【虎に翼】114話あらすじと感想!被爆者・吉田ミキ(入山法子)の思いは代読へ

虎に翼114話

【虎に翼】114話あらすじと感想!

さん主演の連続テレビ小説【虎に翼】23週・第114話が9月5日(木曜)に放送。

原告のひとり、吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つことを承諾し、広島から上京してきて…。

今回は朝ドラ【虎に翼】第114話のあらすじネタバレ・事前レビュー・感想について。

あわせて読みたい
朝ドラ【虎に翼】あらすじネタバレ・吹き出し・最終回結末予想! 伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』(とらにつばさ)のあらすじネタバレを最終回までざっくりとまとめます。 これまでの全話を振り返ると共に最終回の結末も予想...

第113話< >第115話

目次

【虎に翼】114話のあらすじ

【虎に翼】114話のあらすじネタバレです。

優未()が家出

星家ではのどか(尾碕真花)の態度に不満が爆発し、優未(毎田暖乃)が家を飛び出してしまう。

登戸の猪爪家に連絡したら大ごとになると考えた寅子(伊藤沙莉)は、どうしたらいいののか頭を悩ませる。すると、轟()から電話があって、優未の居場所がわかる。

優未は山田・轟法律事務所に身を寄せていた。優未は「どうしても謝りたくない」「怒っちゃだめなの?」と言う。遠藤()は「怒っちゃいけないことはない」と言いつつも、「口や手を出したりするってことは、変わってしまうんだ。その人との関係や状況や自分自身も。変わったことの責任は優未ちゃんが責任を負わなきゃいけない。口や手を出して何の責任も負わないような人にはどうかならないで」とアドバイスした。

迎えに来た寅子は遠藤の言葉に感動し、感謝した。

優未が帰宅すると、のどかが優未に謝ってきて、2人は仲直りした。

吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つために上京

1962年(昭和37年)1月、原告のひとり、吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つことを承諾し、広島から上京してくる。

ミキは原爆によって顔と首に重いやけどの痕が残っていた。

被爆者・吉田ミキ(入山法子)の思いは代読へ

その夜、山田轟法律事務所に泊まることになったミキは、過去に美人コンテストで優勝したことがあるという。誰もが振り返るほどの美人だったが、今日は違った。

ミキは「今日上野駅に降り立ったときそれを思い出したわ。振り返る人の顔つきは違ったけれどね…。そういう『かわいそうな女』の私が喋れば、(世間の)同情を買えるってことでしょ? でも、他の誰かにこの役を押し付けるのは気が引けるしね。仕方ないわ」と語る。

ミキは「『差別されない』ってどういう意味なのかしらね?」と涙ぐむ。

ミキの視線の先には事務所の壁に大きく書かれた「憲法14条」の文言があった。

日本国憲法 第十四条「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない

よねは「やめましょう。無理することはない。私の相棒(=轟)は元々反対していました。あなたを矢面に立たせるべきではない。たとえ裁判に勝ったとしても、苦しみに見合う報酬は得られない」「声を上げた女にこの社会は容赦なく石を投げてくる。傷つかないなんて無理だ。だからこそせめて心から納得して自分で決めた選択でなければ」と告げる。

ミキは「でも、私伝えたいの…。聞いてほしいのよ。こんなに苦しくてつらいって…」と涙を流す。

よねは「その策は考えます。だから…」と諭す。

ミキは「ごめんなさい」と謝る。

よねは「あなたが謝ることはなにもない。なにもないんだ」と寄り添った。

後日。裁判にて。ミキの言葉を轟が代読した。

1962年(昭和38年)3月に最終弁論が行われ、あとは判決を残すのみとなった。(つづく)

【虎に翼】114話 事前レビュー

入山法子さんが原告のひとり、吉田ミキ役で登場。2006年のドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』から本格的に女優業をしているので、18年くらい活躍している女優さん。2017年放送のフジテレビ版『君はペット』主演も印象的でした。ちなみに出身は埼玉県さいたま市。広島出身の俳優を使えばいいのに、とは思ってしまいますが、そこは仕方ないですね。

【虎に翼】114話の感想

114話は、よねさんのミキに寄り添う姿、声掛けがとても印象的。たしかに、謝る必要なんてないし、好奇の目にさらされるのに耐えてまで法廷に立つことはないですよね。

轟が代読することになったのですが、静かに丁寧に読み上げることで、かえって伝わってくるものがありました。

法廷に立ちたくても立つことができない苦しみも伝わります。

個人間の言い争いは、私も間違ってたと謝って仲直りできるのですが…国が始めた戦争の犠牲者はどこに賠償責任を求めることができるのか。

賠償請求権をサンフランシスコ講和条約によって放棄した日本政府。ならば、日本政府に賠償請求を、という裁判ですが…。

法学者は「国際法の原則では、不法行為による損害賠償は、被害者個人ではなく、国家が請求する」という解釈。その国家である日本がアメリカに請求できなくなってしまってるからこじれてるわけです。ならば日本国が代わりに賠償してもいいように思いますが…。どうやら、裁判官の寅子も含め、風向きは原告側が不利なんですよね。吉田ミキさんの訴えがどこまで届くのか。次回、金曜の回で、原爆裁判の判決編です。注目ですね。

【虎に翼】114話の出演者・スタッフ

【出演】伊藤沙莉,,土居志央梨,戸塚純貴,,趙珉和,,井上拓哉,三山凌輝,毎田暖乃,青山凌大,今井悠貴,尾碕真花,菊池和澄,和田正人,川島潤哉,入山法子,和田庵 ほか

【語り】

【作】吉田恵里香

【音楽】森優太

あわせて読みたい
朝ドラ【虎に翼】のキャスト出演者一覧と相関図!伊藤沙莉が日本初の女性弁護士に! 2024年前期放送のNHK朝ドラは『虎に翼』(とらにつばさ)。NHK連続テレビ小説の第110作目。脚本は吉田恵里香、主演は伊藤沙莉が務めます。日本初の女性弁護士のちに裁判...
あわせて読みたい
朝ドラ【虎に翼】視聴率一覧!歴代朝ドラで高い?低い? 朝ドラ【虎に翼】視聴率一覧!歴代朝ドラで高い?低い? 伊藤沙莉主演のNHK朝ドラ【虎に翼】の視聴率について一覧表で紹介! 歴代朝ドラで高い?低い?最高視聴率、最低...

画像出典NHK

虎に翼114話

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

SNSシェアはここから
  • URLをコピーしました!
目次