【となりのチカラ】2話のネタバレと視聴率!長尾謙杜の演技と「東大」が話題になったワケ

当サイトのリンクには広告が含まれます
となりのチカラ2話

【となりのチカラ】2話のネタバレと視聴率!長尾謙杜の演技と「東大」が話題になったワケ

今回は、認知症の祖母の面倒を看るヤングケアラーの話。

症状が進む祖母・清江(風吹ジュン)のために受験を諦めようとする託也(長尾謙杜)。放っておけないチカラ(松本潤)だが…。

【となりのチカラ】2話の視聴率・あらすじ・ネタバレ・感想・動画について!

目次

【となりのチカラ】2話の視聴率

【となりのチカラ】2話の視聴率は10.7%でした。

【となりのチカラ】2話のあらすじ

【となりのチカラ】2話のあらすじです。

託也はヤングケアラーだった!

認知症の柏木清江(風吹ジュン) が、孫の託也(長尾謙杜)を強盗と間違え、チカラに助けを求める。託也が強盗のふりをして出て行くと、我に返る清江。託也は清江が2年前から認知症だと言う。でも託也の顔がわからなくなったのは初めて。託也は、清江が知ると傷つくから黙っていてほしいとチカラに頼む。

高太郎は、好美(古川凛)のことを好きになったらしく、武士言葉で張り切っている。愛理(鎌田英玲奈)が授業参観で読む作文は、たったの1行。

将来の夢。なりたいものはゼロ。

ママになりたいのは10%、パパはゼロ。ママは仕事も家事も頑張ってるけどいつも「忙しい、疲れた」と大変そう。パパは他人のことばかり気にして、自分の人生をちゃんと考えているのか疑問。

去年の誕生日に「パパのパンツと一緒に洗濯しないで」と言われて以来、愛理はときどきシニカルな物言いをする。

パパって今の仕事が夢だったの? ゴーストライター、楽しい? 自分の小説を書きたいとか思わないの?

2日徹夜して仕上げた大物歌手・万津丈夫(佐藤浩市)の書籍「俺という唄を聞け」のゴースト原稿を本間(勝地涼)に納品するチカラ。あんなつまらない自慢話をよくこれだけ感動的に仕上げてくれた、とチカラの才能を褒める本間だが、そろそろオリジナルの小説を書きたいというチカラの要望は「おいおいね、おいおい」と軽くスルーする。

チカラはぶらんこに腰をかけている清江を見つける。迷いつつも思い切って声をかける。清江は「私、孫に何かしましたか」と聞いてきたが、清江と託也の気持ちを両方考えると事実を言っていいかどうかわからない。卑怯な手だが、質問には質問で返し、託也と清江のことを聞く。

柏木家の事情

2011年の震災で託也の両親が亡くなってから2人暮らし

託也は両親が死んだときにこう言った。

「僕が悪い子だからお父さんとお母さんは流されちゃったの? これからいい子になるから、ばあちゃんはいなくならないでね」

清江は託也が大人になって家庭を持つまでは頑張ろうと心に決めていた。

清江は以前、小学校の教師をしていた。

柏木家の事情には深入りしないようにしようと思いながら仕事をするチカラ。カフェで大声で話す迷惑な客を注意しようか考えていると、女性客が注意する。ふとマンションを見ると…。

402 好美が手旗信号で「げんき」
404 全身青の頼子が誰かに電話するが相手は出ない。
303 女性は2人になり、また違う男が来る。
601 知樹が誰かと電話している。

唐揚げホムパとチカラの過去

チカラは、柏木清江(風吹ジュン) と託也(長尾謙杜)を週末家に呼んでみんなで唐揚げを食べよう、隣りの木次達代(映美くらら)と好美(古川凛)も誘おうと提案。猛反対していた灯だが、エレベーターで清江と一緒になり、唐揚げにしようと思ったのに鶏肉を買い忘れたと聞き、自宅に清江と託也(長尾謙杜)を呼ぶ。

一緒に唐揚げを食べながら、愛理が授業参観で発表する作文のテーマ「将来の夢」について話すチカラ。

認知症の人向けの介護施設の資料を渡すチカラ。灯は、チカラは人の話を聞くのだけは得意だと言う。灯とチカラは同じ大学に行っていた。社会人になり再会したとき、灯の仕事の愚痴を5時間も聞いてくれたという。それがきっかけで結婚したの?と愛理。何でも相談してくださいというチカラだが、清江は「そんなことは全部知っている」「放っておいて欲しい」 と突っぱねると、やっぱり先日何かあったのか?と聞く。託也を強盗と間違えたことを知り、ショックを受ける。2人が帰った後、愛理が言う。

パパが他人の世話をしているのは逃げているだけ。そうしたら自分の問題に向き合わなくて済むもんね。

カフェで仕事をするチカラ。愛理に言われたこと、注意しながらも半笑いしていた灯にムカついてくる。マンションを見てしまうと、料理をする清江の前に火が上がっていた!

管理人の星(浅野和之)を呼び、助けに行くチカラ。清江が揚げていたのはスリッパだった。託也が戻ってくる。星は、清江は認知症かとチカラに確認。出て行ってくれないかなぁとぼやく。

清江の認知症が進んだことで、託也は受験をやめて在宅でできる仕事を探して清江とずっと一緒にいる、という。柏木家のことが気になってしかたがないチカラ。帰宅した灯が、託也が玄関にいて何かあった様子だと知らせる。

チカラが玄関に行くと、清江に電話している託也。清江が行方不明と知って探し回るチカラ。住人に聞き回ると、頼子(松嶋菜々子)が占いで「北にいる」と導く。

託也とともに清江を探す灯。チカラは託也に自分を重ねていると言う。チカラが高校生のとき、母親が脳卒中で亡くなった。必死に看病していた父親は抜け殻のようになり、そっとしておいたチカラだが、父親は自殺してしまった。「もっと話しかければよかった」「話を聞いてあげればよかった」という後悔からチカラは、辛い思いをしている人たちを放っておけなくなった。それはマグロが泳いでないと死んじゃうみたいな習性だと話す。

【となりのチカラ】2話のネタバレ

【となりのチカラ】2話のネタバレです。未視聴の方は閲覧ご注意を。

清江が自殺!?

チカラは、デリバリーのバッグを背負った上条知樹(清水尋也)に遭遇する。知樹は、頼子が言った方角と逆の方で清江を見たと言う。死のうとして橋の上にいた清江を見つけたチカラは、「もう死んだほうがいい」という清江に何を言っていいかわからない。そのとき、清江といつどこで会ったかを思い出す。震災の後、道端にいた清江をおんぶしてあげたこと。そのときも清江は託也のことを同じように話していた。

清江がこれから病気でたいへんな思いをしたり託也に迷惑をかけるのは事実。でも孫を心から愛し、ずっと一緒にいたいのも事実。託也が恩返しをしたいと思っているのも事実。その事実のほうが僕は好きだなぁ、それは絶対忘れてほしくない…。

熱弁するチカラの話を聞くうちに、清江は力が抜けて座り込む。清江をおんぶしてマンションに向かうチカラ。清江もチカラにおんぶしてもらったことを思い出す。「あのとき、あなたの背中が暖かかった。

一緒に暮らし始めたとき、あの子に言われたんです。「僕が悪い子だからお父さんとお母さんが流されちゃったの? おばあちゃんはいなくならないで」

託也の叫び

清江を連れて帰ったチカラ。託也がいい子に育ったことを清江は喜んでいたと言うと、託也が本音を話し出す。

なんで自分ばっかり。震災で両親を亡くしたのにおばあちゃんまで認知症に。中越家の幸せそうな子供たちを見てもムカついた。清江が認知症になったとき、「早く死んでくれればいいのに」と思った。こんなひどいヤツなのに、いい子なんて言うなよ。

泣き出す託也のそばにいてあげるチカラ。いつの間にか降り出した雨は、両親を亡くしてから11年堪えていた託也と清江の涙のようだった。

チカラと柏木家の解決法

翌日、チカラは避雷針のように指を立てて、どうすればよいかを考えるが、なかなかいいアイディアが出てこない。託也に貸していた肩が痛い。愛理には「今日もカッコよさゼロ」と言われる。みんなが出かけたあと、コルクボードに貼ってあった灯と愛理のメモを見て、チカラは閃く。これだ!

チカラは清江のためにメモ書きをしている。作文を取りに戻ってきた愛理がそれを見る。メモに目標を書くというのは名案だと思ったが、いざ渡そうとすると中腰になる。灯がやってきて、託也を呼び、チカラが話があると告げると仕事に行ってしまう。

柏木家に入ると、モノの位置やゴミ出しなど生活するうえでの注意点のメモがあちこちに貼られていた。そして託也と清江はチカラにお願いがあると言う。メモにはこう書かれていた。

困ったらチカラさんに相談する

また清江は毎日同じ時間にピアノを弾くことにするから、カフェから見て引いていなかったら来てほしいと頼む。託也は受験すると思い直していた。

愛理の作文

何か大切なことを忘れていたような気がするチカラ。それは愛理の授業参観だった。愛理が作文を読む。

私には夢がありません。
普通こういうときは両親みたいになりたいと書くべきかもしれないけど、お母さんはともかく、お父さんにだけは絶対なりたくない。

うちのお父さんは自分の問題から逃げて、周りの人の心配ばかりしています。
何かできないか、いつまでも悩んでいます。
私はそんな人間には絶対なれないと思うから。
でも、世の中には自分のことから逃げている人はたくさんいます。
そういう人は楽をして、自分に得になることばっかりします。
うちのお父さんみたいな人はきっと世界に0.01%ぐらいしかいないと思うけど、そういう人が1%ぐらいになれば、この世界はちょっとだけ良くなるんじゃないかと思いました。

いつもシニカルな愛理が、チカラのことをちょっと認めてくれた。チカラはこの作文にジーンときていた。やっぱりこの子はいい子だ…。帰りに、好美の後を歩く高太郎を見かけたチカラは、好美に「高太郎が一緒に帰りたい」と言っていると声をかける。高太郎は恥ずかしがって駆けていく。

洗濯物を畳むチカラ。幸せな気分に浸るのはわかるけど、これ以上よその家に関わるのはやめてと灯。わかってるというチカラのもとに、303の外国人女性マリア(ソニン)が「匿って」と駆け込んでくる。またもや嫌な予感…。

【となりのチカラ】2話の感想とまとめ

心を許した人に心の悩み吐露するは恥ずかしい事では無いよ。言える人を見つける事が大事だよ。

ご近所さんの反応で余計に家族が追い詰められるか気持ちが楽になるか違ってくるよね 追い詰められたら悪循環になってしまうから いざとなったらご近所さんを頼ってもいいって思えたら救われると思う 本当にいい話だった

長尾くんの演技めちゃくちゃ良かった。すごい引き込まれました。

自分のことを真面目に考えてくれる人が存在する、その事実が問題を解決するとはまた別のベクトルで救いに繋がるような…

託也くん東大!?すげー!!!って思ってたのによく見たら束京大学だったwwwww

今回は、柏木清江(風吹ジュン) と託也(長尾謙杜)のヤングケアラー問題にフォーカスした物語でした。

大人が自分の親の面倒を見るのだってたいへんなのに、高校生の託也が「どうして自分ばっかり」「何の苦労もしないでぬくぬくしている子もいるのに不公平だ」と感じるのも無理はありません。ずっと誰にも言えなかった本音を吐き出すときの長尾謙杜の演技、真に迫っていました。

問題はすぐに解決できるわけではないけど、2人にチカラという相談相手ができたのはよかった。でも柏木家の話の続きは後半の8話で描かれるようです。ヤングケアラー問題の続きなのか、託也の受験や恋バナなのか…!?

東大が話題になったのは、託也の受験票の学校名がそう見えたから。

筆者もてっきり「東大」かと思いましたが、「束大」でした(笑)。チカラの「事実」連発も99.9の小ネタを入れているのかと…。

また今回は、チカラの悲しい過去が明らかに!お母さんが死んだだけでもショックなのにお父さんまで…。チカラがああいう性格になったのもわかりますね…。灯のサポートは安定しているし、愛理もちょっとチカラを見直してきたみたい。

毎日お父さんを評価するって、本当は大好きなんですよね。だからいつもチカラをよく見ている。

それにしても「他人の世話をするのは自分の問題から逃げているから」ってすごい視点。チカラがこれからどう変わっていくかの伏線ですね。

次回、3話の放送は、1週おやすみで2月10日(木)よる9時から!

【となりのチカラ】の見逃し動画

【となりのチカラ】の動画は、テラサで配信中です!

あわせて読みたい
【となりのチカラ】のネタバレを最終回まで!結末はチカラが小説家デビュー!? 【となりのチカラ】のネタバレを最終回まで!結末はチカラが隣人ネタで小説家デビュー!?テレ朝系木曜ドラマ(木曜9時)【となりのチカラ】のネタバレを最終回までまとめ...
となりのチカラ2話

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

SNSシェアはここから
  • URLをコピーしました!
目次