架空の国家が舞台でした。

朝鮮半島に架空の国を設定するのは、かなり無理がありますし・・・北朝鮮の工作員という設定を使うのかも。

なかなかセンシティブなテーマになりそうですが、身近な問題で、リアリティーがある題材になりそうですね。

【キャスティング】大物俳優にオファー?

シーズン1のキャストでは堺雅人さん、阿部寛さん、二階堂ふみさん、松坂桃李さんなど、別班や警視庁公安部のキャストは残留が濃厚です。

バルカ編ではなくなるので、役所広司さんと二宮和也さんのレギュラー出演はないでしょう。

一部報道で、オファーが噂されているのは…

    • 武田鉄矢さん

    • 佐藤浩市さん

    • 渡辺謙さん

    • 西島秀俊さん

    • 木村拓哉さん

    • 大泉洋さん

    • 韓流スター(※韓国での大規模ロケも予定されている)

そして20年近く国内ドラマから遠ざかっている真田広之さんの名前も出ています。「もう日本の作品には出ないと思う」ということをインタビューで公言されていたようで・・・実現可能かは不透明。でも、TBSのヒットドラマ『高校教師』で主演を務めていたり、TBSとは縁があります。どうなるのか気になりますね。

【VIVANT】の考察|残された謎&未回収伏線・10選

親子愛の物語としてはスッキリ終わりました。しかし、細かいところを見ると謎&未回収伏線(勝手に伏線だと考察しているものも含む)が多く残っています。

残された謎1:長野専務の正体

小日向文世

長野専務(小日向文世)に裏の顔がなかった?!本当に不倫していたのでしょうか?

一橋大学大学院だから別班という説もあったのですがハズレました。なぜ架空の大学や別の有名大学にしなかったのでしょうか。

戦場ジャーナリスト・飯田の成長した姿では?という考察もあったのにハズレました。

Fが「匂うな」と言ってましたし、取調室でもラストに悪い顔してましたし、何かありそうでしたよね。何もないんかい!って感じでした(笑)

本当に何もないのか、続編に持ち越しなのか、今後も注目です。

残された謎2:リュウの生存説

劉銘軒(読み:リュウミンシュエン)は乃木ではないか?という考察もありましたが、ハズレ。リュウは本当に死んでいるのででしょうか?

最終回では、乃木がリュウミンシュエンのアカウント名で野崎にメールしていたことが判明。

リュウのことを知っている人物は少なく、乃木からの連絡だと野崎は察しました。リュウの名前が活用はされていましたね。

残された謎3:ジャミーンの奇跡の少女とは?

ジャミーンの「奇跡の少女」の意味は?…善悪を見抜けるという意味なのでしょうか。いや、それで「奇跡の少女」というのは違うと思います。

「4つの民族の血を引く」説もありますが、その情報はなし。

テントの裏切り者を見抜いた過去があるのかもしれないですが、その情報もありません。

別班の櫻井司令官が「奇跡の少女」と呼んでいたことも気になります。砂漠で乃木を助けてくれた「奇跡」の出会いのことでしょうか。

なぜジャミーンが奇跡の少女なのか。続編に持ち越しということでしょう。

残された謎4:Fとは何だったのか

Fは、なんだったのか?

F誕生の瞬間やFの役割は明かされていますが、Fっていつ名付けられたのでしょうか。イマジナリーフレンドの「F」だと思うのですが…。

飯田和孝プロデューサーは「F」についてこう語っています↓

乃木は普段、情けない男を演じているわけではありません。別班の乃木は“F”が担っているので、普段の乃木は温厚な性格です。

https://topics.tbs.co.jp/

飛行場で山本の前に登場したとき、ここは俺だ、とFが前に出てきました。だから、何となく商社マンと別班員では役割分担をしていそうかな?とは思っていましたが、ここまで明言しちゃうのですね。

たしかに、乃木は息子の立場から「親父に会いたい」と言い、Fは別班の立場から「会うな」「親父に会う時は殺す時」・・・と乃木とFは対立。言い争うなんて、ほんと、別人格ですが…。

これはリアルの話ですが、「情報7daysニュースキャスター」(9月16日放送)にて、元別班員を取材し続けるジャーナリスが「 別班は実在する心理戦防護課程の出身者がほとんどで、有能な人材がスカウトされ、尾行や盗聴など特殊なスキルを身につける。 別班員のほとんどは表向きは商社マンなどとして活動しているが、別人格を形成していた」と説明。

別班員が表の顔では商社マンなどとして活動して、別人格を形成しているなんて、まるで乃木憂助です。

本当の別班がみんな二重人格ではないでしょうが、ドラマでは社会生活を送るときには乃木憂助、別班の時は“F”が担っていると分かりやすくしたのだと思います…。

つまり、“F”は裏の顔「別班」を担当する存在ということですね。

ちなみに、二重人格設定が活かされてないという識者の指摘もありますが、親子の立場、別班の立場の葛藤で活かされていると思います。その2人の願いを叶えた結末は秀逸でした。

別班としてベキをこの世から抹殺、乃木の立場でおそらく遺体すり替えトリックを使ったと思います。

残された謎5:ザイール自爆の謎

ザイール自爆の真相は?…ザイールは、家族を守るという理由で自爆。本当の家族のことか、あるいは家族的存在のベキやノコルの元にたどり着けないようにするための自爆だと思うのですが、なぜか別班を恐れすぎていました。

ベキにそれだけ恩があるのでしょうか。別班は家族まで殺すと思い込んでいたのかも…。

まあ、これは本筋ではないので、続編でも回収しないでしょう(笑)

残された謎6:ジャミーンが野崎になつかない理由

ジャミーンは、なぜ野崎になつかないのか?…これは、多分、テントが善悪の基準っぽいので、ベキが恨んでいる公安の人間だからと考察します。

いや、ジャミーンはベキが公安に裏切られたことは知らないと思うので、野崎がテントを捕まえようとしてたからか。テントの敵ということ。

ただ、乃木もテントを追っていましたし、ドラムも公安の協力者なので、やっぱり不思議です。なぜ野崎だけ?野崎は本当は悪者?

阿部寛さんが背が高いから怖いのでしょうか(笑)

バルカでジャミーンを見捨てようとした会話が聞こえていたのかもしれません。

考えても正解はでないので、続編に持ち越しですね。

残された謎7:薫先生の正体

薫先生は単なる医者なの?…薫のことは皆さん疑って見てましたよね。何にもないのかい!って感じです。

付随して、4つの目玉焼きも特になし。調理しているところを可愛いからと撮影していたのですが、何も活かされていません。

というか裏を読み過ぎだったのかも。ただの仲睦まじい様子だったのですね。

いや、状況的に、命懸けの潜入をするから愛する人を記録しておきたいという場面か。

薫先生はテントでも別班でもなくて、役割的に、乃木が「愛」を知る存在ということでしょう。

残された謎8:「また1人に」とは?

ジャミーンが父親を亡くして一人になった時、ベキが「また一人にさせてしまった」と言っていました。この「また」とは?

この発言からジャミーンは養子なのかも、と思われました。しかし、特に回収なし。

「また、子供を1人にさせてしまった」「また孤児を増やしてしまった」という意味だったのでしょうか。

残された謎9:ドラムって一体?

優秀すぎるドラムの生い立ち、野崎の相棒になった経緯も気になります。あまりに優秀すぎて別班なのではないか?黄色を着てるからテントか?と話題を集めましたね。

ちなみに、福澤監督はドラムに正体がなくてもいいでしょ?…という趣旨のことをファンミーティングで語っていました。

たしかに謎の存在のままでいてほしい気もします。人間味というか、何か人生を背負う必要がない、というか、簡単にいうと「ゆるキャラ」っぽいですしね。(笑)いい意味で、ですよ。(※かなり個人の意見です)

残された謎10:新庄がモニターになった理由

また、公安の新庄がなぜテントのモニターになったのか?…その経緯も謎です。まあ、復讐の手助けをするという緊迫した展開で、新庄には過去を語る時間もタイミングもなかったですけど。

理由があっても、最終的には、山本巧と同じくテントの理念に共感したということでしょう。

新庄がベキと会ったとき、尊敬していて、憧れているような態度でした。

公安・外事課だから不幸になる人を目の当たりにしてきて、孤児の運営に共感していた?

それとも新庄も孤児院育ちだったとしたら…等々、想像がふくらみます。

謎は他にもたくさん

これは謎ではないですが・・・乃木が山本巧を殺したのなら新庄のことも粛清しないと不公平です。乃木が新庄を追うスピンオフでも作るのはどうでしょうか。

他にも謎は色々とあると思いますが、すべてを解説すると余白がなくなってしまうと思います。そういう意味で考える余地を残したのかもしれないですね。

【VIVANT】考察が深読みし過ぎ問題

考察が過熱し、深読みし過ぎた件にも触れたいと思います。

考察が広がりすぎたか

制作側が、伏線として撮っているわけでもないシーンまで考察が繰り広げられていることに驚いていると言っています。なので、目玉焼きの場面の撮影も潜入捜査で命を落とすかもしれないのだから、愛する人を撮影しておきたかっただけかも。

商品の別班饅頭から別班は8人説、目玉焼きの黄身4つで裏切り者は4人説など、勝手に考察を広げ過ぎていた部分があると思います。まあ、伏線でないかもしれないけど深読みする…そんな視聴方法も含めて楽しんでいるのでしょう。

野崎が簡単に真相にたどり着けたこともあり、「乃木は本当は乃木ではない」「DNA検査を偽装した」という大胆な考察も。他に「黒須が乃木説(by「ナイツ」塙宣之さん)」、「乃木の正体はリュウ説」、「堺雅人と阿部寛が兄弟説(by三谷幸喜さん)」なんてのもありました。

長野専務が怪しすぎた

これは個人的見解ですが・・・柚木薫は裏の顔がないのもあり派です。二階堂ふみさんだし裏の顔がありそうでしたが、オペもする医師ですし、諜報員と兼務するのは大変なので、そのまま医師なのもありだと思います。薫は母のようにジャミーンを愛していて、その姿を見た乃木が母の愛を知る役割だったと思います。

ただ、長野専務のことは疑う余地があります。一橋大学大学院の場所から別班で訓練を受けた疑惑、空白の2年間(1985年3月~87年4月)にテントの訓練を受けた疑惑があります。

また、空白の2年と乃木少年が人身売買されて飯田さんに救出された時期がかぶることから「長野専務は飯田さんじゃないか?」とも思います。また、誤送金のときも長野は自信満々に、乃木の無実を信じている様子でした。長野もモニターが誰なのか探っていたのでしょうか。

今回は明かされなかったものの、長野専務が別班または元別班、あるいはテント側の可能性もあると私は思います。この点は続編で明かされるのかな?と期待してます♪

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※画像出典:VIVANT公式HP

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【VIVANT】最終回結末・予想

【VIVANT】最終回結末・予想です。

別班の乃木が父と再会か

3話放送後時点の最終回予想です。

回想シーンで乃木はテロ組織に捕まり、両親と離れ離れになったことが分かっています。

3話時点で、乃木は「別班」(自衛隊の影の諜報部隊)ではないとのことですが、別班は経歴を消すこともできるようです。乃木が別班である可能性は捨てきれません。父親が林遣都で、成長した父が役所広司さんと予想。

最終回は別班の乃木が父と再会し、乃木の二重人格も消えていく…しかし別班とテロ組織との戦いは終わらないと予想しておきます。(と言っても、まだ序盤なので大きく予想を裏切られそう。期待してます♪)

乃木とテントの対決の結末は?

4話で、乃木や黒須(松坂桃李)が別班のメンバーであると判明。テントの最終ターゲットが日本であることも分かりました。

5話で、テントのリーダーが乃木の父であるノゴーン・ベキ(役所広司)と判明。

「別班」「公安」どちらがテントのテロから日本を守れるのか…が今後のストーリーの軸か?

注目は、乃木とテントの対決。テントのリーダーが父親だから複雑な気持ちでの戦いになりそうです。

敵だと思っていたら父…という展開は映画『スターウォーズ』のルークとダース・ベイダーの関係が思い出されます。

ダース・ベイダーは皇帝を倒し、息子を救い、銀河に平和をもたらします。そしてアナキン・スカイウォーカーとしての自分を取り戻し、亡くなりました。 

オマージュは別にいいとして、この結末まで踏襲するかどうかは疑問です。

参考までにドラマに当てはめると・・・

ノゴーン・ベキは過激派組織テント(※)を倒し、乃木憂助を救い、日本を守って、乃木卓としての自分を取り戻し、亡くなっていく…といった感じでしょうか。

※テントは内部分裂している説を採用しています。正義のテント(VIVANT?)と過激派テントに分かれているということです。

ノゴーン・ベキ(役所広司)は敵か味方か?薫(二階堂ふみ)や長野(小日向文世)に裏の顔はあるのか。奇跡の少女・ジャミーンはどう本筋に関わっていくのかなど、まだまだ謎が多く、楽しみです。

8話で、テントの目的は孤児の救済と判明。やはり「善」の組織のようです。しかし3年前から土地を購入し始めているのが謎です。

3年前と言えば柚木薫(二階堂ふみ)がバルカに来て病院で働き始めたこととかぶります。薫と土地購入に何かしら関わりがあるのでしょうか。

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【VIVANT】乃木の裏切りの真相は?/確定

7話で乃木が別班を裏切って、仲間5人を銃撃。

乃木の犯行動機は、父に会いたいからでした。

しかし乃木は野崎たちに反政府武装組織のロシア人を確保させ、テントとの交渉の場所も知らせました。乃木は何か作戦があると思います。

撃たれても意識のあった黒須だけ、テントのアジトに連れて行かれたことも何か意味があるはず。

別班の残り4人が裏切り者で粛清されたのか?…乃木と司令・櫻井の共同作戦か。

あるいは逆に乃木や別班4人が櫻井を騙す作戦か?

どちらにしても敵を騙すには味方から。別班の実働部隊6人のうち、黒須だけ作戦を知らなかったのかも…。

8話以降で、真相が判明されるので要注目です。

→8話時点では乃木はテント側についていました。

9話ラストで、乃木が別班4人の急所を外して生かしていることが判明。乃木は別班であり、潜入捜査をしていたことが判明。

最終回で、櫻井だけ作戦を知っていたことが判明。乃木がノコルを確保してもベキにたどり着けないからと、櫻井を説得して、作戦を実施しました。

関連記事:『VIVANT』ハリーポッターは伏線!?スネイプ社の意味は乃木の二重スパイ?

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【VIVANT】ノコル(二宮和也)がベキの息子は本当?/確定

ノコル(二宮和也)の正体について、ネタバレしてきます。

第1話ラストに二宮和也さん、役所広司さんが登場。 二宮さんは役所さんのことを現地語で「父さん」と呼んでいたので2人は親子なのでしょう。また、父を失くしたジャミーンの面倒を我々でみると役所さんが言っていました。何かしら関係がありそうです。

第4話では、アディエルとジャミーンが「テント」のメンバーと写真に写っていました。ということは、二宮さん・役所さんも「テント」に関係があるのでしょうか。

第5話で、テントのリーダーは乃木の父・乃木卓(林遣都)であり、現在はノゴーン・ベキ(役所広司)と名乗っていると判明。二宮和也さんの役もテントのメンバーでした。

第7話で、二宮和也さんの役名がノコルと判明。ノコルはテントのナンバー2であり、ノコル本人曰くベキの息子です。

しかしノコルには事情がありそうです。ベキの部屋には妻(高梨臨)と幼い子が映る写真があるのですが、この子はノコルではなさそうです。ノコルは養子なのか、実の子でも妾の子なのか?8話以降で判明することでしょう。

第8話で、ノコルはベキの本当の息子と明らかに。しかしベキは乃木に「血は繋がっていない」が「息子だ」とノコルを紹介。つまり、ノコルと乃木憂助は異母兄弟ではありません。ノコルにはベキや乃木明美の血は入っていないのです。

「血は繋がってない」が誰と誰なのか不明であり、ベキの再婚相手の連れ子や婚外子などの可能性もありますが、ベキとも血がつながってなさそうな感じです。8話時点では、ノコルはベキの養子と解釈したいところです。

9話で、ベキが盗人の少年から赤ちゃんだったノコルを託された場面がありました。このことから、ベキとは血は繋がっていないものの赤ちゃんの頃から我が子のように育てたことが判明しました。

最終回まで放送されましたが、これ以上の真相はありませんでした。

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【VIVANT】別班の明らかになっているメンバー/確定

自衛隊の影の諜報部隊「別班」の7話現在で明らかになっているメンバーをネタバレ!

    1. 櫻井里美(キムラ緑子)…別班・司令。

    1. 乃木憂助(堺雅人)/表の顔…丸菱商事でエネルギー事業部2課課長。

    1. 黒須駿(松坂桃李)/表の顔…JKT資源開発勤務し、地下資源などの探査、掘削の研究開発するエンジニア。

    1. 廣瀬瑞稀(珠城りょう)/表の顔…EU各国に医療系システム機器を販売するアトラスに勤務するシステムエンジニア。

    1. 和田貢(平山祐介)/表の顔…アイチ自動車ロシア支社勤務、現地企業と電気自動車の共同開発に従事する営業職。

    1. 熊谷一輝(西山潤)/表の顔…万俵製作所に勤務し航空機メーカーに電子機器部品を供給するエンジニア。

    1. 高田明敏(市川笑三郎)/表の顔…経産省、資源エネルギー庁に勤務する官僚。

乃木のスマホのアプリ「VIVAN」に8個のフォルダがあったこと、別班饅頭が8個あったこと、このことから別班の主要メンバーは8人いると予想されています。

最後の8人目は、新庄(竜星涼)か鈴木(内野謙太)か、長野専務(小日向文世)か…それとも別の人でしょうか?

最終回まで放送されたのですが、8人目は登場なしでした。

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【VIVANT】テントは「善」の組織?/確定

テロ組織「テント」についてネタバレします。

テロ組織「テント」は、世界各地で犯行後に円の中に六角形のようなマークを残すことで知られるテロ組織の呼び名。野崎曰く「世界中を巻き込む大きな渦」であり、CIAが追っている「得体の知れない組織」のことです。声明を出さないのが特徴で、主義・思想や目的は不明です。

第4話で、テントのモニター(協力者、潜入工作員)である山本(迫田孝也)が「テントの最終的な標的は日本」と明かしました。

4話時点で「テント」のメンバーや仲間と思われる人物は、テントの幹部としてアリ(山中崇)とザイール、テントのモニターとして山本(迫田孝也)が判明しているだけです。アディエルとジャミーンがテントのメンバーや山本と一緒に写真に写っていたことから、関係性が疑われます。

5話で、テントのリーダーはノゴーン・ベキ(役所広司)と判明。ノゴーン・ベキは日本人で、テントの創始者。そして、なんと乃木の父・乃木卓(林遣都)が成長した人物でした。

乃木(堺雅人)とノゴーン・ベキ(役所広司)は親子で対決していくことになります。

6話以降、テントの実体に迫ります。やはり単純に乃木たちの敵で、黒幕のテロ組織ではないもよう。6話冒頭ではノゴーン・ベキが横領した部下を粛清しました。その際、ベキは「何のために金集めしているのか分からないのか?」と激怒していました。

このノギの言葉から、「正義」か「何か崇高な目的」のためにお金を集めているように筆者(私)は感じました。テントはテロ撲滅組織または孤児を救出する組織なのかもしれません。

6話でまたテントによるテロが起きましたが、本当にテントが破壊しているのか怪しいです。

7話では、ノコル(二宮和也)たちテントがロシアの反政府武装組織「ヴォスタニア」のメンバーと交渉の場に出ていきました。

テロのための共同作戦の交渉にも見えますが、孤児の受け渡しの交渉かも。反政府組織にも資金が必要です。孤児とお金の交換か?それなら詐欺行為による金集めに大義がありますが…。

8話では、テントの目的は孤児の救済と判明。孤児院をいくつか経営しており、ベキは子供たちに慕われています。しかしテントのお金がノコルの会社に流れ、その会社が土地を購入していて…それがテントによる爆破テロが活発になった時期と重なるのです。

テントがテロで稼ぐ目的はある土地の購入。一体なぜ?…9話以降も注目ですね♪

9話で、テントの土地購入の目的は高純度のフローライトという資源の採掘のため。最終的には、この資源の利益を使って、孤児や貧しい人に富を分配する目的です。

つまり、テントは「善」の組織でした。しかし儲けるために誤送金を起こしたり、テロを請け負ったり、手段は違法です。「善」とも言い切れない集団でした。

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【VIVANT】乃木の正体は?/確定

謎多き主人公・乃木(堺雅人)の正体をネタバレします。

第1話で、乃木(堺雅人)が同じ画面に2人登場しているシーンがありました。時々登場する強気な乃木が「憂助!」と下の名前で呼んで、普段の優しい乃木と会話して基本的には叱咤激励しています。性格が違うので、これは脳内会議というより、別人格と対話しているかのようです。

つまり、乃木は二重人格であると考えられます。乃木は悪夢を見ることが多いため、過去の壮絶な体験が別人格を生み出したことに関係しているのかも。SNSでは様々な考察がありますが、3話時点では明かされていません。

3話では乃木が別人格のことを「エフ」と呼んでいました。字幕ではアルファベットの「F」が表記されていました。SNSでは様々な考察がなされていますが、なぜ「F」なのか、3話時点では明かされていません。5話時点でも不明です。

4話乃木の正体が別班のメンバーであることが判明。出世レースからハズレた出来の悪い会社員は、仮の姿。世界を飛び回るためにわざと出世していなかったのでした。しかもバルカ共和国のGFL社と共同事業を立ち上げたのはテロ組織「テント」に近づくためでした。

5話で乃木の壮絶で衝撃の過去が明かされました。

乃木の伯父の話によると・・・父の都合で家族でバルカ共和国に渡り、内乱で亡くなった…と思われていたものの、人身売買され物乞いをしていたところを戦場ジャーナリストの助けで帰国。日本の小学校に通います。記憶喪失だったものの、17才頃、乃木家の家紋をテレビで見て、自分が乃木憂助と知りました。

乃木は、高校はアメリカのミリタリースクール(軍隊式の規則正しい環境を提供し、生徒のリーダー性を育む学校)でした。ここの経歴だけ隠していたのですが、野崎が調査し、暴きました。

第6話Fの秘密が明らかになりました。秘密とは、F誕生の場面のこと。

小学生の乃木は飯田さんのおかげで帰国できたものの「消えてしまいたい」と思って泣いていました。そんな乃木の前に、まったく同じ容姿のFが現れました。

F「寂しいんだろ? 俺がお前のそばにいてやるよ。だから変なことは考えんなよ。生きるんだよ…俺はお前と生きたい!」

そしてFは乃木がもっと強くなるためにアメリカのミリタリースクールに通うことを提案。「無理だよそんなの…お金だってないし…」と弱気な乃木に、Fは「奨学金とかいうやつをもらえばいいだろう。そのためにはすごーく頑張って勉強しなきゃならないけどな」と告げて、背中を押します。

しかし乃木とFとでは、別班に入った動機が違いました。Fはアメリカの同時多発テロ事件がきっかけだと思っていましたが、乃木はサムが家族を守りたいと軍隊に入ったことが羨ましかったから別班に入ったというのです。

家族愛は分からない乃木ですが、代わりに愛国心を持てれば、愛が分かるかもしれないと別班に入ったのです。

ちなみに6話で乃木は薫に愛の告白をしました。まあ、これもハニートラップみたいで怪しいのですが(笑)

また、乃木とFとでは、正反対の考えがあります。乃木は父と会いたい、会えば愛されるかもしれないと期待しています。一方、Fは「父と会う時は殺すとき」という考えです。これは父と対面したとき、どっちの人格が主人格になるのか争いそうだし、葛藤で苦しみ出しそう。物語の終盤は「愛」について描いていくのかもしれませんね。

第7話で、バルカ出発前の乃木に対し、Fは「死なねえよ、俺がお前を死なせねえ」と言っていました。となると乃木の裏切り行為は暴走に見えて、実はFも承知の上の作戦か? ともかくFは乃木の命を守っていく使命のような思いがありそうです。

最終回まで放送されましたが、結局、「F」は何だったのかは説明なし。F誕生の場面から解釈するに、イマジナリーフレンドみたいな存在なのでしょうけれど…。

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【VIVANT】誤送金事件の真犯人は誰?/確定

乃木に濡れ衣を着せて「誤送金事件」を仕組んだ犯人は誰?

第3話誤送金事件の犯人(実行犯)は財務部の太田莉歩(飯沼愛)と判明。原部長(橋本さとし)のパソコンを使って、誰が押しても0が一つ多く誤送金されるようプログラムを書き換えていたのです。しかし、第4話あらすじ・予告動画では太田は利用されていたことが示唆されています。黒幕は別にいるもようです。

第4話真犯人とも言える「黒幕」は乃木の同期の山本(迫田孝也)と判明。山本はテントのモニターでした。

なお、山本は第4話ラスト、乃木(堺雅人)と黒須(松坂桃李)に始末されています。

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【VIVANT】ヴィヴァンの意味は?/確定

1話で爆死したザイールが乃木(堺雅人)を指して言った謎の言葉「ヴィヴァン」の正体ネタバレです。

1話では、乃木も野崎(阿部寛)も「ヴィヴァン」が何か分かりませんでした。薫(二階堂ふみ)はフランス語に「VIVANT」(日本語訳:生きている、生命のある、活気のある 等)という言葉があることを教えます。

ちなみに野崎が「ヴィパン」と言っていたのに、乃木は「ヴィヴァン」と訂正しました。実は「べっぱん」から少しでも遠ざけようとしていたそうです。

2話で、野崎が現地人の「別館」(べっかん)の発音が「ヴィカン」であることから、「VIVANT」の正体は「別班」(べっぱん)であると推理。「別班」とはスパイ活動を行う自衛隊の政府非公認組織のこと。薫は別班の存在に半信半疑です。しかし野崎は国会でも別班の存在が答弁されたことや、テロから守る秘密組織があるから日本では大きなテロが起きていない…と存在していることに自信満々。

【別班について】: 共同通信が2013年、『陸上自衛隊の中に秘密組織、「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班」(別班)があり、冷戦時代から独断でロシア、中国、韓国、東欧などに拠点を設け、身分を偽装した自衛官に情報活動させている』と報じました。
劇中で野崎が国会の質疑があったと言及していますが、これは史実です、2013年に衆議院議員・鈴木貴子氏と参議院議員・大野元裕参院議員が別班について質問。しかし 政府は同園12月10日の閣議で、「これまで自衛隊に存在したことはなく、現在も存在していない」との答弁書を決定。別班の存在を否定しています。

【別班についての疑問】:劇中で野崎が言うように東京五輪や広島サミットなど国際的イベントがあってもテロが起きていないことは事実です。しかし、安倍元首相や現役の岸田総理など要人が襲われるテロがあり、別班が本当にいるのか疑問です。まあ、要人警護は警視庁警備部警護課が担当しており、国際テロを防ぐ別班の仕事とは違うかもしれませんね。

ちなみに、ザイールから「ヴィヴァン」と疑われた乃木は、3話時点で経歴に怪しいところがないため、別班の一員ではないとされています。

第4話が放送され、乃木の正体が別班であることが判明しました。

1話で「VIVAN」というフォルダまたはアプリが乃木のスマホに入っていたことで、本当は「VIVAN」なのに、「T」を入れてミスリードされているのかも?という[ヴィヴァンには別の意味]説もあります。

しかし、2話の冒頭で「ザイールが残した謎の言葉 ヴィヴァン、3人はついにその本当の意味にたどり着くのである」とナレーションがありました。

劇中人物なら主観が入っていますが、客観的視点であるナレーションが「本当の意味」と言っているということはVIVANT(ヴィヴァン)の本当の意味は別班で決定なのでしょう。

VIVANTには別の意味もありそう…と様々な考察がありますが、果たしてこのままVIVANT=別班で終わるのか、注目です♪

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【VIVANT】の出演者:主要5人

ドラマ『VIVANT』は日曜劇場アベンジャーズと呼ばれるほど豪華キャストが集結!

まず、ポスタービジュアルに登場する主要5人を紹介します。

堺雅人さんはエリート商社マン/正体は別班のメンバー

VIVANT・銀行

堺雅人(さかい まさと)さんは、『リーガル・ハイ』 シリーズ・『Dr.倫太郎』・『真田丸』などの人気ドラマで主演を務めてきました。そして何と言っても、TBS日曜劇場『半沢直樹』シリーズでの主演が印象的。半沢直樹の台詞「やられたらやり返す!倍返しだ!」は社会現象になりました。『半沢直樹』の福澤克雄監督との再タッグでの主演となる本作。どんな演技をみせてくれるのか楽しみです♪

堺雅人さんの役は、乃木憂助(のぎ・ゆうすけ)。丸菱商事・エネルギー事業部2課課長です。しかし、テロ組織幹部のザイールから「お前がヴィバンか?」と恐れられた人物。テロ組織(?)から逃げる回想シーンや二重人格の謎も気になります。

第4話で乃木の正体は自衛隊の影の諜報部隊「別班」(べっぱん)のメンバーであることが判明しました。

阿部寛さんは公安・外事四課

VIVANT・阿部寛

阿部寛(あべ ひろし)さんは、ファッションモデル出身ながら、今や日本を代表する俳優に。多数の大河ドラマに出演、ドラマ『TRICK』や『結婚できない男』・映画『テルマエロマエ』ではコミカルな役も演じ、時代劇からコメディ、シリアスまで幅広く演じています。

阿部寛さんのTBS「日曜劇場」の主演作品は以下の通り。

    • 『新参者』(2010年)

    • 『下町ロケット』(2015年)

    • 『下町ロケット』(2018年)※シーズン2

    • 『ドラゴン桜』(2021年)※シーズン2

    • 『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』(2022年)

VIVANT・阿部寛

阿部寛さんの演じる役は、野崎守(のざき・まもる)。警視庁公安部・外事第4課 所属。

※公安部外事課は、日本の公安警察の中で、外国諜報機関の諜報活動・国際テロリズム・戦略物資の不正輸出・外国人の不法滞在などを捜査する課。
※外事第四課は、国際テロを防ぐための捜査活動を行う部署。スパイに関する捜査・情報収集を行う。

二階堂ふみさんは医者

VIVANT・二階堂ふみ

二階堂ふみ(にかいどう ふみ)さんは、2011年、映画『ヒミズ』の演技でヴェネツィア国際映画祭、マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞。以降、映画『私の男』『翔んで埼玉』、ドラマ『問題のあるレストラン』『西郷どん』『ストロベリーナイト・サーガ』などに出演し活躍。TBS日曜劇場には『この世界の片隅に』(2018年)に出演しています。

二階堂ふみさんの演じる役は、柚木薫(ゆずき・かおる)。世界医療機構の医師です。

VIVANT・二階堂ふみ

阿部寛さんに壁ドン(?)されていたのは、病院に搬送されて警察に追われている乃木(堺雅人)を秘密裏に治療してほしいと頼まれていた場面でした。柚木薫は乃木たちの仲間とみなされ、乃木・野崎と一緒に逃げることになります。

柚木薫はバルカから帰国後、日本医療センターに就職。その病院でジャミーンを受け入れる準備を進めます。

松坂桃李さんは別班のメンバー

松坂桃李(まつざか とおり)さんは、『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ)で初主演&俳優デビュー。以降、数々の人気ドラマ・映画に出演。2018年『孤狼の血』の演技で日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞を、2019年『新聞記者』の演技で日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を受賞。松坂さんのTBS日曜劇場への出演は『この世界の片隅に』(2018年)以来、2度目。

VIVANT・松坂桃李

放送前に松坂桃李さんの場面写真が2枚、公開になりました。1枚は、上下黒の服を着た松坂さんが倉庫内の高い場所から見下ろしているような場面。 情報番組「THE TIME’」(朝4:30-5:20、TBS)で公開されたメイキングシーンで、松坂さんが福澤監督に対して「おい!って言われたら、次も同じように?」と確認するシーンが公開されました。画面には白いロープも。アクションシーンがあるのでしょうか?

VIVANT・松坂桃李

航空機を背にして、晩酌している(?)写真も…。ちなみに、松坂桃李さんのキャラクターは「信頼」のキャッチフレーズが添えられてました。一体、誰を信頼しているのでしょうか。

松坂桃李さんのキャラクターは「運び屋」と予想する声もあります。飛行機で違法なモノを運ぶという予想ですね。ともかく、上下黒の服装から裏稼業のように見えます。殺し屋、情報屋、なんでも屋、逃がし屋…。

何かのスペシャリストっぽいですが…。とりあえず、松坂桃李さんは堺雅人さんの逃亡を手助けする「逃がし屋」と予想しておきましょう。(放送前の予想)

第4話で初登場。乃木の後輩で、別班のメンバーでした。

役所広司さんはテントのリーダー、ノゴーン・ベギ

役所広司

役所広司(やくしょ こうじ)さんは日本を代表する俳優のひとり。1996年『Shall we ダンス?』・1997年『うなぎ』・2018年『孤狼の血』の演技で3回、日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を受賞2017年『三度目の殺人』の演技で日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞を受賞しています。また、2023年のカンヌ国際映画祭で男優賞(『PERFECT DAYS』の演技)を受賞したニュースも記憶に新しいところです。役所さんのTBS日曜劇場への出演は、『オトナの男』主演(1997年)、『おやじの背中』第2話「ウエディング・マッチ」主演(2014年)、『陸王』主演(2017年)があります。

役所さんのキャラクターは事前情報が不足しています。役所さんのキャラクターは「正義」のキャッチフレーズが添えられてましたが、はたして味方なのでしょうか。

第1話ラストに登場しましたが、役名は不明です。

第5話でノゴーン・ベギという役名が明かされました。「テント」の創始者兼リーダーであり、乃木の父・乃木卓(すぐる)の40年後の姿であることも分かりました。

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【VIVANT】専門用語の解説

日曜劇場【VIVANT】劇中に出てくる専門用語をネタバレありで解説します。

「VIVANT」関連

VIVANT…1話にて、テロ組織「テント」の幹部・ザイールが「お前がヴィヴァンか?」と乃木に尋ね、その存在に怖れおののいていた、意味深なワード。フランス語の意味もあるが、野崎は別の意味があると思っている。

BEKKAN/別館 … VIVANTの推理のきっかけになるワード。バルカ共和国の国民である日本大使館職員や警備員が「別館」(べっかん、BEKKAN)を「ヴィカン」と発音していた。

BEPPAN/別班(べっぱん)…3話で野崎が推理した「VIVANT」の正体。公表されていない「自衛隊の陰の諜報部隊」のこと。民間人に紛れ、国内外で諜報活動(スパイ)に従事する。自衛隊でも超一流の人材だけが集められ、日本におけるテロを未然に防いでいるとされている。政府非公認の存在。※現実にも存在が噂される組織。

【別班について】: 共同通信が2013年、『陸上自衛隊の中に秘密組織、「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班」(別班)があり、冷戦時代から独断でロシア、中国、韓国、東欧などに拠点を設け、身分を偽装した自衛官に情報活動させている』と報じました。
劇中で野崎が国会の質疑があったと言及していますが、これは史実です、2013年に衆議院議員・鈴木貴子氏と参議院議員・大野元裕参院議員が別班について質問。しかし 政府は同園12月10日の閣議で、「これまで自衛隊に存在したことはなく、現在も存在していない」との答弁書を決定。別班の存在を否定しています。

「テント」関連

テント…劇中のテロ組織の名称。野崎曰く“世界中を巻き込む大きな渦”で、得体のしれない組織。一般的なテロ組織は犯行後に声明を出して要求を社会に誇示する。しかし“テント”は声明を一切出さず、とあるマークだけを残していく。標的にするのも西側諸国、アジア、中東と様々で、思想や信念が見えない。

モニター(別名“スリーパー”)…特別協力者。潜伏工作員。過激派組織に影響されて、遠く離れた自国で組織のために活動する人間のこと。

「公安」(警察)関連

警視庁公安部・外事(がいじ)第四課…日本の公安警察の中で、国際テロを防ぐための捜査活動を行う部署。※現実に実在する組織。

「バルカ共和国」関連

バルカ共和国…カザフスタンの東・モンゴルの西・ロシアの南・中国の北に位置する中央アジアの国家。平均年収は1万ドル。多くの宗教が混在する多民族国家。イスラム教は少数派。バルカ料理は香辛料を使用しない。モンゴル系が多く、仏教が多数派。電車はなく、公共交通機関はバスだけ。

バルカ共和国のロケ地はモンゴルで、劇中の現地語もモンゴル語。しかし劇中の地図によると、バルカ共和国は東にモンゴル、南に中国、西にカザフスタンと隣接しています。ロシア連邦を構成する共和国の1つ、トゥヴァ共和国をイメージしている位置のようです。※架空の国家。

    • セドル…アマン建設がある町。

    • ザヤ…柚木薫が勤める病院がある町。

    • クーダン…バルカ共和国の首都。日本大使館もある。

    • アド砂漠…通称「死の砂漠」。

GFL(Global Firm of Lifeline)社 … バルカ共和国の地元のインフラ設備会社。※架空の会社。

バルカ国際銀行 … バルカ共和国の地元の銀行。※架空の会社。

アマン建設…ザイールが潜伏していた会社。※架空の会社。

「乃木の過去」関連

丹後隼人(たんご・はやと)…乃木憂助が過去(小学校~高校時代)に使用していた名前。バルカで戦場ジャーナリストに助けられて日本へ連れてこられた際、自分の名前などの記憶を喪失していた。そのため、苗字は児童養護施設の名称から、下の名前は職員らで考えて名付けられた。

京都・東舞鶴小学校…乃木が丹後隼人の名前で通っていた小学校。所在地は京都府舞鶴市?

丹後つばさ園…乃木が入っていた児童養護施設。施設の旧館に「宮津市丹後つばさ園こども絵画コンクール優秀作品展」と貼っていた(放送でもアップで映る)ことから、施設の所在地は京都府宮津市。※舞鶴市と宮津市はお隣り。小学校の先生は「近くの」施設から通学していたと言っていたが、小学生で隣りの市まで通うのは遠いような気もする。何かの伏線か。

乃木家の家紋…「テント」のシンボルマークと同デザイン!?

ロンガリーミリタリー高校…乃木が通ったアメリカの高校。乃木の伯父さん曰く、アメリカ留学は特待生制度に合格して通った。乃木の成績は首席だった。

ミリタリーハイスクール…(乃木が通った高校の内容は不明ですが)退役した軍人が設立や運営をしている高校。 軍隊式の生活をする特殊な学校であるが、カリキュラムは普通の高校と同じ。軍人を育成する学校ではなく、文武両道の精神とリーダーシップを学べる。卒業後は他の高校と同じように大学への進学が多い。※あくまで一般論です。

島根県奥出雲町…「たたら製鉄」で栄えた町として劇中のテレビで特集される。乃木卓(すぐる)(林遣都→役所広司)の出身地。

乃木家…乃木家は「たたら製鉄の御三家」のひとつ。他は木所家、藤樫家。/現実での御三家は田部(たなべ)家・櫻井(さくらい)家・絲原(いとはら)家。

その他

丸菱商事…乃木(堺雅人)が勤務する大手商社。バルカ共和国の企業と太陽エネルギープラント事業に携わる。※架空の会社。

CIA(Central Intelligence Agency)/中央情報局…サムが所属するアメリカの情報機関。※現実に実在する組織。

世界医療機構/WHI(World Health Institution)…柚木薫が属する国際的な医療組織。※架空の組織。

日本医療センター … 柚木薫が日本で就職した病院。※架空の組織。

ホワイトハッカー…コンピューターへの不正アクセスやWebサイトの改ざんなど、悪意あるサイバー攻撃から情報を保護するハッカーのこと。

ブルーウォーカー…太田梨歩(飯沼愛)のハッカーとしての名前。

豊前中津園…大分県の更生施設。薬物に手を出した長野専務(小日向文世)が空白の2年間に入っていたという施設。公安が施設に確認して在籍の裏も取れているもよう。

HASHIZUME CUSTOMIZE …ハッカーの間では有名な店。最強マシーンを作ってくれる専門店。

ボスタ二ア…ロシアの反政府武装組織。7話でテントが接触しようとした。

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【VIVANT】初回放送後の反響・感想

初回放送後の視聴者の反響、感想を整理して紹介します。※一部ネタバレを含みます。

【VIVANT】は面白い

【VIVANT】は面白いという意見を3点にまとめました。

面白い理由1:スケールが映画

砂漠の撮影のスケールがでかすぎる。もはや画面が映画!

映像もスケールも俳優陣もスゴすぎて映画!!

たしかにモンゴルの本物のロケーションやパトカーを何台もぶっ潰すカーアクションは映画並みのスケール感でしたね。

面白い理由2:ハラハラドキドキ

キャストもストーリーも世界観が広すぎる…!ワクワクが止まらない1話でした。

ドキドキハラハラ。面白かった。

放送前の事前情報がなく、(公表されているという意味の)原作がないオリジナルストーリーのため、どうストーリーが展開するのかは視聴者全員が未体験。多くの視聴者がハラハラ、ドキドキして楽しんだようです。

面白い理由3:ドラムが可愛い

ドラムが有能すぎる!マジで沼。可愛いすぎる。

我が家ではこのドラム音声(CV林原めぐみ)ごっこが流行ってる!我が家にも来て欲しい

日曜劇場【VIVANT】は豪華キャストですが、裏を返せば「売れてる」キャストが多いです。そんな中、野崎(阿部寛)の相棒・ドラムのキャラクターが「可愛い」と話題沸騰!日本語を理解できるが話せない設定で、音声アプリの女性の声とのギャップも良いんですよね♪

人気俳優が多い中、ドラム役を演じている富栄ドラムさんは本作の出演を通して一番、名前と顔が売れた俳優さんでは?

【VIVANT】はつまらない

【VIVANT】はつまらないという意見も3点にまとめました。

つまらない理由1:長すぎる

初回108分は長すぎる。

長いなーって感じた

通常54分ですが、VIVANT初回は108分間放送の拡大スペシャル!1時間ドラマに慣れ親しんでいる連ドラ視聴者だからか、長いと不満の声があがっていました。

つまらない理由2:難しい・内容が頭に入りにくい

事前情報が解禁されてなさすぎて、展開や役名や関係性など、その場で頭に入れなきゃいけない情報が多すぎて頭に入りにくい。

どんな話なのか分かりにくくて難しい。とにかくお金をかけて「凄い」のと風景だけしか残らん。

「難しい」という意見も見かけました。

事前情報がなかったことは、ストーリーが分かりにくかったと感じた人にはマイナスに働いてしまったわけですね。(事前情報がないことで新鮮さがあり、物語に没入できたという意見もあります。情報なしは一長一短がありました)

分かりにくい5つの理由

また初回が始まっても「分かりにくい」理由は大きく3点あると思います↓

分かりにくい理由1:日曜劇場【VIVANT】は誰が「敵か味方か」が分からない作風となっています。同じ堺雅人さん主演でも『半沢直樹』のように善悪がハッキリした「勧善懲悪」ものみたいな痛快劇ではありません。主人公の乃木さえ、実は別班で、誤送金問題の犯人で、テントのモニターをあぶりだしているという考察があるくらいです。

分かりにくい理由2:物語のテーマも分かりにくいのが本作の特徴。ジャンル分け不能です。未視聴の人に「どんな話?」と聞かれ、商社マンがテロ組織の渦に巻き込まれていく話…と言っても「なにそれ?」と、よく分からないですよね(笑)それに、それだけでは説明出来ないストーリーであり、伏線が多くあります。

分かりにくい理由3:専門用語が多いのも取っつきにくい点です。別班、テント、モニターという用語だけとっても初心者は意味不明ですね(笑)

「難しい」「分かりにくい」ドラマですが、逆に言えば、考察しがいがあると思います。ベタな、予定調和なストーリーなら考察しませんし。難解さが魅力と思えたら本作を楽しめると思います。(こだわった映像だけでも楽しめますが…)

つまらない理由3:字幕が多すぎる

日本のテレビドラマでありながら、日本語以外の言語が飛び交い、字幕が多かった本作。ドラマの舞台は中央アジアの架空の国「バルカ共和国」ですが、劇中ではモンゴル語が話されています。

多くの視聴者は、日本のドラマの字幕に慣れていません。字幕が多すぎて「疲れる」「ついていくのが大変」という感想がありました。字幕が多い構成は、画面の小さいスマホでの視聴や「ながら見」する人も多い現代には不釣り合いではあります。

しかし、スマホ画面ではなく、アクションシーンやモンゴルのロケーションなどスケールの大きい映像を大きな画面で楽しんでほしい、少なくともテレビ画面で見てほしいという意気込みが感じられる作品になっています。世界各国の人々を「映像」で魅了しようという意図もあると思います。

「字幕が多い」という不満は分かりますが、そこは我慢して慣れていくしかないですね。筆者個人の意見としては「ながら見」を我慢してでも見る価値のある映像作品だと思います。

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【VIVANT】放送前にストーリーを予想

日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』はオリジナルストーリーです。どんなストーリーなのか予想していきます。(放送前の予想です)

内容はシークレット

【VIVANT(ヴィヴァン)】のストーリー詳細は不明です。

限界突破!アドベンチャードラマ!この夏、冒険が始まる。」と銘打れているものの、ストーリーの詳細は明かされていません。

原作は福澤克雄となっていますが、原作小説・原作漫画など出版物があるわけでなく、堺雅人さん曰く「正解は福澤監督の頭の中だけ」「本作の詳細はシークレット」とのこと。オリジナルストーリーの詳細は不明です。

「VIVANT」の意味とは?

ちなみにドラマタイトル「VIVANT」とはフランス語で、(形容詞)「生きている、命のある/生き生きした、にぎやかな/生きているような/生きた人間による/生き延びている」、(名詞)「生きている人,生者/存命」などの意味があります。※あくまでフランス語の意味です。

ストーリーの他に、キャストが演じる役柄も一切明かされいません。異例の手法です。番宣ではドラマをどう紹介するのでしょうね(笑) 

アドベンチャードラマ!

ティザービジュアルは赤と黒のコントラストのデザインになっており、「敵か味方か、味方か敵か。」という意味深なキャッチコピーが添えられています。

さらに、「福澤克雄監督がテレビドラマの新時代を切り拓く 前例のないエンタメが今夏幕を開ける! “限界突破! アドベンチャードラマ”始動!」と、公式サイトが報じています。

前例のないエンタメで、限界を突破するアドベンチャードラマということですが、聞いたことないジャンルですね。アドベンチャードラマって!?…冒険活劇?アクションドラマなのでしょうか(笑)

日本版「ミッション:インポッシブル」「007」?

【VIVANT】は『ミッション:インポッシブル』のような作品という事前情報がありました↓

「『半沢直樹』や『水戸黄門』のようなドラマを想像していましたが、実際はアクションシーンもふんだんにあって、トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』のような感じですね。手に汗握る展開の連続で一瞬たりとも見逃せませんよ」(芸能プロ幹部)

フライデーデジタルより

『ミッション:インポッシブル』シリーズはアメリカのドラマ「スパイ大作戦」を装いを新たに映画化した作品。スパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハントと彼率いるチームの活躍を描くアクション映画です。

また、【VIVANT】は『007』のような作品になるという情報も↓

「ドラマの中身の実態は、自衛隊内にある機密スパイ組織です。日本に降りかかる有事を、主演の堺さんが身を挺して守るというストーリーだといいます。堺さんが演じるキャラクターは、まっすぐで強い半沢直樹みたいな人物とのことで、キーワードは“人間関係”。

 番組公式のインスタグラムには、モンゴルロケでパトカーがずらりと並んでいるシーンがありますが、日本版『007』のようなものになるのではないでしょうか」

ピンズバニュースより

『007』(ダブルオーセブン)シリーズは、架空の英国秘密情報部のエージェント「ジェームズ・ボンド」を主人公とするイギリスのスパイ映画。

アメリカのスパイ映画が『ミッション:インポッシブル』、イギリスのスパイ映画が『007』なだけで、結果的に、スパイものになるという予想で一致。

シリーズ化も視野に入れている【VIVANT】なので、日本版「スパイ」ドラマなのかもしれません。事件が違えばお話をいくらでも作れて、シリーズ化できるので。

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【VIVANT】のあらすじネタバレは毎週更新予定

この夏一番、話題のドラマ『VIVANT』は2023年7月16日(日)初回108分スペシャルで放送スタート。 本作はストーリーや役柄が初回まで明かされないとのことで、異例の手法です。 モンゴルで長期ロケが行われ、島根県でもロケが行われた本作。一体どんな内容になるのか放送が楽しみです。

ドラマ『VIVANT』のネタバレ・あらすじは最新話の放送後に追記し、最終回まで更新していきます。また見に来てください♪

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※画像出典:VIVANT公式HP

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