【虎に翼】129話あらすじと感想！イマジナリー優三（仲野太賀）再登場に視聴者涙

2024年11月12日

Jima

【虎に翼】129話あらすじと感想！

伊藤沙莉さん主演の連続テレビ小説【虎に翼】第129話が9月26日（木曜）に放送。

優未（川床明日香）は寅子（伊藤沙莉）にやりたいこと、好きなことがたくさんあると話す。うれしい知らせをもらった寅子は花江（森田望智）のもとにやってきて…。

放送後、イマジナリー優三（仲野太賀）の再登場に多くの視聴者が涙して…。

今回は朝ドラ【虎に翼】第129話のあらすじ・感想について紹介します。

【虎に翼】129話のあらすじ

【虎に翼】129話のあらすじネタバレです。

イマジナリー優三（仲野太賀）再登場

寅子（伊藤沙莉）は母としてはいまだに失敗ばかりな気がする…と嘆いていた。

すると、優未（川床明日香）がやってきて寅子に「好きなこととやりたいことがたくさんあって、この先自分は何にだってなれる。それって最高の人生でしょ？最高に育ててもらったって思ってるから」という優未。「

抱きしめあい、母娘の絆を確かめ合う二人。そんな親子の姿を見つめている人物がいた。それは亡き優三（仲野太賀）だった。

優三は「トラちゃん、約束守ってくれてありがとうね」と伝える。二人は、あの頃のように笑い合う。

猪爪家ににて

横浜家裁の裁判所所長に就任することになった寅子。職場を早退した寅子は、花江（森田望智）の元に真っ先に報告に行く。

花江は「すごいわぁ、立派よぉ」とほめた。

花江は家の中では今も息子・直治とケンカを繰り返していることを明かす。その理由として、亡き夫・直道（上川周作）の口ぐせ「思っていることは口に出した方がイ!」があるという。それが家族円満のコツと話す花江は、寅子と直道の真似をしあいながら笑い合う。

花江は義母はるの言葉を思い出し、「私も人生に悔いはない。朝目が覚めなくても、天国で直道や直言、はると思い出話するのも楽しみ」という。

そして花江が「そんな人生を私にくれてありがとう」と寅子に感謝を告げる。寅子は「花江ちゃんの人生が素晴らしいのは、花江ちゃんのおかげ！」と直道の口ぐせを真似して答えた。

ちょうど直治（今井悠貴）がアメリカから帰ってくるタイミングとなり、猪爪家の面々が集まった。ひさしぶりににぎやかだ。食卓には、唐揚げ、卵焼き、ビーフシチュー、マカロニサラダ、ロールパン、そして直明が作った、芋の煮っころがし等が並んだ。

「笹竹」にて

寅子を祝うために、女子部のなつかしい面々も「笹竹」に集まってくれる。

そんな中、桂場（松山ケンイチ）も現れた。定年を迎えて最高裁長官を退任し、裁判官人生に幕を下ろした桂場は、笹竹通いにまた通っているいるようだ。

寅子たちがいることに気づくと、嫌な顔を見せつつも、ひとりで好物のあん団子を味わう。

寅子は桂場が団子を口に入れるのを待って、話しかける。

寅子「お元気そうですね、桂場さん。お会いしたら言いたいことがあったんです。私たちはずっと法とは何かを話してきましたよね？」

桂場「私たちじゃない、君がな」

寅子「今、私は法とは船のようなものなのかなと思っています。人が人らしくあるための、尊厳や権利を運ぶ船。社会という激流に飲み込まれないための船。船の使い方は乗り手次第。人らしさを失い沈むことも、誰かを沈めることも、間違うこともある。人生という船旅を、快適に幸せに終えるために、乗り手の私たちは船を改造したり、修繕したりしながら進む。まあ、明日にはまた違うことを言っているかもしれませんが。生い立ちや、信念や、恰好、男か女か、それ以外か、すべての人が快適でいられる船にするよう、法を司る者として、不断の努力を続けていきます」

桂場「私は今でも、ご婦人が法律を学ぶことも、職にすることも反対だ」

桂場の変わらぬ考えを口にしたところで、最終回前（129話）の放送は幕を閉じた。