【海のはじまり】最終回の感想&考察!弥生は水季との繋がりを知らないまま?

海のはじまり最終回

目黒蓮(Snow Man)主演の月9ドラマ「海のはじまり」最終回が9月23日(月・祝)にフジテレビ系で放送されました。

毎回大きな反響を呼んできた話題のドラマ「海のはじまり」が迎える最終回。

弥生は水季との繋がりを知らないまま終了で、消化不良!? 予告動画のセリフがカットされていた!?タイトル回収や目黒蓮さんの本作へのコメントなど、【海のはじまり】最終回の感想&考察について紹介します。

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※「海のはじまり」の動画はFOD(フジテレビオンデマンド)にて最新話まで視聴できます。
海のはじまり最終回
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【海のはじまり】最終回の感想&考察

【海のはじまり】最終回の感想&考察です。

弥生は水季との繋がりを知らないまま?

第6話での産婦人科で水季が「この人が来たら、伝えてもらっていいですか?」と看護師に何かを託していました 。

しかしその伏線回収がないまま終了。

つまり、弥生は水季との繋がりを知らないまま、ドラマが終わってしまいました。

おそらく、水季が託したのは、弥生へのお礼の言葉だと思うのですが…。

私(筆者)は弥生さんが産婦人科に行って、その看護師から水季の伝言を聞いて、繋がりを知る…という展開を予想していました。

外野でないと知れば、海ちゃんを育てることも葛藤がなくなるのかな?とも思うので…。弥生が「母になる」ラストも期待したんですが、なかったですね(笑)

SNSでも未回収なことに疑問の声が↓

水季の看護師に頼む意味深なセリフは、水季と弥生(そして海ちゃん)の繋がりを知ることになるための伏線だったと思ったのですが、何でもなかったんですかね(笑)

視聴者だけが海ちゃん誕生の経緯を知っている…。それはそれでアリですが…。

伏線回収しないんだったら、というか伏線じゃないのならば、水季は「この人に伝えてもらっていいですか。勇気もらいました。ありがとうございますって」とか、ちゃんと言っても良かったと思います。

予告動画の弥生のセリフはカット?!

最終回の予告動画の中にあった弥生のセリフ「夏くんのこと好きだった。忘れようとしたら、もっと寂しくなった」と言うセリフですが、最終話本編には登場しませんでした。

SNSでもツッコミの嵐で・・・↓↓

「月岡くん」呼びから、「夏くん」呼びになっていて、どういうこと?呼び名が変化するほど近い感じになった?それとも水季の手紙を弥生が読んでるの?…とSNSをざわつかせました。

しかし、ふたを開けてみると、セリフ自体がなし。

いや、なしというか、音声を撮っているということは…。

おそらく予告を作っているときは、最終話が完成する前だったのでしょう。最終回では、予告のセリフがカットされてしまったのかもしれません。

シナリオ本や未公開シーンを入れたディレクターズカット版での復活を期待します。


【追記】セリフ自体がなしと思われましたが、ちゃんと(?)ありました。別記事で紹介します↓

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タイトル回収

「海のはじまり」というタイトルの意味が回収されました。↓

  • 海のはじまりは、海のパパがいたから。
  • 海のはじまりは、曖昧で、終わりもない。(実際の海も海ちゃんの親も、はじまりは曖昧&終わらない)

最終話にて。水季は自分の膝上で眠りについている海を優しく見つめながら「海を産んで良かった」と言います。そして、そばにいなかった夏について「海のパパがいたからだよ。海がいるの。優しい人だよ。あんま意地悪言わないであげてね?」と母・朱音にお願いしていました。

「海のはじまり」は海の誕生にかかっているので、海のはじまりにパパがいたという結論はすごく納得。母1人で海は誕生しないのだから…。

また、終盤で、水季の手紙が読まれました。そこには、「海に聞かれて『水があるところかな?』と曖昧な答えしかできませんでした。はじまりは曖昧で終わりはきっとない。今までいなかった夏くんはいつからか海のパパになっていて、今そこにいない私はいなくなっても海のママです」と記していました。

第1話冒頭で、水季は海のはじまりも終わりも上手く答えられませんでした。しかし、それこそが答えだったのです。

海は世界中に繋がっていて、はじまりも終わりもありません。つまり、“海のはじまり”も終わりもないのです。

同じく、いつからママ・パパになるかは曖昧で、親は死んでもいなくならない。海に境界線がないことと同じ。

「終わりがない」ということに関して、私は朱音(大竹しのぶ)が言った6話のセリフを思い出しました。

水季が「母親っていつまで続くの?私が死ぬまで?」と尋ねると、南雲朱音は「死んでも終わんないわよ。お母さんどうせ先に死ぬけど、それでも水季のお母さん続けなきゃいけないんだもん。」と返答していました。

水季が海のママを死んでも続けているというのは、母・朱音の教えですね。

目黒蓮さんのコメント

「黙ってた隠してたのが悪い。
勝手に産んだから仕方ない。
と責められたり、追い詰められたり
知らなかったから仕方ない。
知らなかったから責任はない。とか
逃げられたり、許される
そんな世界がリアルであってほしくないです」

の部分が印象的。水季についてSNSでかなり責められているのですが、目黒蓮さんは「冷静でいられるのは簡単なことじゃない」とフォロー。たしかにそうですね。でも、夏くんについても「仕方ない」「責任ない」と思って逃げたり許されることも望んでいません。

というか、水季ばかりSNSで批判されますが、夏くんだって産婦人科になぜついていかなかったのか、なぜ別れを受け入れたのか等、批判されるべき点はあります。劇中で母・ゆき子さんが男だから逃げられると思って親に隠したのよ!と責められていますけどね。

ともかく、水季も夏も、どっちも間違いがあって、というか、人は間違いながら生きているもので…。もちろん誰かを責めるだけの感想もありですが、それでは寂しいです。そんな世界は嫌ですね。と、目黒蓮さんのコメントを読んで思いました。

しかし、まあ、今回、目黒蓮さん演じる夏くんは話を聞いたり相手を安心させられたり良いところもありますが、弱々しくて情けない点が目につきました。カッコイイ目黒蓮はアイドル活動で見せてくれるそうなので、こういう役もありですかね(笑)

【海のはじまり】番組情報

<放送日・放送局>毎週月曜21時~21時54分、フジテレビ系

<出演者> 目黒蓮、有村架純、泉谷星奈、木戸大聖、古川琴音、池松壮亮 ・ 大竹しのぶ 他

<スタッフ>【脚本】 生方美久  【音楽】 得田真裕  【主題歌】back number「新しい恋人達に」  【プロデュース】 村瀬健  【演出】 風間太樹(AOI Pro.)、髙野舞、ジョン・ウンヒ(AOI Pro.)  【制作著作】 フジテレビ

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【編集後記】全12話、キャスト・スタッフの皆様、ありがとうございました。生方美久さんの作品に続編はなさそうですが、子役も成長しますし、スペシャルドラマで夏くんと海ちゃんたちのその後を描いてくれると嬉しいなと勝手に思います。

画像出典フジテレビ「海のはじまり」

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