【相続探偵】最終話視聴率とネタバレ感想!続編期待させる弁護士バッチのラストシーン

クセ強相続探偵の灰江七生を赤楚衛二が時にコミカルに、時にシリアスに好演する、爽快感あふれる相続ミステリー【相続探偵】(日テレ系土曜よる9時から放送)。

いよいよ最終回でバラバラになった個性豊かな仲間たちが、巨大な敵・地鶏にどう立ち向かうのか?3通の遺言書の中身が気になる10話です。

本記事では【相続探偵】最終話の視聴率・視聴者の声・感想とイラストレビューをお届けします。

目次

【相続探偵】最終話視聴率

1話1/25「或る小説家の遺言」8.0%
2話2/1「その女、危険につき」6.1%
3話2/8「マリーアントワネットの相続」ーー
4話2/15「京都・老舗和菓子屋の変ー前編ー」5.8%
5話2/22「京都・老舗和菓子屋の変ー後編ー」ーー
6話3/1「笑福湯の生前相続」5.6%
7話3/8「死後認知~七人の隠し子~」ーー
8話3/15「死後認知~八人目の隠し子~」6.8%
9話3/22「三つの遺言書」ーー
10話3/29「遺言書が導く未来」

最終話まで視聴率がはっきりしませんが、SNS上の盛り上がりは中々熱い!お話も面白いし、キャストのはまり方もよし!続編を期待する声も上々なため、最終回の視聴率は期待できるかも。発表があり次第、追記いたします。

▼登場人物を詳しく紹介しているキャスト記事はこちらから読めます▼

【相続探偵】最終話ネタバレ

相続探偵・灰江七生(赤楚衛二)の事務所に届いた、フリーの週刊誌記者・羽毛田香(三浦貴大)の遺言状には、これから大きな賭けに出るがその結果死んだ時に次の2つを灰江に託すという内容だった。

  1. 羽毛田が残す映像を解析して犯人を突き止める
  2. そしてその事実を羽毛田の名前で世に出すこと

そして羽毛田を探す灰江の元に金山(渋川清彦)から電話が。金山のおかげで羽毛田の居場所に辿り着く。

意識不明の重体で入院した羽毛田のところに行くと、意識不明を装っていた。羽毛田の指示でノートパソコンと秘密のファイルのありかを伝えて、「わしは賭けに勝ったで」という灰江。

羽毛田は犯人に自分をわざと襲わせて、犯人の姿をパソコンに収めていた。そのパソコンの中の画像を朝永(矢本悠馬)が解析し、羽毛田を襲った人物が浅羽の孫の浅葉台矢(藤田悠)と特定する。

そして薬物事件の日の映像も羽毛田が秘密のファイルの中に隠してくれていた。

これらの事実を朝永がどんどん増殖するように仕掛けをして、ネット上に公開した。

バス事故の裁判を担当した元裁判官・煤田公明(水橋研二)を命がけで説得して真実を証言することを約束させた令子(桜田ひより)は、灰江に手伝わせてほしいと願い出るが、これ以上仲間を危険な目に遭わせたくない灰江は、わざと令子を冷たく突き離す。

令子によって証言することを説得された煤田の居場所を躍起になって探す法曹界の重鎮・地鶏健吾(加藤雅也)だが、地鶏に見つからないよう朝永の趣味の部屋である変態部屋に煤田は匿われていた。

煤田に会いに行った灰江が煤田に、なぜ気持ちが変わったのか聞くと、令子の遺言状を渡された。令子は遺言状を使って自分の命をかけ、煤田に真実を証言をしてほしいと訴えたのだ。

「たった一つの嘘で人の心は簡単に死んでいく、だからこれから起こす裁判で真実を話してくれないならここで死ぬ」と自分の喉元にナイフを当てる令子の覚悟に証言すると約束した煤田だったのだ。

羽毛田の記事と煤田の証言を武器に、国を相手に裁判を起こすことを決めた灰江は、羽毛田の病室で「二流が2人そろえば二刀流や」とかつての羽毛田のセリフを言い、余命わずかの羽毛田に勝利を約束する。

しかし突然、弁護士法違反の疑いで灰江と朝永が逮捕される。地鶏による圧力でその間に灰江の事務所にあるであろう自分を脅かす証拠を、探させる地鶏だったが何も見つけることはできなかった。

福士(落合モトキ)が身元引受人になり無事灰江と朝永は釈放されたが、地鶏を敵視することは日本の裁判官全員を敵に回すことになり、お前だけでなく周りの人間の不幸にするからやめろと福士に忠告される灰江。

そしてガサ入れされてメチャクチャになった事務所に灰江が戻ると、そこに母・深雪(大塚寧々)が訪ねてきた。

深雪が灰江を訪ねた理由は父・和宏(鈴木浩介)が残したノートと遺言書を灰江に渡すためだった。

父・和宏の遺言書とノートの内容とは?3通目の遺言書が導く未来とは?

「父・和宏の想いを知っても地鶏と戦うというなら、私は何も言わない」と深雪に言い渡された父の遺言書を読み平伏す灰江。

そしてそこに令子と朝永が戻ってきた。

逮捕される直前、咄嗟に事務所のパソコンデータを全て消去していた朝永のおかげで、地鶏に何も情報を渡すことはなかった。そして2人が逮捕されている間、煤田の世話をしていたのは令子だった。

灰江は2人に感謝して、この3人で国家賠償請求を求めることを決めた。

国家賠償請求/公務員の不正によって損害を被った場合、公務員本人は訴えられない為、国を訴えることになる。

証拠がそろい、浅葉と地鶏への批判が殺到している今こそ反撃のチャンスだ!

訴状を作成して弁護士を入れず本人訴訟をするのに難航している灰江たちのもとに、福士が訴状の添削をしてやるとやってきた。

フジコ

なんだかんだで気にしてくれる福士先生!羽毛氏といい、金山のおっさんといい、仲間に恵まれている灰江氏!

そして、意識不明を装って入院している羽毛田の癌の余命も残り少なくなっていた。

ネット上でも灰江を応援する声も多数、追い風が吹いている。

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地鶏本人が煤田に対する圧力を認めないと勝てないが、証言台に立つ煤田は震えていた。それは地鶏が傍聴席に現れたからだった。

煤田の証言によると、バス事故の裁判がはじまってから地鶏に呼び出され、「居眠り運転の新聞記事を考慮して、判決を書くようにと指示されるような圧力があったことを証言した。

灰江と羽毛田が煤田の家に来た後も地鶏から電話があり、それはバス事故の結審前に鬼のような形相で言われた時と同じだったこと、そして地鶏からの圧力で家族にも危害を加えられると危機感を覚えたと証言した。

煤田は勇気を持って真実を証言したが、地鶏は今回の裁判官たちにも圧力をかけていると睨む灰江。

萎縮する裁判官の前で、堂々と身に覚えがないとウソの証言する地鶏。

当時裁判所の人事局にいたことで煤田が逆らえなかったと指摘する灰江だが、自分には動機がないと否定する地鶏。ネット上で誹謗中傷されているが、今回のこともそれに乗じた誹謗中傷の一つに過ぎないと訴える。

ここで灰江は自分の生物学上の父親であることを公表し、灰江を引き取れなかったことを逆恨みしたことが動機だと、証拠となる和弘の日記を提示した。

灰江の父・和宏の日記によると、灰江が小学生になる前、地鶏が灰江を引き取りたいと突然訪ねてきたという。その後3年に渡って、金銭と引き換えに引き取りたいと何度も訪ねてきたが、その度和宏が地鶏の申し出を断っていたことが日付とともに詳細に書かれていた。そのことを地鶏は逆恨みして今回のバス事故の判決を居眠り運転だと変えて、深雪と灰江に多額の負債を負わせたのだ。

地鶏は深雪と灰江を捨てて、政界のドン・浅葉の娘と結婚したが子供に恵まれなかった為、かつて捨てた灰江を金で買おうとしたのだ。そんなに言うなら親子関係を立証しろと和宏に言われると、世間体を気にして血縁関係は認めなかった為、和宏は憤慨して地鶏を罵倒したとも書かれていた。

この証拠の日記によって揺さぶられる地鶏に対し、一気にプライドを刺激してたたみかける灰江。そして灰江の公衆の面前でのおちょくりにまんまと乗せられた地鶏の口から「貴様のような愚か者を正しく導くための圧力の何が悪い」という言葉を引き出した。

最終弁論で灰江は、死人に口無しということが司法の手によってなされたことが許されない、今は亡き人々の想いはこのオレが泣かせねえぜ。と啖呵を切った。

判決は「勝訴」!灰江は見事に国に9億円の賠償請求を認めさせた。

その結論を受けて、地鶏はオレに勝ったつもりか、オレにはお前を潰すことなど簡単だと、まだ負けを認めずいると

父・和宏の遺言だからと和宏の遺言書のコピーを渡した。

そこには灰江の本当の父親は地鶏で、家族を守るためにその人に暴言を吐き傷つけてしまったかもしれない、とかかれたあった。「だから七生にはどんな人にも優しくあってほしい。誰かをいつまでも恨んでいると、自分を不幸にするから。どうかいつまでも笑顔で生きてほしい」という内容だった。

だからお前のことは恨まないと地鶏に言い放ち、灰江は裁判所を去った。

桜の木の下に眠る羽毛田、偉大に戻る令子、フランスの科捜研に行く朝永、「2人とも頑張れ」と言う灰江。それぞれの道を進み始める3人。

そして事務所に戻り1人コーヒーを飲もうとする灰江の元を訪ねてきたのは、金山だった。

逃げようとする灰江に「相談にのってもらうぜ」と遺言書を叩きつける金山。いやあと頭を掻く灰江の胸には弁護士バッチが戻っていた。

フジコ

この話、まだまだ続きそうな予感のするラストシーン。弁護士に返り咲いた相続探偵・灰江の続編を期待してしまいますね。

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【相続探偵】最終話感想とまとめ

最終回までのスッキリ感が良かったという声が多数。私も、1話からずっと無理やり感なく楽しく見れたなあというのが正直な感想です。相続という少し重めで暗い印象のテーマを、赤楚、桜田、矢本という若いけれど実力があるキャストが、ポップだけれど説得力を持たせて見せてくれたのが、このドラマの素晴らしさの一つなのでは。

まだまだ続きが見たいなあと思わせてくれる最終回。終わり方も相続探偵の持つポップで爽快な雰囲気のまま、探偵・灰江が弁護士バッチをして、今後さらにパワーアップした解決をしてくれることを期待させてくれます。事務所の面々もそれぞれの舞台で成長して何年後かに事務所に戻ってくるような。

そして、私の推しの羽毛田氏が死んじゃったの、やっぱり悲しい~。終盤まで本当に汚くて嫌な奴だったのに、びっくりするくらい愛すべき人物に豹変したハゲ氏!

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