【虎に翼】109話あらすじと感想！女性法曹のために労働環境の改善を！

2024年11月12日

Jima

【虎に翼】109話あらすじと感想!

伊藤沙莉さん主演の連続テレビ小説【虎に翼】第109話が8月29日（木曜）に放送。

寅子は女性法曹のためによりよい労働環境を整えるために行動して…。

今回は朝ドラ【虎に翼】第109話のあらすじネタバレ・事前レビュー・感想について。

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【虎に翼】109話のあらすじ

【虎に翼】109話のあらすじネタバレです。

女性法曹のために労働環境の改善を！

寅子（伊藤沙莉）は秋山（渡邉美穂）から妊娠したことを聞いて、復帰の場を守ることを約束した。その後、寅子は女性法曹のためによりよい労働環境を整えたいと「意見書」をまとめて、桂場（松山ケンイチ）に提出する。

桂場には突き返されたが、寅子は仲間に著名もしてもらって、最高裁事務総局に意見書を提出しようとしていた。

寅子が最高裁事務総局の方に相談に行ったら、桂場からすでに話を聞いていると言われたという。

実は、桂場が最高裁事務総局に根回しをしていた。

寅子は「この一歩を大切にします。そして確実に次の一歩につなげます」と桂場に感謝した。

のどか（尾碕真花）は冷ややか

一方、星家では優未（毎田暖乃）の提案で、かつての猪爪家で使われていた番号付きの棚を導入することに。棚作りに朋一（井上祐貴）が加わることに。寅子が器用な朋一を褒める。すると、朋一は母のことを思い出した。

朋一は「お母さんもよくそうやって『格好いいわ』とほめてくれたなと。寅子さんをお父さんに紹介されてから、よくお母さんのことを思い出して……。でも最近はつらくないことも思い出すようになって……」「例えば一緒にピアノを弾いたこととか」と打ち明けた。航一がそのピアノを知人から譲り受けたエピソードを話すと、朋一は「そうなの？」とうれしそうに尋ねた。

そんな中、隠れて会話を聞いていたのどか（尾碕真花）が冷ややかな表情で…。

のどかが補導される

　1956年（昭和31年）秋、深夜2時近く。のどかは深夜に芸術家たちの集会に参加し、警察に補導された。迎えに行った航一によると、厳重注意で済み、一緒に帰宅。

　翌日、日曜日の朝食。のどかは心配かけたことを寅子に謝りもせず、食事を百合に頼む。優未が「お味噌汁、よそうわ」とお手伝いしようとすると…「やめて」とのどかが怒る。

　直後、のどかは「私、やっぱり無理だわ。家族のようなものだなんて」「どうしても好きになれないの、この人たちが。嫌なものは嫌なの。やってみたけど無理だったのよ」と告げる。

　寅子は外の空気を吸うため、優未を連れて席を外す。

　のどかは「私が家を出ていく。それが一番みんな幸せでしょ」と航一に告げる。困惑する百合。

　優未が何か持って戻ってきた。母と一緒に外に行かなかったという。

　優未は「この家では、何かおねだりをする時、おじいさんと勝負をしてきたと、前に言ってましたよね。私と麻雀してください。私が勝ったら、私と母の何を好きになれないのかを正直に話してほしい。解決策を一緒に探ってほしい」と麻雀での対決を提案。

　のどかは「いいよ。私が勝ったら、私は家を出る」と受けて立つ。

語り（尾野真千子）　「さすが、寅子の娘。事態を思わぬ方向に引っ掻き回します」

　優未は7順目でツモ上がりし「平和・タンヤオ・三色同順」の満貫。優未の独走と思われた。しかし、のどかも負けじと役満「九蓮宝燈」をテンパイ。

　しかし、優未は腹痛に襲われ、熱も出てきた。そこに、何も知らない寅子がたい焼きを買って帰って来た。「なんでマージャン？」と驚く寅子。優未の腹痛が悪化して…。（つづく）

【虎に翼】109話　事前レビュー

寅子は早速、意見書を書いて提出。女性法曹のためによりよい労働環境を整えたい！その気持ちと行動力は立派です。おそらく寅子自身が法曹界に復帰するときに苦労したからなのでしょう。女性差別との戦い、という側面もあると思いますが…。

寅子のモデル・三淵嘉子さんも男女平等のために尽力しました。三淵嘉子さんは、横浜家裁を定年で退官したのち、旧労働省の諮問機関・男女平等問題専門家会議の座長を務めています。雇用における男女平等について調査研究や議論を重ねるなどして、男女雇用機会均等法の成立に大きく貢献しました。（※この均等法の制定は1985年ですが、三淵さんは1984年に他界しています）