【虎に翼】8話ネタバレ・吹き出し/寅子が初めて法廷で傍聴
【虎に翼】8話ネタバレ・吹き出し!
伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼】第8話が4月10日(水曜)に放送されました。
よね(土居志央梨)を尾行し、初めて法廷で傍聴することになった寅子(伊藤沙莉)。着物を返してほしいと妻が夫を訴えた裁判に憤り、優三(仲野太賀)と議論をする。
今回は【虎に翼】8話のあらすじネタバレと感想について吹き出しありで紹介します。
【虎に翼】8話のネタバレ
【虎に翼】8話のあらすじネタバレです。
寅子が初めて法廷で傍聴
よね(土居志央梨)を尾行した寅子(伊藤沙莉)は、東京地裁にたどり着いた。
近くで寿司店をやっていて裁判の傍聴マニアでもある笹山(田中要次)が寅子を案内してくれた。
こうして、寅子は初めて法廷で裁判を傍聴することになった。
行われていた裁判は、離婚の決着がつかない夫婦の間で、せめて母親の形見の着物を返して欲しいと妻が夫を訴えたものだった。
夫・東田の態度は悪く、寅子は妻・峰子を応援したくなった。
裁判は閉廷となった。結審は来週だ。
よねが裁判所に来た理由
裁判所に来たのは頑張ろうと自分を鼓舞するため?
あの裁判でどうやって鼓舞できる。
着物なんて取り返せるわけないのに。
女は常に虐げられている。
それを忘れないために私は裁判所に来ている。
よねが裁判所に来た理由は、とても現実的なものだった。
寅子はよねの表情が厳しくて、それ以上、何も言えなかった。
寅子と優三が議論
妻には所有権がないことを知って憤る寅子は、帰宅後に優三(仲野太賀)を質問攻めにする。
なぜ結婚した女の財産は夫の管理下に置かれるのか。女性が置かれる理不尽な立場を認識した寅子は、「結婚」にますます懐疑的になる。そして居間でくつろいでいる家族に言い放つ。
結婚って罠だよ。危なかったあ。罠に引っかからなくて良かったあ。
お見合いはしません。大学も辞めません。
そんなこと絶対言いませんよ。
弁護士になれなかったことを母さんのせいにされるのはごめんですからね。
あなたが自分で白旗を振るのを待ちます。
あれだけ大反対していた母はるだが、今ではもう言わなくなった。
寅子は自分の部屋で六法全書を取り出し、民法のページを開く。性別で区別されるなんて絶対におかしいと改めて思う寅子だった。
【虎に翼】8話の事前レビュー
8話は、寅子が初めて裁判を法廷で傍聴する回です。寅子の憤りには共感する視聴者は多いことでしょう。「女性は無能力者」というのは第1週で寅子が覚えた法律。離婚が決まっていない段階なので、妻の財産は夫が管理することになっています。つまり妻が持参した母の形見でも夫が管理してる以上、取り返すことはできない…。いやあ、理不尽ですね。
ちなみに裁判での弁護士は、長谷川忍さん,じろうさんが演じます。コント職人として知られるシソンヌの二人です。演技力はあると思いますが…。真面目に演技するのか、コミカルな掛け合いになるのか。ともかく寅子が傍聴する初めての裁判。本作においても初の法廷シーンとなっているので、力を入れて演出しそうです。注目ですね。
【虎に翼】8話の感想
シソンヌの2人が登場しましたが、コミカルではなく、とっても真面目に演技していましたね。まあ、そういう演出なんでしょうけど。意外にお二人の演技が自然だと思いました。
さて。放送を見て、やっぱり山田よね(土居志央梨)の孤高な存在、演技がカッコイイです。戦士です。
よねは女性の立場を理解しています。そんな現状を歯がゆく思っています。
だからこそ、自分を奮い立たせるために法廷に来て傍聴しているのですね。
なぜよねは、泣く先輩を怒るのか、ヘラヘラと空気を読んで場を明るくしようとしたのか、これまでの言動が理解できました。
でもちょっと肩ひじ張りすぎというか。いつかデレてくれるとは思うのですが、このままでいて欲しい気もします(笑)
【虎に翼】8話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,石田ゆり子,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,上川周作,土居志央梨,桜井ユキ,平岩紙,ハ・ヨンス,田中要次,小林涼子,安藤輪子,名村辰,栗原英雄,長谷川忍,じろう,小林薫 ほか
【作】吉田恵里香【音楽】森優太
画像出典NHK