ドラマ【東京タワー】原作ネタバレとあらすじを結末まで!江國香織小説・永瀬廉の最終回は?

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東京タワー

ドラマ【東京タワー】原作ネタバレとあらすじを結末まで!江國香織小説・永瀬廉の最終回は?

永瀬廉主演ドラマ【東京タワー】の原作は江國香織による小説【東京タワー】です。

華やかな東京を舞台に描かれる年の差恋愛&禁断の恋を描いた究極のラブストーリー。

ここではドラマ【東京タワー】の原作小説【東京タワー】のあらすじとネタバレを結末までとドラマのネタバレあらすじ全話を紹介します。

ドラマ【東京タワー】と小説の違い、ドラマ最終回についてもお届けします。

この記事で分かること
・江國香織小説【東京タワー】のあらすじネタバレ
・【東京タワー】ドラマと原作小説の違い
・【東京タワー】最終回結末ネタバレ(ドラマ予想)
・ドラマ【東京タワー】のあらすじネタバレ全話

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5月3日、ドラマネタバレを追加更新しました。

配信情報:【東京タワー】はTveとテラサで鑑賞できます。

目次

【東京タワー】ドラマの原作は江國香織小説

東京タワー

永瀬廉主演ドラマ【東京タワー】は小説家・江國香織による長編恋愛小説です。
文芸誌に1999年に連載がスタートし、マガジンハウスより2001年に刊行。新潮文庫より文庫化されています。
岡田准一、松本潤で映画化にもなり、韓国でもドラマ化されている人気小説です。

【東京タワー】は著者の江國香織さんが「東京タワーが見守っている物語にしよう」と執筆した小説です。主人公の透が東京タワーを眺める場面が描かれており、それが心和む画面になっています。

著者:江國香織(えくにかおり)
「きらきらひかる」「冷静と情熱のあいだ」「間宮兄弟」なども実写化されています。
近作は「シェニール織とか黄肉のメロンとか」。

【東京タワー】原作小説のネタバレを結末まで!

【江國香織小説】あらすじ

大学生の透は恋の極みにいた。年上の詩史と過ごす甘くゆるやかなひと時、世界はみちたりていた。恋はするものじゃなく、おちるものだ。透はそれを、詩史に教わった。一方、透の親友・耕二は、女子大生の恋人がいながらも、蠱惑的な喜美子に夢中だった。彼女との肉体関係に……。夫もいる年上の女性と大学生の少年。東京タワーが見守る街で、二組の対極的な恋人たちが繰り広げる長篇恋愛小説。

Amazon.co.jp: 東京タワー (新潮文庫) : 江國 香織: 本

【江國香織小説】小島透と大原耕二の友情

小島透と大原耕二は、高校時代の同級生。都内でも優秀な進学校。
透には年上で既婚者の恋人・詩史がいる。詩史はセレクトショップのオーナーをしている。
物静かな透とは違い耕二は比較的明るいタイプ。そんなふたりは年上女性との恋を共通点としてなんだかんだと繋がっている。大学は別々になったが友人であることに変わりはない。透にとって耕二は唯一無二の友人といってよい。透が詩史のことを話しているのは耕二だけだ。
一方、一途な透と違い耕二は複数の女性と関係を持っている。透と耕二の恋愛は似ているようで全く似ていない。
物語はそんなふたりの会話を織り交ぜながら進んでいきます。

小説【東京タワー】は、主人公の透とその友人の耕二の恋愛を描いています。ふたりの恋が時間の流れに応じて同時進行で交互に展開していますが、ここでは透の恋愛と耕二の恋愛を分けてネタバレします。

【江國香織小説】透と詩史のラブストーリー

東京タワー

透のネタバレです。

透の住むマンションからは東京タワーが見える。

透は母と二人暮らし。両親は離婚していて父とは定期的に会っている。父は設計事務所を運営。母はキャリアウーマンで透はひとりで過ごすことも多い。どこか孤独でどこか感情がないような青年だが詩史への想いはいっぱい。あふれ出る想いが綴られています。

透は高校生(17歳)の時に詩史と出会う。詩史は母・陽子と10年来の友人で詩史から誘われ音楽を聴きに行ったことがキッカケ。それから透は詩史から音楽や絵画を鑑賞したり、おっしゃれなレストランなどでデートをしていく。それは母の陽子も承知していた。ただし、肉体関係になるとは思ってもいなかったからだろう。
最初から肉体関係になったわけじゃなく、半年くらいしたときに、詩史の家でそうなった…。
詩史は自宅寝室の扉をあけて「どうぞ」と言ったのだった。

透は詩史の夫・浅野と3度ほど顔を合わせている。
1度目はパーティーで。浅野は詩史の不倫を知っているのか知らないのか分からないが透には紳士的に挨拶をした。
次に顔を合わせたのは雪の夜。車で送ってもらったのだ。
次は別荘。といっても顔を合わせたわけではない。
この日、透と詩史は浅野の別荘で過ごしていた。浅野が来るまで泊まりの逢瀬だった。ところが、予定より早く浅野がが突然やってきた。透は部屋に隠れ、詩史と浅野のやりとりをこっそりと見ていた。詩史がうまく誘導し浅野と出かけたところを透は逃げるようにして別荘をあとにした。

詩史にとって浅野はどうやら嫌いな人間。ゴルフをする人間は嫌いという詩史。浅野はゴルフをする。
けれど、離婚をするわけじゃない。

会いたいのに会えない。
透は詩史に夢中。いつも電話を待っている。
そんな恋愛をしながら、透は20歳になり、大学卒業後のことを考える時期が訪れる。

透は詩史からプレゼントされ、ずっと袖を通せずにいた白いシャツを着て詩史と会う。

「一緒に生きたい人と一緒に生きる」という詩史に透は言う。
「一緒に生きたい人と生活すれば?」

それは透の切なる願いでもあったのだが…。
「引っ越してくる?」と詩史に言われ、生活力のない透は何も答えることができなかった。

【江國香織小説】耕二と喜美子のラブストーリー

東京タワー

耕二のネタバレです
耕二の恋愛には複数の女性が登場します。

高校生時代、透が詩史と付き合っていると知った耕二は、自分も不倫をしようと計画。同級生・吉田(女子)に近づき、その母親・厚子と不倫した。不倫関係は吉田にバレ破局を迎える。

その後、イベント会場の駐車場で裕福な主婦の喜美子と出会う。駐車場の誘導でバイトをしていた耕二が車の駐車に手こずる喜美子の車を駐車したのがきっかけ。ふたりが会うのはもっぱら昼間。
喜美子は夜は出られないからだ。
一方で大学生の彼女・由利とも付き合っている。

耕二の父も兄も医者だが、耕二は医師になるつもりはない。現在は、ビリヤード場でバイトをしている。
喜美子がクリスマスプレゼントだと言い、耕二に金を渡そうとしたことで大ゲンカになる。耕二にとって、それは屈辱感的だったのだ。

そんな中、同窓会で吉田と再会する。酔った勢いで吉田が耕二のアパートに泊まった。肉体関係はないが、吉田はやたらとつきまとう。「私と寝て」とまで言い出し、面食らう。さらに、いつもはホテルで会っていた喜美子までもがアパートに来るようになる。

耕二は喜美子といつか別れようと思いながらズルズルと関係を続けていた。ある日、由利といる時に喜美子が「会いたい」と泣きながら電話をしてきた。耕二は会わずにやり過ごしたのだが、これがキッカケとなって喜美子から別れを切り出された。

未練がましくも、喜美子が舞台に立つフラメンコを観に行くが、そこで、喜美子から無視されてしまう。その後、吉田と由利がバイト先で鉢合わせをする。吉田は悪びれることもなくアパートにやってくる。
そして、由利から別れを告げられる。

女は捨てるものだと思っていた耕二は、こうして2人の女から捨てられた。

江國香織小説の結末ネタバレ

東京タワー

小説【東京タワー】の結末をネタバレします。

透は詩史の言い分を受け入れることにする。
それは「一緒に生活しないで一緒に生きる」こと。
そして、詩史の店に就職させてと頼んだ。

そすうればいつでも一緒にいられる。
海外の買い付けにも一緒に行ける。

詩史もそれを受け入れる。
陽子は反対するが、その後、詩史が陽子を説得した様子。

浅野にも会う。透が詩史の仕事のパートナーになることを浅野は認める。
不倫だとは思わないのか、知らないふりをしているのか…。なんにせよ、浅野と透は争うこともなく過ぎていった。

ラスト

透は詩史から「仕事の話もあるから」と電話をもらい会いに行く。
透は思う。会ったらまずキスをするだろうと…。

耕二はバイト先で出会った客の和美を誘ってみようかと思う。

<終わり>

【東京タワー】ドラマと原作小説の違い

原作の小説とドラマの違いをネタバレします。

ドラマと原作小説の違い1:登場人物の違い

小島透/永瀬廉(こじま とおる)…私立大学生仏文科。(ドラマは医大生)
浅野詩史/板谷由夏(あさの しふみ)…セレクトショップのオーナー(ドラマは建築家)
大原耕二/松田元太(おはら こうじ)…透とは別の大学。(ドラマは一緒)
川野喜美子/MEGUMI(かわの きみこ)…裕福な家庭の主婦(ドラマは元アナウンサー。ドラマには家族が登場。小説には出てこない)
喜美子の夫・祐介、娘の比奈、透を好きな楓は、ドラマオリジナルキャラです。
2話で登場する写真家の本多(上川隆也)はドラマオリジナルです。

ドラマと原作小説の違い2:設定の違い

ドラマは耕二とともに透が警備員のバイトをしている設定ですが、小説では透は警備員のバイトはしていません。
耕二が喜美子を誘惑する流れは、小説では吉田厚子を誘惑する流れ。吉田厚子はドラマに登場しないので、喜美子がふたつの役割を持っていると考えられます。

ドラマと原作小説の違い3:時代の違い

時代は平成。まだ家電で連絡を取り合う時代です。
透と耕二は待ち合わせをするにも家の電話で連絡しています。詩史との連絡も家の電話です。
現代はスマホがあるので、連絡方法も違いますね。
透が電話を待つ時間がとてつもなく長く感じるのは、平成ならではの設定があると感じます。

ドラマ【東京タワー】最終回結末はどうなる?(予想・考察)

【東京タワー】ドラマの最終回結末を原作小説からネタバレします。

透と詩史は別れる?

小説は、不倫恋愛でありながらもとても綺麗な物語です。透と詩史にドロドロ感はなく、透と詩史の夫が修羅場を迎えることもありません。浅野は透のことを信用しているのかは定かではありませんが常に紳士。
耕二の方は、喜美子がかなり感情が激しいので衝突もします。喧嘩をしたりくっついたり、ベッドシーンの描き方も激しめです。
小説は透と耕二の男性目線だけが描かれていて、詩史や喜美子の心情は男二人を通したものとなっています。ドラマは女性側からも描くかもしれませんね。
また、ドラマは浅野と透の修羅場もあると考察しています。

最終回結末は小説と同じであれば…。

1:詩史は離婚しない。
2:透と詩史は一緒に働く。
3:耕二は喜美子とも由利とも別れ新しい彼女をつくろうと考える。

しかし、ドラマは少年たちの自立と成長がテーマ。もしかしたら、原作とは違う結末になるかもしれません。
透と詩史は別れる可能性も秘めていると考察しています。

以下にて【東京タワー】のドラマのネタバレ・あらすじ全話を紹介します。

ドラマ1話のあらすじ・ネタバレ

東京タワー

あらすじ
大学生の透(永瀬廉)は、いつも女の話ばかりしている友人の耕二(松田元太)と建築家の浅野詩史(板谷由夏)が設計したペルフェットビルの警備員のバイトをしています。母の陽子(YOU)は、離婚をしているシングルマザー。男を家に連れ込んで自由気ままに暮らしています。透は家を出たいと常日頃思っていました。
そんなある日、車の下に猫が入り込んで困っている詩史と出会います。透は猫を外に出してあげたのですが、ジャケットが汚れてしまいました。お礼にと詩史の事務所に招かれた透は、シャワーを浴びてから詩史と話をします。東京タワーを寂しいと言う詩史の言葉に自分と同じ感性であることに感動する透。
透は汚れたジャケットをクリーニングに出してくれるという詩史と会う約束をします。詩史に会えることを心待ちしていたのですが、ジャケットを取りに事務所に行くと、急な海外出張で詩史はいませんでした。
「もう会えない」と思う透は、詩史の事務所に足が向いてしまいます。そして、ふたりでカフェへ。詩史は「また会えると思っていた」と海外出張のお土産を透に用意していました。透は詩史と食事に行く約束をしました。

ネタバレ
そして食事に…。
透の言葉は聞いていて居心地がいいと感じる詩史は透に「もっと話して」と色々な話を聞きたがりました。透は大学の庭に咲いていた花のことや読んでいる本のことなど話します。楽しい時間が過ぎていきます。
「人は空気で惹かれあう」という詩史。
透は詩史のまとう空気に惹かれたのだと気づきます。

別れ際、また会いたいと言う透に、詩史は自身が結婚していると告げます。
「これで最後にしましょう」と言われた透は、詩史にキスをします。
そして、ふたりはホテルに…。
ホテルの窓からは東京タワーが見えます。透はこの時、東京タワーを一段と赤く美しく感じました。

その頃、耕二は家庭教師のバイト先で、教え子の母・喜美子(MEGUMI)に誘われ夕飯をご馳走になることに。透が詩史と出会ったことを知りひそかに年上の女性に興味を持っていた耕二は喜美子のことを意識していて…。

透と詩史の出会い方はドラマ設定ですね。

のっけからホテルに!ドキドキの展開です。

東京タワーが綺麗に映し出されています。

ドラマ2話のあらすじ・ネタバレ

東京タワー・ドラマ・ネタバレ

あらすじ
20歳以上の年齢差、詩史(板谷由夏)は既婚者。それでも惹かれ合う透(永瀬廉)と詩史はホテルに行き愛し合う。
詩史は夫がいる家に帰らなければいけません。
「また連絡するわ。会えそうな日の夕方4時頃に」と言い、ホテルを出て行きました。
残された透は、東京タワーが嘲笑っているように感じます。

大原耕二(松田元太)は、恋人の由利(なえなの)に透が誰かと付き合うとか想像できないと話します。由利は可愛いけどベッドの上だと普通なんだよな、と思いながら由利を抱きしめます。まるで義務のように…。

詩史と別れてから1週間。
詩史から連絡はありません。透は母の陽子(YOU)から一緒に来てくれないかと頼まれ、本多高志(上川隆也)の写真展に行きました。そこで詩史と再会。
詩史は陽子と15年来の友人だったのです。「初めまして」とお辞儀するふたりに「初めてじゃない」と陽子。
透が小さい頃、ピアノの発表会に詩史が来たことがありました。透の記憶にはないけれど、詩史は覚えていました。

ネタバレ

透はある1枚の写真が目にとまります。詩史がモデル。本多の出世作です。
それは、15年前のもの。

透は自分が子どもだったとき、詩史は大人だったのだと現実をつきつけられ…。
その後、詩史とカフェで会う透。
詩史は「なかったことにしましょう」と告げました。
透は考える時間を欲しいと言います。

耕二は「お前、それ不倫じゃん。さっさと身を引け」と言うも、すでに透と詩史に肉体関係があると知り、興味を示します。

年上の女はそんなにいいのか、と思う耕二は、家庭教師宅で生徒の比奈(池田朱那)の帰りを喜美子(MEGUMI)と待っていましす。喜美子が指を怪我をして手当てをする耕二。

夫のご機嫌をとりながら生活をしている喜美子は飛び方を忘れた鳥みたいだと思う。人妻を誘うのは簡単だ、と思う耕二は喜美子にキスをします。そこに日奈が帰ってきた。

耕二は透にキスをしたことを報告。
「次はやれるかな」とうそぶく。

耕二は昔から透の真似をするところがあったが「こんなことまで真似しなくても」と思う透。

透はこの先詩史とどうしたいのかわからないが「俺とお前は違う」と断言。

透は詩史に電話をしますが、詩史は仕事中で出ません。

一方、耕二は「この前の続きしたいな」と突然喜美子を訪ね抱きしめます。
「俺ならもっと大事にするよ」喜美子は抗えまず、耕二に抱き着きました。

透は電話に出てくれないからと詩史の事務所に行きます。
「ふたりで話がしたい」という透に詩史は「夫と約束がある」と断るのですが…。

透は詩史をバックハグ。

電話がこない間もずっと詩史さんのことを考えてた。僕はあなたが年上だから好きになったんじゃない。好きになった人があなただったんだ

「後悔するわ」

「僕は今までいろんなことを我慢してきた。でも詩史さんのことは我慢したくない」
そして、キスをする。

「思い出したわ恋はするものじゃなく落ちるものよ」と詩史。
そして、再びホテルに…。

<透>
僕はこの時、初めて恋におちた。
そして、思い知るんだ。
一度、落ちたら最後、浮上できないことを

その頃、耕二は喜美子とソファで抱き合っていました。
<耕二>「やっぱり、人妻を誘うのは簡単だ」

耕二はかなりの遊び人ぽい感じ。松田元太さんが好演しています。

ドラマ3話のあらすじ・ネタバレ

【東京タワー】ドラマ原作のネタバレとあらすじのまとめ

ドラマ【東京タワー】の原作小説のネタバレとあらすじを紹介しました。時代の流れとともに、デートスポットも過ごし方も連絡の取り合い方も違ってきていはいますが「人を好きになること」に違いはないでしょう。
「恋はするものじゃなく、おちるもの」東京タワーの名言は、いつの時にも変わぬもの。
美しい東京タワーをバックにめくるめく透と詩史の愛に溺れてみてはいかがでしょうか。

ドラマ【東京タワー】は、テレビ朝日オシドラサタデー(毎週、土曜よる11時から30分)で放送中です。

記事内画像:【東京タワー】公式サイト

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