【虎に翼】107話あらすじと感想！航一は子供との溝を埋めたい

2024-08-29

Jima

【虎に翼】107話あらすじと感想!

伊藤沙莉さん主演の連続テレビ小説【虎に翼】第22週・第107話が8月27日（火曜）に放送。

航一（岡田将生）は寅子と優未ができたように、子供との溝を埋めたいと思っていて…。

今回は朝ドラ【虎に翼】第107話のあらすじネタバレ・事前レビュー・感想について。

第106話＜　＞第108話

【虎に翼】107話のあらすじ

【虎に翼】107話のあらすじネタバレです。

航一は子供との溝を埋めたい

寅子（伊藤沙莉）は家事を百合（余貴美子）だけがしていることについて、朋一（井上祐貴）とのどか（尾碕真花）に苦言を呈した。

航一（岡田将生）は自分も、寅子のように子供との溝を埋めることができるのではないかと思い込んでいた、と寅子に打ち明ける。

寅子は、航一にちちんぷいぷいと魔法をかけて、「一緒に頑張ろう」と航一を励ます。

そのころ、のどか（尾碕真花）は朋一（井上祐貴）に「どうにもならないことに腹を立てるの、やめなよ。疲れるから」と声をかけていた。

直明（三山凌輝）の頼み

優未（毎田暖乃）の入学しの日。花江（森田望智）も駆けつけた。寅子は休みをとったが、航一は式が終わったら仕事に行く。百合は家事があるため参列できなかった。

入学式後。寅子と優未、花江は猪爪家で少しゆっくりする。花江は玲美（菊池和澄）が味見を聞いてこないため嫁姑の問題が起きてないと嘆く。直治は高校卒業後、ダンスホールで働きながらサックス演奏を続けている。

そんな中、直明（三山凌輝）の頼みで、法律に興味のある中学生を集めた勉強会が開かれる。寅子を慕う新人判事補の秋山（渡邊美穂）、大学の同窓で同じ職場でも働いていた稲垣（松川尚瑠輝）と小橋（名村辰）の3人が手伝いに来てくれた。

　直明が連れてきたのは男子2人、女子1人の生徒、3人だけだった。もっと来たがっていたが、1人の男の子が怖いらしい。

　寅子は酔っ払ってバスに乗車する際にけがを負った男性が、バス会社と運転手と女性車掌を訴えた事件を紹介。すると、女子学生は「車掌が男性だったら起こらなかった事件ということですか？」と尋ねた。

　寅子が「そこまでは明言できない。ただ、女性が社会に出ると、こういった問題に巻き込まれたり、男性と比較されることが多くなるのは事実ね」と返す。

　男子学生の一人が「でも、好きで働いてるんでしょ？　女は。男は絶対働いて家族を養わなきゃいけないけど、女は違う。自分で働くことを選んだのに、何で文句を言うの？」と問いかけた。

　直明は「それは違うよ」と反論。家庭によって働き手が違うこと、自分も姉が働いてくれたことを説明する。

稲垣も「社会に出て働きたい女性は大勢いるんだよ」とフォロー。それでも男子学生は「女は働かなくてもいいんだ。そっちの方が得だろ？」という。

寅子や秋山が困惑していると、小橋が「そう。分かる！」と同意して…。

【虎に翼】107話　事前レビュー

寅子が航一の息子・娘に苦言を呈します。「苦言を呈する」とは相手のためを思って、相手がいい気はしないような忠告・助言をあえて言って、いさめる言葉です。つまり、優しさから出る指摘。寅子は「はて？」と言って、ズケズケ踏み込んでしまうので心配ですが、航一に出来ないことをしてくれるので、補完してくれて逆に良いのかも。とはいえ、航一もちゃんと息子・娘と話し合ってほしいところです。子供との溝を埋めたいならば…。

中学生を集めた勉強会が開催されるようです。夫婦別姓、同性婚、事実婚、ステップファミリーなど現在も続く家庭の問題が最近描かれてきた本作。よくいえば現代とリンクする社会派（社会性のある問題を扱う作品）で問題提起がある、悪くいうと現在の価値観を寅子に反映して描く展開でリアリティーがない本作。

まあ、少しゴチャゴチャしてましたね。個人的には、原点に戻る感じになる「法律」の勉強会は楽しみです♪