【スカイキャッスル】6話秘密を知った紗英の孤独と未久の復讐開始！

2024-08-30

【スカイキャッスル】6話秘密を知った紗英の孤独と未久の復讐開始！
第6話が8月29日に放送されました。施設出身者だということが公衆の面前で暴かれ、犯罪者の子だとも瑠璃に知られてしまった紗英は孤立していく。さらに、未久の秘密と復讐計画が紗英をじわじわと追い詰める！

【スカイキャッスル】6話の視聴率

【スカイキャッスル】6話の視聴率はわかり次第お知らせします。

【スカイキャッスル】6話

【スカイキャッスル】6話では、紗英（松下奈緒）がとうとう未久（田牧そら）の秘密を知ってしまう！

孤立する紗英

母の輝かしい経歴は真っ赤な嘘、祖父も犯罪者だったと知った瑠璃（新井美羽）はショックを受け、紗英に反発。それでも瑠璃のことばかりしか頭にない紗英に真珠（白山乃愛）も反発し、紗英は孤独に。

一方、未久は紗英の部屋の高級品を見たり、瑠璃の部屋に侵入。瑠璃が英世にもらって大切にしている時計を盗み、また試験の予想問題を見つけてスマホで撮影しておく。2階にいたのを紗英に見つかるが、瑠璃の部屋を見てみたかったとごまかす。

朝、外に出た紗英に謝りに来た泉（木村文乃）。ついカッとなって紗英の秘密を暴露してしまったことを後悔していた。美咲（高橋メアリージュン）は謝る必要はないとピシャリ。ずっと憧れてきた紗英に騙されていたことが許せないのだ。瑠璃が出てきて謝る美咲だが、瑠璃もまた母を軽蔑していると言い捨てて行ってしまう。

予想問題は教師の横流し

九条（小雪）のところで勉強していた瑠璃は、ママに会いたくないから今日も泊めてほしいと頼むが、親だと思うから腹が立つ、受験のための家政婦だと思えばいい。未久も瑠璃の学習意欲を高めるためのペースメーカー、勉強道具だ、最後に勝つのは瑠璃。私がついているからと宥める。

6月の学力判定試験では、紗英が九条から手に入れたテストの予想問題を見つけて予習していた未久はテストで満点を取り、学年1位に返り咲く。予想問題を見ていた翔（柴崎風雅）は2位、健作（松藤至恩）は3位と成績を上げた。青葉（坂元愛登）は4位、紗英の過去の暴露にショックを受けた瑠璃は5位に転落する。未久は「ペースメーカーに負けちゃったね」と嫌味を言う。

それにしても九条の予想問題は当たりすぎる。そう青葉が言ったとき、未久は九条の秘書・永峰（前原滉）の車を見かけて追いかける。陰からこっそり見ていると、学校の教師が永峰に試験問題が入っていると思われる封筒を渡している。未久はその様子を撮影した。

浅見家崩壊と英世たちの悪だくみ

夕食時、一緒にテーブルにつく未久に不満な瑠璃。英世（田辺誠一）は真珠が1位を取ったお礼に呼んだと言い、謙虚な態度の未久に好感を抱く。瑠璃の好きなビーフシチューを作ってあげた紗英だが、そもそも成績が下がったのはママのせいだと瑠璃は食べずに2階に上がる。未久は自室で亡き母・希美（映美くらら）に誓う。「お母さんの望み通り、私、幸せになるよ」。その腕には瑠璃の腕時計。未久は何かを決意する。

二階堂家。杏子が予想問題が的中しすぎるのがおかしいと言っても、亘（鈴木浩介）は聞く耳を持たない。

南沢家。泉、美咲、杏子が話している。浅見家の件を話し合うためだ。泉は失言を反省し、小説の件も当事者の気持ちを考えていなかったと言う。冴島哲人（橋本じゅん）に会って、小説を書いても哲人と遥人が満身創痍になるだけだと言われたと打ち明ける。冴島に会えたのは九条が手紙を書いてくれたおかげだと聞いた杏子は、九条を怪しみ、九条がどういう人で、何が狙いなのかを確かめるべきだと忠告する。

公平（大谷亮平）も、大河内院長（小野武彦）から医療機器の臨床データの改ざんの隠蔽のため、東原政務官を紹介してほしいと言われたことで頭を抱えていた。そもそも公平を部長に抜擢したのもそれが目的だったのだ。

亘、英世、龍太郎は、亘が幼馴染みという関係を利用して、院長を東原政務官に合わせる手筈を相談する。東原政務官は不正が嫌いだから抱き込むのは難しそうだが、それについては龍太郎が政務官周りを調査して弱みを握ると提案。公平に拒まれて困っていた院長は、英世たちの策略にまんまと乗ってきた。協力には人事で報いると約束した。

メスを握れなくなった時点で帝都病院の頂点に勝つことを諦めた亘だが、その夢を翔に強要する。怒った杏子は、亘のピラミッドを壊してしまう。

夜、外のベンチにいる杏子。たまたま紗英も出てきた。家族がやっかいだと思う日もあるということで2人は共感する。紗英は、瑠璃が自分よりも九条先生を信用していると嘆く。杏子は、結局何もかも九条の思い通りになっている気がする、調べてみると告げた。

未久と英世の親子関係を紗英が知る

浅見家。朝、瑠璃が、英世にもらった大事な時計がない、真珠が盗ったと疑っている。私じゃない、と真珠。子どもたちが学校に行った後、紗英はふと未久が家の中をうろうろしていたことを思い出し、未久の部屋を調べる。引き出しの中にあった「スカイキャッスル」の絵本を開くと、そこには希美と英世の2ショット写真があった。希美の顔を知っていた紗英は、未久はもしかしたら英世の子どもかもしれないと思い立ち、ベッドに落ちていた未久の髪の毛を使ってDNA鑑定をする。

結果は99.9%親子！　ショックを受けた紗英の気持ちもつゆ知らず、英世は政務官と院長との会食へと向かう。紗英は出かけるという未久を思わず呼び止めるが何も言えなかった。

未久は出かける途中、青葉と瑠璃を見かける。青葉は瑠璃を気遣い、気分転換にとバスケに誘っている。うれしそうな瑠璃。未久は青葉に瑠璃は青葉が好きだと伝える。驚く青葉だが、瑠璃に対しての気持ちは否定。ほかに好きな人がいるかと未久はわざと聞いてみる。青葉は歯にかんでごまかした。

英世たちの東原政務官（矢柴俊博）との会食は、その目的が不正の揉み消しへの協力だと政務官に見抜かれて大失敗。かえって機嫌を損ねてしまう。

九条の狙いは何なのか

泉は再び冴島哲人に会いに行く。九条がどういう人物でどんな狙いで泉の小説を支持するのかを確かめたかったからだ。哲人の話では、応援したい小説家が冴島家のことを書こうとしているから事情を説明してやってほしい、泉の問題意識をほめていた。しかしそれは表面上のことで腹の中は違う。哲人が妻に先立たれた人たちのネットサイトで知り合ったある男性が、自分とまるで同じ境遇だったという。受験コーディネーターは九条、妻は5年前に自殺した。

単なる偶然とは思えない…。泉の話を聞いた杏子や美咲も不審がり、浅見家のことも心配だし、小説家として突き詰めるべきだと後押しする。

瑠璃はすっかり九条に心酔していた。

衝撃の真実を誰にも言えないまま苦しむ紗英。何かと言えば「九条先生、九条先生」と言って反発する瑠璃の態度に心を痛める。

泉は、紗英に九条からどんなことを言われているかを確かめる。スルーしようとする紗英だが、5年前にも九条に受験講師を頼んでいた受験生の母親が自殺した、哲人も「九条が来てから遥人の様子が変わった、親を拒むようになった」と言っていたと伝える。まさに図星だったが、紗英は泉には素直になれず、瑠璃はもともと勉強が好きだから押し付けられていた遥人とは違う、冴島家と同じにはならないと突っぱねる。