【東京タワー】ドラマネタバレあらすじ全話!原作江國香織小説の結末との違いは?

東京タワー
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【東京タワー】ドラマネタバレあらすじ全話!原作江國香織小説の結末との違いは?

永瀬廉主演ドラマ【東京タワー】のネタバレあらすじを全話まとめています。原作江國香織小説【東京タワー】のあらすじネタバレからドラマの違いと最終回結末を予想しています。

華やかな東京を舞台に描かれる年の差恋愛&禁断の恋を描いた究極の不倫ラブストーリーを実写ドラマ化で大北はるか脚本でテレビ朝日オシドラサタデーで放送中です。ベッドシーンが話題となり大ヒット!

原作とは違う設定と流れでストーリーが展開中です。
果たして結末は?

ドラマ最新話は、透が詩史に本心をぶちまけます!

【東京タワー】キャスト相関図!永瀬廉主演で実写化・登場人物一覧まとめ
永瀬廉主演ドラマ【東京タワー】のキャスト相関図と登場人物の紹介。永瀬廉主演で実写化のドラマ。【東京タワー2024年版】共演は板谷由夏、松田元太、MEGUMIら。大人のラブストーリー。

6月9日、8話ドラマあらすじ、見どころ追加、最終回予想、9話の予告、あらすじを更新しました。

配信情報:【東京タワー】はTveとテラサで鑑賞できます。

本記事にはストーリーのネタバレが含まれています。

【東京タワー】ドラマあらすじ

主人公は永瀬廉が演じる医大生の小島透。

小島透は、ありふれた日常、いつもと変わらない毎日に飽き飽きしていた。
ある日建築家の詩史に出会い透の日常が変化していく。
詩史は自立して、自由で、凛としたオトナの女性。
透はどうしようもなく詩史に惹かれ、詩史もまた透に惹かれていく。
詩史と過ごす時間が透の生きがいとなり「この時間が永遠に続けばいいのに」と願うようになる。

【東京タワー】は、20歳以上の年齢差×不倫恋愛を描くオトナのラブストーリーです。

ドラマ【東京タワー】の見どころ

【東京タワー】は江國香織の究極のラブストーリー【東京タワー】を令和版にアレンジした物語です。

永瀬廉と松田元太の競演

主人公の小島透を演じるのはKing & Princeの永瀬廉。恋愛ドラマは初めての主演で刺激的なベッドシーンにも体当たりで挑み、詩史をひたすらに思う透を切々と演じています。
詩史役の板谷由夏とのキスシーンやベッドシーンは美しく仕上がっていて、毎話「美しい」「綺麗」と好評で視聴者を魅了しています。

透の友人であるもうひとりの不倫愛に溺れる大学生・耕二をTravis Japanの松田元太が演じています。チャラい大学生の耕二は、家庭教師先の主婦の喜美子を誘い肉体関係を結びます。永瀬廉が演じる透と詩史とは違う、欲望を露わにするベッドシーンを熱演。アイドルの皮を破ったその演技は圧巻です。
修羅場を迎え、そして、喜美子に本気になる耕二を見事に演じています。

透と耕二。相反する性格のふたりの青年が年上女性に夢中になっていく。
【東京タワー】は、若き大学生の心の変化が大きな見どころになっています。

また随所に東京タワーが映り、映像も綺麗。ストーリー展開とともにこちらも見どころです。

原作は江國香織小説!

東京タワー・ネタバレ

永瀬廉主演ドラマ【東京タワー】は小説家・江國香織による長編恋愛小説です。
文芸誌に1999年に連載がスタートし、マガジンハウスより2001年に刊行。新潮文庫より文庫化されています。
岡田准一、松本潤で映画化にもなり、韓国でもドラマ化されている人気小説です。
江國香織さんの作品は、他に『きらきらひかる』『神様のボート』『冷静と情熱のあいだ』などが映像化され話題となっています。

【東京タワー】は著者の江國香織さんが「東京タワーが見守っている物語にしよう」と執筆した小説です。

著者:江國香織(えくにかおり)
「間宮兄弟」なども実写化されています。
近作は「シェニール織とか黄肉のメロンとか」。

脚本は大北はるか

ドラマの脚本を担当するのは脚本家の大北はるかさんです。
大北はるかさんは「大奥2024」「ユニコーンに乗って」などを手掛けている脚本家。

「ラジエーションハウス」や「鈍色の箱の中で」など原作のある作品の脚本も手掛けています。

ドラマ【東京タワー】最終回結末・透と詩史は別れる?

【東京タワー】ドラマの最終回結末を原作小説から予想します。

原作の結末。
1:詩史は離婚しない。
2:透と詩史は一緒に働く。
3:耕二は喜美子とも由利とも別れ新しい彼女をつくろうと考える。

小説は、不倫恋愛でありながらもとても綺麗な物語です。透と詩史にドロドロ感はなく、透と詩史の夫が修羅場を迎えることもありません。浅野は透のことを信用しているのかは定かではありませんが常に紳士。
耕二の方は、喜美子がかなり感情が激しいので衝突もします。喧嘩をしたりくっついたり、ベッドシーンの描き方も激しめです。
小説は透と耕二の男性目線だけが描かれていて、詩史や喜美子の心情は男二人を通したものとなっています。ドラマは女性側からも描くかもしれませんね。
また、ドラマは浅野と透の修羅場もあると考察しています。

ドラマは少年たちの自立と成長がテーマ。もしかしたら、原作とは違う結末になるかもしれません。透と詩史は別れる可能性も秘めていると考察しています。

追記:
いよいよ【東京タワー】が最終回を迎えます。
ドラマは原作とは違い、詩史の夫が不倫に気付くという流れになっています。このままいくと、透と詩史は陽子と浅野によって引き裂かれる可能性が大きいと思われます。
数年後、再会をして結ばれるという結末を予想しています。

以下にて原作のネタバレとドラマのネタバレを紹介します。

【東京タワー】原作小説のあらすじ

ドラマの原作を結末まで紹介します。

大学生の透は恋の極みにいた。年上の詩史と過ごす甘くゆるやかなひと時、世界はみちたりていた。恋はするものじゃなく、おちるものだ。透はそれを、詩史に教わった。一方、透の親友・耕二は、女子大生の恋人がいながらも、蠱惑的な喜美子に夢中だった。彼女との肉体関係に……。夫もいる年上の女性と大学生の少年。東京タワーが見守る街で、二組の対極的な恋人たちが繰り広げる長篇恋愛小説。

Amazon.co.jp: 東京タワー (新潮文庫) : 江國 香織: 本

小説【東京タワー】は、主人公の透とその友人の耕二の恋愛を描いています。ふたりの恋が時間の流れに応じて同時進行で交互に展開していますが、ここでは透の恋愛と耕二の恋愛を分けてネタバレします。

【東京タワー】原作小説のネタバレ

小島透と詩史の不倫恋愛

東京タワー・ネタバレ

透のネタバレです。

透の住むマンションからは東京タワーが見える。

透は母と二人暮らし。両親は離婚していて父とは定期的に会っている。父は設計事務所を運営。母はキャリアウーマンで透はひとりで過ごすことも多い。どこか孤独でどこか感情がないような青年だが詩史への想いはいっぱい。あふれ出る想いが綴られています。

透は高校生(17歳)の時に詩史と出会う。詩史は母・陽子と10年来の友人で詩史から誘われ音楽を聴きに行ったことがキッカケ。それから透は詩史から音楽や絵画を鑑賞したり、おっしゃれなレストランなどでデートをしていく。それは母の陽子も承知していた。ただし、肉体関係になるとは思ってもいなかったからだろう。
最初から肉体関係になったわけじゃなく、半年くらいしたときに、詩史の家でそうなった…。
詩史は自宅寝室の扉をあけて「どうぞ」と言ったのだった。

透は詩史の夫・浅野と3度ほど顔を合わせている。
1度目はパーティーで。浅野は詩史の不倫を知っているのか知らないのか分からないが透には紳士的に挨拶をした。
次に顔を合わせたのは雪の夜。車で送ってもらったのだ。
次は別荘。といっても顔を合わせたわけではない。
この日、透と詩史は浅野の別荘で過ごしていた。浅野が来るまで泊まりの逢瀬だった。ところが、予定より早く浅野がが突然やってきた。透は部屋に隠れ、詩史と浅野のやりとりをこっそりと見ていた。詩史がうまく誘導し浅野と出かけたところを透は逃げるようにして別荘をあとにした。

詩史にとって浅野はどうやら嫌いな人間。ゴルフをする人間は嫌いという詩史。浅野はゴルフをする。
けれど、離婚をするわけじゃない。

会いたいのに会えない。
透は詩史に夢中。いつも電話を待っている。
そんな恋愛をしながら、透は20歳になり、大学卒業後のことを考える時期が訪れる。

透は詩史からプレゼントされ、ずっと袖を通せずにいた白いシャツを着て詩史と会う。

「一緒に生きたい人と一緒に生きる」という詩史に透は言う。
「一緒に生きたい人と生活すれば?」

それは透の切なる願いでもあったのだが…。
「引っ越してくる?」と詩史に言われ、生活力のない透は何も答えることができなかった。

耕二と喜美子の不倫恋愛

東京タワー・ネタバレ

耕二のネタバレです
耕二の恋愛には複数の女性が登場します。

高校生時代、透が詩史と付き合っていると知った耕二は、自分も不倫をしようと計画。同級生・吉田(女子)に近づき、その母親・厚子と不倫した。不倫関係は吉田にバレ破局を迎える。

その後、イベント会場の駐車場で裕福な主婦の喜美子と出会う。駐車場の誘導でバイトをしていた耕二が車の駐車に手こずる喜美子の車を駐車したのがきっかけ。ふたりが会うのはもっぱら昼間。
喜美子は夜は出られないからだ。
一方で大学生の彼女・由利とも付き合っている。

耕二の父も兄も医者だが、耕二は医師になるつもりはない。現在は、ビリヤード場でバイトをしている。
喜美子がクリスマスプレゼントだと言い、耕二に金を渡そうとしたことで大ゲンカになる。耕二にとって、それは屈辱感的だったのだ。

そんな中、同窓会で吉田と再会する。酔った勢いで吉田が耕二のアパートに泊まった。肉体関係はないが、吉田はやたらとつきまとう。「私と寝て」とまで言い出し、面食らう。さらに、いつもはホテルで会っていた喜美子までもがアパートに来るようになる。

耕二は喜美子といつか別れようと思いながらズルズルと関係を続けていた。ある日、由利といる時に喜美子が「会いたい」と泣きながら電話をしてきた。耕二は会わずにやり過ごしたのだが、これがキッカケとなって喜美子から別れを切り出された。

未練がましくも、喜美子が舞台に立つフラメンコを観に行くが、そこで、喜美子から無視されてしまう。その後、吉田と由利がバイト先で鉢合わせをする。吉田は悪びれることもなくアパートにやってくる。
そして、由利から別れを告げられる。

女は捨てるものだと思っていた耕二は、こうして2人の女から捨てられた。

その後、懲りない耕二はバイト先で出会った客の和美を誘ってみようかと思う

【東京タワー】原作小説の結末

透は詩史の言い分を受け入れることにする。
それは「一緒に生活しないで一緒に生きる」こと。
そして、詩史の店に就職させてと頼んだ。

そすうればいつでも一緒にいられる。
海外の買い付けにも一緒に行ける。

詩史もそれを受け入れる。
陽子は反対するが、その後、詩史が陽子を説得した様子。

浅野にも会う。透が詩史の仕事のパートナーになることを浅野は認める。
不倫だとは思わないのか、知らないふりをしているのか…。なんにせよ、浅野と透は争うこともなく過ぎていった。

透は詩史から「仕事の話もあるから」と電話をもらい会いに行く。
透は思う。詩史に会ったらまずキスをするだろうと…。

東京タワー・ネタバレ

【東京タワー】映画版の結末は?

東京タワーは映画にもなっています。主演は岡田准一。映画の結末は、陽子によって透と詩史の恋は一旦は終わりますが、時を経て、ふたりはパリで再会し愛し合うという流れです。

透が医学生であったり、パリに行ったりと原作とは違う設定もあり、結末もまた違います。

以下にて永瀬廉主演ドラマ【東京タワー】のネタバレあらすじを最終回結末まで紹介します。

【東京タワー】ネタバレを最終回まで全話まとめ!

1話のネタバレあらすじ

【東京タワー】ドラマの1話のネタバレです。

東京タワー・ネタバレ

あらすじ

大学生の透(永瀬廉)は、いつも女の話ばかりしている友人の耕二(松田元太)と建築家の浅野詩史(板谷由夏)が設計したペルフェットビルの警備員のバイトをしています。母の陽子(YOU)は、離婚をしているシングルマザー。男を家に連れ込んで自由気ままに暮らしています。透は家を出たいと常日頃思っていました。
そんなある日、車の下に猫が入り込んで困っている詩史と出会います。透は猫を外に出してあげたのですが、ジャケットが汚れてしまいました。お礼にと詩史の事務所に招かれた透は、シャワーを浴びてから詩史と話をします。東京タワーを寂しいと言う詩史の言葉に自分と同じ感性であることに感動する透。
透は汚れたジャケットをクリーニングに出してくれるという詩史と会う約束をします。詩史に会えることを心待ちしていたのですが、ジャケットを取りに事務所に行くと、急な海外出張で詩史はいませんでした。
「もう会えない」と思う透は、詩史の事務所に足が向いてしまいます。そして、ふたりでカフェへ。詩史は「また会えると思っていた」と海外出張のお土産を透に用意していました。透は詩史と食事に行く約束をしました。

ネタバレ

そして食事に…。
透の言葉は聞いていて居心地がいいと感じる詩史は透に「もっと話して」と色々な話を聞きたがりました。透は大学の庭に咲いていた花のことや読んでいる本のことなど話します。楽しい時間が過ぎていきます。
「人は空気で惹かれあう」という詩史。
透は詩史のまとう空気に惹かれたのだと気づきます。

別れ際、また会いたいと言う透に、詩史は自身が結婚していると告げます。
「これで最後にしましょう」と言われた透は、詩史にキスをします。
そして、ふたりはホテルに…。
ホテルの窓からは東京タワーが見えます。透はこの時、東京タワーを一段と赤く美しく感じました。

その頃、耕二は家庭教師のバイト先で、教え子の母・喜美子(MEGUMI)に誘われ夕飯をご馳走になることに。透が詩史と出会ったことを知りひそかに年上の女性に興味を持っていた耕二は喜美子のことを意識していて…。

透と詩史の出会い方は原作とは違うドラマ設定ですね。

2話のネタバレあらすじ

【東京タワー】ドラマ2話のネタバレです。

東京タワー・ドラマ・ネタバレ


20歳以上の年齢差、詩史(板谷由夏)は既婚者。それでも惹かれ合う透(永瀬廉)と詩史はホテルに行き愛し合う。
詩史は夫がいる家に帰らなければいけません。
「また連絡するわ。会えそうな日の夕方4時頃に」と言い、ホテルを出て行きました。
残された透は、東京タワーが嘲笑っているように感じます。

大原耕二(松田元太)は、恋人の由利(なえなの)に透が誰かと付き合うとか想像できないと話します。由利は可愛いけどベッドの上だと普通なんだよな、と思いながら由利を抱きしめます。まるで義務のように…。

詩史と別れてから1週間。
詩史から連絡はありません。透は母の陽子(YOU)から一緒に来てくれないかと頼まれ、本多高志(上川隆也)の写真展に行きました。そこで詩史と再会。
詩史は陽子と15年来の友人だったのです。「初めまして」とお辞儀するふたりに「初めてじゃない」と陽子。
透が小さい頃、ピアノの発表会に詩史が来たことがありました。透の記憶にはないけれど、詩史は覚えていました。

透はある1枚の写真が目にとまります。詩史がモデル。本多の出世作です。
それは、15年前のもの。

透は自分が子どもだったとき、詩史は大人だったのだと現実をつきつけられ…。
その後、詩史とカフェで会う透。
詩史は「なかったことにしましょう」と告げました。
透は考える時間を欲しいと言います。

耕二は「お前、それ不倫じゃん。さっさと身を引け」と言うも、すでに透と詩史に肉体関係があると知り、興味を示します。

年上の女はそんなにいいのか、と思う耕二は、家庭教師宅で生徒の比奈(池田朱那)の帰りを喜美子(MEGUMI)と待っていましす。喜美子が指を怪我をして手当てをする耕二。

夫のご機嫌をとりながら生活をしている喜美子は飛び方を忘れた鳥みたいだと思う。人妻を誘うのは簡単だ、と思う耕二は喜美子にキスをします。そこに日奈が帰ってきた。

耕二は透にキスをしたことを報告。
「次はやれるかな」とうそぶく。

耕二は昔から透の真似をするところがあったが「こんなことまで真似しなくても」と思う透。

透はこの先詩史とどうしたいのかわからないが「俺とお前は違う」と断言。

透は詩史に電話をしますが、詩史は仕事中で出ません。

一方、耕二は「この前の続きしたいな」と突然喜美子を訪ね抱きしめます。
「俺ならもっと大事にするよ」喜美子は抗えまず、耕二に抱き着きました。

透は電話に出てくれないからと詩史の事務所に行きます。
「ふたりで話がしたい」という透に詩史は「夫と約束がある」と断るのですが…。

透は詩史をバックハグ。

電話がこない間もずっと詩史さんのことを考えてた。僕はあなたが年上だから好きになったんじゃない。好きになった人があなただったんだ

「後悔するわ」

「僕は今までいろんなことを我慢してきた。でも詩史さんのことは我慢したくない」
そして、キスをする。

「思い出したわ恋はするものじゃなく落ちるものよ」と詩史。
そして、再びホテルに…。

<透>
僕はこの時、初めて恋におちた。
そして、思い知るんだ。
一度、落ちたら最後、浮上できないことを

その頃、耕二は喜美子とソファで抱き合っていました。
<耕二>「やっぱり、人妻を誘うのは簡単だ」

3話のネタバレあらすじ

【東京タワー】ドラマ3話のネタバレです。

詩史(板谷由夏)が建築賞を受賞したと知った透(永瀬廉)は、お祝いにとプレゼントを選びます。せめてひとつでも僕があげた物をつけてほしい、と切なる想いを託しピアスにしました。

東京タワー・ネタバレ

一方、喜美子(MEGUMI)と不倫関係を持った耕二(松田元太)は、その肉体に溺れ喜美子に会いに行きます。「家族がいる」と言いながらも抗えない喜美子。ふたりは禁断の逢瀬を重ねていきます。止められないふたり…。

帰宅した透に母の陽子(YOU)が「詩史さんとデートしたんだって?」と言ってきました。あせる透。お茶をしたというだけの内容で陽子は特別気にしている風でもありません。それでも透は「どうして話すんだよ」と詩史に問いかけます。詩史は会っていることくらいは話しておきましょう、と堂々たるものでした。

透は詩史にピアスを渡します。詩史は「素敵」と喜びます。
受賞祝いのパーティーに誘われ、透は陽子とともに出席します。

しかし、詩史は透がプレゼントをしたピアスをつけていませんでした。
気落ちする透に詩史の夫・秀雄(甲本雅裕)が挨拶をしてきます。詩史から話し相手だと聞いているという秀雄。透は「違う」と心で思います。

東京タワー・ネタバレ

詩史が遠い存在に感じる透でしたが、詩史がそっと透を誘います。

誰もいない場所でふたりだけで乾杯をして秘密のキスをします。

「私はあなたといる時の私が一番好きよ」と囁く詩史。

ふたりの秘密がまた増えたと喜ぶ透。
しかし、詩史の隣に秀雄がいるのを見て、再び寂しさを募らせます。

耕二から呼び出され居酒屋に行くと白石楓(永瀬莉子)がいました。楓は高校の同級生で大学も一緒です。楓に「彼女できたでしょ」と聞かれ「いるよ。付き合ってる」と答える透。耕二は不倫だろう、心で呟きます。

透は詩史とピアノコンサートに。透がプレゼントをしたピアスをつけていました。

詩史は「二人で会うときにつけたかったの」と言い、透はとても嬉しくなります。その後、ふたりでお酒を飲み…。

「詩史さんはどうして結婚しているの」

「結婚して良かったことはひとりで夕食を食べずにすむことよ」

そろそろ戻らないと、立ち上がる詩史の腕をとり「帰ってほしくない、朝まで一緒に過ごしたい」と透。

ふたりはホテルのロビーを歩き始めます。

今夜だけは彼女を独り占めに…と密かに思う透はニヤニヤ。

ところが、秀雄が迎えに来ると言う電話があり、結局、透は詩史と過ごすことができませんでした。

詩史が秀雄の車に乗り込むのを見て透は思います。

結局、彼女はあの人のもの。今日、聞いた演奏も彼女の綺麗な手も消えた。残ったのは苦い痛みだけ。

東京タワーに目をやり、透は涙をこぼしました。

そこに「あの女のせい?」と楓が声を掛けてきました。

実は、楓は透のことが好きでした。密かに透の彼女が詩史で既婚者だと調べていて…。

4話のネタバレあらすじ

4話は楓の告白、そして楓と透がホテルに行くという、原作にはないストーリー展開になっています。

4話のあらすじ

 浅野詩史(板谷由夏)への思いが募るほど、彼女に夫がいるという現実に打ちのめされる小島透(永瀬廉)。迎えに来た浅野(甲本雅裕)の車に乗り込む詩史の姿を見てしまい、そびえ立つ東京タワーを見上げながら涙を流す透に声をかけたのは、同じ大学に通う白石楓(永瀬莉子)だった。
 密かに思いを寄せる透が、詩史との苦しい恋におちていく姿が見ていられない楓。「人妻と付き合って何になるの?」「どうせいつか捨てられる」と決死の思いで透に語りかけるが、連絡がない詩史のことが頭から離れない透は、大学の課題にも身が入らず…。

 そんなある日、透のもとに詩史から電話がかかってくる。浅野からの透も交えて一緒に食事をしようという誘いを、動揺しながらも承諾する透。思いがけず詩史とその夫と食事のテーブルを囲むことになった透だったが…?

 一方、川野喜美子(MEGUMI)との情事にますます溺れていた大原耕二(松田元太)。透から言われた「年上に興味本位で手を出してる耕二と俺は違うから」という言葉を思い出すも、心の中では本気になることも捨てられることもないとたかをくくっていた。しかし喜美子の想定外の行動を機に、本気じゃなかったはずの耕二の心境に変化が訪れ…!?

【東京タワー】公式サイトより

4話のネタバレ

楓は透を東京タワーに誘います。それは課題のノートを借したかわりの条件でした。楓は透にプレゼントを用意していました。それは東京タワーから眺める綺麗な景色です。この日は透の誕生日だったのです。
「おめでとう」という楓は、透に告白。そして、詩史のことを忘れさせるとホテルに誘いました。
一方、耕二は喜美子から1万を渡されたことで傷ついていました。「援助交際」のようで許せなかったのです。耕二は喜美子に夢中になっている自分に気付き始め…。

楓といるところに詩史からの電話。透はその電話を切りました。
そしてホテルに…。
由衣とおうちデートをしている耕二に喜美子から「今夜は一緒にいよう」と誘いの電話があり…。

第5話

5話のあらすじ

 どんなに強く思い、追いかけても、結局は夫のもとへと戻っていってしまう浅野詩史(板谷由夏)――そんな詩史との恋に、苦しさが募るばかりの小島透(永瀬廉)。そんな透に、白石楓(永瀬莉子)は「恋ってもっと楽しいものだよ、そんな風に苦しむためにするものじゃない」と言葉をかける。楓の優しさと明るさを目の当たりにした透は、詩史との恋を忘れられたら、という思いから、楓と一夜を共にしようとホテルに…。
 一方、森山由利(なえなの)と一緒にいる大原耕二(松田元太)には、川野喜美子(MEGUMI)から電話が。「今から会いたい」と無理を言う喜美子に耕二が応えられずにいると、そこに由利が声をかけてしまい、その声を電話の向こうで聞いた喜美子は、激しい嫉妬に駆られる!

 そんなある日、透は由利からある頼まれごとを。それは「透と耕二が通っていた高校を見に行きたい」というものだった。自分が知らない高校時代の耕二について熱心に聞いてくる由利に、透は真実を隠していることを後ろめたく感じ…?

 奇しくも、年上の女性と同年代の間で葛藤を抱えることになっていた透と耕二。やがてその恋は大きな代償を払うことに…!

5話のネタバレ

【東京タワー】ネタバレ5話感想!高校生編が大好評の裏で本編は修羅場目前!?衝撃ラスト!
永瀬廉主演ドラマ【東京タワー】5話のネタバレと感想を紹介します。江國香織小説を令和版にアレンジしテレビ朝日オシドラサタデー枠で放送。King & Princeの永瀬廉とTravis Japanの松田元太の共演作。「東京タワー」第5話は衝撃ラスト!

第6話

東京タワーネタバレ

6話のあらすじ

 あらためて、浅野詩史(板谷由夏)といる時間に言いようのない幸せを感じるほどにのめり込んでいく小島透(永瀬廉)。その夜も、透を残し夫のもとへ帰ろうとする詩史から、唐突に「来月、軽井沢の別荘に行かないか」と誘いを受ける。透は、初めて一晩中一緒にいられることに喜びを噛みしめ、胸を躍らせる。

 一方、川野喜美子(MEGUMI)との情事を娘の比奈(池田朱那)に目撃されてしまった大原耕二(松田元太)。比奈からスマホで撮影した2人の動画を見せられた耕二は、喜美子には言わない代わりに「私と付き合って」と迫られる…! 困り果てた耕二から相談を受けた透は、比奈に知られてしまったことよりも、「もう喜美子に会えなくなるかも…」と切なそうな表情を浮かべる様子に、思っていた以上に真剣な思いを垣間見る。
 しかしそんな耕二の思いを知る由もない比奈は、大学の教室にまで現れ、「私とも寝てよ」と、再び耕二に迫る! 透にも助けを求め、もう喜美子にも全てを打ち明けて終わりにしようと心に決める耕二だったが、すでに事態はそう簡単には片付かないところまで進んでいて…!?

6話のネタバレ

https://dorama9.com/tokyotower-netabare6/

第7話

7話のあらすじ

 川野喜美子(MEGUMI)との関係が知られたことで、喜美子の娘・比奈(池田朱那)から「お母さんにバラされたくなかったら私とも寝て」と迫られていた大原耕二(松田元太)。比奈の奇怪な行動が、喜美子への怒りや嫉妬だったと知った耕二は、喜美子のためにも全てを明かし、この禁断の関係を終わらせようと決意していた。しかしその矢先、比奈がさらなる過激行動に…! なんと由利(なえなの)、喜美子までも伴って、耕二のアパートに押しかけてきたのだ!
 喜美子、比奈、そして由利――3人の女性が顔を揃え、ついに壮絶な修羅場を迎える。耕二からの「助けてくれ」のメールを受けて駆けつけた透(永瀬廉)も、言葉を失ってしまう…。

 そんな耕二に、同情すると同時に、かすかな羨ましさも抱く透。耕二のように全てが明るみになったら、浅野詩史(板谷由夏)も夫の英雄(甲本雅裕)と別れることになるのだろうか――いやでも淡い期待を抱いてしまう中、ついに詩史との泊まりがけの軽井沢旅行に出かける日がやってくる!
 ふたりは、誰にも邪魔されない時間を満喫するが…!

以下の記事でネタバレあらすじ感想を紹介しています。

【東京タワー】7話ネタバレと感想!透(永瀬廉)と詩史(板谷由夏)の不倫は終わりが近い?
【東京タワー】7話ネタバレと感想!透(永瀬廉)と詩史(板谷由夏)の不倫は終わりが近い?永瀬廉主演ドラマ【東京タワー】7話のあらすじネタバレ・感想を紹介します。

第8話

 軽井沢で浅野詩史(板谷由夏)と甘い時間を過ごしていた小島透(永瀬廉)。しかし別荘に詩史の夫・浅野英雄(甲本雅裕)が現れ、夢のような時間は唐突に終わりを告げた。
 そんな状況にも関わらず、「楽しかったわね」と余裕の笑みを浮かべて冷静に自分を送り出した詩史――翻弄され、戸惑う透は、「私は、あなたの未来に嫉妬しているのよ」という言葉を思い出し、彼女に捨てられたことを実感するのだった。

 それから何も連絡がないまま夏が終わった。ある日、透は意を決して詩史の事務所を訪れる。飄々とした詩史の態度に、透はついに声を荒げ、「僕じゃなくて、あの人を捨てればよかったんだよ!」「あの人と別れてよ」と本心をぶつける! しかしそんな透に詩史が返した言葉は…?
 一方、川野喜美子(MEGUMI)との関係が表沙汰になり、全てを失った大原耕二(松田元太)は、就職活動で訪れた面接会場で、森山由利(なえなの)と再会してしまう。由利からある衝撃的な言葉を聞いた耕二は、思わず走り出し…!?

【東京タワー】8話ネタバレと感想!透と耕二の不倫の本気に胸騒ぎ!
【東京タワー】8話ネタバレと感想!透と耕二の不倫の本気に胸騒ぎ!永瀬廉主演ドラマ【東京タワー】8話のあらすじネタバレ・感想考察を紹介します。8話は透と耕二の溢れる想いを描きます。テレビ朝日オシドラサタデーで放送【東京タワー】8話について!

第9話のネタバレ・あらすじ(最終回)

 「もう詩史さんのいない人生なんて考えられない」「一緒に暮らそう」――小島透(永瀬廉)の前に現れた浅野詩史(板谷由夏)。透はもう二度と離れたくない焦りから、「必ず実現するから待ってて」と懇願する。その頃、詩史の夫の浅野英雄(甲本雅裕)は透の母・陽子(YOU)のもとを訪れ、透と詩史の関係を暴いていた。衝撃の事実を確信した陽子は帰宅した透を問いただすが、逆上した透から「散々好き勝手に生きてきた人に言われたくない」と言い返されてしまう!
 一方、もう一度川野喜美子(MEGUMI)に会いたいと、決死の思いで居場所を突き止めた大原耕二(松田元太)。困惑する喜美子を前に、「俺は喜美子さんが好きだ」と告白し、キスを迫る。

 荷物をまとめ、家を出た透は、「しばらく泊めてほしい」と耕二のアパートへ。詩史との生活のために医学部を中退し、就職しようと勢いづく透に驚く耕二。しかし”好きな人と一緒にいたい”という思いは2人とも同じで、まさに人生の岐路に立たされていることを実感するのだった。

 やがて大切な人を奪われたことに苛立ちと苦悩を見せる陽子と浅野は、ある驚きべき行動に…!

 ついに最終回、透と詩史、耕二と喜美子、それぞれが下す決断とは…!?

【東京タワー】ドラマと小説の違いは?

ドラマと原作は不倫愛のベースは同じ流れですが、違う点も多々あります。また【東京タワー】の映画版も小説とは違う結末を迎えています。このことから、最終回は小説の結末と違うではないかと予想されます。

まず、原作の小説とドラマの違いをネタバレします。

登場人物が違う!白石楓はドラマキャラ

小島透(こじま とおる)永瀬廉 私立大学生仏文科。(ドラマは医大生)
浅野詩史(あさの しふみ)板谷由夏 セレクトショップのオーナー(ドラマは建築家)
大原耕二(おはら こうじ)松田元太 透とは別の大学。(ドラマは一緒)
川野喜美子(かわの きみこ)MEGUMI 裕福な家庭の主婦(ドラマは元アナウンサー。ドラマには家族が登場。小説には出てこない)
浅野秀雄(あさのひでお)甲本雅裕 詩史の夫
小島陽子(こじまようこ)YOU 透の母
森山由利(もりやまゆり)なえなの 耕二の彼女

喜美子の夫・祐介(おいでやす小田)、娘の比奈(池田朱那)ドラマオリジナルキャラです。
原作には喜美子の家族は登場しません。

2話で登場する写真家の本多(上川隆也)はドラマオリジナルです。

さらに大きな違いは、ドラマには透を好きな白石楓(永瀬莉子)が登場しているところです。小説には出てこないので、楓の存在が物語を左右しそうです。

時代や設定が違う

ドラマは耕二とともに透が警備員のバイトをしている設定ですが、小説では透は警備員のバイトはしていません。
耕二が喜美子を誘惑する流れは、小説では吉田厚子を誘惑する流れ。吉田厚子はドラマに登場しないので、喜美子がふたつの役割を持っていると考えられます。

また、小説の時代は平成。まだ家電で連絡を取り合う時代です。
透と耕二は待ち合わせをするにも家の電話で連絡しています。詩史との連絡も家の電話です。
現代はスマホがあるので、連絡方法も違いますね。
透が電話を待つ時間がとてつもなく長く感じるのは、平成ならではの設定があると感じます。

耕二をめぐる修羅場はドラマオリジナル

比奈が母の喜美子と耕二のセックスするのを目撃し、耕二の部屋に喜美子、比奈、由利が顔を揃えての修羅場は完全オリジナルです。

比奈が原作に出てくる吉田厚子の娘の位置付けになっています。

【東京タワー】ドラマ原作のネタバレとあらすじのまとめ

ドラマ【東京タワー】の原作小説のネタバレとあらすじを紹介しました。時代の流れとともに、デートスポットも過ごし方も連絡の取り合い方も違ってきていはいますが「人を好きになること」に違いはないでしょう。
「恋はするものじゃなく、おちるもの」東京タワーの名言は、いつの時にも変わぬもの。
美しい東京タワーをバックにめくるめく透と詩史の愛に溺れてみてはいかがでしょうか。

ドラマ【東京タワー】は、テレビ朝日オシドラサタデー(毎週、土曜よる11時から30分)で放送中です。

記事内画像:【東京タワー】公式サイト

東京タワー
hitomi

ライター歴12年以上。web新聞記事、恋愛やドラマコラム、小説などを手掛け現在dorama9にてドラマ記事を執筆。GP帯ドラマのほか深夜ドラマも鑑賞。恋愛、不倫、サスペンスドラマが好き。視聴者の声をリサーチし、分かりやすい記事を心掛けています。