【となりのナースエイド】ネタバレ・あらすじを最終回まで!原作の結末は?
【となりのナースエイド】ネタバレ・あらすじを最終回まで!原作の結末は?
川栄李奈さん主演のドラマ【となりのナースエイド】のあらすじネタバレを最終回まで全話紹介!原作小説についてもネタバレ。ドラマ最終回の考察&予想もします。
今回は【となりのナースエイド】のネタバレ・あらすじについて。
※ドラマ最終回ネタバレはこちら
[更新日]2024年3月15日
※「となりのナースエイド」はHuluで最新話まで配信!
ネタバレなし【となりのナースエイド】のあらすじ
名門・星嶺(せいりょう)医科大学附属病院統合外科に配属された新人の桜庭澪(さくらば・みお)は、医者でもなければ看護師でもない、一番近くで患者に寄り添う医療現場の縁の下の力持ちのナースエイド(看護助手)として患者の心を救う。
澪は一部の医師や看護師から煙たがられ、先輩ナースエイドたちにあきれられる。そんな澪の前に、天才的なオペスキルを持つイケメン外科医・竜崎大河(りゅうざき たいが)が現れる。
手術を成功させる技術が医師のすべてと考えるクールな大河は、患者の気持ち最優先の澪と対立!?
澪と正反対の大河の関係はどうなっていくのか?また、澪にはとある秘密もあって…。
- ナースエイドとは何者ですか?
-
ナースエイドは医師免許も看護師資格も持たず、入院患者の食事や風呂の介助、着替えのサポートやシーツ交換など、あくまで身の回りのお世話をするのが仕事。
しかし澪は、患者の気持ちに寄り添いすぎるほど寄り添い、しかも医療オタクのため、医者の診察に首を突っ込んでトラブルを連発します。 - 「となりのナースエイド」はどんな話?
-
ドラマ【となりのナースエイド】はナースエイド(看護助手)の主人公・桜庭澪(川栄李奈)が、イケメン天才外科医との出会いによって自分の生きる道を見出していく、病院リアルエンタメドラマです。
【となりのナースエイド】のネタバレ
- 主人公・桜庭澪の正体は何ですか?
-
桜庭澪の正体は外科医であることが第3話で判明。それともう一つ。(原作では)澪はオームスの唯一の適応者という一面も終盤で明かされます。
- 凄惨な事件とは亡くなった何ですか?
-
桜庭唯が自死したことです。
- シムネスとは何ですか?
-
「シムネス」とは架空の病気で、全身にガンが同時多発的に発生し、5年生存率は0%という不治の病です。
- オームスとは何ですか?
-
火神教授が開発しているシムネス治療のための医療機器です。一人乗りのVRシミュレーターで、外部から遠隔で操作が操作すると洗濯機に入れられたような感覚になり、脳や三半規管に異常をきたし精神崩壊の恐れもある危険性も。大河や玲香でさえ操作できないのですが…。
- 桜庭唯を殺した犯人はいる?いるなら誰?
-
(原作小説では)桜庭唯を殺した犯人は火神教授です。言い争っているうちに誤って唯を突き落としてしまいました。
【となりのナースエイド】全話ネタバレ・あらすじ
1話のネタバレ・あらすじ
1話の放送日:1月10日 水曜 22:00 -23:00
1話のタイトル:「くせ者ナースエイド誕生!」
1話のゲスト出演者:梶原善、中島亜梨沙
1話のあらすじ
ナースエイド(看護助手)は医療を支える縁の下の力持ち。 超有名病院に勤め始めた新米ナースエイド・桜庭澪(川栄李奈)は、ドが付く程の医療オタクで前向きバカ。変わり者で俺様タイプのイケメン天才外科医・竜崎大河(高杉真宙)と衝突しながら、クセが強い患者の悩みを解決していく。『感情を大切にするナースエイド』と『技術至上主義の天才外科医』…。二転三転の医療エンターテインメントが開幕!そして、この物語には驚愕の裏がある……。
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1話のネタバレ
澪は、癌患者の寛治(梶原善)が心配していた妻・美恵子(中島亜梨沙)の不倫疑惑の潔白を証明する。寛治は手術を受けることを決心したが、澪は寛治の様子に異変を感じて、オペ室に乗り込み、大河の執刀を中断させる。大河は患者を一番近くで見ているナースエイドの意見を受け入れた。そして手術は無事に成功する。
大河は、澪が解離性大動瘤や脾臓破裂の可能性を見抜いたことで「お前は何者だ?」と問う。澪は「私は人殺しです」と答える。
1話の詳しいネタバレはこちら↓
2話のネタバレ・あらすじ
2話の放送日:1月17日 水曜 22:00 -23:00
2話のタイトル:「モンスターナースエイドVS超わがままVIP患者!」
2話のゲスト出演者:恒松祐里
2話のあらすじ
「私は…人殺しです」自身の秘密を打ち明けた新米ナースエイド・澪(川栄李奈)は、オペ室での一件で病院中から腫れ物扱い。おまけに根も葉もないウワサまで流されて…。そんな中、特別個室にガンで入院中の人気インフルエンサー・高梨萌(恒松祐里)が突然手術を拒否。執刀医の大河(高杉真宙)の説得にも「嫌なものは嫌」と全く応じない。大河に頼まれて澪は萌の説得に当たるが…。萌が手術を嫌がるワケとは!?そして澪の過去には一体何が…!?
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2話のネタバレ
大河は日本初の手術を成功させた。澪はそのことを萌に話して安心させようとするが、萌は「成功って何?命が助かれば成功?」と意味深に答える。一方、猿田は澪と萌が同じ「落ちこぼれ」と批判。そのことを立ち聞きしていた萌は、澪に女優の落ちこぼれであることを話す。
萌が手術を嫌がるワケとは、映画出演が決まったからだった。映画できわどいシーンの撮影があるため、傷跡が残るオペは受けたくないのだ。考えぬいた澪は傷跡の残らないロボット手術を思いつく。しかし開腹オペに切り替えるケースもある。萌は再びオペを拒否する。
澪はオペが終われば過去を話すことを条件に、大河に傷跡を100%残さない約束と萌に言ってもらった。そうしてオペを受けることになった萌。手術は成功。手術痕もほんのわずかだ。
ラスト。澪は大河に「姉を殺したんです。姉はシムネスでした」と明かす。(つづく)
2話の詳しいネタバレはこちら↓
3話のネタバレ・あらすじ
3話の放送日:1月24日 水曜 22:00 -23:00
3話のタイトル:「明かされる衝撃の過去」
3話のゲスト出演者:戸塚純貴、浅川梨奈、和田聰宏(澪の父。写真出演)
3話のあらすじ
「姉は…シムネスだったんです」――澪 (川栄李奈) は亡くなった姉・唯 (成海璃子) のことを大河 (高杉真宙) に打ち明ける。そして何故、澪はナースエイドになったの か…? 全てを告白した途端、澪は巻き込まれ、大河の部屋で一夜を明かすことに!? そんな中、相馬 (矢本悠馬) の親友が、前触れなく突如人格が豹変してしまう“謎の病”に襲われる。彼の体をむしばむ病魔の正体に澪と相馬は衝撃を受ける!
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3話のネタバレ
3話のネタバレ
“ある事件”とは“空き巣”事件のこと。澪は、大河の部屋で一夜を明かすことに!と思われたが、実は、澪は大河が別に借りているオペのトレーニング部屋で眠った。
シムネスとは全身に同時多発的に癌(がん)が生じる病気。優秀な外科医の澪は姉・唯のオペをして、延命に成功した。しかし姉は脚がむくみ、記者を続けられなくなり、病院の屋上から飛び降り自殺した。澪は自分がオペをしたことで責任を感じ、以来、PTSDに悩まされ医療行為ができなくなった。そんな自分をナースエイドにスカウトしたのが火神だった。…と澪は大河に明かした。
内藤雄二の病魔の正体は脳炎だった。脳炎の影響で会社の先輩に本音を言った内藤だが、実は好影響を与えていた。しかし、実は内藤は不治の病であるシムネスだった。澪と相馬は衝撃を受ける!
心臓の手術で1年ほどの延命ができると聞いた内藤は、伊織(浅川梨奈)に別れを切り出す。そんな中、澪は姉・唯のパソコンを開き、「私が死んでも後ろ向きにならないで」という姉の思いを知る。その後、澪と相馬は内藤に本音を言うよう説得。結果、内藤と伊織は復縁した。
ラスト、亡き唯の恋人で刑事の橘信也(上杉柊平)が「唯は殺された」と澪に告げて…。(つづく)
詳しいネタバレはこちら↓
4話のネタバレ・あらすじ
4話の放送日:1月31日 水曜 22:00 -23:00
4話のタイトル:「新たなクセ強キャラ現る!」
4話のゲスト出演者:瀧本美織、やべきょうすけ、新しい学校のリーダーズ
4話のあらすじ
澪 (川栄李奈) は、姉・唯 (成海璃子) は自殺ではなく他殺の可能性があ ると聞いて大混乱。相談したいのに、何故か大河 (高杉真宙) は毎晩留守で……。そんな澪の前 に新たなクセ強キャラが出現。火神 (古田新太) の娘でNo.2外科医の玲香 (瀧本美織) が留学か ら帰国したのだ! 玲香は大河に思いを寄せており、どうやら澪の秘密も知っている様子…。澪は気付かぬうちに、ある“とんでもない計画”に巻き込まれていて……。
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4話のネタバレ
夏芽(吉住)によると、玲香は大河に思いを寄せていたが人前で告白して振られたらしい。
玲香は澪を呼び出して大河との関係を問う。「なんでもない」と言う澪。玲香はどうやら澪の秘密も知っていて、患者のカルテを見せて澪に診断させる。さらに、玲香は澪のPTSDも知っているようだった。
澪が巻き込まれていた“とんでもない計画”とは、オームスという医療機器への適応者候補にされていたことだった。
澪は姉のことを大河に話した。澪は姉の死が自分の責任ではないと知り、ホッとしていた。だが、そんな自分も嫌だった。大河はモヤモヤしている澪を「新しい学校のリーダーズ」のライブに連れて行き、リフレッシュさせた。
大河の目標はシムネスの完治。がん細胞を攻撃し副作用がほぼない火神細胞をもってしてもシムネスには通用しない。火神はシムネス完治のための治療法の開発に挑んでいて、大河も自分の体がどうなろうと協力したいという。
大河と澪はレストランでアナフィラキシーショックを起こした客の救急対応をする。澪はトラウマに打ち勝って注射を打ち、大河が気道確保の処置をする。2人で命を助けた。
唯の残したパソコンのファイルにパスワードがかかっていた。澪は橘からもらった指輪を姉が大事に身に着けていたと言う。パスワードは橘が唯にプロポーズした日だった。開いたファイルには辰巳浩二に関する資料があり、住所もあった。澪がその場所へ一人で行くと、山奥に一軒家が!しかし、そこに大河が車で現れてその家に入って行き…。
詳しいネタバレはこちら↓
5話のネタバレ・あらすじ
5話の放送日:2月7日 水曜 22:00 -23:00
5話のタイトル:「衝撃!大河の裏の顔」
5話のあらすじ
澪(川栄李奈)は、姉を殺した可能性の高い男・辰巳(やべきょうすけ)のアジトの前で大河(高杉真宙)を目撃。火神(古田新太)の耳にも大河に関する悪い噂は届いており…。
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一方、ナースエイド控え室では、夏芽(吉住)が相馬(矢本悠馬)に澪への告白をけしかけ、晴美(水野美紀)は何かに深く悩んでいる様子…。
そんな中、こっそり大河を尾行した澪が想定外の事態に巻き込まれてしまう。全てがひっくり返る衝撃の第5話!
5話のネタバレ
晴美は夫との関係が上手くいっていなかった。さらに20歳の息子にGPSをつけようとしていた。しかし、つけることを息子にバレてしまった晴美は、GPSを持っていられず澪に手渡す。
こっそり大河を尾行した澪は大河が辰巳の執刀医であると知る。大河は辰巳の娘の肝移植をする予定。辰巳はドナーだった。
後日。大河による肝臓を取り出すオペに澪も同行。トラウマを乗り越えて縫合も手伝った。その後、澪は大河による肝移植も手伝う。術後、大河はお金のためにオペをしたことを明かす。
澪はGPSを辰巳の体のガーゼに忍ばせた。それで、辰巳は逮捕された。
「全てがひっくり返る衝撃」とは、辰巳は無実だったこと。辰巳にはアリバイあり、姉・唯を殺した犯人でなかったこと。そして唯が大河を調べていた形跡があったことで…。
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6話のネタバレ・あらすじ
6話の放送日:2月14日 水曜 22:00 -23:00
6話のタイトル:「消えない大河への疑惑と加速する謎」
6話のゲスト出演者:兵頭功海
6話のあらすじ
澪(川栄李奈)の姉・唯(成海璃子)が遺したノートPCから“星嶺医大に関する大量の資料”と、“大河(高杉真宙)の写真”が見つかった。「まさか、唯を殺したのは……」最悪のシナリオが澪の頭をよぎる。一方、晴美(水野美紀)は、星嶺医大に通う真面目な息子・照希(兵頭功海)が勝手に退学届を出したことに大慌て!理由を聞いても、照希は「干渉するな」の一点張り。そんな中、突如照希に謎の病魔が襲いかかる–。
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6話のネタバレ
照希の脳を調べたところ、海綿状血管腫があった。脳の血管の奇形の一種で出血を繰り返す。照希は、その出血による影響で脳が圧迫され失読症の症状が出ていた。
照希は親に愛されていないと思っていた。父は浮気し、母は照希を裏口入学させた。しかし、父が裏口入学詐欺の被害にあっていただけ。照希は実力で入学していたことが判明。
そして照希が母の重荷にならないようにしていたことが分かる。だが、親だから心配するのが幸せという晴美。親子で思い合っていたのだ。
照希は手術を受けた。言語野の境界を調べるため、澪が話しかけつつ、無事に手術が成功。術後、照希は過去に聞いた言葉をうわごとのように話す。すると、誰かの指示で晴美(水野美紀)が澪を監視していたことが分かり…。
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7話のネタバレ・あらすじ
7話の放送日:2月21日 水曜 22:00 -23:00
7話のタイトル:「急展開!クセ強キャラたちの裏の顔!」
7話のゲスト出演者:上坂樹里
7話のあらすじ
澪(川栄李奈)は、最初から晴美(水野美紀)に監視されていた…!信頼する仲間の裏切りに、大混乱の澪。大河(高杉真宙)は、晴美に監視を命じた人物こそが唯(成海璃子)を殺した犯人だと考える・・・。そんな中、高校生の香澄(上坂樹里)が交通事故で入院。初日から誰とも口を利かなかった香澄だが、突如夏芽にだけ自身の秘密を語りだす…。そして…、澪は晴美を脅していた人物にたどり着き、“衝撃の事実”が発覚する…!
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7話のネタバレ
香澄は他人に期待しない夏芽をカッコイイと思った。そこで香澄は学校で無視されていることを夏芽にだけ語った。
澪は姉の遺品がレンタル倉庫にあると言いふらして罠を仕掛け、大河と共に待ち伏せ。そして罠にかかったのは晴美、相⾺(⽮本悠⾺)、夏芽(吉住)だった。
澪と大河は晴美たち3人を脅していた人物が猿田(小手伸也)だとたどり着く。しかし澪と大河は猿田を泳がせることにする。
猿田は夏芽を犯罪歴のことで脅していた。しかし夏芽は猿田に暴力を振るって拒否。夏芽は退職する気だった。
澪の部屋を荒らした犯人(実行犯)は夏芽だった。それを知った澪だが、夏芽に「辞めないで」と止めた。夏芽は前職で親友に裏切られ、横領の罪を着せられた過去があった。以来、夏芽は他人に期待しないようになった。しかし、それを聞いても澪は「夏芽さんのことが好き」と許し、引き留めた。
夏芽は病院に残った。そして夏芽は「人に期待しないのは楽だけど、たまに期待できる人間に出会える。そしたら”楽”が”楽しい”に変わるかも」と香澄に伝える。そんな香澄の元に初めてクラスメイトがお見舞いに来るのだった。
詳しいネタバレはこちら↓
8話のネタバレ・あらすじ
8話の放送日:2月28日 水曜 22:00 -23:00
8話のタイトル:「明かされる大河の過去」
8話のゲスト出演者:小野ゆり子(玉野早苗役)、永瀬ゆずな(旧芸名:加藤柚凪)(玉野小夜子役)
8話のあらすじ
8話のあらすじ
刑事・橘(上杉柊平)の言う“星嶺医大の秘密”とは一体…?澪(川栄李奈)は姉・唯(成海璃子)の死に星嶺医大が関わっていることを知り、混乱を隠せない・・・。そんな中、突如大河たいが(高杉真宙)の家族だという少女・小夜子(永瀬ゆずな)が入院してくる。今すぐに手術が必要な危険な状態だが、小夜子にはどうしても手術を受けられない複雑な事情があって…。大河と小夜子の関係とは一体…?この少女の登場により、大河の知られざる過去が明らかに…。澪との思わぬ共通点が見えてくる…。
猿田(小手伸也)に背いて澪の監視をやめた晴美(水野美紀)、夏芽(吉住)、相馬(矢本悠馬)の3人は、猿田が反撃してくるのではないかと不安になる。案の定、猿田は既に火神(古田新太)に根回ししており…。3人の前に現れた猿田は「責任は取ってもらうぞ」・・・もしかして、クビ!?
3人のピンチを知った澪は慌てて大河の元に走る…「大変です!猿田先生が、晴美さんたちを火神教授のところへ連れて行きました!」――。そして、3人は火神から衝撃の一言を告げられるーー。
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8話のネタバレ
“星嶺医大の秘密”とはオームスの開発。橘はオームスの詳しい内容を知らず、大河に問い詰めるが答えをもらえなかった。
大河の知られざる過去とは、児童養護施設「羽ばたき園」育ちのこと。父は大河が幼い頃に他界。大河が中学時代、母が子宮頸がんになった。主治医は患者に寄り添う医者だが、腕はダメだった。その医師の手術後、母は苦しみ半年後に亡くなった。そこで大河は技術に重点を置いた医師になることを目指した。火神に技術を教わった大河は恩を感じており、火神の夢を自分も叶えたいと思っている。
大河と小夜子の関係とは「羽ばたき園」のつながり。小夜子はその施設に入っている子供なので、大河にとっては家族同然だった。
「3人は火神から衝撃の一言を告げられる」とはーー、3人を脅して盗みを働かせた猿田に代わっての火神の謝罪の言葉。
唯(成海璃子)はオームスを調べていて、危険性も知っていた。それを知った猿田は、ナースエイド3人を使って唯のことを調べた。しかし猿田には唯が亡くなった日のアリバイがあるため、唯を殺していなかった。
火神が澪を星嶺医大に誘った理由はオームス適応訓練を受けて欲しいから。しかし澪は断った。
虫垂炎の小夜子は早く手術しないと危険だ。しかし未成年者の手術には親の同意が必要だ。母親の玉野早苗(小野ゆり子)と連絡が取れて、大河と澪がアパートに訪問。しかし早苗は経済的な理由で手術を拒否する。大河がお金なら何とかするというが、それでも早苗は激しく拒否した。
澪は橘に頼み、早苗を調べてもらった。すると小夜子が祖父母の財産を贈与されていたことが判明。つまり早苗は小夜子の死を願っている可能性があるのだ。
そんな中、小夜子が苦しみだす。しかし親権のある親の許可なしのオペは傷害罪になってしまう。家庭裁判所に親権停止をしてもらう時間はない。緊急のため児童福祉法に基づき、児童養護施設の施設長の許可をもらうことにする。
一方、澪は早苗に直接会い、手術の許可を頼む。早苗は拒否。早苗は小夜子のせいで夫や両親から見捨てられたと嘆く。早苗は「だから私はあの子を救わない」と言い放つ。
緊急事態のため、大河は施設長や親の許可なしに小夜子のオペを始める。その頃、教授室では火神が吐血して倒れて…。(つづく)
9話のネタバレ・あらすじ
9話の放送日:3月6日 水曜 22:00 -23:00
9話のタイトル:「犯人は誰?姉の死の真相」
9話のゲスト出演者:和田聰宏(桜庭晃役)
9話のあらすじ
「児童養護施設長の同意が取れて本当に良かったですね」澪(川栄李奈)は、大河(高杉真宙)が無事小夜子(永瀬ゆずな)の命を救ったことを知ってひと安心。
しかし翌日、小夜子の母・早苗さなえ(小野ゆり子)が星嶺医大に怒鳴り込んできて大河に詰め寄る、「何で手術したの!?」。親の許可なく子どもの体にメスを入れるなんて人殺しと同じ…「訴えてやるから!」騒ぎを聞いて駆けつけた澪は、「大河先生が手術したことは法律的に何も問題ありません!」と反論。
しかし、何故か大河は早苗に何も言い返そうとせず…。
一方、教授室で一人、血を吐いて倒れた火神(古田新太)を玲香(瀧本美織)が発見。なんとか意識を取り戻した火神は、玲香に衝撃の事実を語り始める…。
その頃、澪のもとに橘(上杉柊平)から、唯(成海璃子)のノートPCから論文らしきものが見つかった、との連絡がはいる。「俺にはチンプンカンプンで…。何が書いてあるか教えてくれないか?」橘から送られてきたそのファイルに目を通す澪…。そこには、全ての憶測を覆す信じられない内容が記されていたーー。
火神の身に一体何が…?誰も知らなかった澪の家族に関する衝撃の事実…!
そして、ついに姉の死の真相が明かされるーー。
https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/
9話のネタバレ
「何故か大河は早苗に何も言い返そうとせず」の理由は、本当は児童養護施設長の同意が取れたのは手術後だったから。緊急事態とはいえ、許可なしにオペをしたのは事実だったから。…火神は施設長の許可があってオペをしたことにして処理する。
「火神は、玲香に衝撃の事実を語り始める」の衝撃の事実とは火神がシムネス患者であること。
玲香に頼まれた澪は、オームス適応訓練を受ける。澪は1時間以上も耐え切れた。大河でさえ15分しかできなかったのに。…その後、澪はナースエイドを辞めて外科医に戻るのか悩む。
橘から送られてきたファイルに目を通した澪は、父・桜庭晃の論文が火神細胞の作り方そっくりだと気づく。
「誰も知らなかった澪の家族に関する衝撃の事実」とは、火神細胞は澪の父が作ったものというもの。しかし晃が病死したため、火神は自分の名前で論文を発表したのだ。
澪はそのファイルが姉のPCにあったことから、「姉を殺したんですか?」と火神を問い詰める。すると火神は吐血し…。
火神は余命数週間となった。大河は火神の希望を聞いて、心臓の腫瘍を取り除いて延命することに。
火神のオペ当日。オペ室にて。麻酔がかかる前、火神は澪を呼んで「私は桜庭唯を殺した。私が殺した。すべてはオームスのためだ」と告白。
唯は父の論文を火神に見せて火神を問い詰めた。だが人類の希望であるオームス完成のため、黙秘し続けた火神。そんな中、唯はシムネスになり入院。そんなある日、唯は「新たなことに気づいた」と火神を屋上に呼び出して「真実を教えてください」と問う。妹を傷つけたことを後悔した唯は「父がどんなに素晴らしい医者だったのか」証明し、妹に医師を続けてもらいたいと思ったという。
火神は唯が死ねば真実を知る者はないなくなると思って殺したと明かす。
火神は澪に謝罪し、オームスはそれとは別だと頼む。そしてオペに。心臓の腫瘍を摘出したが、再び腫瘍が現れて増大!?大河は蘇生を試みるが…。
火神は亡くなった。それを知った猿田(小手伸也)は記者(西ノ園達大)に煽られ、大河への復讐を企んでいた。(つづく)
最終回のネタバレ・あらすじ
最終話の放送日:3月13日 水曜 22:00 -23:00
最終話のタイトル:「それぞれの決断」
最終話のゲスト出演者:小野ゆり子、永瀬ゆずな
最終回のあらすじ
「私はキミの姉…桜庭唯を殺した」――シムネスに侵された火神(古田新太)は、澪(川栄李奈)の姉・唯(成海璃子)を殺したことを認めた直後、息を引き取った…。
数日後、星嶺医大はかつてない混乱に包まれていた。親の許可を得ないまま小夜子(永瀬ゆずな)の手術をした日本屈指の天才外科医・大河(高杉真宙)の違法な医療行為が明るみとなり、大勢の報道陣が詰めかけたのだ。情報を流した猿田(小手伸也)は「こんな騒ぎになるとは…」と予想外の反響に動揺して…。
火神が亡くなって以降、仕事を休み続けている澪の部屋に、橘(上杉柊平)が訪ねて来る。全ての事情を知った橘は、火神の罪を公表しないという澪の意志を尊重し、「俺も次へ進む…唯もそれを望んでいるだろうから…」と、唯のノートPCを澪に返す。
一方の大河は、処分が決まるまでの間、病院から自宅待機を命じられる。「俺は俺でやることをやる」と前向きにとらえる大河は、火神の夢を引き継いでオームス開発の続行を決意。しかし、火神がいなくなったことで星嶺医大の反火神派が活気づき、オームス開発は中止の危機に追いやられてしまう…。もはや統合外科は空中分解寸前。そんな中、澪は悩んだ末…「星嶺医大を辞めようと思っています」――。
澪の決断…大河の運命…そしてオームス開発の行方は…!?
https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/
最後に“裏の裏”が待ち受ける、衝撃の最終回!!
最終回のネタバレ
最終回ネタバレの要点↓
- 大河と澪やナースエイド3人は、大怪我した小夜子と早苗(小野ゆり子)をオペして命を救う。
- 大河は、医療行為をしたナースエイド3人を救うため、責任をひとりで取って病院をやめる。
- 大河は海外で外科医を続ける。
- 澪はナースエイドを続けながら、外科医としてオームスオペレーターに挑む。
- 澪はオームスの臨床試験まであと1歩の段階までくる。(オームス開発の行方は完成せず途中で終了)
- 澪の父・桜庭晃が 火神細胞を公表しなかった理由、そして唯が気づいた新たな真実とは何か…という大きな謎を残したまま、物語は幕を閉じた。
結末の考察
最終回は、公式サイトで「衝撃的な“裏の裏”が待ち受ける…!」と紹介されていました。
“裏の裏”とは、最終回中盤、ネット記事で唯が火神を尊敬していたことが明かされ、火神は実はいい人という裏が明かされました。
しかし最終回ラストもラストで、火神は悪人だったという“裏の裏”が判明。
がん細胞を攻撃できる火神細胞はノーベル賞クラスの発明。
しかし澪の父は火神細胞を公表しなかったのです。
ということは、考察&予想ですが「火神細胞がシムネスを」生み出しているのでは?
もちろん、火神細胞がシムネスという難病を生み出してしまったという証拠はありません。最終回ラストでも謎のままです。
でも、火神がシムネス治療のための医療機器オームスの開発に急いでいたわけは、火神細胞の副作用で難病シムネスが発生した責任を感じているからと考えられるのです。
まあ、唯が公表したところでデメリットもあります。火神細胞で救われている人々もいるのです。
とはいえ、火神は保身のために唯を殺しましたよね。火神細胞という名声を守るために。保身なんて考えない人物なら、シムネスと火神細胞の副作用の研究を進めて発表して注意喚起をすることでしょう。だから火神は悪人というオチだったと私(筆者)は考察します。
【となりのナースエイド】原作のネタバレ
画像出典KDOKAWA
原作タイトル | となりのナースエイド |
著者 | 知念実希人 |
定価(初版時) | 税込880円 (本体800円) |
発売日 | 2023年11月24日 |
商品形態/判型 | 文庫本/文庫判 |
ページ数 | 368ページ |
ISBN(国際標準図書番号) | 9784041143117 |
備考 | 単行本なし、文庫オリジナル |
原作小説の登場人物
- 桜庭 澪(川栄李奈)…星嶺医科大学附属病院の新米ナースエイド。ある秘密がある。
- 竜崎大河(⾼杉真宙)…35歳の天才外科医。総合外科のナンバー2。
- 園田悦子…ナースエイド。澪の教育係。30年以上ナースエイドの仕事に携わるベテラン。
- 早乙女若菜…ナースエイド。元看護学生。看護師の試験に落ちたため勉強しながら勤務。
- 遠藤剛史…ナースエイド。元陸上自衛隊。シングルファーザーで小学生の娘がいる。
- 壷倉…総合外科の医局長。
- 大垣…総合外科のベテラン外科医。手術の腕はイマイチ。
- 定森恵理子…主任看護師。
- 火神郁男(古⽥新太)…星嶺医科大学附属病院の教授。天才外科医。火神細胞の開発でノーベル賞受賞が噂されている。
- 火神玲香(瀧本美織)…火神郁男の娘。星嶺医科大学附属病院総合外科の外科医。
- 桜庭唯(成海璃子)…澪の2歳上の姉。新聞社に勤めるジャーナリスト。奇病シムネスの患者。病院の屋上から飛び降りて死亡。
- 橘信也(上杉柊平)…新宿署の刑事。亡き唯の恋人。
- 辰巳浩二(やべきょうすけ)…反グレ集団のボス。
ドラマオリジナルキャラ
- ⽚岡晴美(⽔野美紀)…ナースエイド。
- ⼩野夏芽(吉住)…ナースエイド。
- 菊池相⾺(⽮本悠⾺)…ナースエイド。
- 猿⽥弥彦(⼩⼿伸也)…医師。
- 中⼭明菜(織⽥梨沙)…看護師。
- 五十嵐ちえみ(あかせあかり)…看護師。明菜の後輩。
澪(川栄李奈)の秘密とは?
ナースエイド桜庭澪(川栄李奈)は、ドが付く程の医療オタクで前向きバカです。そして隠された右手には驚愕な秘密があるとの事前情報です。
桜庭澪の秘密とは医師免許がある外科医であることです。医療オタクなのは伏線でしたね(笑)
桜庭澪は昨年まで調布中央総合病院の外科医レジデントでした。この病院の外科は地域で一番の執刀数を誇ります。澪はそこで初期臨床研修から外科の修練を積んだのです。*注
*注:レジデントとは? レジデントとは研修医という意味です。医師国家試験に合格した医師は現在の医療制度では2年間の初期臨床研修を経て専攻医(旧・後期研修医)に進み、「専門医」資格を取得して専門医になれます。本来は最初の2年間(初期臨床研修)をレジデントと呼ぶのですが、一般的には初期臨床研修修了後の専門研修を行っている医師のことを指すようです。
*桜庭澪の言う外科医レジデントとは、専攻医(旧・後期研修医)のことを意味していると解釈できます。
また、桜庭澪は火神教授にスカウトされて今年の4月から星嶺医科大学附属病院総合外科の外科医として勤務するはずでした。しかし姉の自死をきっかけに推薦の辞退を申し出ます。そこで火神は「それならナースエイドで働いてみないか」と誘いました。澪は医療行為をせず患者の心に寄り添うナースエイドならばやりたいと決心したのです。
澪がスカウトされるぐらいだからオペ技術は高いのですが…。実は、それとは別に澪がスカウトされた理由があります。それも澪の秘密といえるかもしれません。それは…
澪は火神が開発したガン治療のためのVR医療機器「オームス」を唯一扱うことができる人物なのです。竜崎や他の優秀な医師たちはその機器を操作しようとすると数分で酔ってしまうとのこと。なのに澪は1時間も操作できるのです。
火神教授はオームスの完成のため、澪を手元に置いておきたかったのだろうと推測されます。
また、澪が外科医を辞めた理由は姉の自死が関係します。
澪の姉・唯は、通称「シムネス」と呼ばれる奇病を患っていました。
「シムネス」とは正式名称「全身性多発性悪性新生物症候群」(Systemic multifocal malignant neoplasm syndrome)のことで、英語の頭文字を取った略称です。全身性つまりあらゆる臓器に、同時多発的に、悪性新生物いわゆる癌(がん)が生じます。しかも一つの臓器から他に転移するのではなくそれぞれの臓器の細胞ががん化します。10年前にアフリカで現れた奇病だが、5年前から欧米でも確認され、今では日本国内でも毎年数十例が確認される。手術の根治は不可能。1年生存率は50%、5年生存率は0%。
※注:シムネスは原作者が創作した病気。
桜庭澪は、ジャーナリストで姉の唯を延命させるため手術をして成功。しかし姉は人工肛門になりました。そのため、上司から取材に行くのを止められて、ジャーナリストを続けることができなくなります。
唯は病院の屋上から転落死して、警察に「自殺」と判断されました。
澪は自分が無理に姉に手術を勧めたことで姉がジャーナリストを続けられなくなってしまい、それを苦にして姉が自殺したと思い込みます。
澪は「自分が姉を殺した」と思い込んでおり、このトラウマから医師を続けることは不可能に。そして、患者と寄り添うためにナースエイドになりました。姉の心に寄り添えなかったから…。
しかし、澪のアパートの部屋が荒らされたことを聞きつけた刑事で唯の恋人・橘信也は、澪にこう言い切ります。
橘「あれは自殺なんかじゃない。唯は…殺されたんだ」
竜崎大河(高杉真宙)の過去とは?
竜崎大河の過去のネタバレを紹介します。
竜崎は児童養護施設の出身。父は物心つく前に他界。母と暮らしていたものの、その母は竜崎がまだ小さい頃、子宮頸がんで亡くなりました。
母は生理ではなく出血していたのですが、かかりつけの産婦人科医は適切な検査をしませんでした。翌年の検診でがんが発覚。その後、そのかかりつけ医が手術したのですが、それも適切ではなく、母は亡くなりました。
その医師は親身に患者に寄り添う人でした。けれど技術が不足していたのです。
竜崎は技術のない医師に母を殺されたと思っており、寄り添うよりも「技術」で患者を救うことを決意したのでした。それでも、澪と出会って、患者に寄り添う大切さも学んでいきます。
辰巳浩二(やべきょうすけ)はシロ
澪の姉・唯は生前、ジャーナリストをしていて「何かしらのネタを摑んだために狙われた」と、刑事で唯の恋人である橘は推理。
澪は、姉の死の真相究明のため犯人探しに乗り出します。
日本の検察官の最高位「検事総長」と反グレ集団の繋がりに目をつけた澪は、唯の車のドライブレコーダーからある山奥の家にたどり着きます。
そこには指名手配犯である反グレのリーダー・辰巳浩二がいて、なんと竜崎がお金をもらっていました。
澪が竜崎を尾行すると、板橋区の児童養護施設にたどり着きます。しかし素人の尾行なのでバレて、澪は竜崎に辰巳との関係を問います。
実は・・・竜崎は辰巳の正体を知らず、辰巳の2才になる子供の命を肝臓移植で救うため、高額なお金で引き受けたのでした。つまり辰巳はドナーなのです。
澪と竜崎は辰巳の肝臓を摘出。その際、アイスボックスに隠してあったGPS装置を辰巳の術後の体のガーゼに忍ばせます。やがて辰巳は逮捕へ。2歳の男の子の命もオペで助かりました。
しかし、橘が冷静になってアリバイを整理したところ、辰巳は犯人ではありませんでした。検事総長の汚職事件も関係ありません。
では誰が姉・唯を殺したのか?誰が澪の部屋を荒らしたのか?
澪の部屋を荒らした犯人は誰?
犯人は桜庭唯が残していたデータを探して、澪の部屋に空き巣に入りました。
原作小説「第3章 潜在意識の告発」で、犯人がいったん明かされます。脳のオペ後、患者さんが潜在意識で語るのです。ナースエイドの人たちが「桜庭唯のデータ」を探しているのを話していたことを…。
澪と竜崎は罠をしかけます。港近くのガレージに姉が残したデータがあると職場で話して…。すると澪の部屋を荒らした犯人はナースエイドの同僚である3人と判明。園田悦子(ベテランナースエイド)、早乙女若菜(浪人中の元看護学生)、遠藤剛史(元自衛官)の3人です。3人とも弱みを握られて、お金につられて、指示に従ったのでした。
ドラマ6話ラストで、脳の手術をうけた患者の口から、晴美(水野美紀)が澪を監視していることが明かされます。原作ではその患者は晴美の息子ではないし、そもそも晴美という人物はいないのですが…展開はほぼ原作通り。ということはベテランナースエイドの園田悦子に相当する片岡晴美(水野美紀)が澪の部屋に泥棒に入った犯人という展開もそのまま描きそうですね♪
桜庭唯(成海璃子)を殺した真犯人は誰?
ナースエイドたちに指示をしたのは壷倉医局長です。医局のお金を横領していて、それを唯に知られた…とのこと。
唯が残したデータは、澪がもう使っていない聴診器の中に隠されていました。
しかしそのデータファイルはパスワードがかかっていて開きません。
澪と竜崎はそのデータを火神教授の元に持っていき、壷倉医局長の横領を告発。専門業者に頼んでパスワードを解読すれば証拠が分かると、澪は提案しますが…。
火神はその記録メディアを破壊!!!!
真犯人は火神教授で、壷倉医局長はただのスケープゴート(関係ないのに事態を収束させるため罪を着せられた人物)だったのです。
【となりのナースエイド】原作の結末ネタバレ
原作小説の結末です。
桜庭唯を殺してしまった真犯人は火神教授でした。
火神の抱えていた秘密を桜庭唯が公表すると言ったため、屋上で火神と唯が言い争いになりました。唯は、もみ合いの末の転落死でした。
唯がつかんだ火神の秘密とは何だったのでしょうか。
火神がそれほど隠そうとしたものは…記録メディアが破壊されたため不明です。
火神は、その「秘密」は竜崎による火神自身への心臓の手術が成功したら教えると言っていたのですが…。
火神は奇病「シムネス」(全身の臓器に多発的に癌が発生する病気)にかかっていて、本人曰く余命1か月。心臓の腫瘍を取り除けば半年くらいの延命にはなるとのこと。
しかし竜崎によるオペ中、心臓周辺の腫瘍が「染み」が広がるように急に拡大。オペ中に、火神は死亡します。
その後、司法解剖では心臓に癌細胞が発見されませんでした。悪性腫瘍が増殖して消えてしまった?
澪も竜崎も意味が分かりません。
火神が隠したかった秘密は謎のまま!
実は、原作小説では火神が隠したがった「秘密」とは何か謎のまま幕を閉じています。
火神曰く、その秘密は「暴(あば)かれたら多くの人々が命を落とすことになる」とのこと。
火神曰く、澪が「オームス」という医療機器のオペレーターになれば、この秘密が分かるということ。
火神はオペを受ける直前、唯と言い争って突き落としたカタチになったことを澪に謝っていました。つまり火神はオペ中の死を覚悟していたようです。火神は自分の口を封じたかったのでしょうか…。あるいは悪性腫瘍が異常増殖することが秘密のヒントなので竜崎や澪に見せたかったのかもしれません。
澪や大河のその後
原作小説のエピローグで澪たちのその後が判明してます。
澪はナースエイドと外科医の二刀流で、今でも同じ病院に勤務しています。火神に利用されていた同僚ナースエイドとも和解し一緒に働けています。そしてオームスの試験オペレーターもすることになります。火神の隠したがった「秘密」を知りたいから…。
火神教授の娘で外科医の火神玲香(瀧本美織)は星嶺大学医学部附属病院を辞めました。そしれ玲香はオームスの開発に関わっていた外資系製薬会社に就職。父の夢であるオームスを完成させるため、玲香はオームス開発メンバーになったのです。
竜崎大河は、大河が育った児童養護施設の子供である小夜子の「盲腸」のオペをします。とある宗教団体に所属する母親は教義に従って娘・小夜子の手術を拒否していたのですが、大河は保護者の同意なしで小夜子の命を救いました。
小夜子は竜崎にとって「家族」同然。母を救えなかった竜崎は今度こそ家族を救えたのです。これは不起訴処分になったのですが…。
その後、竜崎は母に誘拐された小夜子を救出。その時、ボウガンで撃たれた小夜子。竜崎は反グレトップの辰巳の隠れ家(医療機器がある場所)で小夜子を緊急手術。またも小夜子の命を救います。(※かなりざっくり紹介してまし。このドタバタ活劇はぜひ小説でお楽しみください)
竜崎はこの二度の違法手術で医師免許をはく奪されたものの、アメリカへ出発し、ブラックジャックみたいに裏で活躍するようです。
続編があるなら澪、玲香、大河の3人がメインになっていきそう。そして、火神教授が隠したがった秘密について明かされると思います。
【となりのナースエイド】原作結末の考察
【予想】原作小説が謎を残したままで終了しました。なので、ここではあくまで筆者個人的な考察&予想をします。
Q:火神が隠したかった秘密とは何か?(唯がつかんだ火神の秘密とは何か)
A:火神細胞には副作用があった…と予想。
「暴かれたら多数の人が命を失う」ということなので、火神細胞の欠陥なのでは?と私は予想します。
「火神細胞」とは創作上のフィクションですが、火神教授が開発したがん治療専用の特殊な細胞です。がん細胞だけ攻撃し正常な細胞には攻撃しないため副作用がほぼなく、一定期間が経つと全身の組織に定着します。ただし原発巣にある巨大な癌を全て破壊するのは不可能という欠点があります。
火神細胞を使った治療は「万能免疫細胞療法」と呼ばれ、手術・化学的療法・放射線療法に続く第四のがん治療法として広まっています。
そう。広まっているのです。つまり、火神細胞に欠陥、つまり副作用があるのかも。その欠陥を桜庭唯に公表されると、助かる多くの人が命を落とすことになる?!
欠陥=副作用とは何か?…オペ中に死亡した火神教授の悪性腫瘍の異常な増殖して消えたことがヒントか。シムネス患者の火神教授は自分の体で、火神細胞による「万能免疫細胞療法」を試し、悪性腫瘍が増殖してしまうデータ(副作用)を記録し残していたのかも。それをジャーナリストの唯がつかんだか?
澪に「オームス」のオペレーターになるよう勧めたのは、副作用が多くの人に出る前に新たな治療法を確立したいからかもと予想します。
【別の予想(追記)】悪性腫瘍が異常増殖したのち消えて証拠が残らないことから、ドラマ『グレイトギフト』(テレビ朝日)の宿主を急性心不全死に至らしめ消滅する殺人球菌と似てるという意見もあります。なるほど。火神が隠したかった秘密(唯がつかんだ火神の秘密)とは殺人球菌か?それなら確かに「多数の人が命を失う」ことになるとは思いますが、果たして?
【となりのナースエイド】の最終回ネタバレ・予想
【となりのナースエイド】の最終回はどうなるのでしょうか。
本作は原作小説がありますが、制作が発表された時点で未発売。なので、予想していきましょう。
原作のあらすじ・キャッチコピー等を確認
【原作のあらすじ】新人ナースエイドの桜庭澪は、星嶺大学医学部附属病院の統合外科病棟に配属された。技術至上主義の天才外科医・竜崎大河と時にぶつかりながら、医療行為が許されない立場で患者に寄り添い、癒していく。澪がナースエイドを志したのは、半年前に起きた凄惨な事件がきっかけだった。ある日、澪の身辺に怪しい影が差し事件がまだ終わっていなかったことを知る――。
【原作のキャッチコピー】
訳ありナースエイドと天才外科医のノンストップ医療サスペンス!
どんでん返しの連続に息を呑む、ノンストップ医療サスペンス!
【原作の目次】
- 第1章 ナースエイドのお仕事
- 第2章 二人三手の旋律
- 第3章 潜在意識の告発
- 第4章 家族のために
- 第5章 それぞれの選択
- エピローグ
気になるポイントは以下の3つ↓
- 澪が抱えている秘密、正体とは?
- 半年前の事件とは?。
- 澪と竜崎大河の対立関係の行方は?
以下、原作未発売の時点での予想です。
澪が抱えている秘密、正体とは?
澪の秘密(正体)は、医師あるいは看護師の資格があるのにナースエイド(看護助手)をしていると予想します。なにせ澪は医学の知識が豊富なキャラクターですから。
ちなみにドラマで似た前例があります。ドラマ『ラジエーションハウス』(フジテレビ系)の主人公は医師免許があるにもかかわらず、診療放射線技師として働いているという、異色の経歴の持ち主でした。
ドラマのポスタービジュアルでは「隠された右手に秘密が」とあるので、右利きで、天才的なオペ技術の持ち主とか?2023年11月現在28歳の川栄李奈さんが天才外科医の役にはまだ若いか…。
「癒し」「右手」…というワードから連想すると、手当て療法(手かざし、触手療法、手のひら療法、手かざし、ハンド・ヒーリング、ヒーリング・タッチ、レイキ、エネルギー療法ともいう)の可能性もありますが…。となると、澪の正体は民間療法の施術者?!さすがにGP帯連ドラの医療もので怪しい施術は入れてこないでしょうか(笑)
【答え合わせ】澪の正体は外科医でした。
凄惨な事件とは?
原作小説によると、澪がナースエイドを志望したきっかけは半年前の凄惨な事件。その事件の関係で澪は何者かの存在に現在も怯えることに…。
原作が(制作発表の時点で)未発売のため、どんな事件か不明。ナースエイドを志すことになったということは、心身が傷つけられた人を目の当たりにして、身体を治すよりも心に寄り添い癒したいと思ったのかもしれません。
となると無差別殺人事件?犯人の顔を見た澪はいまだ狙われてる?という予想はどうでしょうか。
【答え合わせ】半年前の凄惨な事件とは、澪の姉が飛び降り自殺したことです。
姉は殺されたのではないか?と澪たちは調べていきます。
澪と竜崎大河の対立関係の行方は?
澪と竜崎大河の対立関係の行方は、患者を救う思いは一致して、協力していくことでしょう。凸凹バディが意外と良い関係になる展開はあるあるですね♪
ただし、男女の凸凹コンビだと恋愛要素が気になりますが、澪はまだ「新人」なので恋愛要素はなし、あるいは少な目でお願いしたいです(笑)
【答え合わせ】原作でもドラマでも恋愛要素はなしで進んでいきます。
【となりのナースエイド】の見どころ
【となりのナースエイド】の見どころは、澪(川栄李奈)の右手の秘密でしょう。そして正反対の竜崎大河との凸凹コンビも活躍しそう。
小説を読んだところ、ミステリー展開もあるので、続きが気になるドラマにもなると思います。
また、わけあって前職をやめた澪の成長もヒューマンドラマとして描いてくれると思います。
【となりのナースエイド】のスタッフ
原作は、現役医師で作家の知念実希人氏の同名小説です。
原作者
【原作者プロフィール】知念実希人(ちねん・みきと)…1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。日本内科学会認定医。2004年から内科医として勤務。「天久鷹央」シリーズ人気の小説家。
- 2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。
- 2012年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』(文庫化の時に『レゾンデートル』と改題)で小説家デビュー。
- 2015年、『仮面病棟』が啓文堂書店文庫大賞を受賞。同作が、のちに映画化。
- 2018年より『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』が4年連続で1作ずつ、本屋大賞にノミネート。
- ドラマ化された作品は「神酒クリニックで乾杯を」(2019年、BSテレ東)、「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(2022年、日本テレビ)に続き、本作「となりのナースエイド」が3作目。
脚本
脚本は、オークラさんです。放送作家をメインに「ドラゴン桜2」などのドラマ脚本も担当。バナナマン、東京03と共に 東京お笑いシーンを変えたと言われ、第三のバナナマンとも称されます。
プロデューサー
プロデューサーは『Dr.チョコレート』(2023年)、『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(2022年)、『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(2021年)などの藤森真実さんです。「祈りのカルテ」も知念実希人さんが原作でした。再タッグとなりますね♪
【となりのナースエイド】ネタバレ・あらすじは毎週更新
ドラマ【となりのナースエイド】ネタバレ・あらすじは毎週更新予定です。
ぜひまた見に来てください♪
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画像出典:日本テレビ「となりのナースエイド」
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