【しょうもない僕らの恋愛論】原作ネタバレと考察!完結漫画のラストはじんわり愛が心に沁みる!

しょうもない僕らの恋愛論

【しょうもない僕らの恋愛論】原作ネタバレと考察!完結漫画のラストはじんわり愛が心に沁みる!

ドラマ【しょうもない僕らの恋愛論】の原作は、大人気の恋愛漫画【しょうもない僕らの恋愛論】です。

『ビッグコミック』(小学館)(2019年2号から2021年7号)にて連載された原秀則による恋愛漫画です。2021年8月号に特別編が掲載され、原作は全6巻ですでに完結しています。

【しょうもない僕らの恋愛論】の原作ネタバレと考察を紹介します。

【しょうもない僕らの恋愛論】原作のキャラクター一覧

  • 筒見 拓郎(つつみたくろう・眞島秀和)エディトリアルデザイナー。40代前半の独身男性。
  • 谷村安奈(たにむらあんな)拓郎の大学時代のバンド仲間。拓郎の初恋の人。くるみの亡母。
  • 谷村くるみ(たにむらくるみ・中田青渚)安奈のひとり娘、女子高生。
  • 森田絵里(もりたえり・矢田亜希子)拓郎の高校の同級生。大手スーパーの課長。
  • 小椋悠(おぐらゆう・木全翔也)くるみの同級生。
  • マスター(嶋田久作)拓郎らの行きつけのバーのマスター。
  • 木ノ下二郎(きのしたじろう・杉本哲太)拓郎が務めるデザイン会社の社長。
  • 宇崎(うざき・黒田大輔)拓郎のバンド仲間
  • 河島薫(かわしまかおる・内田慈)絵里と同期。
  • 船村(ふなむら・本田力)美術部教師
  • 谷村桃子(たにむらももこ・手塚理美)くるみの祖母、杏奈の母
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【しょうもない僕らの恋愛論】の原作ネタバレ

原作のあらすじネタバレを紹介します。(ネタバレあり、ご注意を)

原作は、主人公の筒見拓郎の恋愛や仕事といった現在進行形の物語の中に、拓郎の学生時代が回想として描かれています。

拓郎と拓郎を囲む絵里やくるみたちの約9年間を描く長編ラブストーリー。

拓郎と安奈の関係

20年前、拓郎は大学1年。
ピアノの音にひかれて講堂に行くとそこでピアノを弾いていたのが安奈だった。
バンドを組んでいた拓郎は安奈をバンドに誘い、約2年間、ともに過ごす。拓郎も安奈も互いに好意を持っていたが、バンド内は恋愛禁止で告白できずにいた。
就活が忙しくなった大学3年の秋にバンドは解散することになる。
最後のライブの日、安奈から話があると言われ、拓郎は自分の気持ちを打ち明けようと思う。しかし、拓郎は待ち合わせ場所に行かなかった。拓郎も安奈も好きだと言えずに終わってしまった。以来、拓郎と安奈は会っていない。

原作ネタバレ1

【しょうもない僕らの恋愛論】1巻『第1話~第8話』

キャリア20年のベテランデザイナーの拓郎のもとに、初恋の人=谷村安奈からSNSで友達リクエストが届く。
しかし、安奈は亡くなっていた。「いったい誰が?」とSNSリクエストを不思議がる拓郎は、安奈の葬儀で娘のくるみと出会う。くるみは安奈に瓜二つで拓郎の心はざわめく。

SNSで友達申請をしてきたのはくるみだった。
くるみは母の好きな人が拓郎だと聞いていて興味があったのだ。遺品を整理したときに出てきたカセットテープを持って拓郎を訪ねてくる。そこにはバンド時代の音楽が録音されていた。この日を境に、くるみは拓郎に何かと連絡をするようになる。
拓郎はくるみに誘われふたりで会う。この時、くるみは、拓郎がどうして安奈の前から姿を消したのかをズバリ訊ねる。しかし、拓郎は「君には関係ない」と告げる。

一方、拓郎と高校の同級生の絵里は、今でも仲がよくふたりで飲みに行くこともしばしば。絵里は高校時代から拓郎に想いを寄せているが拓郎は気づいていない。ゆえに、アラフォーになった今も独身。スーパー「リオン」の課長でバリキャリ。

くるみは幼なじみで同級生の悠に何もかもを話している。拓郎のことも報告。拓郎にやたらとコンタクトをとるくるみを見て、悠はくるみが拓郎を好きなのかと思い始める。

拓郎はくるみとカラオケに行く。くるみの歌声が安奈のことを思い出させ、拓郎は思い切って安奈の前から姿を消した理由を明かす。

拓郎が安奈と会わなかった理由

ライブ最後の日。
待ち合わせの店に行く途中、父親が倒れたと連絡が入った。そのまま安奈には会わず病院に行く。その後、父親は助かったが麻痺が残った。
父は店を営んでいたがたたむことにする。借金がかなりあり、そのお金を兄と拓郎で返すことになり、拓郎は大学を中退した。
そんな自分の姿を恥ずかしく思う拓郎は安奈に会うことができなかったのだ。

その後、拓郎は地元で4年を過ごす。タウン誌のデザインを手伝ったのがキッカケで東京で仕事を始める。その時、安奈はすでに結婚していると聞き、会うことはなかった。

「後悔している」という拓郎にくるみは「(母の)代わりに許します」と言う。
こうして、拓郎の胸のつかえはとれたのだった。

原作ネタバレ2

【しょうもない僕らの恋愛論】2巻『第9話~第17話』

くるみと悠は映画を観た帰り電車が止まってしまい途方に暮れる。ちょうど、拓郎の家が近い。くるみは拓郎に連絡する。拓郎は悠とくるみを行きつけの店『ちゃらんぽらん』に連れて行く。絵里を呼び出し車で二人を送る。

絵里はくるみが安奈とそっくりで驚く。このことがキッカケで絵里は拓郎に告白するが拓郎は冗談だと流してしまう。

くるみは高校2年になる。進路について考えるが、大学に行くにはお金が必要だ。喫茶店をきりもりしいている祖母に言い出せない。その時、ちょうど父の研二が訪ねてきた。父は輸入雑貨の会社を経営していてお金はある。研二はくるみと一緒に暮らそうと言い出す。

くるみは父と暮らせば大学に行けると思うが祖母のことを考えるとそれもできず、拓郎に相談をする。
拓郎はこの時、安奈が離婚したと知りショックを受ける。幸せに暮らしていたと思っていたからだ。拓郎が父の研二のことを知りたがるのを見て、くるみはこの時、自分が拓郎を好きだと気づく。

一方、絵里は覚悟を決め拓郎にもう一度告白。『NO』ならもう会わないと告げると拓郎は絵里の気持ちを受け入れる。その夜、二人は大人の関係に。

くるみは拓郎の家に行こうとした時、絵里と拓郎が腕を組む姿を見てショックを受ける。

原作ネタバレ3

【しょうもない僕らの恋愛論】3巻『第18話~第26話』

くるみが失恋したと知った悠はくるみを励ましキスをする。
「好きだ」と告白するが、くるみに突き飛ばされる。
後日、悠は、気持ちを伝えてスッキリした、俺ことも考えてみて、と。わだかまりが解け、ふたりは再び仲良く過ごす。

拓郎からの連絡を無視していたくるみだが思い切って会うことにする。
絵里と付き合っていると聞き、泣いてしまう。
その姿を見て拓郎はくるみのことが気になるが、絵里のことを抱く。
そして、拓郎のほうから絵里に一緒に暮らそうと言う。こうして拓郎は絵里と同棲することになる。拓郎は絵里と暮らして楽しいと思う。

くるみは高校三年生になる。進路のことを考えなくてはいけない。
拓郎とは会っていないが、実は、まだ拓郎を想っている。
そんな中、偶然、拓郎とくるみは出会う。後日、拓郎は安奈の写真をくるみに渡そうとくるみを呼び出す。しかし、くるみは気持ちをっているくせにと拓郎を責め、もう会わないと告げる。

拓郎はくるみに安奈を重ね、叶わなかった続きをやろうとしていたのだと気づく。

原作ネタバレ4

【しょうもない僕らの恋愛論】4巻『第27話~35話』

くるみと悠は卒業アルバム委員になる。レイアウトなどどうしたらいいかと悩むふたり。悠は拓郎に相談しようと言い出す。もう気にしてないと強がるくるみ。
もう拓郎とは会わないと決めたくるみだが、結局、拓郎に相談することに。

くるみと拓郎はわだかまりが解ける。くるみの楽しそうな顔をみて悠は「くるみが拓郎をまだ好きなのか」と思う。
くるみは卒業アルバム作りが楽しくて夢中になる。そんなくるみの姿を見て、デザインが好きで仕事に夢中になっていことを思い出す。

拓郎は初心に戻り、自分のデザインが後輩に負けたり、デザインの仕事が減り新人育成ばかりの現状から脱出しようと奮い立つ。
社長の二郎に「一緒に会社を守ってくれ」と頭をさげられるが、それはデザインの仕事から遠のくことだった。拓郎は会社を辞め独立する。

くるみは卒業アルバムを作成する中、デザインの仕事に就きたいと思い始める。そのために美大に行こうと考えるがお金の心配がある。お金を出してもらうために研二と暮らすのは納得できない。なぜなら、研二はあまりにも自由過ぎるから。そこで、拓郎に相談。ちゃらんぽらんのマスターは、研二のことを「娘を愛している良い父」だと言い、なんとなく、くるみも研二を許せるように。

この頃になると、拓郎は安奈の姿を通り越してくるみにときめくように……。

拓郎のアドバイスで祖母に進学のことを打ち明けるくるみ。すると、祖母は安奈が貯金をしていたと通帳を見せてくれた。これでお金の心配はない。こうしてくるみは美大を目指す。そして、美術教師の船村の指導を受けるようになる。

くるみは拓郎にデッサンを見て欲しいという。拓郎も快くOKするが、その日は、絵里とソファを見に行く約束をしていた。絵里に仕事だと嘘を言い、くるみと会うことにする。

原作ネタバレ5

【しょうもない僕らの恋愛論】5巻『第36話~第44話』

絵里が拓郎を好きになった瞬間

高校時代。拓郎は水泳部だった。
絵里は弟の慎吾と川に行く。慎吾が溺れてしまったのを拓郎が助けてくれた。
その日から25年。絵里は拓郎の笑顔にやられっぱなし。

拓郎はくるみと会う。二人の姿を絵里の同僚の河原薫が見かける。
そのことを薫から聞いた絵里は、拓郎が嘘をついたことを知る。
しかし、絵里はこのことを問いただせずにいた。

そこで、薫が言ってやると息巻く。絵里と薫は「ちゃらんぽらん」で飲む。そこに、くるみが悠とやってきた。くるみは拓郎と会ったときに「ちゃらんぽらん」にポーチを忘れていたのだ。
薫はくるみになんで拓郎と会ったのかガンガンに責める。くるみはデッサンを見てもらっていたと説明し「もう(拓郎とは)会わない」とハッキリと言い店を出ていく。

しかし、くるみは思い直す。後日、絵里と会う。
ちゃらんぽらんで話をするふたりは打ち解ける。そして、くるみは拓郎を好きだと絵里に告げる。絵里もそれを笑いながら受け入れることができた。
くるみは心がスッキリしてデッサンもうまく描けるようになる。
そして、くるみはこれが最後だと決めて拓郎に会う。
拓郎にデッサンが描いてあるスケッチブックを見せる。凄く上達しているほめる拓郎は、最後のページになって手が止まる。そこに「さよなら筒見さん」と書いてあった。
くるみは拓郎に「私のことを好きでしたか?」と訊ねる。拓郎は答えなかった。
これでいいとくるみは自分で納得する。

拓郎はちゃらんぽらんのマスターから、くるみと絵里が会っていたと知らされる。絵里から何も聞いていなかったことが引っかかる。

その夜、絵里は部下の堀江から「好きだ」と告白される。

絵里が帰宅すると拓郎はどうしてくるみと会ったことを隠していたのかと問う。絵里はそもそも拓郎がくるみと会うことを隠していたのだと怒り爆発。私の事をどう思ってるの!と言い放ち家を出てしまう。

家出して薫のところにいる絵里を拓郎が迎えにくる。薫が呼んだのだ。
ふたりで話し合う。絵里は結婚の意思があるか問う。すると、拓郎はもう少し時間が欲しいと答える。
絵里は今がダメならこの先も結婚はないと思う、そういって、終わりにしよう、と告げる。

原作ネタバレ6

【しょうもない僕らの恋愛論】6巻

拓郎が絵里と別れて3年後。

くるみは大学3年なった。美大には落ちて普通の大学に通っている。
カメラマンとピアニストといい感じにはなったが進展せず、現在、恋人はいない。

拓郎は家で仕事を続けている。
ちゃらんぽらんで飲んだあと、転んで手と足を骨折してしまう。歩くこともままならず、さらには、手が使えないことには仕事ができない。ギブスがとれるまで1か月ほどかかる。

マスターは見かねて絵里に電話をするも、絵里は拓郎の世話はできないと断る。

くるみは、出版社でバイトをしている。仕事もよくできる。その時、出版社の人の噂話を耳にする。それは、デザイナーが怪我をして仕事が貰えないで困ったという話。そのデザイナーが拓郎だ。
住所を聞き出し拓郎のマンションに。

マンションの前で入るのを迷うくるみの前に拓郎が。拓郎は不自由な体で買い物に行き、くるみの前で転んでしまった。くるみに助けられて部屋に入る。
くるみに身の回りのことをしてもらう拓郎は、絵里とは別れたと告げる。
翌日にくるみは拓郎の部屋に行き、食事を作る。美大に落ちたけど夢を諦められず、デザイナーに近い仕事がしたくて出版社でバイトをしていると話す。それを聞いた拓郎は、自分にとって仕事がいかに大事かを思い知る。
怪我をした手でも仕事をすることに。しかし、なかなかうまくもいかず、くるみに手伝ってもらう。くるみは喜んで仕事をする。こうして1か月が過ぎる。

その頃、絵里は堀田から再び告白され付き合うように。

くるみが拓郎の仕事を手伝う最後の日。
くるみはもう一度、拓郎に告白をする。私のことを好きですか?と問うくるみ。
拓郎はそれに答えず、ちゃらんぽらんにくるみを連れて行く。
ふたりでおいしい食事をし、拓郎は告げる。

くるみの後ろに安奈をみていた、と…。
それが拓郎からの返事。

安奈の娘じゃなかったら?というくるみに、それでも「君のことは考えられない」と拓郎。

くるみは「これで本当のサヨナラ」と言って店を出る。

くるみが出て行ったあと、マスターは嘘をついたなと言う。
拓郎はくるみを好きだった、そして、ちゃんとふってあげたのだった。

【しょうもない僕らの恋愛論】原作の結末

拓郎の恋

数年後。
拓郎は会社「ORUKAT(オルカット)」を設立し仕事は順調。
渋谷駅で偶然、絵里と出会う。絵里は、今は幸せだと笑う。

拓郎は、取引先の会社に出向く。
引き継ぎで新しい担当が就く。それがくるみだった。
くるみはやる気満々。ふたりで仕事を進めていく。

その夜。
拓郎は、ちゃらんぽらんに。
くるみと絵里に再会した拓郎は、女はつよいな、としみじみ。
拓郎は、過ぎ去ったしょうもないものを引きずって、ときどき、思い出し生きていくと思うのだった。

くるみの恋

悠は弁護士になった。
くるみに婚約指輪を渡し付き合ってくれと言う。
まだふたりは付き合っていないけど、結婚を前提に付き合おうということだ。
悠はずっとくるみを好きだった。時間をかけて考えてくれという悠。

それから少しして、くるみは悠につきあっていいよ」と言ってキスをした。

<終わり>

【しょうもない僕らの恋愛論】原作の考察

結末のマスターの台詞から、拓郎はくるみを好きだというのがわかります。くるみは拓郎からふられたと思い込んでいて、拓郎が自分を好きだったとは思わないでしょう。その方がくるみにとって幸せだという拓郎の恋愛論なのかなと思います。
もし、くるみが杏奈の娘じゃなかったら、拓郎はくるみを好きにならなかったとも思え、くるみをふったのは、くるみへの優しさかもしれないし、歳の差恋愛に踏み込めなかったのかとも思える。
それほどくるみを好きじゃなかったのかとも言ってしまえばそれまでだけど、そう簡単に愛し愛される関係にはなれないのが40代男(というか拓郎)なのでしょう。
絵里が長い片思いをしてきたのは、つまるところ、拓郎の曖昧さでもあり魅力でもある。やっと吹っ切れた絵里は、もう次に進んでいる。くるみも悠と付き合うと決めたからには吹っ切れたのでしょう。
拓郎はこれからも思い出を振り返るという。そんな恋愛が拓郎をまた魅力的にしていくのかもしれない。

拓郎がくるみとくっついたら、ありがちな漫画の結末。拓郎がどちらの女性も選ばなかったから、じんわりと拓郎の想いが沁みるとても素敵な物語になっていると思います。

【しょうもない僕らの恋愛論】原作のまとめ

【しょうもない僕らの恋愛論】の原作を紹介しました。激しい恋愛じゃなく、拓郎、くるみ、絵里らの心の微妙な揺れが描かれている物語です。学生時代を懐かしむ場面もあり、そこがまた物語を膨らませています。
キュンキュンじゃないじんわりと想いが伝わってくる素敵なラブストーリー。まだ読んでいない方は、是非、読んでみましょう。
原作とともにドラマもお楽しみください。

【しょうもない僕らの恋愛論】は日本テレビで木曜に放送!
原作との違いなどをチェックしつつ、楽しいひと時をお過ごしください。

記事内画像:【しょうもない僕らの恋愛論】公式サイト

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